バックナンバー 2011年 11月

 今日の晩飯はおでん。好物の一つだ。家内が気を利かせて”コロ”をいれてくれた。クジラのまあ脂肪です。故郷ではなかなか食べられなかったが、関西では普通に店頭に出ているのでありがたい。ごはんもたっぷり食べられた。ゲップ!
 産経新聞に反捕鯨団体シー・シェーパードのポール・ワトソン容疑者(国際指名手配中)が「日本たたたき」の中で多額の報酬を受け取り私腹を肥やしていた、と報道されていた。しかもイギリス、アメリカ、オーストラリアの国会議員もシー・シェパードの後援をしているとの報道もあった。アメリカ、オーストラリアとも牛肉輸出国、イギリスもその利権の一端を担っている。そのための後援だ。もちろんシー・シェパードの中にも義憤にかられて活動しているボランティアもいるだろう。しかし代表格であるポール容疑者はそれを利用して私腹を肥やしていたのだ。元社民党の辻本なる女性議員も盛んにシー・シェパードを擁護していたが、彼女は単に「環境保護」という言葉に酔ってしゃべっていただけの人。マスコミ受けを狙ったパフォーマンスだろう。
 アメリカはアラスカ州の自国民には捕鯨を容認しているし、北太平洋のクジラを取りまくり肉は捨て油だけを照明用に使っていた。自分の国はOKだが、よその国にはNOを突き付ける。これを覇権主義という。クジラの肉を食べずに牛肉を食え、では水産物大好き国日本は納得できない。TPPも要注意だ。
 どちらにしても人間は他の生物の命を奪って生かしていただいている。牛も豚もサンマも米も白菜もクジラもすべて地球上の命ある生物だ。粗末にせず感謝しつついただくべきだ。”コロ”がもっと楽しめるように!

 今日の内閣府の発表によると、災害時に女性の肉体的、精神的負担を軽減できるような対応マニュアルを作成する方針を決め、さまざまな事例を収集した上で改善策をまとめ、早ければ2012年中に完成させ各自治体などに提供するとの事。
 私たち大津市公明党議員団も清水議員が中心となって大津市の担当部局に災害時における女性の負担軽減策について現在の対応、今後の対応について取材をし、党本部に送付したところだ。本音を言うと、国もやっと気がついたか!という感想だ。一刻も早くシステムとして、改正予定の基本条例に組み入れられる事を強く望むものである。

 私は阪神淡路大震災の時サラリーマンをしていたのだが、震災の次の日、神戸市内にあった店舗(その時のダメージで建物が使えなくなり、解体し今はもうない)の状況と従業員さんの安否確認のため水や食料そして現金を持って、大阪から和田山経由姫路に入り、そこからいけるとこまで車で行ってあとは徒歩で神戸市に入った。まだ余震があり、家が燃える臭いにも閉口しながら2日間壊れかかった店舗の軒下で寝泊まりし、安否確認に走り回った。その時お会いしたパートさんが「家が倒壊して寝る場所がないし、避難先もみんな来るからきっとプライバシーはないと思う。お父さんは外でオシッコできるが、私はね~。肉体的にも精神的にもしんどい」とおっしゃられたのを思い出す。内閣府の発表を待つのではなく公明党はすでに動いている。何事も政府の対応は遅すぎる。

 私は倒壊した街並みの中でペシャンコの家の前で泣き叫ぶ母親の声を聞き、大きな余震を経験しているので、それ以来、隣の机で誰かが消しゴム使っている揺れだけでも「地震だ!」と感じてしまう。こんな鈍感な私がPTSD?マサカ~。

 長野市と岐阜県可児市の1泊2日の視察から戻りました。
 17日に訪れた長野市は「防災対策」について視察をさせていただいた。長野市では江戸時代からもたびたび山崩れや地震、洪水に襲われており、さらに松代の地震群発や東北大震災でも震度3の揺れを経験されるなど、災害に対する危機意識が大津市とは格段に大きく、それゆえ地域の防災意識も大きい。また指定管理になっているが市立の防災センターがあり、そこでさまざまな災害に対する情報と意識の醸成が図られるようになっていた。ただし、ご高齢者や障がいをお持ちの方のリストの在り方など大津市同様課題は残っているようだ。
 それにしても中央本線”しなの”はまるで起震車のようによく揺れる。
 
 上 車窓からの長野市 左 視察風景 右 地震体験
 
 

  翌18日は岐阜県可児市へ。可児市では可児市文化創造センター”ala”を視察させていただいた。衛(えい)館長のお話は私が文化芸術施策に対してモヤモヤ思っていた事を端的に言葉で表してくださり、すっきりした気持ちで大津市の今後の文化芸術施策に望めそうだ。衛館長曰く「文化とは相手の個性を学びあう事である」「文化はすべての市民のために。少数の人のための芸術の殿堂ではいけない」などなど。衛館長の気持ちと相通じるところが多々あり、大いに参考となった可児市の視察であった。
 ここで一言。”ala”に入っているレストランのランチ定食(¥1050)は抜群にうまかった!
  

