今日、党本部より政務調査会長代理・石井啓一衆議院議員が来高され、現在行なわれております党の出前政調が西高知総支部にて開催されました。
まず午前10時より国道33号線の高知西バイパスの現地調査を行ないました。現在工事が行なわれております新仁淀川橋の工事現場を視察しました。国土交通省、四国地方整備局土佐国道事務所の所長、県道路課の課長等に同席していただき、説明を受けました。このバイパスが完成すれば、佐川町から高知への所要時間も格段に短くなり、大きな期待がされているところですが、政権が変わり、民主党の「コンクリートから人へ」とのフレーズの元、道路予算も大きく削られることが予想され、先行きが不透明になっております。地方にとっては、まだまだ道路は、命の道であり、この道の重要性を石井政調会長代理にも肌で感じて頂けたものと思っております。
この後場所を移し、懇談会を持っていただき、現在の民主党の政権運営の危うさや事業仕分けの方法、また地方が抱えている懸念などを石井政調会長代理に率直に話させていただきました。石井さんは、丁寧に一つ一つ答えていただき、必要なことはしっかりと党に届けていただける旨のお話を頂きました。
懇談後、高知県立紙産業技術センターの視察を行ないました。私も初めてこの施設を見させて頂きましたが、所長からご説明をいただき、大変に重要な役割を果たされていることがわかりました。特に、古い美需品等に使われている紙等の成分を分析し、どういったものが使われているか、そしてそのものに一番近いものの復元を行なえる、日本で唯一の場所である事をお伺いしました。そういった意味では、県というより、国がある程度の予算をつける必要があるのでは、との感じを受けました。
現場へ行くことの大事さを、あらためて感じることができ、意味のある1日、出前政調でした。