バックナンバー 2014年 6月

きょうの午後は、私の連続講座「大介護時代をどう生きる」今回は八幡山タウンフォーラムを開催。八幡山の町会の集会所、ゼェルコーバ・キャビンをお借りして。介護にならないために、必要な事。世田谷区の介護の状況など私からお話しし、認知症介護指導者の今井さんから認知症を一緒に考えようと題して。また、運動機能のためのロコモ予防体操。定番の3点セットで行ないました。ご近所の多くの方がお越しいただき、賑やかなフォーラムになりました。回を重ねるごとにバージョンアップしたタウンフォーラムです。

午前10時より地元赤堤2丁目町会の防災訓練、スタンドパイプの消火訓練を行ないました。雨の中、近所の多くの方がさんかし、濡れながら消火活動の訓練を積極的に行ってもらいました。消防署と地元消防団に手伝っていただき大成功の行事に。私は、町会では防犯防災部の役員として、また、地元消防団では副分団長としてこの防災訓練を準備し進めてきました。多少の雨でも災害は待ったなしとの気概で町会の皆さんが活躍です。

雨の中ですが、世田谷の18の分団からなる世田谷消防団消防操法大会が消防学校にて開催。私は、昨年に続き指揮者として出場しました。私たち赤堤の消防団、世田谷第11分団は、3位入賞を勝ち取りました。昨年に続き入賞です。団員の皆さん、最大の応援応援をいただいた町会の皆さん。感謝感謝です。本当にありがとうございました。地域の安全安心のため、今後も努力してまいります。

平成26年 世田谷区議会 第2回定例会本会議にて一般質問に立ちました。
内容は、以下のとおりです。

 

○  防災、防犯対策に関する諸課題について質問します。
災害時など、いざという時、どこで何が起こっているのか、明確な情報が区民の生命を守るうえから大変重要です。現在は、メールなどによる情報伝達が発達してきていますが、そのうえで、そこはどこなのか、わかりやすい街の表示が必要であります。
わかりやすい表示のひとつに道路通称名の表示があります。東京都でも、道路通称名の設定の目的を、都民をはじめとする道路利用者に分かりやすく親しみやすい名称を設定し、目的地への移動を容易にする道しるべとして都内交通の利便を図り、都内観光や災害時における避難、緊急輸送に役立てる。とし、整備を進めています。
そこで、お聞きします。世田谷区の区道における道路通称名の設定は現在37か所。防犯・防災の観点からも、さらに、住民が地元へ愛着を持てることもあり、主要な区道には通称名を増やして、わかりやすい世田谷の街づくりに生かしてほしいと思います。まず、区のこれまでの取り組みをお聞きします。
通称名のない主要な区道は、何と呼んでいるのか。補助何号とか区画街路何号とか。地域の住民にとって、あそこの道、何と言ったっけと。例えば、赤堤2丁目から桜上水を東西に結ぶ補助54号線など、わかりやすい名称を付けてほしいとの声があります。今後の区の対応をお聞きします。
2点目は、公園や広場における防災設備の設置についてです。
世田谷区における震災対策は延焼火災への対策が重要であることは周知のとおりであります。不燃領域率をあげる、そのために、道路や公園の整備は区の重要な責務であります。延焼対策のためのポケットパークや広場など、これからも整備を進めていく中で、防災力の向上のために、関連する設備、防火水槽やマンホールトイレなどの防災機能は新設時の必須条件として位置づけ、整備すべきであります。区の考えを伺います。
具体的に、赤堤1丁目と赤堤2丁目に新設を進めている公園があります。これまで区は、地域住民との協議の場やワークショップを進めてこられました。赤堤1丁目は、防災機能をフルで整備すると決定したと聞いていますが、赤堤2丁目緑地には、いまだ区は、計画の中に盛り込んでいない状況です。防災機能は新設時の大前提とすべきであります。答弁を求めます。
3点目は、八幡山駅前の整備についてです。
京王線の連続立体交差事業とともに、駅前の広場をそれぞれの駅で検討が進められています。その中で、八幡山駅だけは、様相が違っていると感じます。それは、各駅では駅舎の新設や周辺の道路整備の必要性からバスやタクシーなど乗り入れのための交通広場の議論も明確になってきていますが、八幡山駅はすでに高架であり、大きな整備が見込めない状況です。今年度より、新設のバス路線が加わり、2系統の路線バスが八幡山駅に入ることになりましたが、今は、気持ちだけの小さなバスベイがあるだけであります。災害時の帰宅困難者対策など考えると、交通広場の整備は重要です。地域からも期待の声は大きい。松沢病院・東京都との調整を本気で進めるべきであります。見解を伺います。

