新米解禁
「米」履歴管理制度スタート
10月1日、南魚沼市で魚沼産コシヒカリの販売キャンペーンが始まった。
また同日、農家や流通業者そして飲食店をはじめとする、「米」を扱う全ての業者に取引を記録し保管することを義務付ける「米トレーサビリティー(履歴管理)制度」がスタートした。
これは、08年に発覚した事故米の不正転売事件後に導入され、1日より試行された。
今後は、売買の際に数量や取引日、取引相手を記録し3年間の保管しなければならない。
明年7月からは、飲食店などでコメの生産地情報も義務付けられる。
以前より、魚沼産コシヒカリ等は生産量の数倍が流通しているとの指摘もあった。
これからは、玄米や精米のほか米粉やもち、米菓、清酒などの加工品にもこの制度が適応される。
「食の安全・安心」の確立に期待をしたい。