大田区議会議員  玉川 ひでとし (公明党)

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予算特別委員会「総務費」質疑③~鹿児島との交流

お知らせ 予算 勝海舟 地域振興 地域行事 観光振興 議会 銭湯 / 2019年3月11日

平成31年予算特別委員会、審査第1日の3/4(月)の款別質疑「総務費」は、20分を超える長い質疑となりしたので3回に分けて掲載いたします。

以下のとおり総務費質疑③の内容を掲載いたします。

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洗足池の畔、この夏にオープンとなる勝海舟記念館の建設工事も進み、それまであった工事用の仮囲いが無くなり、全景が見えるようになりました。
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昨年は明治維新150年ということで、NHK大河ドラマ「西郷どん」が放送され、「勝海舟」も登場しました。

この「江戸無血開城150年」に合わせた特別企画として、『「江戸」を救い、「東京」を創った出会い「どんと来い!幕末・明治プロジェクト」事業』が、大田区だけでなく、品川区や鹿児島県の観光かごしま大キャンペーン推進協議会、東急電鉄、大田区商店街連合会によって実施されました。

慶応4年(1868年)の3月、江戸総攻撃に向けて新政府軍を率いた西郷隆盛と、江戸を守ろうとした勝海舟との会談により、日本の歴史が大きく動き、それから150年を経て、期間限定のオリジナル丼やさまざまなイベントを通して二人が再び出会う…とのコンセプトで、勝海舟が愛した洗足池エリアでの「勝丼」、西郷隆盛が本陣を置いた池上本門寺エリアでの「せご丼」という、両エリアの飲食店がオリジナル丼を開発されました。

そして、それらのオリジナル丼を食べて、その写真にハッシュタグを付けてインスタグラムで投稿するというキャンペーンも行われ、わたしも地元のエリアを盛り上げようとキャンペーンに参加いたしました。


#幕末明治スタンプラリー

すべてのオリジナル丼を食べる全制覇はできませんでしたが、投稿者の中から抽選で1名という特別賞が当たりました。

東蒲田1丁目で80年以上の歴史がある銭湯、大正湯さんでは、
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入口から脱衣所にかけて、「どんと来い!幕末・明治プロジェクト」のポスターや鹿児島県観光かごしま大キャンペーン推進協議会による「西郷どんどん!かごんま!」のポスターやうちわなどが並び、
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浴室のペンキ絵は、男湯に西郷隆盛と桜島、女湯に勝海舟と洗足池と、二人の会談を思わせるような絵に期間限定で塗り替えられました。

 

また、「おおた商い観光展」「OTAふれあいフェスタ」では、勝丼・せご丼の販売をはじめ、パネル展示や、鹿児島県のPRブースが設けられました。

そして、大田区観光情報センターでは11月3日から月末まで、鹿児島県フェアとして、鹿児島県の物産や工芸品などが並びました。このフェアについて鹿児島県が運営する「西郷どん」キャンペーンのSNS公式アカウントにて、

「これは当初、本県との連携事業の予定にはなく、大田区さんのご懇意で実施して頂いたものです。
 本当に感謝です。あいがとさげもす。
 西郷どんのふるさと鹿児島へおじゃッたもんせ~↑↑」との
喜びのコメントがありました。

そこでお伺いいたしますが、

(質問⑥)
昨年、幕末・明治プロジェクトで実施して以降、本年夏の勝海舟記念館開館の気運醸成に向けて、鹿児島との交流については、今後どのように考えていますでしょうか。お聞かせください。

 (回答⑥:文化振興課長)
鹿児島との交流についてでございますが、鹿児島市、鹿児島県は、昨年NHK大河ドラマ「西郷どん」の放送もあり、特に観光客誘致に積極的な事業展開をしておりました。

大田区においても「江戸無血開城150年」に合わせた特別企画として、「どんと来い、幕末・明治プロジェクト」事業を実施し、洗足池と池上地域への誘客を図るとともに勝海舟記念館の開館に向けての気運醸成を行いました。

鹿児島県内においては、西郷隆盛の名誉回復に奔走した勝海舟への関心は高く、勝海舟記念館に関するチラシ等の配布にも、ご協力をいただきました。

洗足池公園内には、西郷隆盛ゆかりの関連史跡もございます。一方、鹿児島市内には、維新ふるさと館、西郷南顕彰館などの博物館もあり、今後は勝海舟記念館と鹿児島市の博物館との連携、自治体間連携などが考えられます。

勝海舟記念館開館を契機に、機会を捉え連携しあえる関係づくりに努めてまいります。

 

NHK大河ドラマ「西郷どん」の放送が終了し、年も明けて151年になってしまったことで、幕末・明治プロジェクトの盛り上がりも一気に終息してしまった感じですが、銭湯でのペンキ絵の関連で、鹿児島県の阿久根市から浴場組合城南ブロック長である大正湯のご主人へオファーがあり、大田区の銭湯でボンタン湯が実施されました。

 

ボンタンは別名「文旦」、「ざぼん」、「ジャボン」などの呼び方があり、鹿児島の銘菓「ボンタンアメ」の原料でもある大きな柑橘類の一種です。

ゆず湯、菖蒲湯などのように阿久根市の名産であるボンタンを湯に浮かべるこのボンタン湯は、大阪の銭湯と鹿児島が繋がって昨年2018年に大阪の銭湯7軒で実施され、今年に入って、阿久根市役所、ボンタンアメのセイカ食品、鹿児島県浴場組合、大阪府浴場組合、東京都浴場組合などの協力により、全国の銭湯400軒で実施されるまで、大きく広がったとのことです。
全国の銭湯350軒で、『ボンタン湯♨』を行います!!(2019年1月~3月)ぼんたん湯」より

