大田区議会議員  玉川 ひでとし (公明党)

いつも 明るく! たくましく!

一般質問②スポーツについて(平成30年第1回定例会)

スポーツ スポーツ振興 五輪 交流 健康 国際都市 地域行事 大田区議会 施設調査 格闘技 現場調査 環境 産業振興 福祉 議会 / 2018年2月23日

2.スポーツについて

スポーツの環境について質問いたします。

平成24年6月30日に、スポーツ健康都市宣言を行ってから5年半が経ちました。

「する」スポーツ、「みる」スポーツ、「支える」スポーツ、と謳われていますが、健康になるには、スポーツを「みる」、「支える」のではなく、スポーツを「する」ことになるのではないでしょうか。

昨年7月に実施された「大田区政に関する世論調査」におきまして、この1年間の運動・スポーツ活動の頻度の回答で「週に1回以上」と答えた方が41.1%とのことでしたが、昨年3月に文部科学省で策定された第2期スポーツ推進計画では、スポーツ実施率65%程度までの引き上げ目標が掲げられています。

新たな競技スポーツをするといったハードルの高いものではなく、身体の機能強化へとつながる、ラジオ体操やウォーキング、ランニング、筋力トレーニング、ダンス、ヨガなどがイメージされますが、

(質問⑥2-1)

このスポーツ実施率を現在の40%代から、1.5倍以上となる65%に引き上げるために、具体的にどのような取り組みをされるのでしょうか。お聞かせください。


 

<回答⑥2-1:スポーツ・文化担当部長>

平成29年の「大田区政に関する世論調査」では、議員お話しのとおり区民のスポーツ実施率は41.1%でした。

年代別の内訳を見ますと、男性は10・20歳代の若い層が16%と最も低く、次に40歳代が37.7%となっております。女性は40歳代が29%と、他の年代と比べて著しく低い結果となっております。

こうした実施率の低い年齢層に対してスポーツ実施の意識醸成、機会の提供、継続実施に向けた環境づくりを行っていくことが実施率向上に向けて有効になると考えております。

若い世代の方々へは、まず興味・関心を持ってもらうため、スポーツと音楽、ファッション、アニメなど他分野との融合による興味の関心、意識啓発を行い、次に、仕事や子育てなどに忙しい40歳代の方々へは短時間で気軽にできる運動を積極的に発信しスポーツに取り組む機会を創出してまいります。

さらに、「総合型地域スポーツクラブ」や「スポーツ推進委員」、「体育協会に加盟する団体」などとのさらなる連携のもと、より多くの区民のみなさまがスポーツに触れ、その楽しさを体感していただける機会の充実と継続してスポーツのできる環境を構築してまいります。

 

体育館、区民センター、文化センターの体育室、学校施設など、新たなスポーツ活動で使用したくても、なかなか会場を借りることができない、午前、午後、夜と分かれていて、朝から夕方までかかる大会などを開きたくても、終日会場を借りることができない、困難であるといった声をいただきます。

また地域的な偏りもあったりもします。

うぐいすネットのスポーツ施設予約システムを見ますと、野球場は38面、少年野球場は15面、庭球場は25面あります。それに対してサッカー場は6面、フットサル1面といった状況です。

うぐいすネット

それぞれ、競技人口や歴史が異なるスポーツではありますが、サッカーの競技人口に対して、非常に少なく、バランスの悪さを感じます。

今後、昭和島二丁目公園や森ケ崎公園の改良工事が行われ、少しづつ整備されていくようですが、

森ケ崎公園イメージ

大田区 平成30年度予算(案) 事業説明資料 より

(質問⑦2-2) 

このスポーツのできる施設の地域的な偏りや稼働状況の効率化について、どのように考え、どのような手を打たれていきますでしょうか。

より多くの区民が、スポーツ健康都市の名にふさわしいスポーツ環境に恵まれるようになることを願っております。


 

<回答⑦2-2:スポーツ・文化担当部長>

スポーツ施設につきましては、区施設だけでなく民間のスポーツジムや区内の企業、大学、私立学校などにも働きかけ、スポーツのできる環境を官民連携のもと活用し、より多くの区民のみなさまが、身近な場所で気軽にスポーツに親しむことができるように工夫してまいります。

また、地域の特性を踏まえ、臨海部では、新スポーツ健康ゾーンを中心にウォーキングやジョギングコースの設置、内陸部でも公園施設のスポーツの場としての活用などを図ってまいります。

加えて、スポーツ施設や学校施設などにつきまして、議員お話しのとおり、現在の利用実態を把握し、利用時間や運営方法などの研究を関係部局とともに進め、区民のみなさまの利用拡大につなげてまいりたいと考えております。

 

次に「する」スポーツに続きまして、「みる」スポーツとして、大田区総合体育館の活用についてお伺いいたします。

昨年3月12日、大田区制70周年記念式典にてボクシング世界王者の田口良一選手大田区民栄誉賞を受賞されました。


田口選手は、昨年大晦日も大田区総合体育館での世界戦で勝利をおさめ、世界ボクシング協会(World Boxing Association = WBA)国際ボクシング連盟(International Boxing Federation = IBF)という、2つの団体の世界ライトフライ級統一王者となり、WBAで歴代8位となる7度目の世界王座防衛にも成功しました。

本年は日本初の統一王者として防衛戦を行う予定とのことですが、今まで田口選手が行ってきた数々の世界戦タイトルマッチの模様や試合結果は、さまざまなメディアで全世界に配信されています。

その際、試合がどの国のどこで行われたのか、ワールドレコードとして会場の名前も必ず伝えられるので、大田区総合体育館Ota-City General Gymnasium」の名前が世界中に伝わっていることとなります。

Box Rec
Boxing’s Official Record Keeper Ryoichi Taguchi

Fight Nights
RYOICHI TAGUCHI BOXING RECORD

World Boxing News
http://www.worldboxingnews.net/2017/12/31/news/taguchi-v-melindo-results-from-tokyo-japan

Boxing Scene.com
https://www.boxingscene.com/ryoichi-taguchi-vs-milan-melindo-unification-set-december-31–122531

The Japan Times Sports
https://www.japantimes.co.jp/sports/2017/12/21/more-sports/boxing-2/wba-light-flyweight-champ-ryoichi-taguchi-confident-can-handle-milan-melindo-title-bout/#.Wp97LOjFJPY

これは大変に素晴らしいことではないでしょうか。

また選手ではなく「KNOCK OUT」というキックボクシングのイベント団体になりますが、主要な大きな大会を大田区総合体育館で開催し、スポンサーがテレビ局の枠も持っており、TOKYO MXでは毎週金曜日の23時から、その他、曜日は異なりますが、神奈川や岐阜、三重など全国8局にて毎週テレビで放送され、試合の模様や大会の開催案内などで、「格闘技の聖地」として大田区総合体育館の名前が何度も紹介されています。




つい先日の2月12日も大田区総合体育館において、4千枚の前売券が完売し超満員の興行が開催され、ペリスコープ(Periscope)と呼ばれる、リアルタイムで視聴可能な動画配信サービスも行われ、世界中で約17万人の方が視聴されていたとのことです。
そこでお伺いしますが、

(質問⑧2-3)  

プロスポーツやトップレベルの競技大会の誘致、開催できる仕組みづくりとして、より集客ができ、より大田区の知名度向上に貢献できる選手や団体に対して、積極的な誘致を図るとともに、周辺地域の経済波及効果も狙っていってはいかがでしょうか。本区の考えをお聞かせください。


 

