9月5日より開催された市議会9月定例会議が25日閉会しました。

1億4268万1千円の2014年度一般会計補正予算案や、公営企業4会計の13年度決算など、当局から提案された議案すべてが承認され、一般会計予算の総額は今回の補正を加えると488億246万4千円となった。
議決した議案はコチラからご覧いただけます。
http://www.city.kashiwazaki.niigata.jp/html/gikai/homepage2/gian/gian26.html#2609

 

議員発案第8号 「議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例(案)」
議員定数削減案は、残念ながら否決となりました。

平成22年に特別委員会で議論をし、議員定数24に賛成した2議員が反対に回る。
4年前は、定数削減を容認していた議員がなぜ反対派になるのでしょうか。
まして、柏崎市議会は昨年6月議会から実質25名で議会を運営している。

私は、22年当時のこと、そして人口減少の中他市との比較、議会改革を行い議会として広報広聴機能を強化して民意を聴収することを決めたことなどをあげて、賛成討論を行いました。
採決の結果は以下のとおりです。

議員定数削減 賛成議員 
山 本 博 文・与 口 善 之・ 星 野 正 仁・荒 城 彦 一・三井田 孝 欧・丸 山 敏 彦・相 澤 宗 一・佐 藤 和 典・若 井 恵 子・真 貝 維 義

議員定数削減 反対議員
斎木裕司・片山賢一・笠原晴彦・若井洋一・春川敏浩・宮崎孝司・持田繁義・加藤武男・村田幸多朗・高橋新一・矢部忠夫・池田千賀子・飯塚寿之・佐藤敏彦

私の定数削減賛成討論は以下のとおりです。

議員定数を定める条例の一部改正(2名削減)についての討論私は議員定数削減について賛成の立場から討論いたします。

いわゆる地方自治は住民が自ら地域の政治・行政を担う「住民自治」を実現することにあると考えますが、ご存知の通り現行制度では首長と議員とを、それぞれ住民の代表として個別に選出する二元代表制になっています。

 ただし、「一人」だけが選ばれる首長は、自治体の長として大きな行政権限を持っているわけでありますが、山梨学院大学教授の江藤俊昭氏が言われるとおり、「首長選挙で公約、ローカル・マニフェストを掲げていたとはいえ、当選した首長の活動を鵜呑みにすることは、住民自治とは無縁」であります。現に先般の鹿児島県阿久根市の竹原前市長のような”首長の暴走”は今後も起こりかねません。

 これに対し、「複数人」選ばれる議員は、首長をはじめ行政を監視し、住民の中にある多様な意見を、行政に反映する重要な役割を担っており、多様な民意をくみ取り、利害調整・意見統合する合議体は議会だけであります。

議会こそ住民自治の体現に不可欠な機関だと考えています。「地方分権」「地域主権」という大きな時流の中で、自治体行政権限は拡大化し、それに伴い首長権限が肥大化しているだけに、議会のチェックアンドバランスの機能強化こそ住民自治実現に向けて要請されている一つの課題だと考えます。

 そして全国の議会が議会改革の一環として議会基本条例を定めている中、当議会でも、本年6月定例会議で議会基本条例を全会一致で定めました。

この条例には、議員・議会の役割、使命を明らかにし、市民参加の下、議会活動を進める事を定め、「第 20条 において議 会 は 、 情 報 通 信 技 術 等 の 手 段 を 利 用 し 、 多 く の 市 民 が 議会 に 関 心 を 高 め る よ う 広 報 活 動 の 充 実 に 努 め る も の と す る 。

2 議 会 が 条 例 を 提 案 す る に 当 た っ て は 、 パ ブ リ ッ ク コ メ ン ト の 実 施そ の 他 の 手 法 に よ り 、 市 民 の 意 見 を 反 映 さ せ る よ う 努 め る も の と する 。 

また、第 21条において議 会 は 、市 民 へ の 報 告 等 を 行 う 場( 以 下 こ の 条 に お い て「 報告 会 等 」 と い う 。) を 設 け 、 議 会 活 動 及 び 市 政 の 諸 課 題 に つ い て 、 情報 提 供 及 び 情 報 共 有 に 努 め る も の と す る 。

