1月17日、刈羽村ラピカに於いて刈羽村商工会議所主催・刈羽村共催で、「放射線の正しい理解とがん治療」と題して中川恵一先生(東大学医学部附属病院放射線科准教授)の講演会が開催されました。
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中川先生の講演のキーワードは、「日本人の2人に1人はガンになる」「がんの原因遺伝よりも生活習慣」「がんに対する知識がない」「子供の時からがん教育を」「福島の甲状腺がん」「生活習慣でがんの予防」が主なものでした。
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中川先生の講演概要は以下の通りです。(講演に関係のある中川先生の記事を挿入しました)
2人に1人ががんになる日本だが、がんに対する知識はほとんどない。がんは遺伝病ではなく、がんの原因の大半は生活習慣にある。特に、タバコは最大の原因で喫煙者だけでなく周りの人にも害を与える。タバコはやめたほうがよいと強調されていました。
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欧米では、学校の保健の授業でがん患者を招いたりがんの教育を行い、がん検診につなげるなど成果を上げている。日本も子供のころからがんに対する正しい知識を身に着ける教育が必要だとした。
「子供のうちからがん教育を」
http://www.u-tokyo-rad.jp/staff/data/nakagawa_serial_nk140928.pdf

また、福島で子供の甲状腺がんが多く報告されている点について、韓国での事例を引きながら検診が多くなればがんの報告は多くなる。
「過剰診療 韓国で問題に」
http://www.u-tokyo-rad.jp/staff/data/nakagawa_serial_nk141207.pdf

福島で報告されている甲状腺がんは、福島原発事故以前のもので「自然発症型」と推定され被爆によるものではないとの報告だが、子供さんや家族に与えるおい今日は大きいとしたうえで、甲状腺がんは、若い女性に多く、高齢者のほとんどが甲状腺がんを患っているが他のがんのように生命や健康に害を及ぼすことがないので、手術の治療は慎重にすべきと述べた。
『甲状腺がん』対処慎重に」
http://www.u-tokyo-rad.jp/staff/data/nakagawa_serial_nk141214.pdf

中川先生は、生活習慣の改善によるがん予防の大切さと検診による早期発見早期治療ががんになっても延命率を上げることになるとしました。
「生活習慣 格差を克服」
http://www.u-tokyo-rad.jp/staff/data/nakagawa_serial_nk141228.pdf
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また、がん治療には手術・放射線治療・抗がん剤治療の3つがあるが、手術と放射線治療の成功率は変わらないこと、そして、放射線治療も重粒子や陽子線などの放射線治療を除けば保険が適用になり通院しながら治療を受けることができる。がん治療の選択肢を広げるようにと話された。

中川恵一先生ホームページより
日本経済新聞連載「がん社会を診る」
http://www.u-tokyo-rad.jp/staff/nakagawa_serial.html

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