バックナンバー 2012年 2月

 家内が常備している野菜ジュースを買いに行ったら、なんと売り切れだった。もちろんトマトジュースもない。しかたなく、棚の片隅に残っていた小さな紙ブロックの野菜ジュースを3つだけ買ってきた。トマトが脂肪代謝を高める効果があると京大がの研究チームが発表したからだそうだ。行きつけの”まつやスーパー”の人に家内が聞くところによると、ここ1週間売れに売れているそうだ。店員曰く「もっと利益の大きいものを発表してくれればいいのに」との事らしい。でも本当にトマトに効果があるのかしら。アメリカ人は一人当たりのトマト消費量は45㎏と日本人の5倍あるが、肥満率は日本人の10倍だそうだ。アメリカ人は他に肉やピーナッツや砂糖もたくさん摂取するからだろうが、トマトの効果以上に肥満物質を多量に摂取すれば効果も吹き飛んでしまう。なんでもほどほどにすべきだ。ちなみに私もトマトは大好きだが、今のトマトは青臭くていけない。昔はもっと甘くておいしく感じたものだが、年をとったせいだろうか。
 義父が入院した。ここ2~3日調子が悪かったそうだが、今日「アカン、入院する」といって日曜日にも関わらず、無理言って入院させていただいた。家内は三人姉妹の長女だから主体的に義父母の面倒を見なくては決意している。私にとっても私の両親はすでにいないので、本当の両親と思って接しているが、いざ入院となると周りがドタバタしてしまってせわしない。おかげで今日も議会質問原稿は夜中までおあずけ。

 夜半から降りだした雪は、朝起きたら10㎝の積雪となっていた。今日は土曜日なので、朝早くから子ども達が雪だるまづくりで大歓声。少し朝寝坊をしようとたくらんでいたのだが、結局はいつものように6時過ぎに起きだして、8時には子ども達と一緒になって雪だるま作りに勢を出した次第である。私は三重県の田舎町出身であるが雪がめったに降らず、滋賀に住んで雪がこんなに積もるのかというのを経験した。今では雪が積もらなければ、なんか冬の感じがしないような感じである。我が家のネボスケ1人と1匹は10時ごろに起床。積雪をみて「キャー」「ニャー」とか叫んでまた布団にもぐりこんだ。バカモン!雪かきでもして目を覚ませ。朝飯ぐらい一遍作ってみろ。
 呑気な話をしている場合ではない、東北をはじめ連日の大雪に遭われている地域の皆様には心からお見舞いを申し上げたい。特に震災の被災地の皆様には、復旧・復興の遅れから今なお大変な苦しみの中、さらには雪害だ。政治がぐだぐだしている間、被災地の皆様には雪が積み重なっていくように、苦しみ、悲しみの時間だけが積み重なっていく。これはまさしく人災だ。政治家のはしくれとして悔しくてならない。

 越市長の滋賀県市長会での発言が今日の新聞を飾った。就任1カ月もたたないのに、県市長会の会長選挙に票数を人口割りにしてくれというのだ。つまり、1市1票ではなく大津市は県人口の4分の1あるのだから、票をもっとよこせという事だろう。私はどんな会合のやり方でも改革の余地は絶対にあるとは思っているが、今回は変だ。市長会であるから、参加はもちろん市長だ。つまり、人口が多かろうが少なかろうが市長は一人であるから、その市長の意志は尊重しなければならない。市長会を人口比のドント方式で決めてしまったら市長会にならないと考える。民主主義をはき違えている。他の市長の反対は理解できるし、せめて半年くらいは市長会の状況とかやり方を良く観察して、かつ、よく考えてから発言されるべきだ。大津市として他の市と喧嘩したくはない。ただし、越市長に賛成できる点が一つある。今回、事前のすり合わせではなくて、会長候補を推薦し選挙で選ぶようにした事は、会長選に対してオープンな市長会となるように一石を投じたことになり、これは良いことだと思う。今回、他の市長さんから反対に遭われたが、捨て台詞がまたスゴイ。「市長会は任意団体なので大津市が加入していることにメリットがあるかを含めて検討したい」とおっしゃった。おいおい、そこまで言うと、あんたのバックにいる嘉田知事の影がチラホラ見え隠れしますよ。お茶目もいい加減に。そしてお気をつけなすって。

