今日は、蓮田市の新文化会館ハストピアで行われた、「在宅医療・在宅介護」という選択 のテーマの在宅医療推進フォーラムへ。第一部は、諏訪中央病院名誉委員長の鎌田實氏の基調講演。30年前から地域包括の考えを実践され、他職種の連携や地域の人々の手を借りてあたたかい医療を展開しているとの話。命が無くなると覚悟してからも、人にして貰うことばかりではなく、してあげることで嬉しくなると。また、最期をどうしたいのか自己決定がこれからは、大切であると。同感です!万が一、家族に面倒をかけることになっても、きちんと最期をどうしたいのか、在宅か施設か・・・終末医療はどうしたいのか。鎌田先生の話は、今まで在宅医療の話を聞いてきた先生たちと、全く同じでした。私は、自分の親の経験を見てきて、口から食べられなくなったら終わっていいなぁと思っています。このことを家族に理解してもらうため、次の機会があれば、一緒にこのような話を聞いてもらいたいと、切に思いました。
第二部は、地域の在宅医療・介護を支える人たちのパネルディスカッション。蓮田市のことでしたので、わが市のげ現状がとても気になりました。
そして、本日白岡市長選挙の投票日。見事、小島卓候補が勝利を手にしました。新たな4年間が始まります!
今日は、上尾市が内閣府の子供・若者支援地域ネットワーク強化推進事業の一環としての公開講座「子供の貧困と居場所づくりについて」へ。
2講座:NPO法人さいたまユースサポートネットの青砥恭氏(明治大学教授でもあり、さいたま市で生活保護の子どもたちに学習支援などを行っています。)による「子ども・若者の貧困と地域社会」、NPO法人フリースペースたまりばの西野博之氏(川崎市で不登校・ひきこもり・いじめなどの子ども若者の居場所づくりで尽力。文科大臣、海外からも視察に来ると。)による「困難を抱えた子ども・若者たちの居場所づくり」。
川崎市や東松山市の悲しい事件を、分析しつつ、被害者も加害者も福祉的な支援が必要だったことと、居場所があったならば違っていたのではと。貧困・不登校・ひきこもり・いじめなどの問題に、居場所をつくり、学習支援だけでなく安心して遊んだり食べたり作ったり出来ることで、ふと子どもの本音が聞こえて、それを大人がキャッチすることで変えていこうと。
早期発見、居場所づくり、従来の相談場所には子どもは行かないといった、現場の状況を具体的に教えていただきました。長時間でしたが、まだ足りないくらいの情報。ちなみに青砥氏は、今夜は国の奨学金についての検討の場に入っていますとも。
嬉しいことに市の職員さんがひとり、参加してくれていました。頭はいっぱいですが、我が市で、どうしたら・・・、考えていきたいと思いました。