下町ボブスレー、平昌五輪不採用… ~でも夢はあきらめない、新たな挑戦へ~
11/18(水)、大田区産業プラザPiOの2F、biz BEACHで開催された、下町ボブスレーの記者発表会に参加いたしました。
すでにニュース等でご存知かと思いますが、2018年の平昌五輪において、ボブスレーの日本連盟は下町ボブスレーを使わないことになったと発表されました。とても残念なお知らせでした。
下町ボブスレーでは、平昌五輪本番用のソリを空気力学特性の向上など改良を重ねて来年に製作する予定でしたが、今年の9月に国際競技大会および海外遠征で使用するソリの選定を行うとの通知があり、自主テストで結果の良かった新3号機をドイツに送り、日本連盟が持ち込んだドイツ製のソリとの比較テストが行われることとなりました。
そして、先週行われたテスト結果で、この段階で下町ボブスレーを平昌五輪で採用しないと早々に結論が出されてしまったとのことです。
とても残念でなりませんが、予定通り来年に平昌五輪本番用のソリを製作し、海外の代表チームに採用を働きかけ、下町ボブスレーを海外に向けて提供する活動を始めるとの説明でした。
各新聞社からさまざま質問があり、私も海外で使われてしまうことはどうなのかと質問しましたが「いずれは日本で使ってもらいた」「その目標は変わらない」と細貝淳一ゼネラルマネージャーより熱い想いが語られました。
今後の展開がどうなっていくのか?ちょうどドラマ放映中の下町ロケットとダブらせて見てしまいそうですが、まさに大田区の町工場の新たな挑戦、リアルなドラマがここで展開されています。
あきらめることなく夢に向かって挑戦する大田区の町工場の雄志を応援し続けていきます。
みなさまも、応援よろしくお願いいたします!
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【追記】
下町ボブスレー記者発表会の模様、各社報道されています。
◆産経ニュース 2015.11.19 07:25
「目の前真っ暗」「途中でやめることはない」 下町ボブスレー、日本代表不採用で製作者ら会見
◆産経ニュース 2015.11.19 07:00
「下町ボブスレー」平昌五輪不採用 開発者「目の前真っ暗に」
◆東京新聞 2015.11.19
「下町ボブスレー」不採用に「町工場の夢」不屈の決意
◆読売新聞 2015.11.19
下町ボブスレー「代表落ち」
◆マイナビニュース 2015.11.18
下町ボブスレー、冬季五輪不採用 – 「目の前真っ暗」と推進委
◆毎日新聞 2015.11.18 21:48
下町ボブスレー:「不採用」…平昌五輪日本代表チーム
◆朝日新聞 2015.11.18 20:43
下町ボブスレー、平昌五輪も不採用 技術者の夢かなわず
◆時事ドットコム 2015.11.18 19:54
「下町ボブスレー」は不採用=平昌五輪の日本代表
◆産経ニュース 2015.11.18 15:08
「下町ボブスレー」、日本代表は不採用
平成27年 第3回定例会で代表質問⑥ゴジラの活用について
9/11(金)、平成27年第3回定例会第1日目にて、代表質問をさせていただきました。
長文になるので、数回に分けて質問内容を掲載いたします。
※写真クリックで、Youtube動画が見れます!
