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 品川区議会の令和元年第4回定例会が11月28日(木)に招集され、12月12日(木)に閉幕しました。
 今定例会で、私は会派を代表して一般質問に立ち、防災対策、子育て・教育における特別支援、しながわネウボラネットワークについて取り上げました。
 先ず防災対策では、主に9月の台風15号、10月の台風19号を受けた防災対策として次の点を質問し、区からは概ね前向きに検討するとの答弁がありました。
 ・区が開設した自主避難施設の利用対象者や運営マニュアルについて
 ・個々人が風水害に備えるためのマイタイムライン普及促進
 ・大雨洪水対策としての雨水貯留施設工事を加速化
 ・罹災証明書発行事務の簡素化
 ・停電対策としての無電柱化計画の位置づけ
 次に子育て・教育における特別支援では、子ども発達相談室や児童発達支援について、地域バランスを考えた拡充を求め、区は荏原地域での拡充を計画中と答弁しました。また、2016年から区が全校展開している特別支援教室の対象者増加への対応について質問し、拠点校増設を検討するとの答弁がありました。
 他に区内の児童発達支援施設への助成を求めましたが、区は利用実態や事業者の意向を見極めつつ研究するとの答弁に留まりました。
 しながわネウボラネットワークは、区議会公明党会派として政策提案し、2017年からスタートした妊娠・出産・子育てを切れ目なく支援する事業です。今回は更なる拡充策として、24時間いつやってくるかわからない陣痛時に乗車拒否の心配なく病院に行ける、陣痛タクシーというタクシー会社のサービス利用者が増加していることから、利用者負担の軽減策や、新生児1ヵ月健診が一般化している現状から他の4ヵ月児健診や1歳6ヵ月児健診などと同様に無償化を検討するよう求めました。区は、陣痛タクシーは情報提供に努め、新生児1ヵ月健診は特別区と連携しての取組が必要で研究課題とするとの答弁でした。
 具体的な政策検討に至らなかった質問については、引き続き実現に向けて努力したいと思います。

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品川区 塚本芳弘
y.tsukamoto@shinagawa-komei.org