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4月26日、区政会館で行われたパラアスリートの田口亜希さんの講演を聴いてきました。

田口さんは、アテネ、北京、ロンドンのパラリンピックに3大会連続で出場した女子射撃の選手です。

講演のテーマは、「東京2020パラリンピックと共生社会の実現」でした。

特に印象に残った点は、日本では障害をお持ちの方をあまり外で見かけないこと。

もっと、障害者、高齢者、妊婦の皆さんなどが、町中に出ていける環境を整備しなくてはいけない。

また、2020東京五輪に向けたハード面の整備が進んでも、心のバリアフリーが遅れている点です。

例えば、だれでもトイレに他に選択肢がある人が使っていて、そこしか利用できない人が使えない。

新幹線の予約も車イスだと座席に制限がある。

障害者用駐車場の駐車スペースの課題など。

まだまだ、改善の必要がたくさんあることを指摘されました。

これから、2020東京五輪に向けてハード面の整備は進むでしょう。

でも、すべてを整備することは時間的にも制限があります。

そのためにも、心のバリアフリーの推進も必要です。

まずは、自分から意識を変えていかなくてはと痛感させられた有意義な講演でした。

#中村しんいち

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