バックナンバー 2011年 6月

公明党世田谷総支部女性局によるセミナーを成城ホールにて開催。講師には、東大病院准教授の中川恵一氏。がんと放射線についてセミナーを。福島第一原発事故により放射線被ばくの不安が高まっているが、現実的には今の放射線量でリスクが高まることはなく、子どもや孫への遺伝子的な影響もない。がんは、老化から起こるものであり、生活習慣の改善と早期発見の健診が重要である。放射線の医師としての、放射線とがんの関係を詳しく講演いただきました。

改選後の新体制での区議会本会議が開催。
公明党は諸星養一幹事長が代表質問に立ちました。質問項目は
1、新区長に「リーダー論」「幸福論」を問う
2、震災対策・復興支援・被災者支援について
3、「福祉先進都市せたがやを目指す」について
4、「自立都市せたがやを目指す」について
5、「環境先進都市せたがやを目指す」について
6、「街づくり先進都市せたがやを目指す」について
7、「教育都市せたがやを目指す」について
新区長に対して、質問・提案を行いました。
冒頭「3月11日に起きた東日本大震災そして福島第一原発事故問題はこれまで我が国においては自明とされてきた安心安全神話が根底から覆され、さらには日本人のそのよって立つ基盤さえも揺るがしかねないまさに国難とも言える状況であります。6月2日国会において菅内閣の不信任決議案が否決されました。その前後の情勢をメディアで見ておりましたが、私には大変空疎な出来事としか思えませんでした。なぜかならば、そのわずか2日前、わが会派で南相馬市に視察に行かしていただきました。南相馬市の桜井市長にお話しをお聞きし、そして沿岸部を地元の方に案内していただき大震災の惨状をこの目で見てまいりました。テレビで見るものとは全く違う情景が眼前に広がっておりました。人生で初めて見る荒涼とした風景が見渡す限り広がっていたのであります。心臓が凍りつくようなそんな経験を初めて味わったのです。自然の猛威の前でいかに人間が無力であるかをまざまざと思い知らされた数時間でありました。東北地方沿岸部一帯がこのような状態になっている。そのような被災地の現実を前にして、まさに政争の具としてか言いようのない今回の国会の在り様はわが党も含め猛省を促したい。被災地のために真に与野党超えてのこれぞ政治の役割といえる日が来ることを祈るばかりであります。」
また、公明党の新区長に対する立場を明確にしました。「ここで、わが党の立場もはっきりしておく必要があると考えます。地方政治は二元代表制であります。行政の長と議会とは車の両輪であり、真摯にそして建設的に対峙し区民の福祉向上のためにその負託にこたえる責務を負っていることは言うまでもありません。今回の区長選でわが党は自主投票を選択致しました。従ってわが党は保坂区長に対してフリーハンドと言えるでありましょう。政治の目的は言うまでもなく88万区民総体のそして個々の幸福にあります。その目的に適うものであればしっかりと保坂区長を支えますし、その目的に反したものであれば断固戦うことをここに宣言しておきます。」

今年の世田谷消防団の操法大会は、今までと違い、積載車の部・可搬ポンプの部・スタンドパイプの部と3種目の大会となりました。より実践的に現実に即した操法大会にとの意向で。私ども第11分団は積載車による消防操法で出場。大会に向けた訓練も分団全員で協力し望みました。

赤堤生涯学習センター主催の第16回ふれあいサンデーが赤堤小学校で開催。地域が子どもたちと小学校を支える仕組みを行っている世田谷区唯一の生涯学習センターの年に一度の最大イベントふれあいサンデー。残念ながら雨でしたが、多くの地域の方が来場。今回は、赤堤から被災地を応援しようと義援金を東北へ。生涯学習センターに登録団体をはじめ地域の団体が参加。私は、松中おやじの会と六所の森の会、消防団など諸団体に属し、大変忙しい一日に。おやじの会では、工作教室と焼きそば。焼きそばの売り上げの一部は義援金へ。六所の森では、チャリティーコンサートを開催。我が家は毎回一家総出で、娘は工作教室を、息子は焼きそば、家内は2丁目町会と受付。開会式には、保坂世田谷区長も駆けつけ挨拶を。センター長と各ブースを案内しました。

法政大学校友連合会世田谷支部の平成23年度総会が三軒茶屋銀座アスターで開催。毎年、6月6日が総会、1月11日が新年会。秋には、法政世田谷寄席。恒例の行事です。河野支部長を中心に総会が行われ、懇親会では、初音家左橋師匠が司会で盛り上がりました。私からは、4月の選挙の報告とともに、被災地南相馬市を訪問した報告をしました。毎回、母校の先輩方の温かさを実感する会合です。

平成23年度の世田谷区と消防の水防訓練が雨の中、多摩川河川敷で行われ、消防団として出動。消防団は、積み土のう工法を行いました。夏の豪雨に対して、今はゲリラ豪雨も多く、世田谷区では多摩川の氾濫だけではなく、住宅街での浸水も注意しなければならない。消防団としても、わが町を災害から守るためには、訓練は重要。

東日本大震災の被災地である南相馬市。親戚(いとこ)の(南相馬市鹿島区)案内で現地の状況を視察。まず、南相馬市役所に訪問し桜井市長と懇談。原発の影響や復旧の状況をお聞きする。世田谷区との交流事業や復興支援についても話し合いました。世田谷区の高齢者クラブの方から預かった手作りの竹とんぼなどを南相馬市の子どもたちにと桜井市長に。市長との会談後、津波での被害を受けた現地に。広範囲に瓦礫があり、被害の大きさは言葉ではあらわし切れない状況でした。原発より30㌔圏内の南相馬市は、地盤沈下や防波堤の復旧、瓦礫の処理など、まだまだ手付かずの状況、避難している方々の不安な思いを痛感しました。

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