<回答⑧2-3:スポーツ・文化担当部長>

区では、平成24年に「スポーツ健康都市宣言」を行い、スポーツを通じた健康で豊かな暮らしの実現とともに、まちが賑わいと活力を増していくことを目指しております。

プロスポーツやトップレベルの競技大会の誘致は、観戦を通じ区民の皆さまのスポーツへの興味・関心を喚起するだけでなく、大会に出場する選手から観戦者まで非常に多くの方が大田区に集まるため、区の魅力を知っていただく絶好の機会になるものと捉えております。

現在、総合体育館Vリーグ主催のバレーボール大会などにおきまして、体育館の近隣商店街が主催者と連携し、観客への飲食物の販売や試合後に商店街へ誘導する割引チケットの配布など、スポーツの大会をきっかけとした経済波及効果の創出に取り組んでいるところです。

引き続き、大会の戦略的な誘致について検討を進めるとともに、大会開催時の区内商店街や宿泊事業者との連携、観光スポットへの回遊の仕掛けづくりなど、さらなる区内経済の活性化に取り組んでまいります。

 

大田区でのものづくりの工業技術を生かした下町ボブスレー車いすバスケットボール用車いすの製品開発などが伝えられていますが、それらは「する」スポーツに対してのものであると思います。

それに対して、「支える」スポーツに関連した産業振興も考えてみたいと思います。

「みる」スポーツとして、チームや選手の応援で、揃いの服装で、鳴り物やタオルなどのグッズを身に着けて声援を送る姿は容易にイメージできます。

チーム名のロゴや選手名の入ったTシャツやタオル、フラッグ、そしてそれらを印刷する技術をはじめ、応援グッズなどの作成、サポーターを意味する身に着けるアクセサリー、フェイスペイント、そして食べ物など、

(質問⑨2-4)

これらのスポーツ観戦に関連するものを大田区の産業でまかなうことはできないものでしょうか。

「スポーツ健康都市おおた」として、大田区の産業にはまだまだスポーツに関連できる可能性が秘められているのではないかと思います。


 

<回答⑨2-4:産業経済部長>

「みる」スポーツを楽しむ方にとりまして、応援するチームや所属選手のユニフォーム、Tシャツ、鳴り物などのグッズは、チームや選手との一体感を醸成し、応援気分を高揚させる貴重なアイテムであると考えます。こうした物品の製造、販売等において、区内産業の力を活用することは、新たなスポーツサービス業を創出し、引いては区内産業の活性化につながるものと考えております。

区内で開催されているイベントにおいて、区内企業が製作している「缶バッジ」を配布し、イベントを盛り上げている例もございます。また、区内のプロバスケットボールチームでは、既に、グッズの一部を区内企業で製作しております。

さらに、商店会と連携しつつ、試合会場内にて地元商品を販売するなど、来場者を消費者として取り込む動きもございます。

このような取組も参考にしながら、今後、関係部局と連携を図り、スポーツ観戦に来られた人を対象にした物品の製造・販売等を一つのビジネスチャンスと捉え、区内の産業振興に結びつけられるよう検討を重ねてまいります。

一般質問①洗足池について(平成30年第1回定例会 )

交流 勝海舟 国際都市 地域振興 地域行事 大田区議会 政策 教育 施設調査 現場調査 環境 観光振興 議会 / 2018年2月23日

1.洗足池について

本年2018年は、明治維新150年ということで、NHK大河ドラマでは、「西郷隆盛」を描いた「西郷どん」の放送が始まり、すでに第七話まで話が進みました。

わたしも録画予約をして、毎週楽しみに見ております。

この「西郷隆盛」に大きな影響を与えた人物として外せないのが「勝海舟」であり、本区では、全国初となる(仮称)勝海舟記念館の整備に向け、周辺の環境整備が進んでおります。

洗足池公園内のバリアフリー化やベンチの設置をはじめ、平成29年度は大森第六中学校の擁壁の改修や道路の拡幅が行われ、今後は旧管理事務所を公園利用者の休憩所として整備する計画もあります。

洗足池

ご存知の通り、洗足池は「勝海舟」がその畔に別邸を構えるほど愛したという魅力のある景勝地であり、本年、生誕135年を迎える版画家の「川瀬巴水」もこの「千束池」の風景を描いており、さまざまな整備により、地域の名所としての魅力がさらに増していくことになり、大変感謝しております。 (さらに…)

平成30年第1回定例会にて一般質問

スポーツ スポーツ振興 予算 健康 勝海舟 医療 大田区議会 施設調査 格闘技 現場調査 環境 産業振興 町工場 福祉 議会 / 2018年2月23日

2/23(金)、平成30年第1回大田区議会定例にて、一般質問のトップバッターとして登壇いたしました。

※写真クリックで、Youtube動画が見れます!(36分51秒)

201802一般質問(玉川)

明治維新150年の本年、NHK大河ドラマで「西郷どん」の放送が始まり、その「西郷隆盛」に大きな影響を与えた人物として外せない「勝海舟」が、その畔に別邸を構えるほど愛したという「洗足池」の魅力を語りながら質問に入らせていただきました。
以下のとおり、答弁を含む30分弱の持ち時間の中、大きな3つのテーマで、計11問の質問を行いました。

※各質問項目のクリックで、質問の詳細へ移動します。

1.洗足池について
・洗足池の自然環境の変化
・カワセミの保護対策の状況
・池の水を抜く「かいぼり」の可能性
・洗足池駅周辺の将来像
・洗足池へのアクセス

2.スポーツについて
・スポーツ実施率の引き上げ
・スポーツ施設の稼働の効率化
・大田区総合体育館の活用
・スポーツに関連した産業振興

3.福祉について
・発達障害児・者および家族への支援
・医療的ケア児・者に対する支援

以上

鳳凰閣(旧清明文庫) 内覧会

お知らせ 教育 施設調査 現場調査 観光振興 / 2017年12月13日

本日は、鳳凰閣(旧清明文庫)の内覧会がありました。

(仮称)勝海舟記念館として、改修・増築工事がはじまるため、これが旧清明文庫の現状を見ることができる最後の内覧会となりました。

施設内に入るのは今回が初めてではなく、3年半前に「鳳凰閣の活用等に関する懇談会」にて一度見学させていただいたことがあります。

大正13年(1924)に財団法人清明会が土地を取得し設計計画を発表。

当初は木造・一部鉄筋コンクリートの計画が全館鉄筋コンクリート造に設計変更。

昭和2年(1927)着工、昭和3年(1928)工事落成、昭和8年(1933)に清明文庫として開館。

外観正面中央部のネオゴシックスタイルの柱型4本が特徴的で、内部はアールデコ調の造作が施されている折衷様式の会館建築。

そのような説明を受けて、今回はデザインの細部に注目して写真撮影をしてみました。

Facebookの写真アルバム「鳳凰閣(旧清明文庫)」に追加投稿しましたので、お知らせいたします。

建築技術やデザインに関しては全くの素人ですので、ご了承ください。

3年半前の「鳳凰閣の活用等に関する懇談会」にて施設内を見学させていただいたときの動画が見つかりましたので、ご紹介しておきます。

平成29年 第4回定例会 代表質問③

五輪 国際都市 大田区議会 手話 施設調査 現場調査 議会 障がい 高齢者 / 2017年11月30日

3.災害時の情報伝達について

※タイトルクリックで、Youtube動画が見れます!

