質問提案を行いました。
1、まちづくりセンターの所長について
きょうは、初めて議会にまちづくりセンターの所長が4名出席していただいている。わが党が、地区の第1線の所長に管理職をつけるように提案し、今年、27地区のうち、4地区にて管理職が所長の職についた。6か月間が過ぎたが、出来たことや取り組んでいることなど、ぜひ、お聞きしたい。
2、文化振興について
・文化の世田谷として、これまでも全国に発信しその名を馳せてきたと思う。世田谷のブランドアップや観光の視点からも、文化を発信していくことが世田谷の活性化にもつながると私はこれまでも様々提案して取り組んできた。さて、秋の風物詩として世田谷芸術百華を実施しているが、これまでの成果をまず、お聞きしたい。
・世田谷芸術百華は今年7年目。年を追うごとに充実している感がある。さて、この芸術百華、私は、芸術文化で世田谷のブランドアップと活性化のため、8年前、十日町市が中心に行っている越後妻有トリエンナーレ、大地の芸術祭をモデルとして、世田谷型の芸術月間として開催すべきと提案した。昨年、十日町市に芸術祭期間に伺いました。多くの人が訪れ、食事をする店やお土産のショップなどは大行列。大変なにぎわいで、毎回来場者が増え続けていると。この芸術祭は、公式ガイドブックも1200円で販売されており、ガイドブックを見ながらイベント会場を移動し、店もガイドブックから案内される。昨年は45万人がその魅力を堪能したと。
さて、世田谷芸術百華も円熟味を増していかなければと思います。文化だけの領域にとどまらず、世田谷の産業活性化につながるように工夫が必要です。情報発信のあり方で、世田谷のブランド力につながります。
考えを伺います。
3、音楽ホールについて
文化について2点目は、本格的な音楽ホールについてです。
この事については、私自身も、また、わが党としても長年にわたり、訴えているところであります。88万区民を抱える自治体で、音楽ホールが一つもないというのも寂しい。本庁舎の整備にあわせて、本腰を入れる時と考えます。考えを伺う。
4、世田谷版ヘブンアーチスト制度について
・ ストリートパフォーマンス。昨年は、一般質問でオーストラリアでの街中でのパフォーマンスについて触れました。商店街や食事をしている店のテラスの前などで行い、パース市発行のバスキングパスを掲げ若者がパフォーマンスを行い、にぎわいに花を添えています。 区は現在、基本構想の策定に合わせまして、平成二十六年度を初年度とする世田谷区第二期文化芸術振興計画の策定を予定、その中で東京都などの事例の調査の状況は?
・ 東京都の制度は、大道芸が主体ですが、以前から世田谷版は、音楽文化でいけるのではないか。アートフリマで行っている登録料を払って、場所を提供してもらう。これの街なか版。若手のアーチストも世田谷にはたくさんいます。若手にとっては、常にコンサートをホールで開催はできず、人に聞いてもらえる場はいつも求めています。駅前や商店街での演奏などは、街のにぎわいを高めるのではないでしょうか。
音楽の風景あふれる街世田谷。そろそろ本腰を入れてほしいと思います。考えを伺う。
5、ものづくり学校について
・区内での創業がどれだけあったのか。厳しく見ていかなければいけないと忠告もしてまいりました。産業政策部としての総括をしなければ次に続かない。既存の区内産業への影響はどうだったのか
区内産業との連携とか、共同事業などできたことは。お聞きしたい。
・世田谷の旧池尻中学校跡地が全く新しいデザイン・コミュニティとして生まれ変わりました。デザインからビジネスを生み出す。多くの人と知恵や技術を共有し、働く、学ぶ、遊ぶの境界を越えて循環させていきますと。ものづくり学校がそのハブ拠点ですと。廃校利用の新たな仕組みとして、一世風靡したものづくり学校ではあります。私たちも大いに期待をしたところでありました。
全国からその仕組みが珍しいとして、視察も多く訪れ。池尻や三宿が新たな分野のデザイン・クリエーターで街が活性化し、世田谷ブランドとして育つのではないかと。
新たな仕組みとして目立った取り組みはどうだったのか。
・子どもたちへの影響についてもお聞きしたいと思います。
今年も8月に「子どもの体験教室」キッズ・ワークショップが開かれ、ものづくり学校ならではのワークショップのメニューと思いました。
ものづくり体験は子どもたちの未来にいい影響を及ぼせると思います。
アート、デザイン、クラフト、メディアなど様々な体験コーナーは魅力的であったと思います。
しかし、私が感じたのは、キッズと言いながら、親子でとは言いながら、小学生ではできないなと思える大人向けのものも多かったと思います。
工夫が必要です。考えを伺う。
6、地域の住環境配慮について
貸店舗 1階に改装工事が始まり、何ができるのかなと、よくよく調べてみると、大手企業の24時間都市型ミニスーパーができることがわかったと。ここは、住宅地の中、静かな環境の中に突然24時間スーパーは心配なんですと近隣の方々から話がありました。オープンは2週間後、商店街の中であれば新しい店ができたで、済むのですが、ここは、閑静な住宅地。駐車場も、駐輪場もない。搬入のトラックも毎日来るだろうし、自転車が周りに止められ、たむろした人の声や、周辺へのごみなど。近隣にとっては大変な困りごとになってしまうと懸念している。建物が新築の場合は、届け出など事前の説明や周辺の住環境への配慮を行うが、建物内のテナントの改修であれば、何もなく進んでしまう。
建設や開発に限らず、周辺に影響を及ぼす場合は、事前に協議をするなど配慮が必要ではないだろうか。
世田谷の将来を見据えた場合、身近な地域の環境を保全することが、将来の世代に豊かな環境を引き継いでいけると考えるが。対策を伺う。

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