地方自治学会経営学会2日目の研修会。以下のような講演が行われました。
 
《講演テーマ》「マイナンバー法」
《講演 講師》 宮地 毅(総務省自治行政局住民制度課長)

演題 ~番号制度について~
   マイナンバー法案は、目下国会で審議中だが、国民生活はこれでどう変わるのかなど、マイナンバー制度導入の趣旨や仕組み。導入に向けてのロードマップの説明がパワーポイントを使い説明が行われた。

《講演テーマ》「政治・行政」
《講演 講師》 福岡 政行(白鴎大学教授)

演題 ~最近の政治・行政の動きと展開  地方現場からみる~
  福岡先生からは、最初に東日本の復興の遅れについて話された後、5項目にについて講演した。
1アベノミクスと財務相支配
2自民党優位体制の復活と野党分裂
3被災者・現場無視の行政
4政官業のゴールデントライアングルの復活
5定数是正と衆参同日選挙  そして安倍政権の目的
6地方の反乱は少しずつ始まっている
終わりに、危機時代のリーダーの決断と責任としてマイナスの選択の時としていかにマイナスを抑える選択をするかが大事と講演を結んだ。

《テーマ》「地方議会改革」  (前年度に続き第2回)
   「最近の地方議会の改革」 果たして実質的にどう進んだか、進んでいないか、
 <第1部>
   ~動き出したか、最近の地方議会改革―全国の状況から~
 講演講師  廣瀬 克哉(自治体議会改革フォーラム代表)

廣瀬先生からは以下議会改革の内容について説明があった。
①議会基本条例の制定
②本会議における一問一答制の導入
③首長等の反問権
④住民への議会報告の開催
⑤議案に対する議員の賛否の公開(議会と市民との対話の場)
⑥議員間の自由討議
⑦請願・陳情における市民の提案説明
⑧傍聴者の発言
⑨議員による政策提案条例
⑩議会による議案修正
⑪全員協議会の市民による傍聴
⑫土曜・日曜議会の開催

 <第2部>
  「 表側(タテマエ)だけでなく  中味(ホンネ)も変わってきたか、まだ殆んど変わっていないか 」
〈説明〉坂田 期雄(東洋大学名誉教授)

 (地方自治経営学会、都市経営総合研究所等のアンケート調査結果から
1.地方議会・議員がこれまで果たしてきた役割・評価される面
①行政側に緊張感を与える
②行政側の独善性、独走の防止
③行政の官僚体質、秘密体質の除去、監視
④行政の偏りを是正
⑤議会での議論が間接的に行政に反映
⑥行政区域内各地区のバランス保持、モニター機能

2.地方議会に見られる最近の新しい変化
①議員の質が向上―意識も高まってきた
②議会活動、議会審議が熱心
③議員がよく勉強するようになってきた
④住民の意識も高まってきた

3.地方議会の活性化を阻害する要因
①国の側の問題―国が地方自治の細部にまで介入し過ぎる
 (補助金や通達行政など)
②長の側の問題
  (ア)議会との緊張関係を忌避、根回し、なれあいを求める
 (イ)議員をおだて、持ち上げ過ぎる。議員へのごきげんとり、
    議会に対しおもねり過ぎる
 (ウ)あまり議員に勉強されると、職員が困るとみているものが多い
③議会・議員の側の問題
  (ア)古い体質、一般住民の感覚、意識と非常にかけ離れた世界
   (ホンネではなく、タテマエを云うところ)
  (イ)議員の住民離れ、住民の議員離れ
 (ウ)資質、職見、能力、勉強が不十分、議会審議も低調
  (エ)議員による執行部(部課長)いじめ
  (だからとにかく「報・連・相(ほうれんそう)」
④住民側の問題
  (ア)選挙が終われば無関心
  (イ)住民は議員を御用聞きとしている
  (住民の選挙における投票行動―世話になった人、握手をした人)
  (ウ)住民の行政への過大要求、無理解

4.地方議会の活性化をどうはかるか
①議員はまず足で歩くこと、勉強すること
②議会を住民の見えるところへ―もっと議員と住民との対話を
③やる気のある新しい感覚の議員をバックアップする、送りこむ
④徹底して議員研修を
⑤議会事務局職員の意識改革を― 改革意見が出てこないワケ

   竹下  譲(拓殖大学 地方政治センター長)

 [住民の視点からの改革を!]
・現実の議会の運営は殆ど変っていない
 ・議員の間で論争を聞いたことがない
 ・議会の因習ともいうべき先例、習慣(会議規則等)によって、
  さらに議会事務局の強い抵抗によって、議会、議員はガンジガラメ
 ・本会議での討論も形式的な討論

   野中 尚人(学習院大学教授)

・選挙における競争の弱さ
 親戚や同級生のネットワークで当選している。
  それに頼る選挙が多い

  井上 明彦(日本経済新聞社、産業地域研究所主任研究員)

・地方議会議員選挙の低い投票率。 議会に関心がない層が増え、
  議会不要論が強まっている
 ・もっと議会と住民とが話し合う場を設けるべき
 そのために、事務局が議会と市民とのかけ橋となるように

  鵜沼 信二(前全国都道府県議会議長会事務局次長)

 議員が政策条例を提案しない、出来ない一番大きな理由は、
 議会事務局の事務的な補佐をするその体制整備が殆どの議会に
備わっておらず、物理的に無理。
 一般的にはそうした実態が知られていないので、議会・議員は
何もしていないという認識が持たれている。
 従来の手法は議会の本会議や委員会といった正規の会議以外
のところで行われることが多い。

以上が講演の概要であります。
全国の議会改革について様々な観点からの議論を聞くことができた研修会でありました。



 『平木だいさく 時局講演会開催案内』

    開催会場 柏崎市民プラザ 海のホール
    開催日時 5月29日 午後3時より

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