東京2020オリンピック・パラリンピックが開催されるにあたり、多数の外国人来訪者や障がい者の方たちが駅・空港や競技場、旅館・ホテル等を利用することが想定されます。

これらの施設では、一般的に火災や地震の発生時には、火災報知設備の鳴動や非常放送などにより、施設利用者への情報伝達、避難誘導などを行います。

その際、外国人や障がい者など、様々な特性がある方は、例えば日本語音声だけでは災害情報を十分に理解できないことや、階段などがある経路での避難が難しい場合があるなど、さまざまな課題があるため、その個別の事情に配慮した災害情報の伝達や避難誘導が求められます。

このことを踏まえ、総務省消防庁では、スマートフォンアプリやデジタルサイネージなどの活用によって、災害情報の伝達や避難誘導が効果的に行われるよう「ガイドライン」を検討し、平成30年3月までに策定する予定としています。

このガイドラインの策定にあたって、試行訓練を本年10月から12月の間、全国6カ所において実施することとなり、11月15日にJR川崎駅および周辺施設、11月20日には、羽田空港国際線ターミナルにて、その訓練が実施されました。

空港訓練1
空港訓練a空港訓練b

この訓練では、従来の火災や地震が発生した際の訓練に加え、ガイドラインで示すこととしている外国人や障がい者などに配慮した「教育・訓練プログラム」の試行として、従業員役であるプレーヤー、施設利用者役となるコントローラー、そして評価者といった役割分担で行われ、外国人や障がいの特性のある方が、災害情報の放送内容が理解できなかったり、災害発生の恐怖によりパニック状態になった場合や、避難場所までの個別誘導を行う場合、エレベーターの使用閉じ込め避難後に元の場所に戻ってしまったり、けがや体調不良が発生した場合といった基本的な7つの想定が用いられました。

空港訓練2
空港訓練3空港訓練4

これは、まだガイドライン策定にあたっての試行訓練でありますが、

(質問⑥3-1)

本区はこのような外国人や障がい者などに配慮した訓練、そして、7つの想定の試行訓練に対して、どのような評価、感想を持ちますでしょうか。お聞かせください。

また、災害等によって、7つの想定と同様の状況が本区の施設内で発生した場合、施設利用者それぞれに個別対応することは困難であり、パニック状態に陥ってしまうのではないかと想像できます。

防災危機管理の観点だけではなく、障がい者への配慮の観点外国人への多言語対応文化の違いなど、多角的にシュミレーションしておく必要があるのではないかと思いますが、

(質問⑦3-2)

消防庁によるガイドラインの策定を待つことなく、「国際都市おおた」として、同様の試行訓練を行い、早期にサポート体制を構築すべきであると思いますがいかがでしょうか。本区の見解を聞かせてください。

さらにこの試行訓練において、情報伝達や避難誘導を行う際、多言語対応のほかに、やさしい日本語を活用することとしていました。

空港訓練c

この「やさしい日本語」とは、本年3月の予算特別委員会にて、我が会派の田島議員が総務費の質疑の中で、資料の掲示とともに紹介していたものでありますが、弘前大学の佐藤和之教授などが研究、考案した、旧日本語能力試験3級程度の日本語(小学校3年生の学校文法)で理解ができる、約2千の語彙と、単文を主とした単純な構造からできている簡潔な日本語であります。

この「やさしい日本語」は、災害が起こったときに外国人を助けるために生まれたものでありますが、今では災害時のみならず平時における外国人への情報提供手段としても研究され、行政情報や生活情報、毎日のニュース発信など、全国的にさまざまな分野で取り組みが広がっています。

また、スマートフォンで使用できる翻訳アプリにおいても、いったん「やさしい日本語」に直してから外国語に訳した方が、意味の通る訳文になるとのことです。

「やさしい日本語」は、そのような効果も期待されるものでありますが、

(質問⑧3-3)

このような「やさしい日本語」を、防災・減災の観点だけでなく、多文化共生の観点から大田区の多言語の1つとして加えて、さまざまな表記に加えて行ってはいかがでしょうか。本区の見解をお聞かせください。

 


 松原区長の答弁

<回答⑥3-1:松原区長>

総務省による「外国人来訪者や障がい者等に配慮した災害情報の伝達・避難誘導のための試行訓練」に対する評価や感想についてのご質問 ですが、今回の訓練は、火災や地震が発生した際に、施設の管理者が外国人や障がいのある方等に配慮した情報伝達や避難誘導を行うためのガイドライン策定を目的としていると理解しております。

発災直後の施設内における外国人や障がいのある方への災害情報の伝達及び支援体制が不十分な状況によって、精神的に不安定な状態にある場面を想定した実践的な訓練と評価しております。

災害時の情報伝達や避難誘導は、区、国や東京都、各事業者がそれぞれの役割を明確にして取り組んでいくことが大切です。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を目前に控え、災害時の外国人や障がいのある方への情報伝達や避難誘導の体制の構築は、重要な課題の一つであると考えております。

<回答⑦3-2:松原区長>

現在、国が策定を予定しておりますガイドラインは、駅、空港、宿泊施設など、外国人や障がいのある方が多数利用する施設を対象としたものと聞いております。

区といたしましては、これらの施設に限らず、地域防災計画におきまして、要支援者名簿の作成など、「要配慮者及び避難行動要支援者対策」の基本的な考え方を定めているところでございます。

外国人には、多言語での言語支援、障がいのある方へは障がいの状況に応じた支援が重要であり、現在、それぞれ具体的な方策を検討しております。

蒲田駅帰宅困難者対応訓練や地域における防災訓練など、様々な訓練へ外国人や障がいのある方、本人をはじめ、ご家族や関係者への参加を促進しております。

引き続き、国や東京都の動向を注視しつつ、区として災害時に役割を十分果たせるよう支援体制を強化してまいります。

<回答⑧3-3:松原区長>

「やさしい日本語」は日本語に不慣れな外国人にもわかりやすく理解が容易な言語でございます。

現在、区では日本語を母国語としない方々に区政情報等を伝えるため、区のホームページやmicsおおたのホームページを多言語化するとともに、「やさしい日本語」版の多言語情報誌ota city navigationを発行しております。

わかる日本語

今後、様々な国籍の方がふえていく中で、「やさしい日本語」を多言語の一つとして表記に加えていくとともに、micsおおたの相談窓口などにおいても「やさしい日本語」で話すことも重要と考えます。

「やさしい日本語」の存在を広めていくことは、外国の方々が日本語を学ぶ機会を増やすことにもつながり、今後も「やさしい日本語」の重要性を認識した施策を展開してまいります。

平成28年 第3回定例会で一般質問③

健康 医療 地域行事 大田区議会 政策 施設調査 現場調査 防災 / 2016年9月15日

最後に、緊急医療救護所に関してお伺いいたします。

本区におきましては、大震災など、大規模災害が発生した際、ひとりでも多くの救える命を救うため、区内17か所の救急告示病院の門前又は近隣、そして病院が離れている地域の3か所の学校、計20か所に「緊急医療救護所」を設置することとしています。

そして、この「緊急医療救護所」の役割は、

①傷病者に、どのような治療が必要か判断し、患者の中で治療の優先度をつける。
②軽症と判断された傷病者に、応急処置を行う。
③中等症以上と判断された傷病者を、病院へ搬送する。

といったものであります。

本年2月20日、東雪谷の荏原病院にて、緊急医療救護所訓練が実施されました。
DSC_4388DSC_4391
小雨が降る中でありましたが、地域住民は負傷者役となり、医療側がメインの形で、さきほど挙げた役割を果たしていく訓練でありました。

私は見学者として訓練の邪魔にならぬよう参加させていただきましたが、ドクターをはじめとする医療側の動きは、ひとりでも多くの救える命を救おうという必死さが伝わってくる、とても緊張感のある姿だったことが印象的でした。
DSC_4392DSC_4393

DSC_4394DSC_4397
この訓練の際に参加者に配られたしおりの表面には「大震災が発生し、けがをしたら… 緊急医療救護所へ行ってください」と大きく書かれていましたが、発災直後72時間までを目安に開設される緊急医療救護所は、自分の住んでいる地域ではどこになるのか、近くの診療所では何をしてもらえるのか、また、発災後72時間以降の医療体制はどのように変化するものなのか、

