医療カルテのICT利活用
医療に関するICTの活用がNPO日本サスティナブル・コミュニティー・センターが運営主体となって進められている。
その一つが、医療医機関ごとに管理されている個人の医療履歴を自ら集約管理できる仕組みとして考案されたのがポケットカルテです。
ポケットカルテは、介護や高齢者福祉にかかる費用も含めて、個々の住民単位での一元管理が可能であるようで、自分自身の健康・医療・福祉・介護履歴情報により、生涯にわたって支出している費用の総和も可視化できることが判明したようである。
二つ目に、地域共通診察券「すこやか安心カード」で、30までの医療機関の診察券として使用できる。これで幾つもの医療機関の診察券を持つ必要がなくなる。
この他にも、医療圏リソース管理システムではそれぞれの医療機関が保有する高度な医療機器などを登録しておくことで、緊急搬送時にどの病院に搬送すれば患者に必要な医療機器の対応が可能であるか分かるシステムである。
こうした医療に関するICTの取り組みを患者、医療機関、行政が積極的に行っていくことが求められる時代になったと思う。
- ポケットカルテ>総務省が昨年12月に公表した「地域IoT実装推進ロードマップ」に先進事例として掲載された。
- 地城共通診察券(すこやか安心力ード)