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11月28日と29日の両日に亘って、品川区議会の常任委員会が招集されました。
私は所属する建設委員会に出席しました。
建設委員会では第4回定例会で上程された議案のうち、
・廃棄物処理・再利用に関する条例の一部改正
・自転車放置防止条例及び同施行規則の一部改正
・区民住宅・区営住宅の指定管理者の指定
・自転車駐車場の指定管理者の指定
を審議し、全ての議案が私も含めた賛成多数で議決されました。

ここで廃棄物処理・再利用に関する条例の一部改について述べます。
議案の内容は、事業者が出すゴミの手数料引き上げです。
事業者が出すゴミは手数料を徴収し、23区のゴミ処理に掛かる経費に充てています。
4年に一度の見直しで経費が手数料を超えているため、差を埋めるため手数料を増額するというものです。
私は、なぜ経費が手数料収入を超えたのかについて、縷々質問しました。
理由は、焼却炉の修繕、維持などの経費、職員の高齢化に伴う人件費の高騰などが主な原因との事。
そのような理由は、4年前から見通せなかったのかが疑問となりますが、
役所の会計は単年度収支のため、将来、発生するであろう経費を見越した予算が組めないことに問題があります。
区議会公明党では、こうした問題の解決のため複式簿記による公会計制度の導入を求めてきました。
そして品川区も平成30年度から公会計制度が導入される予定となっています。
公会計制度により、将来、発生する経費を見越した予算や事業展開へと変わることで、経費と負担の透明化が進み、
行政の説明責任が果たされるものになると思います。

他に報告事項、所管事務調査「災害時の受援について」など質疑しました。
詳細は、後日、品川区議会ホームページの会議録に掲載されます。

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品川区 塚本芳弘
y.tsukamoto@shinagawa-komei.org