(質問⑪)
これらの緊急医療救護所の役割および設置に関して、まだまだ区民への浸透が不十分ではないかと思いますが、今後の普及啓発についてどのように考えてますでしょうか。


 

(回答⑪:杉坂 健康政策部長)
災害時の医療救護活動を円滑に運営し、一人でも多くの救える命を救うためには、区民の皆様にご理解、ご協力をいただくことが何よりも重要と考えております。
また、発災からおおむね72時間の活動である緊急医療救護所でございますが、72時間以降は地域医療が復旧するまでの医療拠点として活動を継続することなども、区民の皆様へ浸透を図らなければならないと考えております。そのため区では、昨年4月以降、各地区の地域力推進委員会での説明を行ったほか、今年9月1日号の区報でもPRをしたところでございます。
また、命を守る3点セットやシティーニュースおおたなどでも普及啓発を行ってございます。
現在、病院関係者や医師会、歯科医師会、薬剤師会の先生方などで組織している災害医療連携会議の作業部会でも、病院や診療所、薬局等の待合スペースへのポスター掲出等について検討されているところでございます。
今後も、これらの検討結果などへの対応も含め、効果的な普及啓発に取り組んでまいります。


 

また、緊急医療救護所の開設と運営は、医師会、薬剤師会、柔道整復師会、そして区の職員など、多くの関係者の力が必要とされるものでありますが、

(質問⑫)
緊急医療救護所に関して、現在どのような点を重点的に取り組んでいますでしょうか。お聞かせください。


 

(回答⑫:杉坂 健康政策部長)
災害医療連携会議を中心に、特に運営体制の強化に向けた重点的な取り組みを行っているところでございます。具体的な取り組みをいくつかご紹介いたしますと、一つには運営スタッフを増員いたしました。
2点目、トリアージの研修なども行っております。
3点目、看護ボランティアの募集も開始をいたしたところでございます。4点目、PHS電話や災害時グループウェアも設置・導入をいたしました。さらに、緊急医療救護所を設置する病院連絡会を開催したほか、相互連携を強化するための緊急医療救護所のグループ化も検討しております。
そして、現在までに実施した取り組みや対応案の実地検証となる開設・運営訓練など、各種対策に取り組んでいるところでございます。


 

荏原病院での訓練で、もう一点印象的だったのが、ひとつのシナリオに沿って行った後、すぐにその場で各訓練の反省点などを確認し合い、メンバーを入れ替えてまた同じ内容のシナリオに沿って訓練を実施するというものでした。
DSC_4414DSC_4442
DSC_4446DSC_4449
シナリオ通りにできて成功というものでは無く、訓練を通じて課題を見つけて、すぐに改善の取り組みをするという姿であると感じました。

また、今年度もさらに緊急医療救護所訓練が実施されると思いますが、

(質問⑬)
本区の考える緊急医療救護所の開設・運営の訓練や図上訓練の検証ポイントは、どのようなものでしょうか。お聞かせください。


(回答⑬:杉坂 健康政策部長)
今年度の訓練では、有事の実効性を高めるために、現実に起こり得る事態を想定し、状況に即して意思決定や対処を行う“考える訓練”を各場面に組み入れてまいります。
この基本方針のもと、参集後から病院の混乱解消、緊急医療救護所の開設、トリアージ、軽症者の治療、重症者等の病院搬送など、一連の内容を実地に取り組む中で、トリアージの判定精度や運営スタッフ間の連携、病院本部との連携、情報収集伝達、情報の見える化や処理のあり方等についてチェックシートを用いて検証してまいります。
例えばトリアージの検証に当たりましては、判定の傾向等をつかみ、その結果を研修や訓練に反映することで、判定精度の向上を図ってまいります。


 

私の住んでいる北千束におきましては、大岡山駅にある東急病院が緊急医療救護所となりますが、隣接する目黒区南には碑文谷病院、品川区旗の台には昭和大学病院が同様の緊急医療救護所の役割を果たすことになるようです。 基本的なことですが

(質問⑭)
このような隣接する区において、区をまたがっての緊急医療救護所の扱いはどのようになりますでしょうか。確認させてください。


(回答⑭:杉坂 健康政策部長)
隣接する区の緊急医療救護所につきましては、災害時の救命医療に関して、当該自治体の住民であるか否かで傷病者の取り扱いに差異が生じることはございません。
いずれの緊急医療救護所でも運ばれてきた傷病者の重症度や緊急度に応じて、必要な救護活動を行うこととしています。私からは以上でございます。


以上、大田区のすみずみまで区民の満足のいくサービスが行き届くことを願いまして、

大田区議会公明党、玉川英俊の質問を終了させていただきます。ありがとうございました。


今日気がつきましたが、私の議席番号は22番でした。なんだか縁のある数字です。
22番

平成28年 第3回定例会で一般質問①

お知らせ 国際都市 大田区議会 政策 施設調査 現場調査 産業振興 観光振興 議会 / 2016年9月15日

9/15(木)、平成28年第3回定例会第2日目にて、下記3つのテーマについて一般質問をさせていただきました。

1.国際都市おおたへの取り組みについて
2.シティプロモーションについて
3.緊急医療救護所について

以下の通り、質問内容を掲載いたします。


※写真クリックで、Youtube動画が見れます!(32分57秒)

大田区議会公明党の玉川英俊でございます。

20160915

本日、9月15日は、21回目を迎えるわたしの結婚記念日であります。

24歳の時、大田区北千束で一人暮らしをはじめ、その2年後に結婚し、新婚から4年間はとなりの石川町に住みましたが、その後はふたたび北千束1丁目に住居を構え、現在に至っています。

大田区の北の端でありますが、交通の便も良く、大変住みやすい大好きなまちです。

大田区民のみなさまが、自分のまちを愛し、誇りを持ち、長く住みたいと思い続けていく大田区になっていくことを願いまして、質問に移らせていただきます。

 

4年後に迫った、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて、外国人の受け入れの対応を本格的に始動していかなければなりません。

本区では、区に縁のある外国籍の方に大田区の魅力を世界に広くPRしていただくため「国際都市おおた大使」(愛称:来~る大田区大使)を委嘱しております。

この大使のみなさまは、区のイベントや行事などに参加し、これらを通じて感じた大田区の魅力をSNSなどの活用で情報発信していく役目があります。

また、国際交流に止まらず、観光・文化・産業・教育といった幅広い分野での活躍を通じて国内外に大田区の魅力を発信することが期待されていることと思います。

今年度、本区は「国際都市おおた大使」17名の委嘱と昨年から引き続く5名、計22名の委嘱を行われました。

COA

平成21年からこの大使の制度は始まり、いままでこの8年間で合計79名、平成23年度からは再任用もはじまり、こちらも6年間で合計49名の方、約6割の方が引き続き、おおた大使として活動されています。

そこでお伺いいたします。

(質問①)
これまでの国際都市おおた大使の活動による成果は、どのようなものを挙げることができますでしょうか。
また今後、どのようなことを期待していますでしょうか、お聞かせください。


(回答①:河野 観光・国際都市部長)
議員お話のとおり、主な役割は、イベントなどへの参加を通し、大田の魅力を国内外に発信し、国際交流、観光、教育といった幅広い分野で活躍していただくことです。具体的な成果として、区民同士の交流を促進したほか、国際交流授業では、言葉が通じなくてもジェスチャーなどで伝え合い、コミュニケーションをしようとする気持ちを育むことができました。国際都市推進研修では、大使による講話を行い、研修後、研修生全員から「業務に役立つ」との回答をいただきました。また、活動の反響として、FACEBOOK 「Cool OTA-KU Ambassador」のリーチ数は、現在まで約6万9000件となっており、年々増加傾向にあります。引き続き、大使には外国人の視点から様々なご意見をいただくとともに、イベントの企画、立案にもかかわっていただき、国際都市おおたの魅力をさらに発信していただけるものと期待しております。