衛館長と一緒に”ala”前で

 これから寒くなるというのに、今回の視察先を最高気温でも12℃という長野市と岐阜県可児市を選び明日訪れる事になった。長野市は総務部に紹介をしていただき、先進的な取り組みをされている危機管理の実情をお伺いする予定だ。私は「支えあう社会づくり」こそが大災害時にはなにより必要と考えているので、この点をしっかりと視察しなくてはと思っている。また可児市は生まれて初めて訪れる町であるが「alaまち元気プロジェクト」なる事業で”文学座”や”新日本フィルハーモニー”といった一流どころと連携して、建物の中だけでなく外へ出て市民が文化芸術に触れる事ができる事業との事。これは楽しみだ。遅々として進まぬ大津の文化芸術振興条例づくりにもきっと役に立つだろう。これもしっかりと勉強したい。
 気になるのは寒さだ。朝の早いのと寒さにはからっきしダメな人間なので、コートを持っていく方がいいのか、いらないのか、悩んで悩んで今晩は眠れそうにもない。

 本年9月定例市議会で野良猫について質問してから「野良猫」についての市民相談が立て続けに入ってきたり、他市の議員さんから問い合わせがあったりで私の周りはチョットした猫騒動現象。ニャーゴ。
 私はなにも猫さんたちに支援していただいて議員になったわけではないし、猫年生まれでもない。故に市当局に迫っても議員倫理条例には抵触しないはずだ。
 ただ、
地元の地域であまりにも野良猫が増えて困っていたので、3年ほど前に議会で市当局に「なんとかせニャーあかんのではないですか」と質問をし、その折、一定の理解を得られ、そして今年の9月議会に確認の意味で再度質問をさせていただいただけである。
 とにかく「野良猫」は人間の都合で発生する。そのような境遇の猫さん達に人間側の罪滅ぼしとして、たとえ一代限りでもご近所の皆様に愛されて命を全うさせてあげたい、その思いで質問をさせていただいたのだ。
 ネット放映でそれを見た方から「私の周辺でもたくさんいる。ニャンとかならないか」との市民相談であるので”動物愛護センター”の役割について説明申し上げたが、やはり一度現地を訪れなければならないだろう。”動物愛護センター”はこれからとっても忙しくなると思う。覚悟めされい。ニャー!!

 

我が家のお姫さま”ねね嬢”

  今夕、公明党滋賀県本部で「脳脊髄液減少症」について患者・家族支援協会の中井宏代表理事の講演を拝聴した。この脳脊髄液減少症については何年も前から公明党大津市議員団から議会質問もし、要望にも組み入れその救済について活動してきたところであるが、このほど、本当に第1歩であるが厚生労働省研究班から「髄液漏れ」についての画像診断基準が発表され、次善の策として「先進医療」の申請準備が始まった。これは現在平均月三十万円といわれる治療費の大幅削減と将来の保険適用への道を切り開く画期的な判断であり、患者の皆様への朗報となる。患者の皆様が保険適用にこだわってきたのは、この病気が今まで単なる「鞭打ち症」として片づけられ、つらい症状の中、明確な治療法もないまま病気に対する無知と誤解を受け、さらに経済的にも大変重い負担となって患者の皆様を苦しめてきたからだ。その突破口がひらかれ、治療法の一つである「ブラッドパッチ療法」の認知が大きく進むと思われる。あとは労災や自賠責等の保険や障害者手帳、障害年金などの改定についてもこれから進めねばならないし、子どもたちへの対応についてもその啓発に努めねばならない。
  私たち公明党のやるべき課題は多い。

講演をする中井代表理事

  今日は日曜日という事もあって早朝からドタバタとせわしない1日であった。私は本来ムーミン村の住民のようにフワーと過ごしたい方なのだが、そうはいかなかった日曜日。
  まず朝7時半より盛越川と自治会館の清掃。今日は”ウォーキングinせいらん”とかで、今井兼平のお墓まで見学者がドッくるのできれいにしておこうという自治会長の計らいで清掃した。これでひと汗、ふた汗。

