大津市議会議員 佐藤弘

一人のひとを どこまでも大切に 心豊かな まちづくりを目指します

自閉症(東田直樹さん)の気持ち

未分類 / 2014年8月25日

8月16日、自閉症の東田直樹さんの生活がNHK番組で放送されました。
「君が僕の息子について教えてくれたこと」という番組です。
自閉症の東田さんの特異な行動には意味があることが分かりました。
つい表面的に見てしまう障害者の気持ちを見逃さないようにしてあげたいと思います。
自閉症の方とのコミュニケーションは難しいですが、この番組で多くのひとが自閉症?東田さんへの理解を深めたとおもいます。
この番組、反響が大きかったことから、再放送が決定しています。
<総合 8/28(木) 午前1:30~2:29 >  ※一部地域を除く
<総合 9/13(土) 午後3:05~4:04 >
お勧めです。
放送を見たあと、さっそく東田直樹さんの書籍「あるがままに自閉症です」(出版:株式会社エスコアール、1080円)
を購入したところ、今日ようやく届きました。
その書籍の「告知」からの一部です。
「もっと口に出してはいけないことがあります。それは「お母さんだって、辛いのよ」という言葉です。そんなことを言われたら、子供は自分の気持ちを押し殺し、ただ謝ることしかできません。告知の時に、親が自分の気持ちを子供に受け止めてもらおうとするのはやめてください。
あくまでも主人公は、子供なのです。
告知は、淡々と事実を話すのがいいと思います。問題は、その後です。「障害があっても決して不幸にはならない」「自分にできることを一生懸命にやれば、これから先も生きていけるし「今日笑顔で暮らせるなら、明日も笑顔で暮らせるし「まだまだ楽しいことはいっぱいある」と話してください。
それから最後に「障害は誰のせいでもない」そして「私たちはあなたを決して見捨てないし、あなたが成長するのを応援し続ける」と約束してあげてください。真剣に心を込めて言ってください。子供は、聞いていないような態度をとるかもしれません。でも、聞いていると信じて伝えてください。きっと伝わると思います。」