 

この 「国際都市おおた大使」 のみなさまの活躍は、各自のSNSやホームページなどで発信される他、大田区ホームページの中で「国際都市おおた大使活動レポート」として紹介されています。

ただ、こちらは大使の方全員でなく、その年によって、ごく限られた方しか報告がされていなかったり、毎月ではなく年1回しか報告されていない方、全く報告の無い方などバラバラな状況です。

また、「大田区の魅力を世界に広くPRするため」の活動レポートでありながら、ほとんどが日本語のみで書かれたものであります。

これらのレポートは果たして誰に向けて発信されているものなのでしょうか。

外国人の目線で見た大田区の魅力というものを大田区民が再発見するものに止まってはいませんでしょうか。

(質問②)
いま一度、この活動レポートを誰に向けて発信し、どのような効果を期待しているものなのかお聞かせください。


(回答②:河野 観光・国際都市部長)
区内のイベントや観光スポットを訪れ、様々な手段を使い、大田の魅力を国内外に発信しております。毎月、区ホームページに掲載している活動レポートは、主に国内の方に向けて発信しており、大使を身近に感じていただくきっかけとなり、国際交流を推進するため活用しております。
一方、海外に向けては、FABEBOOKなどのSNSといったツール等を活用し、大田区の魅力を世界へ発信していただいております。今後も、大使から経験を踏まえた様々な意見をいただきながら、大田区観光公式サイトなどを活用し、発信ツールの幅を広げて、さらに国際都市としての存在感を拡散していただけるよう期待しております。


外国人の目線で見た大田区の魅力に触発され、大田区民が地域の魅力を再発見するということは大事なことであるかもしれませんが、冒頭に申し上げた通り、外国人の受け入れの対応を本格的に始動していかなければならない中で、外国人の目線で大田区を見たものは貴重な情報であると思います。

魅力といった良い点だけでなく、不便なところ、改善すべき点など、もっと積極的に声を聞き、情報収集をすべきではないでしょうか。

さらに、今までおおた大使になられた方の国籍を整理しますと、中国をはじめ、圧倒的にアジア圏が多く、アメリカ、ヨーロッパ国籍の方は極端に少ないのが現状であります。

アジアを中心で国際都市を目指しているわけではないと思いますが、時代の流れとともに広く多くの地域から、おおた大使を募集する積極的な働きかけが必要と思いますが、

(質問③)
国際都市おおた大使募集にあたって、今までどのような呼びかけを行ってきたのでしょうか。
また、今後はどのような戦略的なアプローチを考えていますでしょうか、お聞かせください。


(回答③:河野 観光・国際都市部長)
区報、ホームページ、ツイッターなどでの周知のほか、日本工学院の留学生にも直接訪問し、積極的に募集案内しております。
今年度は9か国22名の方を大使に任命しましたが、4名の留学生からも応募があり、新たに大使になっていただいております。今後はさらに多くの地域から応募していただけるよう、例えば外国人を多く雇用している企業やお店に商店街などを通し働きかけるほか、多言語化したチラシを店頭に置いてもらうなど、効果的な配布場所や方法で積極的な働きかけを行ってまいりたいと思います。
また、大使とは意見交換会を定期的に開催し、外国人の視点から様々なご意見をいただき、国際都市おおたの施策に反映していきたいと思います。


昨年12月、「「国際都市おおた」シンポジウム ~いま、みんなで考えよう。身近な地域の国際交流~」が開催されました。

「国際都市おおた」シンポジウム Open To All!

第一部では、ハンガリー出身の数学者・大道芸人のピーター・フランクル氏による基調講演で、日本人の魅力や国際人として寛容であるべきことなどが語られ、イベント第二部では、韓国、イタリア、インドの3人の留学生を含むシンポジウムが行われました。

その結びでは、留学生により「OTA = Open To All」 と、「外国人を含むあらゆる人々が存分に楽しみ、気楽に暮らせるまちを作ろう!」と呼びかけられたのがとても印象的でした。

その中でイタリア出身の留学生の率直な意見として、「大田区のイベント情報と宣伝が留学生たちに届いていない。」という声がありました。

(質問④)
そのような、情報が届きにくい外国籍の人たちに向けて、本区は、どのような効果的な情報発信をしてきましたでしょうか。お聞かせください。 


(回答④:河野 観光・国際都市部長)
実態調査やアンケートなどから情報の届きにくい状況にあることは認識しております。区では現在、外国人区民に対し、外国人向け情報誌「Ota City Navigation」を5か国語で提供し、区施設108か所のほか、micsおおたや国際交流団体、区内各駅前の12か所や外国人が多く訪れるスーパー、レストラン8か所にも配布しております。
また、micsおおたのホームページでも閲覧でき、Eメールアドレスの登録者には毎回メール配信も行っております。引き続き、一人でも多くの外国籍の方に情報が行き届くよう、情報発信方法を工夫してまいりたいと思います。


本年2月には外国人など日本語を母語としない人たち向けのイベント「JAPAN DAY」が開催されました。

0jd012

これは防災訓練をはじめ、餅つきや書き初めなど日本の正月文化を体験していただく多文化交流会で、今回で3回目の開催となり、私もヨーロッパの友人を連れて参加いたしました。

友人は地域の防災訓練に参加する機会は全くなかったようで、防災訓練の定番である起震車による地震の揺れの体験や火災発生時にどれだけ視界が悪くなるかという煙体験では実際に体感して初めてその恐怖を知ることができ、大変貴重なものだったとのことでした。

また日本文化体験では、初めて餅つきを体験され、「自分でついた、つきたてのお餅はとっても美味しかった」と、大変に喜んでいました。

しかし、貴重な体験ができたとの喜びとともに、イベントの際の日本人と外国人という2つの区分に少々疑問があるとの感想を聞きました。

私たち日本人から見たらそれぞれの国籍を持った外国人でありますが、参加された外国人から見たら、日本人以外も自分と国籍が違う人たちはみな外国人になるのではないでしょうか。
そこでお伺いしますが、

(質問⑤)
今後の国際交流イベントの際には、このような大きな視点での配慮が必要ではないかと思いますが、本区はどのようにお考えでしょうか。お聞かせください。


(回答⑤:河野 観光・国際都市部長)
「JAPAN DAY」は外国籍の方々に日本文化の魅力を伝えるとともに、イベントを通じて日本人区民との交流促進を図ることを目的に開催しております。
多文化共生を推進していくには、外国人区民も日本人区民も同じ地域社会を支える存在として、互いの違いや価値観を認め合いながら、安心して暮らせる地域づくりを行うことが重要であると考えます。今後も、多様な歴史、文化を有する外国人の方々が個性や能力を発揮でき、誰もが気軽に参加できる交流イベントを開催してまいりたいと思います。


外国籍の方による「国際都市おおた大使」とは異なり、文化・芸術・スポーツなどの活動を通じて大田区の認知度向上や観光PRを行う「大田区観光PR特使」の委嘱も本区で行っています。歌手の「シクラメン」、バスケットボールチーム女子の「羽田ヴィッキーズ」、男子の「アースフレンズ東京Z」の3団体が、すでに特使として活動されていますが、  本年4月には、個人による「大田区観光PR特使」、通称「大田区区民観光特使」というものを16名に委嘱されました。

これらの新しい動きは、大田区の魅力を区内外、世界に広く発信していくとの強い思いの現れであると思いますが、前に述べた「国際都市おおた大使」との違いや目的を明確にすること、さらに特使としての活動の見える化が必要ではないかと思います。
そこでお伺いしますが、

