小沢民主党元代表の元秘書3人(石川知裕衆議院議員、大久保隆規氏、池田光智氏)の有罪判決が東京地裁であった。3人は全面無罪を主張し控訴する事となった。この事件は中堅ゼネコンである水谷建設からの1億円の裏献金の授受の虚偽記載が問われている事件である。そもそもこれは小沢氏の土地購入の資金4億円を隠蔽するために起こった事件である。それゆえ3人の秘書ばかりでなく小沢氏の責任もまぬがれない。特に石川氏は1審で有罪判決をうけたのだから、自ら出処進退を明らかにすべきだし、今は離党しているとはいえ、民主党に所属していたのだから民主党自身が自浄作用が国会内で働かせなくてはならない。民主党も昔はなんでもかんでも「証人喚問、証人喚問」と叫んでいたではないか。
 小沢氏自身も裁判を抱えており、こちらの方も石川氏同様明確な説明責任が求められる。
 保護者である小沢氏が裁判沙汰を抱えて国民からの説明責任が求められ、民主党内の求心力が衰えている中、党内最大勢力を誇る小沢グループのチルドレン達はこれからどこへ向かうのだろうか。新しい保護者を求めるほかない。なぜなら小沢一家の子どもたちはあまりにも幼く社会で生きていくには無理がある。ヤワラちゃんのように寝技なんて使えないから新しいパパ・ママ=保護者を探して国会内を右往左往するのではないか。しかしどちらにしても民主党の世界ではチルドレンの保護者になりうる人物がいない。彼らは「みなしごハッチ」となるのか。

 

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