鹿児島県には、温泉や銭湯が多くあるといった、大田区との共通点があります。
また、羽田空港を有する大田区が「空の玄関口」「世界との玄関口」であるならば、鹿児島県には種子島宇宙センターがあり、「宇宙への扉」と呼ばれております。

この夏の勝海舟記念館オープンに向けてはじまったプロジェクトでの鹿児島との貴重な交流を一過性のものとして終わらせてしまうことなく、地道に交流を続けられ、さらに縁を深めて行っていただくことを要望いたしまして、

大田区議会公明党、玉川英俊の質問を終了させていただきます。ありがとうございました。

平成29年 第4回定例会 代表質問⑥

交流 健康 政策 現場調査 環境 福祉 若者 衛生 議会 銭湯 青年 高齢者 / 2017年11月30日

6.銭湯不便地域の対策について

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「銭湯が存在しない不便な地域」の対策について伺います。

公衆浴場、いわゆる銭湯とは、住民福祉においてどのような役割を果たすものなのか。

10月の決算特別委員会において、産業経済費の質疑でも確認いたしましたが、大田区のホームページには公衆浴場についてこのように書かれております。

『公衆浴場とは、公衆浴場法第1条に定義されている、「温湯(おんとう)、潮湯(しおゆ)又は温泉その他を使用して、公衆を入浴させる施設」をいいます。

大田区公衆浴場の設置場所の配置及び衛生措置等の基準に関する条例において、「普通公衆浴場」と「その他の公衆浴場」に分けられています。

「普通公衆浴場」とは、温湯等を使用し、男女各1浴室に同時に多数人を入浴させる公衆浴場であって、その利用の目的及び形態が地域住民の日常生活において保健衛生上必要な施設として利用されるものです。』

とのことです。

この「地域住民の日常生活において保健衛生上必要な施設」である公衆浴場、東京23区でも大田区に一番多くあるという銭湯が、年々減少している状況にあります。

直近では、ゴジラ湯として有名になった西蒲田6丁目の大田黒湯温泉・第二日の出湯がこの11月18日で閉湯しました。

ゴジラ湯 日の出湯

また10月に田園調布南の花の湯が閉湯。8月末には中央4丁目の日の出湯が閉湯しました。

美奈見の湯 六郷温泉

もう少しさかのぼると、昨年3月に中央1丁目の美奈見の湯、昨年1月末に仲六郷4丁目の六郷温泉、2年前の11月には上池台2丁目の小松湯が閉湯しており、大田区の象徴でもある銭湯の数は40軒を切り、いま現在、大田区の銭湯の数は39軒となってしまいました。

銭湯が閉湯、廃業してしまうと、それまで通っていた地域の人たちは、その後はどこの銭湯に行けばよいのか。

近くにある他の銭湯に足を運ぶようになるのですが、必ずしも歩いて行ける場所にあるわけではなく、高齢者の方など、わざわざバスに乗って、中にはバスを乗り継いで銭湯に通わなければならないといったことが起きています。

中央1丁目の美奈見の湯が閉湯した際には、馬込・山王地域の人たちに影響があり、今年の8月末、中央4丁目の日の出湯が閉湯してからは、かなり不便となり大変困っているとの声を耳にいたします。

(質問⑬6-1)

このような銭湯が存在しない地域の現状を、どのように把握されていますでしょうか。お聞かせください。

 

例えば、この銭湯が存在しない地域にお住まいの高齢者で、入浴をご希望される方に限定したサービスとして、

(質問⑭6-2)

その地域の「ゆうゆうくらぶ」の浴室を使用できるようにすることはできませんでしょうか。

そもそもその地域には銭湯が無いので、公衆浴場組合への影響は無いと考えられます。本区の見解をお聞かせください。

本年2月に開催された、大森地域の平成28年度の日常生活圏域レベル地域ケア会議におきまして、高齢者の入浴における社会資源の活用について議論されていますが、その中で、

・銭湯は、独居高齢者の利用が多く、利用者同士の交流の場になっている。
・今ある入浴設備として活用することが大切である。
・通所介護事業者の送迎と銭湯がうまくリンクすれば、両者にとってもメリットがあるのではないか。

といった意見が交わされたようです。
そして、6月に開催された、第1回大田区高齢者福祉計画・介護保険事業計画推進会議では、そのときの実施状況が報告されているようですが、

(質問⑮6-3) 

この大森地域における、「高齢者の入浴における社会資源の活用について」、現在の進捗状況はいかがなものでしょうか。お聞かせください。

 


 松原区長の答弁

<回答⑬6-1:松原区長>

大田区の銭湯数は、昭和40年において188軒と都内最多でございました。

その後、社会環境の変化に伴い徐々に減少し、現在は39軒となっております。

ここ最近の傾向ですが、区内全体では多くの利用者がいる一方、銭湯は赤字廃業ではなく、後継者不足や家族経営による譲渡の問題等から廃業する状況が見られます。

銭湯は世代を超えた地域コミュニティの醸成の場所として、地域資源、地域福祉の向上、観光資源としての有効性もあり、今後とも、浴場組合との連携を重ねてまいります。

 

<回答⑭6-2:松原区長>

老人いこいの家は、浴室は体操などの汗を流す程度の場所として設置しております。

このため、健康維持や社会参加などの機能とあわせてご利用いただきたいと思います。

日常生活圏域を特別出張所の所管区域である18圏域にすることを予定しております。

これにより、議員お話しのような地域課題については、地域に密着した取り組みを進めてまいります。

 

<回答⑮6-3:松原区長>

本年10月に開催した大森圏域の「地域ケア会議」において、一つのモデルとして取り組むこととし、現在準備を進めているところでございます。

今後も、地域課題の解決に向けては地域の資源も活用しながら、地域の皆様と連携して取り組んでいきます。