バックナンバー 2011年 3月
「高齢者の見守り あんしん110番の創設」と「小児夜間救急の充実」を求める署名を世田谷区に提出しました。「高齢者の見守り」は3,791名の署名、「小児夜間救急」は3,454名の署名になりました。皆さんのご協力とご尽力に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
「高齢者の見守り あんしん110番」は、私の進めてきた高齢者の見守りネットワーク構築において、高齢者の見守りに地域やご近所での気づいた事や困ったことの連絡先、また、連絡後に的確に行政が手を打つ窓口になります。地域全体で高齢者を見守るうえで重要な政策であり、今回のような災害時にはまさに無くてはならないものであります。また、「小児夜間救急の充実」は、子育て中の母親にとって切実な要望です。子どもの発熱は夜間に多く、インフルエンザの流行時には現在の準夜間診療所では不十分です。施設の増設や時間の延長など拡充を求めています。
平谷副区長や堀川地域福祉部長は、「大変に重要な署名であり、皆さんのご要望にお応えできるよう区長に伝え努力してまいります」と。
3年前より継続して訴えている思春期の心の病への予防対策。予算特別委員会の福祉保健領域の質問に。思春期の心の変調に対して、先進的な取り組みを行っている四日市市での視察結果をもとに、質問をしました。四日市市の思春期青年期の心の病いに真正面から取り組んでいるYESnetの事例を紹介し、市の教育委員会と保健所、医療機関の3機関がネットワークを組み、生徒のひとりひとりを全力で支えていること。世田谷区もこれまでの議会での質問に応え、思春期精神保健連絡会を立ち上げ、様々な検討を行ってきたが、23年度の取り組みとしている普及啓発について議論。教師や養護教諭、保護者、生徒への普及啓発活動の方法や、意識を高めた分、気づいたことへの相談の受け皿の体制づくりを行うべきと提案。ともかく、将来の重症化を防ぐ思春期での取り組みは、四日市市のような体制を構築すべきと訴えました。
過去最大のマグニチュード9におよぶ、東北関東大震災の被害状況は、時々刻々とその大きさを見せてきています。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。何より一日も早い救済と復旧、復興をお祈り申し上げます。
私の近所、赤堤2丁目においても、大谷石の塀が崩れたところが数ヶ所あり道路をふさいでしまいました。片付けにまわり、また、高齢者の世帯のガス復旧などにまわりました。夜には、帰宅困難の方も多く、次男も高校から帰れず迎えに行くなど、皆さんも身の回りや地域の安否などで大変だったと思います。
世田谷区役所もガラスが30枚ほど割れ、ベニアで覆っています。地震の大きさを物語っています。
こういう時の近所の方々、地域の方々の声かけが安心を呼び、何より重要であるかを痛感しました。
計画停電や余震など、まだまだ、気を許せない事態です。皆さん、どうぞ、気をつけてください。
赤堤4丁目町会(尾崎町会長)の防災訓練が赤松公園で行われ、町会の依頼で地元消防団も訓練に参加し、消防の訓練にあたった。赤松公園には、私が議会で推進したマンホールトイレが整備されており、その設置訓練や使い方などの練習をおこないました。通りがかりの住民からは、この公園にこのような災害用トイレがあるとは思わなかった。これが、近所にあるのは安心ですねと語っていた。続いて、消火栓のスタンドパイプでの消火作業について私たち地元消防団(小野沢分団長)が町会や住民の方々に説明しながら実技を。赤松公園には、通常はベンチになっているものが、ふたを外すとかまどになっていて、そのかまどを利用して豚汁を町会の皆さんが作ってくださった。地元赤堤の赤松公園の防災機能をフルに発揮した防災訓練でした。