(質問 3分20秒、答弁 1分24秒)
このたび、約12年ぶりに東宝の怪獣映画「ゴジラ」が制作されることとなりました。
脚本・総監督に「新世紀エヴァンゲリオン」の庵野秀明氏、監督・特技監督に「進撃の巨人」の樋口真嗣氏が務めることとなり、強力タッグが実現と話題になっております。
先日、その新作映画「シン・ゴジラ」制作のため、JR蒲田駅東口の道路を完全封鎖し、ゴジラから逃げ惑う人たちと思われる大規模な撮影が行われました。
まだ制作中の段階なので、あまり詳しい内容に触れることはできませんが、この撮影をご縁に、ゴジラに関連するシンボルを蒲田駅周辺につくってみてはいかがでしょうか。
等身大の機動戦士ガンダム、鉄人28号など実際にありますが、等身大のゴジラをつくるとなると、そう簡単につくれるものではありません。
先月の地域・産業委員会の視察では、愛媛県今治市にあるしまなみアースランドへ行き、環境教育プログラム今治自然塾を体験してきました。
その中で、46億年の地球の歴史を460メートルの距離に置きかえ、実際に歩きながら地球と生物の誕生と進化の物語を過去からたどる地球の道というプログラムを体験しました。
その過去からの歴史の中で、恐竜が登場する時代に差しかかると、地面の芝生の中に石が敷き詰められ、大きな恐竜の足跡を思わせる形となっているものがありました。
ちょうど4本足の恐竜の足の位置となるように並んでおり、その数メートル先には同様に尻尾の跡を思わせる石が敷き詰められていました。
全く恐竜の姿形はないものの、大きな四つの足跡と尻尾の跡だけで、全長約40メートルという恐竜の大きさ、全体像がイメージできるというものでした。そこで提案なのですが、
(質問⑥-1)
実際にゴジラが登場したと思われる蒲田駅周辺に等身大のゴジラの足跡、そして、ゴジラの尻尾の跡を描くというのはいかがでしょうか。
お隣の世田谷区では、区内の成城にある東宝スタジオで生まれたゴジラがあらゆる世代に感動と衝撃を与えたとして、ゴジラシリーズの第1作目から60年目となる昨年11月3日に功労をたたえ表彰を行っております。
この還暦を過ぎたゴジラは、多くの国民をはじめ海外でも人気があり、11年前の生誕50周年のときには、ミッキーマウス、ドナルドダックに続き、日本のキャラクターとして初めてハリウッドの殿堂入りを果たしています。
あの世界のミフネと言われた三船敏郎さんでさえ、日本人で3人目の殿堂入りを来年予定している状況で、10年以上前に既にハリウッドに名を刻んでいるゴジラが、いかに世界に認められている人気キャラクターであるかということがわかると思います。
新作ゴジラにおいては、ようこそ大田区へと歓迎の意をあらわし、等身大の足型と尻尾の型をいただき、それを大田区蒲田のシンボルにしてほしいところです。
(質問⑥-2)
さらに、何かのイベントの際には、その足跡の上にゴジラの姿が登場するプロジェクションマッピングなどを行ってはいかがでしょうか。
ぜひこのチャンスを生かしていただきたいと強く願いまして、次の質問に移ります。
~区長の答弁~
<回答⑥-1:松原区長>
ゴジラの新作映画に関連して、等身大ゴジラのシンボルについてのご質問ですが、先日、JR蒲田駅東口周辺で、地元商店街や蒲田警察署をはじめ、近隣の皆様のご協力によりまして大がかりな撮影が行われたと聞いております。
映画内容の詳細は公表されていませんが、世界的に有名なゴジラ公開の際は、国内のみならず世界各国に大田区が知れ渡ることを大いに期待しております。
ご提案につきましても、どのように生かしていけるのか、その可能性を探るとともに、地域の皆様のご意見もお伺いしながら検討し、観光や産業、地域振興につなげてまいりたいと思います。
<回答⑥-2:松原区長>
ゴジラのプロジェクションマッピングについてのご質問ですが、ゴジラを素材として取り上げることができますと、ロケ地になった大田区をよりPRできると思います。
一方で、先にご提案いただいた等身大のシンボルと同様、ライセンスの問題が考えられます。
また、大がかりな仕掛けや機材及び場所などの課題もあります。
いずれにいたしましても、映画上映後も区民の皆様が楽しめるように、また多くの観光客が当区を訪れ、まちの活性化につながるよう取り組んでまいりたいと思います。
平成27年 第3回定例会で代表質問⑤産業支援について
9/11(金)、平成27年第3回定例会第1日目にて、代表質問をさせていただきました。
長文になるので、数回に分けて質問内容を掲載いたします。
※写真クリックで、Youtube動画が見れます!
