1月18日(金)、大田区議会の総務財政委員会で行政視察を行いました。

視察先は本区から多摩川をわたった川崎市。

              

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川崎市では現在、国際戦略総合特区の具体策として『京浜臨海部ライフイノベーション』を推進しており、特に殿町地区で操業する医療系・工業系の技術を中心とした医工連携を目指しています。

           

大田区では、アジアを中心とした企業誘致と連動した「大田の技術」の情報発信拠点を構想しており、京浜工業地帯一体の連携を視野にいれながら羽田跡地開発を推進しています。

現在こうした特区制度を活用して、それぞれの地方自治体が独自の開発を推進しています。

           

                 

『川崎生命科学・環境研究センター Lise

殿町地区で操業する最先端技術を持つ企業を集積し、環境・健康・福祉医療などの分野で技術革新を推進する拠点「Lise」。同じように、大田区でも工場アパートととして技術の集積拠点を展開しています。

               

このあと、「Lise」に併設されているのが公益財団法人 実験動物中央研究所へ訪問。

こちらではポリオ生ワクチンの研究・開発に必需となるポリオマウスやrasH2マウスの生産に取り組まれており、業界では世界シェアNo1とのこと。

              

そのあと、“浮島太陽光発電所(メガソーラー発電)”と“かわさきエコ暮らし未来館”を視察。

                 

今回の視察で、川崎市が全力で取り組んでいる医療・工業連携の姿を認識することができ、私たち大田区が特区制度を活用して推進しているビジネスマッティング施設・国際交流施設との連携によって、総合的な経済対策に臨んでいくための施策の重要性を再確認しました。

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