(質問⑥)
大田区区民観光特使の活動は誰に対して、どのような効果を期待しているものなのでしょうか。
またその活動内容をどのように発信されていくのでしょうか。お聞かせください。


(回答⑥:河野 観光・国際都市部長)
特使の方々は、それぞれの分野で活躍されており、その活動には大きな発信力・影響力がありますので、そのような場を通じて大田区のPRを積極的に行っていただくことを期待しております。
区は、特使との情報交換の場を活用し、特使間の連携推進を図ることや、活動報告していただく機会を設けてまいります。
また、活動内容の発信方法としましては、区のホームページなどで取り組み事例の紹介や冊子などにまとめて、特使の活動を広く区民へ周知していきたいと考えております。


昨年12月、京急蒲田駅直結の商業施設内に大田区観光情報センターがオープンいたしました。

大田区観光情報センター

その稼働状況におきまして、

・場所が悪い。京急蒲田駅でわざわざ電車から降りて行く人がいるのか。
・ぜんぜん外国人が来ていない。
・外国語を話せるスタッフが生かされてなくてもったいない。

というような批判的な声を耳にすることがありますが、わたしはそうは思いません。

例えば、東京都庁にある東京観光情報センターは、公共交通の駅からかなり歩かないとたどり着くことができず、
totyo1totyo2totyo3
特別わかりやすい案内があるわけでもなく、どちらかというと外国人に発見しにくい場所であるにもかかわらず外国人が多く訪れています。

それに比べて、大田区観光情報センターは京急蒲田駅の改札を降りてから歩いて1分とかからない、すぐの場所にあります。都庁に比べたら何倍も歩かなくて済むものです。

では、そのような駅から近くの場所にあるのに、なぜ外国人があまり訪れて来ないのか。

それはそもそも大田区に来る外国人の数が少ないからであって、観光情報センターの場所が悪いわけではありません。

まだ外国人の方たちに存在すら知られていないからであると思います。これから増えていくであろう訪日外国人のために早くから手を打って設置をされたものであって、スタッフの才能が生かされてないのではないかということも、大田区に来る外国人の数が増えていく中で輝きが増していくのではなかと思います。

そこで、大田区観光情報センターがどこにあるのか、これを明確に伝えていくために、駅構内からセンターまでの案内・しるしをもっと増やすべきではないかと思います。
ota1ota2ota3
さらにセンターの存在そのものの認知度をあげていくために、地図への記載、関連するサイトへのリンク付け、SNSでの積極的な発信などが必要であると思いますが、

(質問⑦)
どのような事を重点的に大田区観光情報センターの運営に取り組んでいきますでしょうか。お聞かせください。


(回答⑦:河野 観光・国際都市部長)
観光情報センターの運営についてのご質問ですけれども、今年度は、特にセンターの認知度向上に重点を置いて運営しております。
具体的には、羽田空港国際線ターミナルと京急線品川駅構内の観光情報コーナーへ出向いて、センターへ観光客を呼び込むPR活動を行っております。
また、宿泊施設等を訪問してパンフレットや企画展示、ワークショップなどのご案内を直接依頼しております。また、外国人が飲食店等に気軽に入れるワンポイントの英会話講座等を開催するなど、おもてなしの接客支援も行っていきます。
今後は特区民泊事業者との連携も検討してまいりたいと考えております。さらに、インターネット、SNS等を活用して、今年度からセンターの企画イベントや、「シン・ゴジラ」などの取り組みを発信しております。
また、センター運営のFACEBOOKサイトとともに、大田区公式観光サイトや「Visit Ota City」で、定期的にセンターの楽しみ方を掲載しております。
引き続き、来場者の満足度とリピーターの増加に向けて、センターのさらなる活用等、対象者に応じた継続的な取り組みを実施してまいります。


 

平成26年度 予算特別委員会 審査第7日②

スポーツ振興 地域振興 地域行事 施設調査 格闘技 現場調査 産業振興 観光振興 議会 / 2014年3月21日

平成26年度 予算特別委員会 審査第7日の3/19(水)、款別質疑「教育費」におきまして、
大田区総合体育館で続いている格闘技イベントの盛り上がりについて質問を行ないましたので、以下のとおり質疑の内容を掲載いたします。
(会派の持ち時間の余りがありましたので、急きょ質問するテーマとなりました。)

※写真クリックで、字幕付きのYoutube動画が見れます!
残り時間がかなりありますので、スポーツ推進議員・格闘技担当として、大田区総合体育館の格闘技イベントについて触れてみたいと思います。
かつての旧大田区体育館は、プロレスの聖地、メッカと呼ばれ、多くのプロレスファンが足を運ばれた会場でもあります。
当委員会の資料一覧表<事務事業実績関係>の資料番号11の④、69ページの「大田区総合体育館の利用実績」の中の「主なイベントの来館者数」が載っておりますが、この中で目立ったところで、5月8月12月ボクシングのダブル世界タイトルマッチが3回行われております。
すべてが4000名を超える来館者数を記録しております。
この資料は、12月までの実績しか記録されていませんが、先月2月の11日には大田区総合体育館で初のキックボクシングの興行が行なわれました。
この興行では(ご存知の方も多いと思いますが)、私もレフェリーとしてお手伝いさせていただきリングに上がらせていただきました。
来場者数3700人という大盛況の興行でした。
この試合の模様は今週末22日の土曜日夜10時からTOKYO MXでテレビ放映されますので、ぜひご覧になってください。
また、3月6日木曜日には、新日本プロレスの興行が行なわれました。
今から42年前、昭和47年3月6日に大田区体育館でアントニオ猪木が新日本プロレスの旗揚げ戦を行ったことを記念する
「旗揚げ記念興行」ということで、毎年この記念興行は行われていたのですが、今回は大田区で平日にもかかわらず、当日券も完売する大盛況。
観衆4200人、超満員札止めとの公式発表の興行でございました。
さらに今週末22日、土曜日には、「長与千種プロデュース That’s女子プロレス」という興行が行なわれます。
かつてクラッシュ・ギャルズとして大活躍し、空前の女子プロレスブームを巻き起こした長与千種選手が一夜限りの復帰戦を行うということで、大変話題になっております。
この興行の中では、下町ボブスレーの実機展示と応援グッズの販売も行なわれるとのことです。
ボクシングのダブル世界タイトルマッチでは、内山高志選手河野公平選手の2人の世界王者が「大田区総合体育館で防衛戦をやります」と、松原区長を表敬訪問されました。
2月のキックボクシングでも、タイの国技ムエタイで現地の王者になった石井宏樹選手と大田区出身・在住の日本王者緑川創選手松原区長を表敬訪問されており、新日本プロレスでは大田区在住のKUSHIDA選手が、女子プロレスでも長与千種選手と、多くの格闘技の選手が松原区長を表敬訪問されております。
本日(区長が)いないので感想が聞けないのが残念ではございますが…
これは、イベントの宣伝、イベント前の盛り上げにつながるものと思いますが、大田区総合体育館そのものの宣伝にもつながっていることと思います。
(質問⑧)
このように、バスケットボール、バレーボールだけでなく、大田区総合体育館での格闘技イベントが盛り上がり、話題になってきていることを大田区として、どのように受け止めておりますでしょうか。



(回答⑧:社会教育課長)
大田区総合体育館は、区民がスポーツに親しむことにより健康で豊かな人生を楽しむことに寄与することを設置目的としています。
区民のみなさまにご利用いただく、「するスポーツ」とともにトップレベルのスポーツを観戦していただく「見るスポーツ」も充実させているという状況でございます。
ご指摘の通り、格闘技のイベントも多々開催されておりますが、これらのイベントはメディアの報道を通して、大田区総合体育館の認知後のアップにつながっている、ということや、多くの方々にご来館いただいて地域の活性化につながっている、といった効果もあるという風に考えております。
今後はこういったイベント開催については、区民のご使用や他のスポーツとのバランスを取りながら一層の施設の有効活用を図ってまいりたいと考えております。