(質問 5分49秒、答弁 3分35秒)
産業支援についてお伺いいたします。
ここ数年、新たに事業を起こす起業の重要性が叫ばれております。起業は経済の新陳代謝を促し、革新的な技術や経営手法などが市場に持ち込まれ、経済成長を牽引する企業が誕生する可能性を秘めたものであり、経済の活性化、あるいはイノベーション創出には欠かせないものであります。
一方、我が国における開業率は、平成25年度における国の調査では4.8%となっています。
これは国際的に見ても低い数値であり、政府において6月に閣議決定された日本再興戦略改訂2015では、この数値を欧米並みの10%台へ引き上げることを目標として掲げております。
今後、我が国の経済成長を促し、国際的な競争力を維持していくためには、これまで以上に創業対策に力を入れ、開業率の向上を図る必要があると考えます。
そうした中、本区では今月、大田区産業プラザの2階に(仮称)イノベーション創造サロンの開設を目指し、現在準備を進められており、この場所にコワーキングスペースを整備するほか、様々な人々が交流するためのイベントの開催や産学連携、企業間連携活動の場所として活用・展開が予定されているとのことです。
先ほど挙げた開業率の向上、ひいては我が国での経済の活性化に向け、こうした施設が果たす役割は大きいのではないかと考えるところですが、
(質問⑤-1)
今月オープンが予定されているこの施設について、設置のコンセプトと参考にされた類似施設について教えてください。
また、今後の展開についてどのように考えているか、
(質問⑤-2)
さらに、本施設に加えて、既にある大田区創業支援施設や、将来羽田空港跡地に設置が予定されている新産業創造・発信拠点との関係について、区長のお考えをお聞かせください。
大田区内の製造業事業所数は、昨年の調査では3481社であり、昭和58年ピーク時の9177社と比較して大きく減少しています。
大田区に限らず日本のものづくりは、発注側の大手企業が量産工場を海外にシフトした影響を受け、日本の強みである優秀な中小製造業の集積をどう維持していくかが大きな課題です。
そのような中で、今大田区で頑張っている工場は、円高やリーマンショックという試練を乗り越えて勝ち残った強い企業の皆様だと思います。
他社ではできない独自の技術があるからこそ事業を継続されており、かつてのような特定の親会社からの発注が来るのを待っている待ち工場ではなく、みずからの技術をアピールし、多数の顧客を獲得する町工場へと変化しています。
そのような新しい大田区の町工場の象徴は、やはり下町ボブスレーです。
平成23年にスタートした下町ボブスレープロジェクトは、冬季オリンピックのボブスレー競技で使うマシンを開発・製作し、大田区のものづくりの力を世界の舞台でアピールし、海外から航空宇宙や医療機器など付加価値の高い仕事を獲得しようと頑張っています。
平成24年秋に製作した下町ボブスレー1号機は、年末の全日本ボブスレー選手権のデビュー戦でいきなり優勝を果たし、社会の注目を集めました。
NHKのテレビドラマになるなど、メディアでも大きな注目を集めていた下町ボブスレーですが、最終的にソチオリンピックでの採用は残念ながら見送られてしまい、その後はマスコミでの報道も減ってしまいました。
今、下町ボブスレープロジェクトは、目標を平成30年2月の韓国・平昌冬季オリンピック参戦に切りかえて頑張っていますが、社会の注目や大田区内での盛り上がりはやや冷めてしまっているといった感じがあります。
(質問⑤-3)
本区は、この下町ボブスレーの現状をどう捉えていますでしょうか、お聞かせください。
私自身、下町ボブスレー実機の展示会場やPR活動の現場、講演活動など、区内・区外を問わずに足を運び、下町ボブスレーにかかわる多くの人たちと接してきました。
プロジェクトにかける情熱と志、本業である自社の仕事が忙しい中でも、休日を返上してでも自発的にプロジェクトに参加する姿勢のすばらしさをいつも感じます。
このような彼らの情熱に接した協賛企業からの支援や、国においてもJAPANブランド育成支援事業で海外販路開拓の支援をするなど応援の輪が広がり、下町ボブスレーを中心に広い人脈、ネットワークが形成されています。
この応援の輪とプロジェクトが示す大田区ものづくり企業の高度な技術力を新たなビジネスチャンスにつなげる必要があります。
大田区産業振興協会が平成25年度に実施した下町ボブスレーの広報効果調査によれば、マスメディアによる下町ボブスレーの報道は広告費換算で10億7484万円に達し、知名度の向上によりプロジェクト参加から営業面の貢献や社員の士気向上につながっているとの声が上がっています。
下町ボブスレー1号機の優勝は、大田区のものづくりの極めて高精度・高品質で、しかも短納期という特徴が高い競争力を持つことを示しており、プロジェクトの当初からの目標である海外から航空宇宙や医療機器関連の仕事を獲得することに結びつける必要がありますが、この2分野はともに新規参入が難しい市場として知られています。