○  若者のスポーツの場について質問します。
スケートボードやBMX、インラインスケートなど、多くの若者に好まれる様々なスポーツ、いわゆるストリートスポーツがあります。BMXは、北京オリンピックから正式競技になっていますし、先の冬季オリンピック、スノーボードのハーフパイプ競技で銀メダリストになった15歳高校生の平野歩夢選手は、小さいころからスケートボードで常に練習を重ねていたと聞きます。若者が楽しみながら、身近な地域でスポーツに親しむ機会や場の確保が望まれます。しかし、残念ながら、こうした新しいスポーツを身近なところで行う場の整備は、様々な課題もあり、進んでいないのが現状ではないでしょうか。例えば、スケートボードができる、ストリートスポーツ広場が駒沢オリンピック公園の中にありますが、先ほどのオリンピックの影響も大きく、最近では、女性や子どもたちのスケーターも目立ち、土日は利用者で満杯、順番や場所待ちの状況になっています。世田谷区内での安全なストリートスポーツの場所の整備の要望も多く聞きます。これらのスポーツには、広い場所や騒音など課題はありますが、工夫を凝らして若者など多くの世代の多様なスポーツニーズに応える場の整備について検討を進めるべきと考えます。区の見解を伺います。

○  次に、総合福祉センターの跡地利用についてお聞きします。
総合福祉センターは、平成元年の開設以来、障害に関する専門機関として相談から訓練指導まで担い、区の障害施策を大きく進めてきました。平成31年には、福祉先進都市せたがやの拠点、梅丘の拠点が整備されます。これまで以上の福祉施策が充実することへの期待は大変大きいものがあります。総合福祉センターは、その機能の大半を拠点施設へ移行し、現在の建物での事業は平成30年度で終了することになります。
総合福祉センターでの役割は、梅丘拠点への移行しない事業もあります。今後どのような対応になるのか不安に思っている方々もいます。
まず、お伺いしますが、拠点移行後の総合福祉センター跡地の利用、保育待機児解消や老朽化した保育園への対応などを考えているとも聞きますが、区は検討状況を明確にすべきと考えます。また、実施している事業の移行計画についても明確にし、利用している区民の不安の解消につなげなければなりません。答弁を求めます。
さて、拠点へ移行しない事業に水治療法があります。障害を持った方の機能訓練や変形性股関節症の方のリハビリが行われています。この股関節症の方のお話を伺いましたが、通常の温水プールでは対応できない特徴がある総合福祉センターの水治療法室であるとお聞きしました。水治療法を行うことで、関節の悪化を防ぎ、寝たきり防止につながっています。健康寿命を阻害する、いわゆる介護や寝たきりになる原因の1位は、関節疾患や骨折などの運動器の障害によるものであると統計があります。わが党は、今、10年後の大介護時代に備える政策を訴えていますが、運動器症候群、ロコモティブシンドロームの予防の場として、水治療法室は、区として必要なものとの位置付けをすべきと考えます。明確な答弁を求めます。

午後2時より希望丘団地集会所にて、大介護時代をどう生きるかをテーマに希望ヶ丘タウンフォーラムを開催しました。猛暑の中にもかかわらず多くの皆さんが集まっていただきました。本当に感謝です。会合では、私から介護の実態と10年後の予測、また、介護状態にならないために予防すべき事など訴えました。
続いて、毎回お願いしている認知症デイサービスすずらん梅丘の今井さんより認知症予防について。認知症は最初に気付くのは、本人か家族か。一番苦しんでいるのは認知症の本人ですというところから講演が始まります。
また、きょうは特別ゲストに国士舘大学前学長の朝倉正昭さんに、ご自身の脳梗塞で倒れたことやリハビリ、また、経験からならないために気をつけることなど、経験をした本人しかわからない思いを話していただきました。
続いて、ロコモ体操を全員で。盛りだくさんの内容にも、笑い声の絶えない楽しいフォーラムとなりました。皆さんに感謝です。

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世田谷区 高橋昭彦
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