有害物質に対応した公共工事の実施
有害物質に対応した公共工事実施
現在、相模原市では、橋梁の長寿命化計画に基づき、橋の塗装の塗り替えをはじめとする補修工事を行っています。
かつての古い塗料には、塗膜の耐久性、防食性を高めるために、PCB、鉛、クロムなどの有害物質が、使用され含まれていました。
最近、塗装を塗り替え時期を迎える橋が増え、社会問題となっています。
こうしたことから、塗りかえ時の塗膜剥離作業の際に、有害物質を含んだ古い塗膜の影響で、作業者や周辺住民への健康被害がないように、調査と対策をするように、2016年9月の一般質問で取り上げ、有害物質に対応した工事が開始されることとなりました。今後は、市内の173の全て橋梁において、事前に有害物質の含有を調査した上で、必要な措置を講じながら工事が実施されます。
2018年には、緑区橋本6丁目(旭小学校前)の歩道橋の補修工事において、市内初の有害物質に対応した工事が実施されました。
2019年度に実施される橋梁の塗装の塗替え工事においては、5ヶ所の内3ヶ所で有害物質が含まれていたことが確認され、対応した工事が行われることとなっています。
今後も、こうした有害物質への対策を推進させて参ります。
2018.11.20付 公明新聞