参入のためには関連規格の認証取得などのハードルを越え、既に参入している内外の多数の企業との競争に打ち勝っていかなければなりませんが、
(質問⑤-4)
本区として下町ボブスレーを契機に新たな市場開拓というビジネスチャンスの創造をどのように支援していきますでしょうか、お聞かせください。
~区長の答弁~
<回答⑤-1:松原区長>
イノベーション創造サロンに関するご質問でございますが、まず設置のコンセプトにつきましては、この場所に集まる多様な人材の交流を促進し、新しいアイデアを発掘、それを形にしていく協創の場を形成していくことにあります。新製品・新技術開発、創業にチャレンジする企業、人が交流し、新しいアイデアを形にしていく動きにつなげてまいります。
参考とした類似施設については、民間事業者が運営するコワーキングスペースやシェアオフィスを視察しております。交流スペースの提供と多様な人材が集うための取り組みという手法を取り入れた形を考えております。
<回答⑤-2:松原区長>
イノベーション創造サロンと区内既存の産業支援施設との関係に関するご質問ですが、本施設は、多様な人材の交流や新たなアイデアの創出の場として機能させることを目指してまいります。
また、この場所で生まれたアイデアを形にしていく取り組みの中で、新たな支援やサービスの活用も案内してまいりたいと思っております。
切れ目のない継続的な支援を行うことで、より具体的な成果の創出を図ってまいります。
こうした活動で得たノウハウを、空港跡地の新産業創造・発信拠点における重点プロジェクトとして位置づけられている協創プロジェクトにも活用してまいりたいと考えております。
<回答⑤-3:松原区長>
下町ボブスレーの現状に関してのご質問ですが、下町ボブスレープロジェクトの活動は、大田区の特徴であるものづくり企業の底力と、ものづくり企業のネットワークの存在力を区内外に示す事業と考えております。
プロジェクトの現状でございますが、この3年半で5台のボブスレーを製作し、平昌冬季五輪を目標に努力を重ねているところでございます。
再度区を挙げて応援する機運を高めるために、区設掲示板で下町ボブスレーの「再・挑戦」と題したポスターを掲示するとともに、区報でも記事を掲載いたしました。
今後も、下町ボブスレーの活動を応援していくことで、区内のものづくり産業の活性化とともに、第二、第三の下町ボブスレープロジェクトのような活動が生まれることを期待しております。
<回答⑤-4:松原区長>
下町ボブスレーを契機に新たな市場開拓というビジネスチャンスの創造への支援に関するご質問ですが、下町ボブスレープロジェクトの取り組みを契機として、区内中小企業が航空宇宙産業、医療・福祉分野などの新たな市場を開拓していく際に必要となる許認可、認証等の取得には多額の費用が必要となります。
平成27年度、航空宇宙関連のJISQ9100やNADCAP、医療機器製造販売承認等を取得する経費の一部を助成する制度をスタートいたしました。
下町ボブスレープロジェクトの取り組みを契機として、成長産業分野への進出やイノベーションの創造に取り組む企業を支援していく考えです。
私自身も機会を捉えて国や東京都に対して支援を働きかけてまいりたいと考えております。
平成27年 第3回定例会で代表質問①平成26年度決算について
9/11(金)、平成27年第3回定例会第1日目にて、代表質問をさせていただきました。
長文になるので、数回に分けて質問内容を掲載いたします。
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(挨拶 1分30秒)
大田区議会公明党の玉川英俊でございます。公明党を代表して質問いたします。理事者の皆様には明快、そして誠意ある答弁をお願いいたします。
まず初めに、このたびの大雨による河川氾濫などで被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、行方不明の方が一刻も早く無事救出され、これ以上被害が拡大しないことをお祈り申し上げます。
また、消防、警察、自衛隊などの皆様の懸命な救出活動に心から敬意を表します。
「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。」
これはユネスコ憲章の前文の冒頭の言葉であります。
今、平和のあり方について、国会をはじめ国民の間でも様々な議論が交わされていますが、人の心の中に平和のとりでを築くということはとても重要な視点であると思います。
本区におきましては、様々な主義主張をはじめ、人種、民族、そして文化の多様性を尊重し、地球環境を守り、平和の文化を構築していく国際都市おおたへと発展されていくことを願っております。
それでは、質問に入らせていただきます。
※写真クリックで、Youtube動画が見れます!
