相模原市議会議員
大崎ひではる

今後の原子力について(その2)

未分類 / 2011年6月28日

 今回は、相模原市内の話題です。

 最近、新聞やテレビ等のメディアで頻繁に出てくる放射線の数値である「シーベルト(Sv)」。
 先日も相模原市内全域の生活圏を3kmごとに区切り、その内27区画の中央付近の空間放射線量を測定し、その結果が公表されましたが、その単位もマイクロシーベルト毎時(μSv /h)でした。

 

    測定結果は0.06~0.16マイクロシーベルト毎時(μSv /h)の範囲内でした。(6/16~22測定)

  さて、この値が高いのか低いのか? ここが気になります。。。

 

<ずっと屋外にいると仮定すると(特殊なケースですが)>

0.06マイクロシーベルト毎時 ×24時間 ×365日=526マイクロシーベルト/年

                                             =0.526ミリシーベルト/年

                    

0.16マイクロシーベルト毎時 ×24時間 ×365日=1402マイクロシーベルト/年

                                             =1.402ミリシーベルト/年

  1ミリシーベルト/年(一般人の年間被爆限度とされる線量) を越えてしまいました。

  しかし、学校の屋外活動制限の目安では、屋外8時間、屋内16時間と仮定しており、屋内にいる時は屋外の0.4倍の放射線量を被爆するものとしているので、次のようになります。

0.16マイクロシーベルト毎時 ×(8+16×0.4)時間 ×365日

                  =841マイクロシーベルト/年

                  =0.841ミリシーベルト/年

 

 これで1ミリシーベルト/年 以下となりました。

 この基準でいきますと、0.19マイクロシーベルト毎時が 1ミリシーベルト/年に対する目安となります。
 私も、自前で簡易線量計を購入して、あちらこちら計っています。正確な情報が重要だと感じるからです。

 但し、内部被爆については今後の課題となります。

 

今後の原子力について(その1)

未分類 / 2011年6月23日

 最近、原発事故についての市民の方からの不安の声を、多くお聞きします。
 私自身も、原子力については、不安も多く、特に今回の悪夢のような原発事故に関しては、今後の原子力を含めたエネルギー政策を大きく変える出来事と感じています。
 個人的に、放射線線量計を購入し、モニターもしています。(モニターレポートは、今後紹介したいと思っています)

 そこで、数回にわたって公明党の、原子力に関する考え方を、最近のニュースを元に、ご紹介します。

 

<原発問題と公明の対応>
-健康への影響を最少限にとどめる対応を-

 まず、福島第1原発事故による国民の健康に対する影響を最小限にとどめる対応はどうするべきなのでしょうか。政府は事故が起きた直後から放射線の影響について「ただちに健康には影響が無い」と繰り返してきました。
そして後になって、なし崩し的に放射線による危険区域を拡大させ、それでも政府による避難命令ではなく「自主避難」などというあいまいな基準をつくり、地域の住民を困惑させています。

 公明党の考えは、後から「必要なかった」と判定されたとしても、万が一にも健康に悪影響が出るようなことのない対策を、実施すべしというもので、この考えに基づき、党として政府に提案しています。空気、水、農水産物への対処すべてについて、この基本姿勢で臨むもので、そのためにも政府は情報の隠蔽を止め、速やかに開示すべきである、という考えです。

以上引用------------------------

(以下次号に続く)

 相模原市内においても、今回の事故による放射線が検出され、報道されています。

より安全な相模原を目指し、取り組む必要があります。

環境経済委員会に出席

未分類 / 2011年6月20日

 今月は、とにかく忙しい日が続いています。本会議と委員会、そしてその準備。

私の所属する委員会は、環境経済委員会ですが、6月13日に行われました。初めての体験でしたが、緊張しながらもしっかり質問をしました。

 今回の議題は、補正予算に係わるものがほとんどで、余り多くはなかったのですが、生活者の観点から、また、弱者を守る視点から質問させて頂きました。

 また、ブログに関してですが、何か力みすぎて、却って、回数が少なくなってしまったので、これからは余り肩肘張らずに、気軽に書いていこうと思います。頻度も多くしていきます。

 読んで下さる方も、どうぞ気軽に読んで頂くと幸いです。