バックナンバー: 2008年 3月

議会:平成20年2月21日〜3月14日

 一般質問:平成20年2月27日・28日

1.財政改革について

2.環境問題について

3.行政サービスの向上について

・財政改革について

Q 企業会計理念(複式簿記・発生主義)に基づく財務諸表作成の進捗状況について。

A 市長 平成19年、職員2名を財務会計実践公会計改革講座に派遣。更に全国の先進地状況等の視察と検討を重ねた結果、平成20年度は予算を組んで制度導入に取り組む。

A 財政課長 新しい公会計システムでの財務諸表4表を作成すること。財政健全化法による実質赤字比率等の4指標による市財政の健全化を市民の皆様に評価して頂く。この2点を最終目標において取り組んでいく。

・環境問題について

Q バイオマスタウン構想に係わる山武市の現在の進捗状況について。

A 市長 県の施策を踏まえ、環境問題に積極的に取り組む市を目指す。現在取り組んでいる事業として、ウッドプラスチック事業がある。畜産農家の協力の下、山武杉から作った炭の消臭効果や肉質の改善等に及ぼす効果は実証実験を行っている。その他、森林廃材の燃料化に着目し、おが粉のペレット化・バイオディーゼル燃料化を考えている。

Q 行政・市民・企業が一体となったバイオマス推進室設置に対しスピード感ある対応を期待するが。

A 総務部長 現在、専門の職員を一人配置しているが、今後林業関係職員とあわせて推進していく。

A 経済環境部長 一人ではこの取り組みは非常に困難。市民、企業の方々と一緒に進めて行かなくてはならないと考える。

・行政サービスの向上について

Q 職員研修の取り組みについて、基準・職責・参加者の把握・研修後の対応等について

A 総務部長 月一回管理職の参加を半義務化して取り組んでいるが、同時に一般職員の参加も呼びかけている。管理職の把握は出来ている。研修後の話合い等は取り組んでいる部署もあるが、きちんとした計画が無いまま進めてきたというのが実情。

Q 研修に参加していることに対するコスト意識をしっかり持って頂きたい。それには管理職の皆様から模範を示して頂きたい。人材育成について市長の見解をお聞きしたい。

A 市長 バイオマスの取り組みに限らず、行政・市民・議会が三位一体となった取り組みを基本においている。計画を進めるモーターは、やはり人である。時代に合った能力を習得するためにも、職員研修を今以上に積極的に行っていく必要を感じている。     

Q 人材育成を進める上でのコーチングの手法と、全般に関係するが新時代の戦略思考のナビゲーション経営システムである「バランス・スコアカード」について。

A 市長 コーチングの手法は承知している

がバランス・スコアカードという言葉は初めて。コスト意識・戦略的思考の職員の人材育成を積極的に進めていく。 

Q 若手中心のチームによる「バランス・スコアカード」研究PTを立ち上げて頂きたいことを要望し質問を終わります。

〜地球温暖化問題を考える〜

講師:千葉大学教授 中込秀樹氏

アル・ゴア元米副大統領主演「不都合な真実」の上映会

「不都合な真実」の上映会を、6月の定例議会・一般質問で取り上げました。

行政担当部署においても早速検討に入り、12月の環境問題後援会にて上映となりました。

当日は公明新聞の取材を受け、その模様が平成20年2月6日付け7面にて紹介されました。

環境問題に関しては、毎回の定例会のみならず、草の根的に市民の皆様に訴えていく決意です。