バックナンバー 2008年 6月
小中学校95校のうち43校で、使用しなくなって10年、いまだに存在する小型焼却炉。学校によっては子どもたちに不都合が生じる場所にあるところがあると相談を受け、現地調査をし、昨年の10月議会で取り上げ推進しました。区は早速対応し、今年度13校で撤去を行いました。小学校4校(守山小・多門小・経堂小・千歳台小)、中学校9校(太子堂中・北沢中・山崎中・玉川中・瀬田中・船橋中・上祖師谷中・砧南中・希望丘中)
10月議会でのやり取りは以下のとおり
(質問) 学校にある焼却炉についてお伺いしたいと思います。この焼却炉は、各小中学校で十年前から使用しなくなったんですね。十年たちました。学校の中の不要物として現存しているところがまだあります。調べてみましたら、小中学校九十五校のうち、四十三校にまだ存在をするというふうにいいます。約半分ですね。十年間で半分撤去されてきたということのようです。設置場所もさまざまなようで、子どもたちには手が触れないようにフェンスでしっかり囲って、南京錠もかかって、これはもう子どもたちは絶対に触れないなというようなところもあります。雨が降っても雨水が当たらないようなところに設置しているところもありますけれども、そうでないところも見受けられます。十年間、風雨にさらされて腐食も進んでいるというところもあって、子どもたちもさわれるところにあるところもあるようなんですね。中には、雨水が腐食部分から入って中の水がしみ出ているという状況もあるようですけれども、ある学校の焼却炉に、十年たっていますから、十年頑張っていますから大分腐食して、はげ落ちてきているかなと。スズランテープで何とかさわらせないように頑張っているという状況を、ちょっと小さな寂しいパネルですけれども、こんな状況もあるみたいです。予算もかかりますから、徐々にやっていきますというようなお話もずっと聞いてますけれども、十年たって半分です。そうすると、あと十年かかるんでしょうか。こういった不要なものが学校にずっとあって、だんだん駆逐してきてというところ、学校も保護者に説明できないですね。何でいつまでもあるんでしょうかと言われて、いやあというような状況になっていると思うんですけれども、これはどうしますか。早目にやりましょうよ。いかがですか。
(答弁) 現状と今後の措置についてのお尋ねでございます。平成十二年のダイオキシン類対策特別措置法の施行に先立ちまして、いわゆるダイオキシン問題はその前、平成九年ごろに起こっていましたけれども、平成九年九月から、小中学校を含む区の施設での焼却を中止しております。このため、小中学校の焼却炉につきましては、焼却炉の扉を施錠するなどの措置はしております。区教育委員会では焼却炉撤去を進めており、現在、お話にありましたように、五十二校の焼却炉の撤去を完了しているところであります。これまで、緊急性のある学校、外壁改修にあわせて焼却炉の撤去を行ってきております。委員ご指摘の四十三校の措置につきましては、今後とも学校の現状を踏まえ、順次撤去が完了するように、計画的に取り組んでまいります。
(質問) 計画をしっかり前倒ししていただいて、よろしくお願いしたいと思います。
私ども区議団で土曜日の出張所を視察しました。土曜日の窓口開設は、長年わが党が強力に求めてきたもので、今年3月22日より開始いたしました。区内の拠点出張所5か所で開設。成城・烏山・北沢・太子堂・等々力の各出張所で実施しました。土曜日の利用者状況も多く、特に若い方の利用が多いようです。働き方の多様性の時代、区民のニーズに応えられる行政でなくてはいけないと思っています。成城出張所では、フロアーマネージャーを置き、来られた方の用件を聞き、待たせることなく手続きができるよう工夫をされていました。接遇の改善を最優先に取り組んできた成城出張所の取り組みが感じられました。また、地域の情報コーナーをつくり、世田谷区へ転入してきた方への様々なご案内を行っています。
公明党の街頭演説キャラバン。6月24日夕方、烏山駅前にてオウム対策の署名活動と街宣活動を公明党世田谷区議団総勢10名にて行いました。私が委員長を務める区議会のオウム問題・災害・防犯等特別委員会で、先日、区議会でも各会派で署名活動に協力することを確認し、公明党として早速、署名活動を行いました。この署名は、烏山地域オウム真理教対策住民協議会で作成し、オウム信者を今なお抱える烏山地域として、地元の安全安心のため行っているものです。観察処分は3年ごとに見直され、21年1月がそのときに当たります。観察処分の期間更新は地域の願いであります。烏山地域オウム真理教対策住民協議会の事務局長である古馬一行さんも駆けつけていただき、マイクを握り署名の協力を訴えていただきました。
公明党の街頭演説、区議団の区政報告を小田急線豪徳寺駅前、接続する東急世田谷線山下駅前で開催しました。13時より、この日は、私とともに区議団3名で行いました。梅雨空の雨の合間を縫って、区議会での私どもの提案や実績を報告させていただきました。多くの方に、声援を頂き感謝の思いでした。この日は、先日の岩手宮城内陸地震に対してのお見舞いと復旧への願いをこめて行いましたが、世田谷区においても震災対策においては、リードする役割を果たしてきたことを報告しました。小中学校の耐震診断と耐震補強については、目標年次をきめさせたことや、区民への情報手段「災害防犯情報メール」配信の提案、避難所や公園への災害用マンホールトイレの設置の提案など、これまでの私の議会での提案と推進状況、実現状況を訴えました。