2 議 会 は 、 市 民 と の 意 見 交 換 の 場 を 設 け 、 必 要 に 応 じ て 市 民 の 意 見を 政 策 活 動 等 に 反 映 さ せ る よ う 努 め る も の と す る 。」と、議会として広報・広聴、市民意見の聴収に努めることを明確にしています。

これまで議員が個人的に行っていたことを議会として行うことにし、市民参加を進め新たな議会の活動による民意の反映を目指すことになります。
またSMSの活用などで、情報の発信も大きく変わると確信しています。

現在の定数については、平成21年9月18日~平成23年4月30日まで設置された、議会改革特別委員会で議論がなされましたが、特別委員会では、定数は現状維持と定数削減との意見に割れ一致を見ずに、22年雄6月定例議会で定数24の議員発案及びその修正案で定数26が提案され、26が可決されました。

先の特別委員会では、定数30でした15名の議員が定数24の提案賛同者となり提案しました。11名の議員が提出者となり26の修正案を提出されました。本来であれば定数24が可決するところ、定数24の賛同者で当日遅参届出で欠席した議員、途中で退席した議意が出るなどの様々な駆け引きの結果定数26になりました。

定数24に提案賛同した現職の議員は、 今回の提案者の三井田議員、丸山議員、荒城議員、星野議員、霜田議員、池田議員、飯塚議員、若井恵子議員、そして私真貝の9名です。
誤解があるといけませんのでもう一言付け加えれば、斉木議員は議長で採決に参加していません。

 

この平成22年6月末の人口91,426人で、議員1人あたり市民人口は3516人です。

本年26年8月31日現在人口87,754人です、3516人で割れば、24.9人であります。

また、全国市議会議長会が平成24年に行った調査によりますと横浜市の人口370万人を含む全国の811市のうち合併特例法を採用していない804市の平均議員数は25.1人です。

人口5万人から10万人の自治体の議員の平均数は22.7であります。

当市と同じく原発立地の薩摩川内市は9月1日現在人口98344人で定数26人です。議員一人当たり人口、3782人です。これで柏崎市の8月の人口と比較すれば、議員数は23.2人となります。

新発田市は人口101,198人で27の定数です。議員一人当たり人口は、3748人で、同じく柏崎市に当てはめれば、議員数は23.4人になります。

三条市も人口101990人で26人です。議員一人当たり3922人で、柏崎に当てはめれば、22.3人になります。全国平均に近くなります。

 

私は、先回の時の特別委員会の議論でも申しましたが、現在の柏崎市議会の歳費では若い人が議員になっても子供の教育も儘ならない。 この点については、大多数の議員が共通認識になっていますが。

議員歳費を増額するには議会費全体は変えずに、定数を削減しその分を歳費に回すしか市民の理解を得る事は出来ないと考えます。

若い新たな人が市議会議員になろうと意欲を持つような体制を議会も作っていかなければならないと考えます。

昨日のNHKクローズアップ現代を観た方もいると思いますが、議員のなり手がいない、行政のチェックなら町内会長に任せればいい。などの声が紹介され散ました。当市においても議会不要論が市民に起きないように、議会自らが変わっていかなければならないと考えます。

 

今現在もそうですが、新たに市議会議員になろうという人の声が聞こえてきません。市民の皆さんからもこのままでは無投票ではないかとの懸念の声が聞こえてきます。

柏崎市議会も昨年の6月議会以降実質25人で行っています。これまでの議会運営を観れば24人で決して運営できないことはありません。

 

当局が行財政改革を進めていく中、議会も身を切る覚悟が必要です。

さきほども申しましたが、議会基本条例に定めたことを議員・議会が行って市政の発展、市民の福祉の増進に努めるべきと考えます。

 

以上申し上げ賛成討論といたします。


真貝維義公式FaceBookコチラから
https://www.facebook.com/tsunayosi.shingai

真貝維義 議会一般質問(動画)一覧です
http://www.kashiwazaki-city.stream.jfit.co.jp/giin_result.php?GIINID=9907


柏崎市議会の活動はコチラからご覧いただけます。

一般質問インターネット中継

常任委員会のユーストリームで公開

柏崎市議会 議会改革の取り組み

柏崎市議会は通年議会を導入しました

コメントは受付けていません。

公明党広報
外部リンク
ブログバックナンバー
サイト管理者
柏崎市 真貝維義
tunayosi@cream.plala.or.jp