ハローワークがなくなる!?
11月23日(勤労感謝の日)付の地元紙に、ブラック・ジョークにもならない記事が載った。「境港のハローワークが今年度末で廃止」という、記事だ。
国の公務員の5%純減に伴う人員削減・組織見直しの一環だそうだ。
行政のムダを省き、行革を断行するのは結構。だが、何故ハローワークの廃止なのか?他にもまず手をつけなくてはいけない所があるのではないかと思うのは、僕だけではないはずだ。
確かに境港は、地図の上では米子市に隣接するちっちゃな市かもしれない。市内のハローワークを廃止して、米子市のそれと統合することが「合理化」なのかもしれない。
だが、人口が少なかろうが、面積が小さかろうが、立派なひとつの「市」だ。そこから、市民の雇用促進と労働行政の拠点であるハローワークがなくなるということは、ただ単に、ひとつの行政機関の統廃合にとどまらない、深刻なダメージを市に与えてしまうのではないか。
少し大げさかもしれないが、この問題は市の存亡にかかわるぐらいの大きな問題であると思う。
県議会も、国に対して意見書の提出を決めたようである。本市議会も、本日、所管の常任委員会と市幹部が対応を協議した模様。
もちろん、僕を含め市議会一丸となって、ハローワーク存続を勝ち取る決意であることは、言うまでもない。