佐野市民病院

病院を緊急視察

 志木市民病院の今後の参考とするため、栃木県の佐野市民病院と福島県の三春町立病院を緊急視察しました。両病院とも指定管理者制度を導入し、病院の経営を改革してきたものです。

◎佐野市民病院  (2月17日)
平成20年10月に指定管理者制度に移行。
当初年間約10億円の経営赤字が、平成23年度には約7億円まで縮小、平成27年度に黒字化を見込んでいる。
(関係者のコメント)
・医師の招へいに努力する。
・指定管理者制度導入に反対していた議会や市民も現在は評価している。

◎三春町立病院  (2月20日)
平成18年5月公募による指定管理者制度として「(財)星総合病院」を選定。
新病院建設にあたっては、工期を短縮し、低廉に完成させることをもくろみ、建設設計施工プロポーザル競技により建設業者を決定。
(関係者のコメント)
・病院の利用料などを指定管理者の収入として直接収受できる利用料金制を採用
・経営は指定管理者の独立採算を基本。
・指定管理者より減価償却費として町に負担金を年2773万円支払うとともに、剰余金が生じた場合、剰余金の50%を負担金に加えるものとし、町は負担金を再建設費用として積み立てておく。

Twitter
ブログバックナンバー
サイト管理者
志木市 磯野晶子
isono-masako@cap.ocn.ne.jp