  そのあと、どんなウォーキング大会かと開会式に出席。約170名の方々が晴嵐学区はじめ近隣在郷からお集まりになり、軽い準備体操と注意を受け、学区内名所旧跡を訪ねウォーキングに出発した。
  私はそのあと、県有林の伐採の件で地元の人の要望を受けに藤尾学区へ。昼飯はミニストップのおにぎり2個とワッフルポテト。昼からは県会議員の県政を語る会の件で市内あちこちと打ち合わせでミツバチさんみたいにブンブンと飛び回った次第。ご帰還はPM6時。今日もお疲れ様。夕飯は粗食に甘んじ、7時からの会合に備えよう。

 
 

無事故で完走を誓う

 
 

川掃除中。少しもやっていました。

  野田首相が引き延ばしていたTPP交渉参加を表明した。野田首相は参加するための各国の議論に参加すると言っているが、参加するから議論するのであってその弁は珍妙だ。
  私なりに少し意見を述べる。基本はアジア太平洋地域における21世紀型貿易・投資の自由化、円滑化に我が国が主導的に取り組まなければならない事は事実だし、将来のアジア太平洋自由貿易圏構築目指して努力をしなければならないだろう。
  しかしながら今回の交渉参加は国民的議論がないばかりか、民主党政府内でも十分な検討もなしにあまりにも拙速である。そもそもこのTPP参加問題は菅前首相の思いつきから突然始まったものだ(ホンマにノーテンキにベラベラとしゃべる人だ)。それを受けた野田首相も「しっかりと議論する」といいながらも私たち国民に十分な情報を提示することなく交渉参加に見切り発車した。そもそも参加に当たっては多大な影響が農業、健康、文化、環境などにあるわけだから、デメリットはなになのか、国民生活はどう変わるのかをしっかりと説明する責任が野田首相にはある。民主党内でも「慎重な判断」を求めており、政府内で意見が一致していない。本当に見切り発車でいいのか。日本の国益の観点から慎重な対応を望む。

   先日からミシンが動かなくなったといって我が家は大騒ぎ。ダウンしたのは5~6年前に某スーパーで1万円也で買ったいわばおもちゃに毛の生えたようなミシンだった。別にこれっといって家内がコシノヒロコやヤマモトカンサイみたいに洋服を作るわけではないが、孫の大好きなリカちゃんのお洋服を家内が作っていたものだから、それができないとなると孫が淋しそうな顔をするので本日やっと買いに行ったそうだ。そしたらナント、ナント55、000円!!!!我が家の28型テレビより高い。思い切りのいいのは家内の特徴だが、それにしてもそんなに高いとは。私だったら悩んで悩んで買うのは来年ぐらいまでかかると思う。
  それはそれでまあ構わないのだが、買い物帰りに我が家のスズキのベンツ”アルト号”で電信柱に少しこすったそうだ。彼女は運転も思い切りがいい。そしてすぐに忘れる。私はA型だから何時までもくよくよして、気にしてしまう。やはり、先に死亡保険金を手にするはストレスのない家内の方だ。

  今日は朝から大津市の電気屋さん”井之商”さんが手がけている太陽光採光システムの視察に草津市に赴いた。これは10万ルックスもある太陽光を採光し、1000ルックスぐらいにして電気を使わずに明りとりをする設備だ。現在はベンチャー的にやっておられるがすでに年商1億円との事。家が密集している大津市の町屋等の明りとりには効果抜群と思える。井之商さんでは工場・倉庫の明りとりにも商機を広げておられるが、大津市の公共施設にはまだ取り入れてもらっていないとの事。大津市のベンチャービジネスが大きく世界に羽ばたけるよう、例えば「お試し予算」を設け、試行的にベンチャー企業のプランを採用するなど、市内のベンチャー企業を支援する提案をどんどん公明党からしていかねばと決意した次第。

     朝日新聞の記事より

  11月定例議会が29日に開会となる。又、質問原稿を作らねばならない。市当局にお聞きしなければならないことはあるにはあるのだが、口頭ではなく文章として作らねばならない。これが厄介だ。ついこの前、9月議会用に質問原稿を作ったばっかりなのに、もうそんな時期か早いなあ、なんて思ってしまうが、議員の議会質問は権利であり義務でもある。市民の付託に応えるべく、今日は”ぐい生”にこの身をゆだね、明日からがんばりまっす。で、なに質問すんの?今は白紙。逆に質問原稿をアイウォンチュ!

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