15日、地方議員研究会、午後の研修テーマは一般質問です。
「予算の仕組み 質問の勘所〜役所を動かす質問の仕方〜」
講師:川本 達志 氏
*政策のマネジメントサイクル
市長→住民→議会→市長
・プリンシパイル エージィント理論
住民は市役所にいろんな事を信託している、しかし何時かし役所が主体に行動し始める
PDCAのサイクルに乗ると政策は実現しやすい
*一般質問とは
・政策、施策の在り方の問題点を問いただす、必要な施策の提案
・議会活動で最も重要活動
・ネット中継、より下調べが必要となって来ている
* 一般質問と議員活動
・議員活動ー陳情・質問・報告会・市民相談
・批判ー議員は少ない方がいい、報酬は少なくて良い、政務活動費は不要
*議会の活動領域(コトラー教授の分析)
議会は全体として機関としての意思を待つ。
*一般質問の3つのタイプ
・自己主張型・・・ニュートラル 反対派・・・立場意見表明を目的に
・課題、責任追及型・・・反対派・・・課題の責任追及を目的に
・政策提案型・・・支援派 ニュートラル・・・課題の解決、予算化を目的に
*政策提案型の質問
・現状認識・・・数字をつける 金額・人数・割合・・・客観性、他の自治体との比較・・・公の数字ー国
・自分で確認する・・・調べて分かる数字の質問は無駄
① 現状認識 議員が知る課題はおおむね執行部も知っている
担当がより知っている場合は逆情報収集
担当が不知の場合主導権を取れる・・・情報源の正確性
②執行部のある思い・・・質問者の現状認識に誤解、答弁意見削がれる
・課題認識共通・・・テーマは続ける
・先進自治体の事例・・・首長は他団体の真似はしたくない、急激な変化は好まない、反対派の提案は共感してもやらない、目新しさだけではだめ
・先進自治体が先進自治体である理由・・・議会も先進
・まちづくりの理念・・・まちづくりの理念に合致する、共感を覚える
*役所のマネジメントサイクルに乗せるために
現状認識→課題認識→仮説→検証→提案→期待される効果、成果
(共感) → (理解) → ( 行動)
認識→理解→行動 マーケティング理論である
*課題・責任追及型の質問
・現状認識の正確さは不可欠
*一般質問と議会の意思
一般質問は議員個人の考えに基づく
議会の意思は議長の下で統合された機関の意思
一般質問と議会の意思は関係ないのか
*政策形成機能を議会として内在化した会津若松市議会
現状認識→課題認識→仮説→検証→提案
まとめ
*議会が機関としての政策的意思を持つ
・議員提案、委員会提案ができる
・予算修正もできる
・調査もできる
・専門家の意見聴取もできる
以上は議会が議会として責任を持って出来る事である
議会の役割と使命・・・議会基本条例に基ずいた活動により議会が政策リードできる
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真貝維義 議会一般質問(動画)一覧です
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