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5月24日、随時会議において議長選挙が行われました。
公明党議員は、柏崎市議会初の議長就任かと思っておりましたが、新潟県初の快挙でした。
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議長選挙に際しての私の所信表明は以下の通りです。

議長選挙の前に、私の所信の一端を申し上げ、皆様方の御判断、そして、御支持を頂戴したいと存じます。
地方自治法第89条は、「普通地方公共団体に議会を置く」と規定しています。言うまでもなく、議会は普通地方公共団体の意思決定機関であって、普通地方公共団体の意思は、住民にかわって、議会によって決定されることになります。
まさに、議会の存在は、市民生活に直接かかわる崇高な使命と責務があります。私は、その使命と責務を果たし市民の信託に応える議会運営を目指していく所存であります。その具体的な取り組みについて何点か述べさせていただきます。

まず1点目は、まちづくりと議会の関りであります。

少子・高齢人口減少、縮減する社会が進む中、全国の地方自治体で地方創生に懸命であります。当市においても人口減少問題、地域経済の活性化、地域エネルギー会社設立の取り組み、原子力発電所の問題、市役所跡地の利活用等の課題問題を議論する必要があると考えております。そして、地域エネルギー会社や原発再稼働・廃炉問題、市役所跡地利用は、議会として特別委員会の設置も必要ではないかと考えております。
また先の議会で設置した、政策検討会議においては、「柏崎市食品ロス削減への取り組み」と題した政策提言を行いましたが、今任期中も政策提言を進めるとともに、決算特別委員会で開始をした施策評価や議会報告会と連動させての政策提言は、2期以上の議員共通の認識であろうと思っています。 

そしてまた、原発サミットにつきましては、原発立地市町村議会議長会を立ち上げた20数年前とは、大きく環境が変化し、老朽原発の廃炉が相次いで決定しています。原点に立ち返り、立地市町村議会議長会の目的達成に向けて活動すべきであると考えております。また、サミットの在り方も検討が必要ではないでしょうか。

2点目は、さらなる議会改革の推進であります。

議会基本条例の前文には、「柏崎市議会は、市民の信託を受けて活動し、二元代表制の下、柏崎市の意思決定機関として、市政の発展、市民自治及び市民福祉の向上を目指していく使命が課せられている。あわせて、議会は、市民の代表機関として、情報公開と説明責任の遂行、透明性と公平・公正の確保、政策活動等への多様な市民参画の促進、政治倫理の向上を図る責務がある。」このように明記してあります。議会が合議体としてその使命と責任を果たしていくためにもさらなる議会改革が必要と考えます。  

市長部局が研究を進めている「デジタル予算書」の導入に合わせて、議会のICT化、ペーパーレス化についての議論、そして予算決算常任委員会の設置の議論も必要であります。

また先の議会改革で議論をしました、議会図書室の在り方、新庁舎の完成に合わせて改めて議論が必要と考えます。そしてまた、この図書室に議会が、これまで議論をしてきた原子力発電所の資料コーナーを設置したいと考えております。併せて原子力立地市町村議長会の資料も同じ様に図書室で整理、保管をしていく必要があると考えます。
議会の構成も1期2期の議員さんが半数であります。ともに勉強する機会を持ちながら、時代に即した議会の在り方を皆さんと研究していかなければならないと考えております。
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3点目は、議会の信頼回復と市民の信託に応える議会の構築であります。

柏崎市議会は、平成10年の「議会の地位と権限に関する調査特別委員会」をスタートに、これまで議会改革に取組んできました。平成23年の議会改革では、議会改革の理念を「市民の信託に応える 合議体たる議会づくりに向けて」と定めて議会改革を進めてきました。しかしながら、前任期の後半におきまして、議員倫理に関して議会の信頼を揺るがす事態が相次ぎ起きました。
私は、今、市民との信頼の回復が、議会としての最重要課題と考えております。 

議員倫理条例の前文には、「柏崎市議会が目指している市民参加と開かれた議会は、議員に対する市民のゆるぎない信頼があって初めて実現できるものである。」また「議員は公職者として高い倫理観と深い見識に基づき、誇りと自信をもって市政を担いつつ、説明責任を果たしていくことが必要である。」と明記してあります。

そのためにも、議会の地位と権限、議員の責務、議員の身分について、改めて再確認する必要があろうかと考えます。市長が施政方針で触れられた、議会費の在り方、そして議員定数、議員報酬についての議論も当然必要であります。

最後に、議長の職責遂行に当たりまして述べさせて頂きます。

ご存知のように、民主主義の原則は多数決でありますが、議員間議論を活用し、少数意見を大事に集約できれば、より良い結論を導き出せるのではないかと考えます。

各会派、議員の御意見に真摯に耳を傾けるとともに、常に公正・公平・中立な立場で、議会制民主主義の本旨にのっとり、職責遂行に努める決意であります。
「ノブレス・オブリージュ」の精神を忘れることなく、市民に信頼される議会、市民の信託にこたえられる議会、そして誇りある議会を議員各位とともに構築していきたいと決意しております。 

議員各位の御理解とご支援をお願い申し上げ、私の所信表明とさせていただきます。  ご清聴ありがとうございました。


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