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去る24日、柏崎市議会産業建設常任委員会で、生駒市シティプロモション及び提案型商工活性化事業補助金について視察しました。

生駒市は奈良県ですが、大阪市のベットタウンとして発展をしてきたが、これまでの団地開発の影響で、今後急速な高齢化が進む(全国平均1,3倍 生駒市1,6倍)との試算があり、これまでも大阪方面に情報発信をしてきたがうまくいかなかった。
今回、30代の女性をターゲットにシティーセールスをするあたり、新たに「いこまの魅力創造課」を設置して戦略的にアプローチを開始した。公募市民との手作りプロモーションビデオの作成しPR放映など、担当者の意気込みと熱意を感じる取組の展開を感じた。 

*生駒市提案型商工活性化事業補助金
制定理由 商工観光補助金+商工業及び観光振興事業補助金 をまとめて新たな補助金とした。助成金は、事業費の1/2 限度額 50万円で期間は平成29〜32年3月末まで 

*商工業観光ビジョンについて
生駒市は、第5次生駒市総合計画(後期基本計画)(平成26年度~平成30年度)のまちづくりの目標の一つに位置付けられた「5 地域の資源と知恵を活かし、にぎわいと活力のあるまち」の実現に向けて、商工業及び観光の観点から、生駒市全体の産業振興の方向性を示す「生駒市商工観光ビジョン」を策定。

現在は商工業等の課題の整理・ 施策の方向性を示すことに重点をおいている。
奈良県・国が行なっている様々な支援事業が伝わっていないことが判明した。市としては、企業訪問を行い国・県・市の振興施策の情報発信を行っている。 
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*生駒市のシティプロモション ~人口ではなく、ファンの獲得を目指す~

生駒市は、これまで大阪のベットタウとして発展してきたがシティセールスとして大阪方面異情報が伝わらない課題、そしてこれまでの団地開発宅地造成による今後10年間で高齢者の増加( 全国平均1、3倍 生駒市1、6倍)が急速に進むことを受けてシティプロモーションに取り組むこととした。

30代の子育て世代をターゲットにリフレット「育マチ、 いこま」の作成や市のPRサイトに子育て世代向けにHPを開設などに取り組んできた。

また、シネドア放映(映画館でのコマーシャル放映)にも取り組んでいる。

 

生駒市の概要

・主婦が幸せに暮らせる街ランキング 関西方面第2位 

・市民の安定志向率         85,1%

・安心・安全なまち         奈良県内12市中第1位

・8年連続全国トップレベルの学力  

 

*マーケティング分析

これまでの行政政策と交通アクセスがPR素材では今後の展開は難しい。

・行政施策では差別化は難しいと

・大阪市から転入者が全体の20%で、行政サービスを調べた人は28、8%、生活情報を調べた人は 43、3%との結果。

 

*プロモーションのキーワード ファンづくり

戦略的なアプローチ

・町のファンづくり いこまSUN FESTA

・いこまち宣伝部 ファンからアンバサダー…生駒市への訪問者が一万人を超えた

・市のFaceBook「まんてんいこま」は、市と市民が共同で運営している

・キッズいこまち探検隊

*市民活動を動画で応援

各課のプロモーション支援が始まってきた

プロモーションで大切にするのは「共感」

魅力創造担い手作り…この街で暮らす意義や街づくりの楽しみを伝え、住み続ける価値のあるまちづくりを目指す。

 

生駒市のシティプロモーションは、正に市民との協働で、まちの魅力を発信し、生駒ファンをつくり、生駒に住む魅力を提供していく、「住み続ける価値のあるまち」を目指す。

柏崎も生駒に負けないくらいの自然と歴史・文化がある。行政政策で差別化が難しいのならば、生駒市のように職員の熱い思いやそれに応える市民との協働でまちづくりを進めていくことが最善な道と考えます。


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