「手話フォラーム」参加/条例制定めざす
6月6日(土)午後、神戸市灘区のホールで開催された「ひょうご手話フォーラム」に参加。
当日は、手話言語条例を制定した県内自治体の市長等(加東市の安田市長、篠山市の酒井市長、三木市の北井副市長、神戸市の三木健康福祉局長)が出席し、条例制定までの経緯や今後について報告や意見交換がなされた。また会場には県内の多くの議員や自治体職員も参加された。
昨年5月、三田市内の聴覚障害関係者との意見交換を踏まえ、6月定例会の一般質問(市議会初)で「手話言語に関する条例制定」の必要性について政策提言した立場として、大きな関心を持ち参加させて戴いた。
ディスカッションで、安田市長は「制定が目的ではなく、手話をどう普及させるか、人権を大事にしたい、自分の事として捉えられるかどうか・・」と強調。篠山市は職員も議員も手話を活用するようになり、集落ごとの勉強会を実施。神戸市は学校の職員向けの研修会を予定し、ろうあ者だけのためでなく一般市民のため・・として取り組みを推進。三木市は、基本方針を定め手話の普及に努力する・・・と報告があった。
フォーラムの最後に、自身が聴覚障害者である明石市議が登壇し、障害の有無にかかわらず安心して暮らせるまちづくりをめざしたい・・と挨拶し閉会となった。
フォーラムを終えて感じたことは、今後、三田市においての「手話言語に関する条例」制定に向けて、大いに勇気と元気を戴いた時間となった。