バックナンバー: 2010年 6月

山武中学校前、多目的広場の芝生化「鳥取方式による実証実験的植描」を実施しました。少年スポーツの小学生・保護者・コーチの皆さんとの協働作業で、作業は朝8時から9時半前には終了しました。

昨 年の5月に鳥取市の芝生化を視察し、6月度定例会で質問に取り上げましたが、教育長の前向きな答弁を戴き、教育部との打合せを綿密に行いながら、6月20 日、総勢55人の参加をもって、1時間半で植描を終えることが出来ました。写真を添付しましたので、ご覧下さい。9月には根が張って青みが増していること を期待します。

作業に携わって頂きました皆様には、心から感謝申し上げます。本当にお疲れ様でした。
少年スポーツBB代表のコメント「子ども達と保護者・コーチと一緒に作業を行うことが出来て本当に良かった。将来、自分たちがこの芝生のグランドを見たとき、今日のことを思い出すでしょう」

平成22年6月10日、市長室において口蹄疫対策を強く要望し「口蹄疫対策に関する申し入れ書」を手渡しました。

平成22年6月10日

山武市長

椎名千収 様

山武市議会公明党

本山 英子

市川 陽子

川原 春夫

口蹄疫対策に関する申し入れ

去る4月に発生が確認された家畜伝染病「口蹄疫」の被害は一向に収まる気配をみせないまま、宮崎県から九州全域へと拡大している。風評被害においては全国的な影響もあり、被害額は160億円を突破した。

看過しえないことは、宮崎県において人と車の移動に自粛を求めざるを得ない状況にあることである。これらは、この9月に「ゆめ半島千葉国体」並びに「全国障害者スポーツ大会」を迎える本県にあって、十二分な備えを固める必要性を物語るものである。

宮崎県によれば、口蹄疫の感染ないし感染の疑いのある牛、豚、ヤギの総数は5月24日までに14万5358頭に上るという。このなかには全国ブランド牛を支える「安平」や「忠富士」も含まれている。

これら丹精込めて育ててきた牛、豚等を殺処分せざるを得ないことは畜産農家にとって言葉に尽くせぬ苦悩であると拝察する。一刻も早くきめ細かな補償と経営再建への不安の払拭がのぞまれるところである。

本市は酪農・養豚農家の多い地域であり、市としても万全を期する必要があると考える。既に県と連携を図りながら万全の対応を検討中と思うが、以下の項目についてさらなる対策を講じられるよう要望する。

1.          対策組織、危機管理体制の構築を行うこと。

2.          国内畜産史上前例の無い感染拡大に対し、その対策手法の見直しを行うこと。

3.          感染防止のため日常的な自衛防疫体制の強化を図ること。

4.          産業動物医の確保に努めること。
本年9月25日からの国体等には、全国から多くの人々が本市を訪れることから、口蹄疫の本市への侵入防止に万全を期すこと。