(質問 6分40秒、答弁 5分02秒)
平成26年度決算についてお伺いいたします。
おおた未来プラン10年(後期)初年度を「地域力で総合防災力を強化、元気で安心な国際都市をめざします」とのスローガンを掲げ、これまでの行財政構造の質的転換に向けた取り組みを継続しながら、総合防災力の強化や待機児童対策の充実など、様々な緊急課題を着実かつ的確に実行することを目的とした予算編成でスタートされました。
決算の状況としては、当初予算2420億2235万円に対して、歳入総額2525億8898万円、歳出総額2407億2903万円、補正後の予算現額2520億2702万円に対する執行率は95.52%、実質収支額は106億5531万円となりました。
補正予算は、当初予算編成時には確定できない要素も含むものや、緊急の課題に対して組まれるものもあろうかと思いますが、
(質問①-1)
全体を通じて未来プラン10年(後期)初年度をどのように評価していますでしょうか、お聞かせください。
特別区税は平成25年度と比べて約26億円、約3.9%増と、配当割交付金が6億4699万円、86%増となり、昨年度は景気の上向き感を税収の上でも裏づけています。景況どおり、このまま緩やかながらでも回復基調が続いてくれることを多くの人が望んでいます。
そのためにも国をはじめとした積極的な景気対策が継続されることが必要です。
本区における景気対策の指標としての投資的経費を見ると、平成26年度は普通建設事業費として265億7502万円で、決算額の11.1%です。経常収支比率が82.2%、前年比1.1ポイントの改善とはいえ、依然として適正水準と言われる70から80%を超えていることから見れば積極的と言えるでしょうが、不用額が94億円強、実質収支額が106億円強の黒字だったこと、実質収支比率が適正と言われる3%から5%を上回る7%であったことを考えると、監査の意見にも、予算執行段階で多額の不用額が見込まれる場合には、その原因分析をした上で、計画の前倒しや時宜に応じたサービスを提供するなど、区民満足度に応じた予算執行も検討する必要があるとの指摘があるように、もっと積極的な取り組みも可能だったのではないかと考えます。そこでお伺いいたしますが、
(質問①-2)
平成26年度決算において、投資的経費、経常収支率、不用額実質収支額について、どのように評価されているか、お聞かせください。
さらに、大田区の人口は微増傾向にあり、当面はその傾向が続くと言われています。昨年と本年の4月1日を比較すると、全体で5659名の0.8%増となります。
内訳は、15歳未満が0.8%増、稼働年齢と言われる15歳から64歳までが0.2%増、そして65歳以上が2.6%増となっています。
人口増が特別区税の増収に直結するのであれば喜ばしいところですが、区内事業所が減少傾向であることを考えたときに、今後は人口増加に伴う行政コストの増加は注視していかなければなりません。
このことを踏まえて、もう一度本区の財政状況を見ると、経常収支比率を押し上げている要因の一つが福祉費のうちの扶助費となりますが、その中の児童福祉費は将来の大田区を担う人材への支援であり、むしろ次の世代への先行投資、投資的経費と考えてよいと思います。
そこで児童福祉費を見ると、子育て世帯臨時給付金を除き47%増となっています。これは待機児対策を含めた子育て支援に力を入れているあらわれであり、15歳未満の人口の増加率が65歳以上に次いで増加し続けていることは、その成果が徐々に見え始めていると考えられます。
その意味でも本区は、子育てをするなら大田区と言われるくらいに子育て支援を力強く推し進めていくことが重要と考えます。そこでお伺いいたしますが、
(質問①-3)
昨年度の子育て支援策の評価を踏まえた上で、今後の意気込みをお聞かせください。
あわせて、本区の人口構成の中で、20歳から24歳の人口が急激に増加している点に注目したいと思います。
これは進学や就職に伴い大田区に転入する人がいるためであり、大田区で暮らすことを選んでくれた若者が、大田区に魅力を感じ、住み続けたいと思ってもらえるような施策にもこれから集中的に取り組むべきと考えます。