 平成24年度の予算説明を受けた。今日は一般会計のみであったが、それでも大変疲れてしまった。もちろん説明員の皆様は一生懸命にご説明されてはいたが、聞く方は絵本の読み聞かせみたいな訳にはいかない。みなさん淡々と抑揚もなく説明されるので、だんだんと眠気が・・・。しかし今回は新市長の予算だからしっかりお聞きしなければと改めて決意をしてお聞きした。結果はな~んだ、昨年と変わってないじゃん。という印象。私たちが前市長との間で丁々発止とやりあって「なんとか実施できるようにがんばる」と前市長がおっしゃった内容ばかり。これじゃ、なんのために市長を替えたのかわからないと市民の皆さんは思うのじゃないのかな。「停滞か飛躍か」と訴えたわりには飛躍はなく、ヘタすれば「停滞か後退か」になってしまう。大阪の橋下市長のようにドラスティックに変えようとしても素人には結局無理な話だ。市長変わって政策変わらず。政策が変わらないので目が覚めず。明日もZZZZか?

 ”和子(わこ)様”のお洋服が衣替えした。家内が前のお洋服は少し地味だといって替えたそうだ。手製のお洋服だ。まあ私がみても今回のほうが良い。家内も満足気だ。ただ、今日訪問されたお方が「少しこわい」と言っていた。特に右手を少し上げたポーズが怖いそうだ。家内は「何言ってんの。陶器と布で出来ているだけだよ。可愛い人形よ。魂が入っているわけじゃない」とか言うが、私も可愛いが少し怖い感じがする。いくら単なる作りものだといっても、そこにはなにか特別なものを感じる。単に紙でできてるといっても母の写真を踏んづける事ができないように、素材を超えたなにかを感じるから和子様といえども怖く感じたり、可愛く感じるのだろう。これはどういう感情だろう。
 議会質問が書けてません。焦ってます。納豆か山芋でも食べてがんばろう。ネバネバ食品だけに「ネバーギブアップ」。

こちらの方が可愛い。

 世の中、今日はバレンタインディ。娘家族は子ども=孫三人とも女の子なので娘婿は家でチョコ4つゲットしたそうだ。息子も会社でいくつかゲット。私は清水議員から昨日1個のみゲットしただけで子どもや孫からは一切なし。家内は「アレッ、今日やったかいな?すまんすまん」 てな調子で、あわてて近くのコンビニにダッシュ!ピーナッツブロックチョコを買ってきてくれた。きれいなラッピングもない究極の義理チョコだが2個目ゲット。そしてザッツオール。食べすぎで太る心配なし。平成24年2月14日はこうして終わったのでありました。
 私道の補修に対する補助が少なく、直すに直せないというご相談が相次ぐ。ガス、水道、下水道の工事瑕疵ならともかく私有地内ではいかんともしがたい。しかも公共性の低い私道ならなおさらだ。対応するには補助率をウンとあげるしかない。今後の課題だ。
 今晩から代表質問の作成に入る。チョット調べて書いては休憩の繰り返し。”ねね嬢”相手に気分転換するにも飽きてきた。彼女も嫌がっている。遅々(父)として進まぬならハハ(母)として笑え。

 本日、平成24年度の予算概要の説明を受けたが、予算の中身については前市長時代の昨年とどの部分に差異があるのか私にはまったくわからなかった。来年度に新規事業としてあがった項目はほとんど以前より進めてきた内容である。まあ、市長に当選されてから時間がなかったのでやむを得ない部分もあるのだがそれにしては、鳴り物入りで登場した割には変化がない。もちろん、14億円分は6月議会でご提案されるという事だから、その時に越カラー予算が登場するのだろうが、それにしても14億円というのは全体の2%にも満たない予算額だ。越カラーというには少なすぎる。結局は平成25年予算が本格的な予算編成だろう。その時にしっかりと又お聞きすることになるのだろうな。
 越市長は政治に素人と言うのは最初からわかっており、市長ご自身も自覚されておられるのか、今度の人事で「政策統括監」と言うポストを新設し総務省から県庁に派遣されていた御仁をあて、自分の公約実現のサポートをしてもらうそうだ。市長マターの人事案であり、議会として口をはさむ事案ではないが、結局自分の家庭教師という事だ。それなら、自分のブレーンとして私的に色々お尋ねすればいいのではないか。なにも新設するする必要はない。このポストと副市長との関連、各担当部長とこのポストとの関係、また、市長がある程度大津市政に習熟された後はこのポストをどうするのだろう。廃止するのか。それともこのポストにご就任されたお方を副市長にと考えておられるのか、さっぱりわからない。いくら市長マターとはいえ、行革に向かって進んでいる時に新たなポスト新設はいただけないし、市民にも説明があってしかるべきだ。じいちゃんは首をかしげている。わからない事が一杯あることは恥ではない。聞けばいいのだ。そして自分のものにしたらいいのだ。
 私を「カルビ政策監」に任命して、おいしいカルビクッパの店は私に聞け。
 

