公金の会計処理に関する調査特別委員会
みなさんこんにちは。インフルエンザや風邪などひかれていないでしょうか?
本日は、公金の会計処理に関する調査特別委員会が10時より開催され、その後、各派代表者会議が開催されました。
各派代表者会議では、昨日投稿しました、監査委員の今後の選出に関しては、結論を出さずに議論を続けることで意見を集約したようです。
他のことについては、追ってご報告してまいりたいと思います。
さて、公金の会計処理に関する調査特別委員会ですが、私は、委員ではないので冒頭少し傍聴致しました。
この件に関しては、行政の不適切な事務処理について、第4回定例会の最終日に動議として、何の調整もなく急に議員提案として提出し賛成多数で可決成立したものです。
我々、公明党は反対した立場です。
以前にも、このことについてはご報告しましたが、地方自治法98条や100条に基づいて設置する調査特別委員会は、議会の大きな権限を有することから、設置にはまず慎重でなければならないと思っています。
また、ここに至るまでには、既に2回もの全員協議会を開催し、第4回定例会前に開催した、全員協議会では、行政側よりその経緯と結果並びに今後の対応について明確に示されており、職員の処分についても喫緊に行われるということまで明らかになっていることから、反対をしました。
しかし、議会は賛成多数で設置することを決め、今日第1回目の開催をしたわけですから、どのような調査をするのかあらためて、しっかり議論するのかと思いきや、そうでもなかったようです。
正直、未だに、設置目的がはっきりしていないように思え、特別委員会全員で、設置目的が共有されているのかと疑問になります。
今日、委員長から、冒頭、当委員会設置までの経緯の説明があったのですが、全員協議会を含め、各委員会での質疑において納得いく答弁がなかったとか、定例会でも6人が質問をしたなど、およそ特別委員会設置理由にならない経緯が披露されていました。
ある委員からは、個人の問題ではなく体制の問題で、行政自ら情報を公開しないので、それをこの特別委員会で市民へ情報公開するんだと、もっともらしい話ですが、そのためにわざわざ98条委員会なのかと感じました。
勿論、行政の不明な点を明らかにし、情報公開を持って、市民の皆様に知らしめる努力は議会として当然の役割です。このことについては公明党としても率先して行う決意です。
本日の会議やその後、委員から内容をお聞かせ頂いての感想は、特別委員会の設置をしなくとも、十分に所管の常任委員会で対応できるのではないかということです。
しかし、設置したのですから、しっかり調査し、二度とこのような不祥事が起こらないように行政への厳しい要望並びに、議会のチェック機関としてのありかたについて言及してほしいと思います。
前回の98条並びに100条に基づく特別委員会設置の際、何も出なければそれでいいじゃないか。という曖昧な趣旨と目的で進めると、恥をかくのは議会とならないようにお願いしたい。(*’ω’*)