かつて松原区長は、「地域力とは、多様な側面を持つ地域課題を、行政のみならず区民の皆様や多様な地域の力を生かして解決していくことであり、ひいてはこのことが地域の魅力を高めることにつながるものと考えております」と述べられております。
本区の地域力は、松原区長の力強いリーダーシップによって、特に東日本大震災を境に着実な成果を上げてきていると評価いたします。
しかし、一方で、近年の自治会・町会加入者数の低下とともに、多岐にわたる地域課題に対する取り組みが自治会・町会に集中し過ぎているために、負担を感じているという地域もあるようです。
松原区長の目指すべき地域力、つまり、さらなる区民満足度の強化に向けて、地域力の課題を精査する時期に来ているのではないかと考えます。その上で、本区の魅力の一つとして地域力に若者の力が糾合できれば、さらに魅力ある大田区になっていくことは間違いありません。そこでお伺いいたしますが、
(質問①-4)
若者を引きつけるイベントはもとより、地域課題の解決に若者のアイデアを募集するなど、柔軟な発想を受け入れる機運や土壌づくりを区が率先して行っていってはいかがでしょうか。
松原区長のお考えをお聞かせください。
~ 区長の答弁~
<回答①-1:松原区長>
玉川議員の代表質問に順次お答えをさせていただきたいと思います。
まず、未来プラン(後期)初年度の評価に関するご質問をいただきました。
平成26年4月にスタートいたしました後期プランでは、区政の様々な課題に的確に対応していくため、前期プランに対して主な事業が56件増の175事業、取り組み数が116件増の394件となりました。
後期プランの初年度である平成26年度は、これらの事業、取り組みを着実に推進いたしました。
障がい者の生活サポートの拠点でありますさぽーとぴあの開設、空港跡地のまちづくりや区内の産業・観光振興を加速させる国家戦略特区の指定、総合防災力強化のための防災塾の実施など、これまで強い決意を持って取り組んできたことが次々と実を結び、進展を見た1年であったと評価をしております。
<回答①-2:松原区長>
次に、平成26年度決算においてどのように評価しているかとのご質問ですが、一般会計の歳入は前年度比5.0%の増となり、特別区税と特別区交付金がそれぞれ前年度比26億円増になったことなどが主な要因でございます。
歳出は前年度比6.6%の増となり、ご質問の投資的経費は前年度対比14.9%の増となっております。
待機児童対策として保育定員拡充のための施設整備費補助や橋梁の架け替え、耐震補強整備など、質の高い施設サービス提供に向けて積極的に予算執行ができたものと認識をしております。
また、財政の弾力性をあらわす経常収支比率も改善をしており、政策的な経費に振り向ける財源は確保できていることを示しております。
実質収支額については、107億円と前年度に比べて40億円減少しており、大田区の財政規模約2500億円から見て適切な規模と考えております。
経常収支比率など各種財政指標から、区財政は健全性を確保していますが、今後も計画的で持続可能な財政運営を行ってまいりたいと思います。
<回答①-3:松原区長>
続きまして、昨年度の子育て支援策の評価を踏まえて、今後の意気込みをというご質問でございますが、将来を担う子どもたちが健やかに育つよう、子育て世代を支援することは大変重要であると認識をしております。
喫緊の課題であります待機児童解消対策につきましては、620名の定員増を目標としますプランを策定し、集中的に保育サービス基盤の拡充に取り組んだ結果、目標を大幅に上回る1049名の定員拡充を図りました。
加えて、就学児童の小1の壁対策として、区立小学校を活用した放課後児童の居場所づくりの整備に取り組み、今年度から14校で放課後ひろば事業を開始しております。就学前児童が昨年度に比べ1.5%の増、492名増にしておりますが、これまでの区の取り組みに対して、大田区が子育てしやすいまちと評価されたものと考えております。
引き続き、全ての子育て家庭にとって安心して子どもを産み、育て、学びやすい地域社会の実現に向けて全力で取り組んでまいります。
<回答①-4:松原区長>
