2月5日(日)、大田区民プラザにて『第10回こども笑顔ミーティング』が開催されました。

                

2部構成のうち、第1部ではお二人の方が基調講演を行って下さりました。

1,「子どもの育ちと脳の発達」と題して、佐藤佳代子さん(子どもの文化学校講師・子育ち子育てコーディネーター)が講演。

佐藤 佳代子さん

受精卵から乳幼児期へ成長していく時間軸の中で、母子間で育まれる深い愛情によって脳細胞が成長していき、実はこの過程における成長が後々の青年期の発達に大きく反映されていくことを分かりやすくご講演いただきました。

赤ちゃんの視界は凡そ30~40㎝、この距離は授乳時における赤ちゃんとお母さんとの距離に相当することや、胎児の段階でもちゃんとお母さんの声を認識していることなどを通し、赤ちゃんが出す4っのサイン【泣く・吸う・見る・聞く】の重要性を理解することができました。

               

2,「思春期の子どもたちに接して思うこと」と題して、白旗眞生さん(Kiitos・青少年の居場所主宰)が講演。

白旗 眞生さん

若者の居場所として、調布市でKiitosuを運営されている白旗さんの講演では、他人とのかかわりを拒絶してしまっている若者や、リストカットなどの自傷行為を繰り返してしまう若者、また、そういった子どもたちとの接し方に深く悩まれている親に対し、まず広く門戸を開いて『相手の気持ちを受け止める』ことから始めるとおっしゃっていました。

Kiitosの自由に意見する環境から、ときにボランティアとの協働でこれまで立ち止まっていた自分から一歩歩み出すことができた若者の体験など、様々な生き方をご紹介いただきました。

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