恒例の医療協議会を行った。講演では、「大仙・仙北地域医療構想について」秋田県健康福祉部医務薬事課長の佐々木薫氏と「新病院開院にあたって」~来歴、現状と近未来~と題して市立角館総合病院 西野克寛院長が講師で行った。佐々木課長は、医療における2025年問題(高齢者のピーク)と健康寿命を延ばしていく事の重要性を語った。西野院長は、角館病院の歴史と新病院の医療と3D映像の医療技術や新医療機器、カテーテル手術、AI治療、遠隔診断等の近未来の医療について講演した。4月3日に新病院が開院するだけに、地域医療の充実と医師・看護師不足は深刻な問題である。今後も命と健康を守る医療が充実し、皆さんに信頼される病院となるよう後押しをしていきたい。(講演する佐々木薫氏)
1月23日(月)仙北市議会全員協議会が田沢湖庁舎で開かれ、角館庁舎整備(案)と新市建設計画変更の概要について示された。田町山の健康管理センター市有地と向かい側の角館保育園隣接地約12,000㎡に、RC造3階建て、総事業費18.1億円(合併特例債11.3億円,一般財源6.8億円)で建設予定。角館地域センターと市民福祉、観光商工、農林、建設の4部局と企業局、農業委員会を集約する考えを示した。議員からは、交通手段の調整をしていない事や市民が活用できるスペースの確保、角館総合病院の管理棟の再利用などについて質問があった。2月議会に地盤調査と測量費予算を盛り込み、基本設計・実施設計事業費を新年度当初予算に計上する整備スケジュールも発表された。