次に、若者の力を地域課題の解決に生かす土壌づくりについてのご質問でございますが、ご指摘のとおり、地域課題の解決に若者の柔軟な発想を受け入れていくための環境整備は、今後の区政運営にとって大変有意義なことと考えております。
例えば、ティーンズぱわーあっぷセミナーを修了した中高生が子どもガーデンパーティー等の企画運営に携わるなど、若者の活躍のよい展開が図られております。
また、被災地支援活動の一つである絆音楽祭の運営を日本工学院の学生との連携により進めるなどの事例もございます。
今後は、計画策定時に開催する検討委員会等の公募委員に若者枠を設ける取り組みや、意見公募の手法としてSNSの活用を検討し、若者の地域課題への関心を促すような機会づくりも進めてまいりたいと思います。
第1回臨時会 連合審査会で質疑
5/22(金)から5/29(金)まで、平成27年第1回大田区議会臨時会が開催されました。
5/25(月)より連合審査会が開かれ、5/26(火)審査第2日におきまして、
・プレミアム付商品券第2弾の販売方法提案
・大田区空き家活用相談窓口の進捗確認
・呑川のユスリカ対策の新たな取り組み提案
の3つのテーマについて質疑を行いました。
以下のとおり質疑の内容を掲載いたします。
※写真クリックで、Youtube動画が見れます!(21分15秒)
昨日は連合審査会の後、洗足池で開催された「春宵の響」に行ってまいりました。
心配だった天候にも恵まれ、池月橋周辺には多くの人が集まり、大盛況の催しでした。
夕暮れから日が沈んでいく中でその情景も変化していき、水面に響く笛の音色とともに幻想的な世界が繰り広げられました。
今回は実行委員会を再構成して、あらたなスタートを切られたとのことですが、これからも地域住民をはじめ、多くの人たちに愛される洗足池の風物詩として、新たな伝統を奏でられていくことを願っております。
それでは質問に移らせていただきます。
4月16日、大田区でプレミアム付商品券が販売されました。
今回は今までの2倍である20%のプレミアム付きということで、多くの区民の方が楽しみにされていたことと思います。
(質問①)
今回、25万冊発行・販売されたとのことですが、郵便局、商店街、大型店の販売比率を教えてください。
<回答①:産業経済部長>
今回、25万冊発行・販売の内訳は、郵便局12万冊、商店街8万冊、大型店5万冊です。
販売比率にすると、郵便局は48%、商店街32%、大型店20%です。
今回は、区内全域で購入場所を確保することが望ましいとの判断で、郵便局での販売を優先し、かつ、共働き世帯や会社務めの方にも土曜日、日曜日や夜間にご購入いただけるよう大型店での販売にも一定量を確保することとしました。
(質問②)
その中で、商店街8万冊の内訳、いくつの商店街で販売され、その販売数の最高冊数、最低冊数を教えてください。
<回答②:産業経済部長>
今回は、販売を希望する35ヶ所の商店街でプレミアム付き商品券を販売いたしました。
商店街別の販売冊数の最高は最大1万冊、最小は1千冊でした。
今回、販売する側の「ある商店街役員の方」のお話では、商品券の販売冊数を決めるにも、商品券販売の話があってから申し込みまで1週間ほどしかなく、じっくりと検討する時間が無かったとの声をいただきました。
(質問③)
商品券の販売冊数は、商店街からの希望数としてそのまま振り分けたのか、それとも地域のバランスを考えて振り分けたのか、どういう振り分けをしたのでしょうか。
<回答③:産業経済部長>
今回のプレミアム付き商品券販売事業は、大田区商店街振興組合連合会に補助金を助成し、実施しております。
大田区商店街連合会が区内各商店街から販売希望を募ったところ、商店街分8万冊を大幅に超える20万冊以上の販売希望がありました。
そのため、区と大田区商店街連合会で協議し、過去のプレミアム付き商品券の商店街での販売実績等を加味して、商店街分8万冊の範囲内で各商店街の販売冊数を設定いたしました。
区商連のホームページやツイッターでの情報発信により、取扱店の追加情報や商品券の完売情報などがリアルタイムで届けられたことはとても良い取り組みであったと思いますが
(質問④)
インターネットやツイッターなど見る習慣のない人たち、また、ご高齢の方などへの配慮として、どのような取り組みがされましたでしょうか。
