本日本会議終了後、新潟県知事の発言に対する対応について議会運営委員会が開催された。

知事の「将来への犯罪行為」との発言に対して、議会として抗議するかどうかを検討したが、当面保留との結論になった。
この知事の発言に対しては、岩手県議会が抗議の検討も行っている。

東日本大震災で発生したがれき(木くず)の本格受け入れと埋め立てを新潟県柏崎、三条両市が始めたことに対し、泉田県知事は14日の定例記者会見で「健康被害を受ける人が出ると傷害。それによって亡くなれば傷害致死と言いたいが、分かっていてやったら殺人に近い」と強い表現で批判した。これに対し会田柏崎市長は「感想はありません。粛々と(がれき受け入れによる)被災者支援を進めます」。との見解を述べている。

先の議会運営委員会において、私が「長岡市議会議長が知事の発言に対して何らかの対処考えているが、柏崎市議会議長としてはどのように考えているか。」との質問を議長に行った経緯もあり、議長の報告を受ける形で協議お行った。

議長からは、長岡市議会、三条市議会、柏崎市議会の正副議長で20日に対応を検討した。
議長からは、「がれき処理については3市の市民の対応も異なっており、3氏のあいだに温度差があり、3市が一緒に対応するまでの話し合いに至らなかった。」概ねこのような報告があった。


議運においては、「議会としてがれき処理の受け入れを議決している。柏崎市議会単独でも抗議すべき。」「3市が同一歩調を取れないのであれば、やめるべき。」などの意見があったが、「一般質問での視聴の考え方や、今後の知事の発言などを見守りながら、対応する。」との意見が大半を占めた。

がれき処理をめぐる知事の一連の発言は、IAEAの国際基準や国の指針に基づきがれき処理を行っている、全国の自治体に対する言葉であり、被災地の方々の心情を大きく傷つける発言であり、私個人としては看過できない思いだ。
知事は、高校生に被災地でのボランティアを奨励するなど発言も行ってきたが、被災地のがれきが放射能汚染をされているかの発言は、知事の真意がどこにあるのか理解ができない。

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柏崎市 真貝維義
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