本日、9月議会前の議会運営委員会が開催され、会期や議事日程などの協議が行われました。正式には9月1日開会の本会議で決定しますが、今議会は平成25年度の決算審査も行われるため、長丁場の日程となる予定です。また、今日は一般質問の順番が決まり、私は9月22日(月)の10時から行うこととなりました。
(質問項目)
①胃がんリスク検診導入について
②犬猫の殺処分ゼロに向けた取り組みについて
③身体障がい者の職員不採用問題について
今回は、広島市の土砂災害に絡んだ防災関連の質問や佐賀空港へのオスプレ配備についての質問、更には身体障がい者の職員不採用問題に関する質問に多くの議員が質問を行うことになっています。私もその中の一人ですが、今、質問の構想を練っているところです。
今日の夜は、8月度の公明党佐賀南支部の党員会を行い、今後の活動予定や政治学習、活動報告などを行いました。
毎年開催されている公明党の夏季議員研修会ですが、今回は佐賀県・長崎県の合同の研修会となりました。午前中は、発達障がい者施策についての長崎大学准教授の講演及び防災・減災のための総点検手法についての民間会社からの講義がありました。
発達障がいについては、不登校事例の43%に発達障がいが見受けられるという報告もあり、その対応に課題が山積しています。早期発見、早期療育に繋がるライフスタイルに合わせた取り組みが必要であり、専門家の育成や療育環境の整備など、いろいろ考えさせられました。
防災・減災のための総点検では、道路陥没事故を防ぐために道路や橋梁、河川や港湾の護岸等を総点検する取り組みが紹介されました。これにはマイクロ波を照射して地中の異常箇所を発見する車を使用するとのことで、実際にその車を見せていただきました。(写真)時速60キロで走るということで、交通規制などを行うことなく簡単に地中の空洞を発見できるそうです。道路では下水管の老朽化で破損した部分から水が漏れだし、そこから空洞化が進み道路陥没に繋がるようです。各地で事故の報告もあり、自治体での取り組みが必要です。
午後からは、秋野参議院議員から「今後の医療福祉制度・厚労省の方向性と自治体の役割」についての講演、政策ディスカッションとして人口減少時代の自治体の可能性についての意見交換、議員の活動報告など盛り沢山の内容でした。
今回は、長崎県の議員とも意見交換ができ、それぞれの議会ことも情報交換できたことは良かったと思います。公明党は今年11月17日に結党50周年を迎えます。国会議員から地方議員にいたる3000人のネットワークで、様々な課題に取り組んで参ります。
毎年この時期、市職員の健康診断に合わせ私も健康診断を受けることにしています。年々、腹の周りにお肉が付いている実感があり、運動不足を認識しています。
今年はバリウムによる胃がん検診ではなく、内視鏡による胃がん検診を行うことにしたため、午前中に病院へ行ってきました。去年に引き続き2回目でしたので、緊張感もなくリラックスして受けることができました。映像は見ることはできませんでしたが、食堂、胃、十二指腸までがんや潰瘍は見当たらず、異常はないとのことで安心しました。
その後、ピロリ菌検査もすることになり、初めての体験となりました。初めに10秒間息を止めたのち、袋の中に息を吹き込みます。そして5分間、左を下にして横になった後、15分間イスに座ります。その間、喋ることはできません。最後に、前と同じように息を10秒間止めて袋に息を吹き込みます。これで終わり!1週間後には、ピロリ菌の有無が分かるそうです。ピロリ菌に感染していると分かれば、除菌することになります。結果が楽しみです。
胃がんの原因がピロリ菌にあることが発見され、全国に注目されています。このピロリ菌、20~30代までに除菌すれば、ほぼ100%胃がんは抑えられるといいます。40代で90%、50代で70%、60~70代では30~40%の胃がん抑制効果があるそうです。
是非、皆さんも健康診断、そしてピロリ菌検査も受けてみて下さい。
知り合いの紹介で子猫の譲渡会があるとのお誘いで行ってみました。金立町にある動物愛護ボランティア「ハッピーボイス」で運営されているネコハウスで、自宅と敷地内にある小屋でネコ100匹程度が飼われているということでした。毎週、三瀬にある動物管理センターで殺処分されるはずの猫や犬を引き取り、飼い主を捜すため保護されているそうです。それでも多くの犬や猫が殺処分になっているということで、自分たちの力の限界を感じているといっておられました。
私自身は、自宅で犬を飼っていることもありペットの存在が家族同然に思えていますが、動物嫌いの人にはその心は理解できないところもあるのではないか思います。しかし、一度飼った以上は最後まで見届けてあげるのが飼い主としての責任だと思うし、それができないようであれあば飼う資格はないのではないでしょうか。動物には何の罪もないのです。
今日伺った話の中では、佐賀市が取り組んでいる「地域猫制度」も改善が必要とのこと。因みに今日、飼い主が決まった猫は1匹だけとのことでした。
今年で23回目を迎える佐賀市平和展が市立図書館において、本日、開幕しました。今回、メインのパネル展示されるのは、二十歳前後の若者が特攻隊として散っていった「特攻作戦」で、遺書や遺影などが展示されています。1036名という若い命の叫びが聞こえてくるようでした。8月は平和を考えるに相応しい時期ですが、世界唯一の被爆国として戦争の悲惨さと平和の尊さを発信していかねばなりません。
平和展ではそのほかに、灯火管制下の疑似体験ができます。夜間の空襲に備えて照明の明かりが外に漏れないように布を被せていたそうです。暗闇の中でのサイレンに、どんな気持ちで家族が身を寄せ合っていたのか、考えさせられました。また、アニメーション映画の上映や体験談など様々な企画が予定されています。
8月10日(日)まで開催されます。是非、この機会に涼しい市立図書館に足を運んでは如何でしょうか。