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新庁舎5階から見える富士山の雪景色が美しいけれど大変に底冷えが厳しい昨日、新座市議会議員研修会が行われました。
研修の講師は私たち公明党新座市議団がお招きした政治評論家の森田実氏です。
演題を「今後、日本が向かうべき未来の形と地域を輝かせる秘訣」とし、孔子や老子、シラーなどの箴言を引用されながら、安全保障問題や憲法改正論議、今後の基礎自治体のあるべき姿などについて質疑応答も含めて2時間たっぷりと含蓄のあるお話しをしてくだいました。
序段にお話しされた、近代から現代までの政治と戦争を通して「中庸の中にこそ真理があり、バランスを失わないことが大切である」とのお言葉は印象的で、その後の講義内容の背骨になっていると感じました。
特に『我が意を得たり‼︎』と感じたお話をいくつか。
日本国憲法について「現行憲法を変える必要はない。憲法を変えずとも法律で対応できる」
選挙制度について「もう小選挙区制ではダメ。新たな中選挙区制を導入して民衆が選んだ議員が必要」「議員定数を増やしてでも各県に1人は議員を確保すべき」
昨今の富国強兵論について「富国のみで良い。強兵はアジアの人々の心情を害するだけである」
経済や農業について「もはや新自由主義や競争原理主義は限界。競争を捨て協力を」
などなど。本当に勉強になりました。
余談ですが、森田実先生は午前中に新座市にお見えになり、平林寺にて老大師様と面談されたり、市役所新庁舎を見学されました。昼食は市内の有名な「しまだ屋」で鰻重を堪能され、大変美味だ、必ずまた食べに来ると絶賛して戴きました。店主で私の同級生である島田学さん、素晴らしいです。

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新座市 佐藤重忠
shigetada67@gmail.com