柏崎刈羽原子力発電所の安全対策視察
「サプレッションプール代替循環冷却系ライン」設置計画

7月23日午後1時30分より公明党新潟県本部で、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の安電対策を視察しました。
安全対策の説明を受けた後、福島の事故を受けての津波対策等の構内現地視察を行いました。
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東京電力の説明の中で、「サプレッションプール代替循環冷却系ライン」の説明がありました。
サプレッションプールは、「圧力抑制室」とも呼ばれ、蒸気圧などによる原子炉の圧力上昇を抑えるための水冷装置をいいます。これは、原子炉格納容器の下部にあり、原子炉格納容器内の圧力が蒸気などで上昇した場合に、その蒸気をサプレッションプール内に導いて冷却することで原子炉格納容器内の圧力を低下させるものです。また、原子炉冷却材の喪失事故時の非常用炉心冷却系の水源として、水を貯蔵する役割もあります。

つまり、事故の際にサプレッションプールの水を循環させて除熱をする新たな「代替循環冷却系」ラインを設置することで、原子炉格納容器内の圧力を制御することができます。
原子炉格納容器内の圧力を制御することで、格納容器ベントを回避できる。
格納容器ベントを回避できれば、放射性物質を周辺に放出することなく、非常時の事象の収束が可能になります。
以上のような説明がありました。

また、このシステムは、電源などを必要とせずに、格納容器内の圧力を利用することによって行えるとのことです。
このラインの設置が完成すれば、最悪の事態でもベントに至る時間が長くなる。
つまり最悪の事態となり、非難をすることになっても、避難する際の時間が長くなるわけですから、より安全に避難ができることになります。

また今回、最悪ベントを行うにしてもこれまでのベント装置では、ヨウ素や希ガスの放出を軽減することができなかったので、新たにヨウ素フィルターベントを設置するとの事でありました。
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今回の視察では、「サプレッションプール代替循環冷却系ライン」の設置計画など新たな取り組みも説明を受けました。
また校内入場の際には、テロ対策で爆発物探知の新たな検査も導入されていました。
原子力規制委員会の審査のみならず、これからも東京電力自ら質の高い安全対策を行って頂きたいと思います。

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