「“見られる議会”から“見たくなる議会”へ」― ICTで市民に開かれた議会 ― 

議会改革に関する特別委員会で計画をした議会研修会を開催した。
今回は、今後の議会基本条例制定の際の市民との意見交換会につなげていければと市民の皆さんにも公開をした。

 

 

 

 

 

 
講師は千葉県流山市議会・松野豊議員
 

 

流山市議会は、全国市議会1位の議会改革の先進議会である。
日本経済新聞の第2回議会改革度調査で810市区議会中、全国1位(情報公開度1位 住民参加度12位 運営改善度1位)。
早稲田大学マニフェスト研究所の議会改革度調査2012では、1789都道府県市区町村議会中、全国6位(情報公開度3位 住民参加度90位 機能強化度3位)。
流山市議会の注目すべき点は、議会の採決をスマートホンで行っているなど、ICT(情報通信技術:Information and Communication Technology)を使っているところ。

 
 
 

 

 
 
 

 

講演で松野豊議員は次のように話した。
・住民参加を向上するには、「開かれた議会」から「見たくなる議会」への仕掛けが必要不可欠。
 例えば、議員定数で議員同士が賛成派反対派に分かれてプレゼン。
朝まで生テレビやのハーバード白熱教室「ジャスティス」ような演出。
インターネット(ユーストリームやユーチューブ)による中継・録画でも視聴可能にする。

・ICT活用 ペーパーレス化による経費削減効果額
流山市議会の場合 334万8672円
※紙や冊子について、完全なペーパーレス化は困難なため、実質効果額は200~250万円程度。
→ iPad16GB WiFi+3Gモデル4725円/月(本体代含)
  12ヶ月=56,700円/年
  56700円×37台(議員数)=209万7900円

・「民意が反映される議会」とは、どういうことか?
  「プロダクトアウトからマーケットインへ」
議会:合議制の議事機関 民意の反映(個別最適)
首長:独任制の執行機関 民意の統合(全体最適)
・流山市譲会では、議会のオープンガバメント化をこれまで以上に推進するために、ウェブサイトを積極的に活用して以下の取組を行う。
OpenData 情報公開を推進する議会
Manegement PDCAする議会
SocialCollanboration 市民と共に政策立案する議会
 

 

今後の議会改革のあり方、議会改革の先にあるものを話していただいた。

 

特別委員会の委員長として、柏崎市議会も新年度より、通年議会・委員会のインターネット中継・議会報告会の試行・市民との意見交換会などを予定していることなどを述べ、閉会の挨拶とした。

 
議会改革特別委員会の活動はコチラから

これまでの議会一般質問はコチラらから

 
 
 
 

 

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