 今日は朝から市民相談。保育所入所の相談だ。4月入所の1次がダメだったそうだ。彼女は母子になったばかり。なんとしても子どもを入所したかったのだがダメだったそうだ。彼女は、越市長が待機児童を解消すると言っていたから直接越市長に直談判に行こうと考えているといっているが、まあ、チョット待って下さい、とお願いして、お話を聞いたわけだ。明日、もう一度担当課に状況を説明して2次にはOKにならないかお話をさせていただくつもりだが、越市長は安易に宣言して本当にいいのかしら。待機児童問題はずっと前から、前市長、前々市長の時代からの課題だ。様々な手を尽くしているのだが、待機児童解消とはならない大きな課題だ。何か特効薬でもあれば披露して、すぐさま手を打っていただきたい。
 そのあと、質問原稿づくりに勉強三昧。困っている。だって、市長のマニフェストには具体的な施策が書いてないんだもの。抽象的なマニフェストには抽象的な質問をぶつけようかしら。そんなら、ただの意地悪じいさんだ。私の誇りが許さない。ある意味、なんとむつかしい今回の代表質問。

 昨日、「みんで考える自治」のシンポジウムに参加した。東京市政調査会理事長であられる西尾 勝氏のご講演は、大いに参考となった。惜しむらくは1時間と時間が短かった事だ。氏の地方分権改革の目的が住民主導のまちづくりを惹起させることという主張はその通りだと思うし、氏が携わった地方分権推進委員会の進捗の過程もよく理解できた。もう少し時間を氏に割り当てていただいて、その時の氏の所感もお聞きしたかった。それに反して、シンポジウム参加の県・県議会、市・市議会、町、町議会の代表者のお話は「滋賀県地方六団体」の主催と言う事もあったし、一人10分という制限もあったが、少し退屈してしまった。もっと発表者をしぼり、かつ中身を深くさげたお話となれば大いに参考となったはずである。6者の皆様がそれぞれ国に対して、もっと金を!もっと権限を!と主張されるのはよくわかるが、知事がそれを言うなよ!市町は国に対するのと同様に県にも言いたいのがわからないのか!と思ったりもした。近江八幡市までバスで連れてっていただいたにも関わらず、申し訳なくも少し不満を申し上げた次第である。
 今日は、な~んもせず、一日中タバコをくゆらせ、“ねね嬢”と遊び、飯を食っただけの時間を過した土曜日であった。ところで議会質問原稿を私は一体どうしようとしているんだろう。これこそな~んもしていない。私は誰れ?状態。明日の日曜日は市民相談が終わったら、いよいよ質問原稿に取りかかろうと決意しているが、”ねね嬢”がスリスリしてきたら「は~い、なんでちゅか。パパと遊びまちょね~」とかで過すんだろうな。

 先日家内が私に無断で買った椅子が届いた。¥27,000もしたのに見てくれはなんの変哲もないただの椅子だ。こんなんならパイプ椅子30脚買って自治会館にでも使ってもらった方がましだ。しかも私たちが座るんじゃなくて、我が家の”和子(わこ)様”が座るのだそうだ。”和子様”は家内のお気に入りの子だ。¥27、000も出すんだったら¥1、900のサーロインステーキが14回も食べられるのにと思ってしまう私がいけないのか。家内は”和子様素敵!”とか言っている。玄関を入ったところに置く予定だが、訪問された方はきっとびっくりすると思う。少し不気味だ。ケンとメリーが壊れて効力がなくなったので、まあ、ちょうどいいか。

(左) ¥27,000の椅子    (右) 椅子の上でおすましの和子様

Twitter
サイト管理者