大津市議会議員 佐藤弘

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ALSの治療薬に「ラジカット」承認

医療 / 2015年7月3日

ALSの治療薬と言えば、これまで唯一の治療薬「リルテック錠」がありますが、1999年に発売されたものです。

ALSの患者さんにとって、新しい薬が待ち望まれているのですが、6月26日、「ラジカット」という新しいALSの治療薬が承認されました。

実に16年ぶりのことです。

ラジカットは特にALSの治療薬として開発されたものではなく、2001年に脳梗塞急性期治療薬として承認されたものが、ALSの治療に関しても効果が認められたということで今回の承認になったということです。

「リルテック」にしても「ラジカット」にしても、ALS機能障害の進行抑制の効果が認められたということで、根本的な治療薬ではありません。

ALSに限らず難病は様々で、どれも根本的な治療法がありません。

医療費の支援は大変に助かりますが、なんといっても根治できる治療法が見つかることが患者・家族にとっての希望です。