29日、午後1時30分から、毎年11月は児童虐待防止推進月間です。28年度の子育て支援講演会が役場交流ホールで開催されました。
今回は、「社会福祉法人 岡山ライトハウス理事長 竹内正彦氏」の講師でテーマは「見えないから見えたもの」の講演に参加しました。
8歳で全盲になり、両親はあえて盲学校に入学を進めた。障害に合った自立の手段を身につけさせてくれると思い、1,2年生で徹底的に点字を覚えさせ学習に力を付けました。そのことがのちに東京教育大学盲学校卒業後、岡山県立盲学校高校教師となられました。
その陰には、両親や先生などの多くのやさしさ、強さ、思いやりの愛情を注いでくれた人に恵まれたことが、今の自身がある事に感謝をされています。
年々増加する虐待行為や事件に胸が痛みます。社会全体で子供を守り、人として周りにやさしさ、思いやりの「声かけ」を一人でも多く増えることが解決につながる事と感じた講演でした。