 


ありがとうございます。
格闘技は、ショー的要素もありますが、「勇気を与える」という強いコンセプトがあると思いますので、ぜひともそのバランスの中でしっかりと格闘技というものも捉えていっていただきたいと思います。
格闘技関係者からは、羽田空港から近く海外の強豪選手を呼びやすいという、そういった声を聞きます。
まだまだ、さまざまな可能性を秘めている大田区総合体育館であると思います。
大田区民だけでなく、多くの人に愛される体育館になっていくことを願いまして、玉川英俊の質問を終了させていただきます。
ありがとうございました。

カンボジアの学校贈呈式に参加

交流 施設調査 現場調査 産業振興 観光振興 議会 / 2013年9月15日

.
8月28日、カンボジア王国スワイリエン州のトロピアンコンプ小学校の贈呈式典に参加してきました。
大田区議会は、超党派の全議員で毎年8月15日に「平和祈念コンサート」を実施し、その収益金にてNPO法人JHP・学校をつくる会を通じてカンボジアの学校建設に寄付してきました。
そして、本年5月に大田区議会寄付による2校目の学校が開校しました。
.
JHPより学校贈呈式実施の連絡があり、大田区議会の超党派の社会経済状況調査団で贈呈式参加を兼ねて8月27日~31日の日程で、カンボジアおよびタイの社会経済状況の調査を進め、社会貢献のあり方や教育政策、産業政策など、大田区の地域政策を深めるため視察調査を行ってまいりました。
.

.
・8月27日(火)
在カンボジア日本大使館を訪問。
隈丸優次特命全権大使より、カンボジア王国の歴史、政治体制、政治・経済情勢などの概況と日柬関係における歴史、外交、文化交流について話を伺いました。

隈丸全権特命大使(前列中央)と懇談後の記念撮影

インフラ(道路、橋)の重要性、識字率の低さ(73%)などの課題をはじめ、日本に対して負の歴史はなく、製造業、農業などの企業進出はカンボジアは歓迎しており、Win-Winの関係が持てているとのことが印象的でした。

また外交においては、中国は文化的な生活に根付いているものがあり、米国に対しては憧れ、先進国として好意を抱く国であるとのこと。

日本のODA(政府開発援助)によるインフラ整備や、大田区議会が支援する教育分野に対して御礼の言葉をいただきました。
.
その後、贈呈式を行う学校方面のベトナム国境近くの宿泊先まで、プノンペンから約150kmの舗装された一本道を、約4時間半かけて自動車にて移動。
乗用車は日本のトヨタ製が多く、トラックの荷台に数十人立ったままの乗車や1台のバイクに家族5人乗りなどの光景は当たり前で、この舗装された道路がカンボジアの幹線道路として、経済の生命線になっていることを実感しました。
信号機も無く、交通ルールはあってないようなものの、日本でいう譲り合いの反対「譲り合わない」という精神がうまく交通ルールとして成り立っていることに驚きました。
また、プノンペン市内のレストランや宿泊したホテルなどに三国志の関羽の像が祀ってあり、生活面の中国文化の影響を感じました。


.
・8月28日(水)AM
スワイリエン州のトロピアンコンプ小学校での贈呈式にホテルから乗用車で向かいます。
前日走行してきた舗装された道路から舗装されていない道路へ入り、テーマ―パーク並みの揺れを感じながら30分以上走行し、ようやく会場である小学校へ到着。
改めてインフラ整備の重要性と貧富格差を感じました。
贈呈式典は、僧侶の読経にはじまり、カンボジア国歌斉唱、郡教育局長挨拶、大田区議会議長挨拶、JHP・学校を作る会のスピーチ、教育省次官のスピーチと続き、生徒代表の誓いの言葉、メダル・感謝状贈呈、記帳、植樹と感動的な式典でした。
式典でのリー・ソムニー教育省次官の挨拶で、
日本は敗戦で大きな被害を受けたが、日本国民が努力をしてきて経済大国にまでなった。
カンボジアも支援をいただきながら日本のような発展をしていきたい。
そのためには人材育成、教育が重要であり、そういう教育への支援をしてくださった大田区議会に感謝したい。
との主旨の言葉をいただきました。
また、子どもたちには勉学に励むように、保護者の皆さんには子どもたちを学校へ通わせるようにとの話がありました。
.
なお、式典の挨拶・スピーチの内容は、同時通訳で手元のラジオから流れてきます。
今から20数年前にカンボジアの選挙の支援のためにラジオを集めて送るという運動に参加したことを思い出しました。
.
生徒代表の誓いの言葉では、
1.よい知識を得るためしっかり勉強いたします。
2.この新しい校舎をきれいに大切に使っていきます。
3.よい学生、よい友だち、よい子どもになることを誓います。
との3つの誓いが読み上げられました。(同時通訳より)
ポル・ポト政権時代に85%の教育者が虐殺をされ、教育という芽を断ち切られたということは想像以上のダメージであったと思いますが、人材の育成、教育の力で立ち上がろうとしているカンボジアに対し、大田区議会がわずかながらも支援を継続してきていることを誇りに思うとともに平和祈念コンサート開催の意義も深く感じました。
贈呈品のノートとペンを直接こどもたちに手渡したときの笑顔が忘れられません。
この子どもたちが世界平和のために貢献していく立派な大人に成長されていくことを願います。
また、そのために大田区ができることを継続していきます。
.

.
・8月28日(水)PM
プノンペン市内に移動し、CCH(Center for Children’s Happiness)「幸せの子供の家」と呼ばれる児童養護施設の視察を行いました。
親を病気で亡くしたり、育児放棄された子どもたち92名(男子46名、女子46名)がここで共同生活をしております。
施設内の壁には英語と日本語訳の対応表がたくさん貼られており、到着すると日本語の歌などで歓迎をされました。
ここでは、いままで203名の子どもたちを支援し、98名の子どもたちが自立、中にはプノンペン大学に進学した子どももいるとのことで、ここにいる子どもたちの希望になっていることと思います。
.

.
・8月29日(木)AM
在タイ日本大使館を訪問。
佐藤重和特命全権大使より、タイ王国の政治・経済情勢、日泰関係、近年の洪水被害などについて伺いました。
日本はタイにとって安心できる人気のある国で、ビザの発給制度の変更により、年間130万人の往来があり双方向の交わりを実感しているとのことです。
また、タイの人たちは、あるものが話題になると集中して熱を上げる気質があり、買物好き、ブランド好きなので、今後のタイ航空の直行便就航増とあわせて、双方向の経済・人間の交流がますます広がっていくことへの期待とともに、東南アジア最大の日本企業拠点として日本とのパートナーシップを発展させていくとの思いを語られました。

佐藤全権特命大使(前列左3番目)と懇談後の記念撮影

.

.
・8月29日(木)PM
日本貿易振興機構(JETRO)バンコクセンターを訪問。
井内摂男所長、田中一史次長よりASEANの経済概況、タイへの投資状況などの話を伺いました。
バンコク一箇所に集中して零細企業が増加し、飲食店等、サービス業も多くなってきている。
それに伴い、銀行や信用金庫15~20行がタイへ来て融資先を増やしていること。
地方(北海道~沖縄)の副知事などが農産物のトップセールスをしてくる動きがあり、尖閣諸島の影響で中国離れをしてタイへ流れてきている。
整備されたインフラ・陸路による販売網で、ラオス、ベトナムなどの周辺国に分工場を作るなど、インドネシアやフィリピンなどの島国に比べて地理的な優位性がタイにはあり、法人税免除などの外資優遇政策や日系企業へのサポート体制の充実などにより企業進出が続いているとのことです。
.


.
・8月30日(金)AM
アマタナコーン工業団地内にある、オオタテクノパークを訪問し大田区の中小企業の海外展開現場を視察しました。
このオオタテクノパークは、タイ国最大の工業団地開発運営企業「アマタコーポレーションPCL社」が全面出資し2006年6月に開設され、中小企業向け賃貸集合工場として運営されており、現在まで撤退は0社、独立は1社です。日本語対応のできる現地スタッフがいて、この施設の概要説明をしてくれました。
さらにここで起業した西居製作所(本社:大田区千鳥町)と、ここを独立して新たに工業団地内で2倍の敷地に拡張された南武(本社:大田区萩中)の2社を訪問しました。
タイ人の定着率の悪さ、価値観の違いをはじめ、大企業の製造拠点が海外移転する中でいかに中小企業が生き残るかといった課題など、タイ国での起業のエピソードをさまざま伺いました。
タイ人は一方的にインド人を嫌うのだが、インド人をマネージャーの右腕にすることにより、まとめあげたこと。
不満があればすぐに耳を傾け、とにかく話を聞いてあげコミュニケーションを取ってきたこと。
リーマンショックで他社が大量に解雇するところ「人が大切」と一切解雇せず社内でスキルアップに努め、リーマンショック復帰後に仕事が入ってきたとき人を切った会社は対応できなかった中、人を確保していたためすぐに対応でき、一気に伸びあがることができたことなど。
特に南武のマネージャーの
「(定着率の悪い)タイ人をバカにした会社は伸びない。
逆にタイ人をほめている会社は伸びている、発展している。」
といった言葉が印象に残りました。
その実践のとおり、南武ではタイ人の定着率がとても良いとのことです。
.

.
・8月30日(金)PM
バンコクの市内を視察。
10数年前にバンコクを観光したことがありましたが、西洋人観光客の多さが目立ち、レンタル自転車の配備や市内の鉄道網の発展、インフラの整備により、移動が大変便利になっていました。
特に驚いたのがスカイトレインと呼ばれる市内を結ぶ高架鉄道で乗車券は切符ではなく磁気カードで裏面に路線図の表示があるため、普段乗りなれていない観光客などには非常に役に立つものでした。
また乗車はしませんでしたが、地下鉄も開通しており、高架鉄道と組み合わせて乗車をすれば、有名なバンコクの渋滞を回避して都市部を縦横無尽に移動することができる観光客に喜ばれる魅力的な街に発展していました。
.

.
・まとめ
カンボジアの教育環境の実情からはじまり、タイ王国での日本の中小企業支援の視察という流れでしたが、同じ東南アジアにおける貧富の差を感じたものの、日本からの支援がその発展に寄与している姿を直接目にすることができ、また、両国の全権特命大使と懇談することもでき、非常に貴重な経験をすることができました。
.
日本国内においては東日本の復興支援の重要性を感じていたが、世界規模でのこのカンボジアの様な国への支援の重要性を痛感しました。
“国際都市”を名乗る大田区の国際感覚を磨き、今後も学校建設、教育物資支援、人間交流などを継続させていきたいと思います。
また、外務省と経産省、日本貿易振興機構(JETRO)、現地の日系企業との相互連携へのきっかけづくり、小さいながらもネットワークづくりの架け橋になれたのではないかと実感しております。
東京都で唯一、国際空港を有する海外の窓口の大田区として、世界からの観光客(人)やビジネス(企業)を呼び込める魅力ある都市環境づくり、大田区のモノづくり技術と世界の技術との交流や中小企業の支援等、さまざまな課題への手がかりとなる事例を目にしてくることができました。
東南アジアへの支援を継続し、その発展の歩みを見つめるとともに、今回の視察調査にて得てきたものが、どのような事例で参考にできるのか、どのような変化をもたらすことができるのか検証、研究し、大田区、そして日本の政策に生かしてまいりたいと思います。
.
以上

9/20(木)一般質問④熱中症対策

ボイス 政策 施設調査 現場調査 議会 / 2012年9月20日

この夏、大田区では、熱中症の予防のために消防庁、環境省のリーフレットをはじめ、保健所独自の予防パンフレットを作成して配布、「おおた区報」の6月21日号でも1面に大きく「熱中症は予防できます」との記事を掲載。
.
また、高齢者向けには、さわやかサポートの見守りコーディネーター、民生委員の訪問にて注意を促すなど、熱中症の予防の取り組みをされてきたことと思います。
.
「おおた区報」の記事では、注意する場所として「炎天下の屋外」、「閉め切った車の中」だけでなく、「気温の高い室内」、「体育館」などもあげられておりましたが、大田区内の空調設備の無い施設、区民センター、文化センターの体育館などでの熱中症の発症はありませんでしたでしょうか。
このような視点で、熱中症のハード面の対策について質問いたします。
.
馬込文化センターでの太極拳教室、健康体操などに参加をされている地域の方々から「センターの体育館は空調設備が無く、熱がこもって暑くて耐えられない。」といった声や「運動をして汗をかくのは当たり前だけど、健康のために参加しているのに暑くて身体の具合が悪くなってはしょうがない。」といった声が寄せられました。
そこでお伺いいたします。(質問7)
熱中症の予防の観点から、このような空調設備が無い施設で運動をされている状況を大田区としてどのように考えますでしょうか。お聞かせください。
.
.
8月下旬、大田区中学校バドミントン大会が開催され、私の子どもが出場していたので、馬込中学校の体育館に試合観戦に行きました。
この体育館は、大田区中学校の卓球大会でも使用されており、以前も観戦に来たことがありましたが、バドミントンや卓球の競技条件は非常にデリケートで、競技中は、外からの光や、すき間風を一切遮断しなければならず、体育館の全ての窓、全てのカーテンが閉められ、出入口もカーテンで塞がれている状態でした。
.
真夏の体育館で、当然エアコンも無い中、閉め切った状態で競技を行っているわけです。
私は2Fのバルコニーから観戦しようとしたのですが、会場内は熱がこもって蒸し風呂のように暑苦しく、すぐに頭や腕から玉のような汗が吹き出し、目当ての試合が始まるまでとても会場内に いられる状態ではありませんでした。
選手たちは、朝から弁当を持参して大会に臨んでおります。
熱中症だけでなく、持参した弁当が傷んで食中毒を起こしてしまうことも考えられます。
(質問8)
このような空調設備が無い施設での熱中症対策、食中毒対策は何か取り組みをされていましたでしょうか。お聞かせください。
.
.
小・中学校の体育館は、災害時の避難場所にも使用されるということで、昨年の議会では、学校避難所の冬場の冷え込み対策や、断熱、遮熱などの効果を発揮できる「特殊セラミック塗料」について質問、要望をさせていただきました。
.
区の財政が厳しい中、区内施設の体育館や、小・中学校の体育館に空調設備を後から設置していくことは難しいのかもしれませんが、昨年度の大田区産業振興協会「優工場」新製品新技術コンクールにて「おおたECO推進賞」に選ばれた「高日射反射率塗料」や「特殊セラミック塗料」などの技術を熱中症対策に活用していくことはできませんでしょうか?
(質問9)
老朽化した体育館の改修工事などと合わせて、耐震だけでなく耐熱も一緒に取り組んでいくべきではないかと思いますが、大田区の考えをお聞かせください。
.
また、空調設備の無い区内施設への「大きな温度計」の設置も あわせて要望させていただきます。
.
以上、
時代の変化に対応しつつ、持続可能な体制作りのために 新たな取り組みを展開され、「ものづくりのまち大田」から「未来をつくるまち大田」へと飛躍されていくことを願い、
大田区議会公明党、玉川英俊の一般質問を終了させていただきます。
ありがとうございました!