<回答④:産業経済部長>
委員ご指摘のように、大田区商店街連合会が販売状況をリアルタイムでインターネットやツイッターで配信したことは、大きな効果があったものと考えます。
一方、高齢の方々などインターネットやツイックーなどを日常的に見る習慣のない方々、新しいツールでの情報を入手することが難しい方を想定し、大田区商店街連合会において、販売開始後の上目も含めて連日電話による問い合わせに対応できる体制を構築し、最新の販売情報や購入可能な店舗回報をお答えしました。
今回、購入上限額のお一人様10万円というのが大きな問題だったのではないかと声が出ておりますが、逆に多子世帯や低所得者への配慮としてか、販売価格を1冊2500円とされましたが、
(質問⑤)
実際にこの2500円での販売による効果は、ありましたでしょうか。
また、1冊だけ購入されたという方は何人ぐらいいましたでしょうか。
<回答⑤:産業経済部長>
現在、大田区商店街連合会で販売情報の集計を行っておりまして、一部の販売所以外は集計を終了しています。
現在のところ、1冊だけを購入された方は、111人という情報を入手しております。
また、購入された方々のうち4割を超える方々が上限の10万円、40冊を入手されたと伺っております。
郵便局を含め、ほとんどの販売場所で即日完売してしまい、楽しみにしていたのに購入できなかった、非常に残念だったという声を多くの方からいただきました。
東急プラザ蒲田では開店と同時に全入口から5階の売り場まで競争だったとのことです。幸い怪我人は出なくて良かったですが、平日仕事の人、体力のないご高齢の方・障害をお持ちの方は並ぶことすらできない状況であり、また長い行列で買えるかどうかギリギリの順番の人は殺気立っていて怖かったとの声もいただいております。
すでにそのような声は大田区にもたくさん届いていることと思いますが、秋の第2弾に向けての大きな課題は、より多くの人に商品券が行き渡ることではないでしょうか。
具体的な方法として現場の声を元にいくつか提案させていただきます。
(質問⑥)
インターネットやハガキ、電話、FAXなどで購入希望数をエントリーして抽選後、当選者のみが期間内に販売所に取りに行く、または入金期間にお金を振り込めば郵送で届けてくれるというシステムはいかがでしょうか。これで何時間も並んで買えなかったという不満は解消されるのではないでしょうか。
<回答⑥:産業経済部長>
発売方法については、事前に申し込み、抽選当選者に発売する方式は、機会均等になる一方で、申請者の皆様の応募する手間、郵送料のご負担の他、抽せん結果の発送といった事務経費が生じるため、発行総額が減額となります。
地方消費を喚起する政策目的実現のため、今回は従前の販売場所に加え、大型店などのご協力もいただく手法で実施したところです。
議員ご指摘のとおり、結果的に、多くの区民の皆様から購入できなかったとのご意見をいただいております。
今回いただいたご意見を踏まえ、次回10月の販売では販売日、販売額などの工夫により、多くの方にご利用いただきやすい仕組みの構築を検討してまいります。
(質問⑦)
さらに、高齢者の方、障害のある方、多子世帯の方には優先予約ができるといった仕組みも加えてはいかがでしょうか。
<回答⑦:産業経済部長>
4月の販売においては、区内各地での購入場所を確保することや、一冊あたりの単価を購入しやすい額に設定するなどの対応を行いました。
一方、購入いただけなかった方から多くのご意見もいただいているところです。
近隣自治体を中心に販売方法について調査し、販売日、販売額などの工夫を含めて、第2回の販売方法を検討してまいります。
また、一気に売り切れてしまうのではなく、しばらくの期間、購入できる仕組みとして、
(質問⑧)
商品券購入パスポートのようなものを作り、1回の購入限度数や次回購入可能日といったものを定め、商品券を購入したらスタンプを押して、ある程度スタンプが溜まるとプレミアム分がアップした商品券が購入できるという仕組みはいかがでしょうか。
<回答⑧:産業経済部長>
商品券パスポートの仕組みについては、販売する側の作業が複雑になるため、今回販売協力いただいた郵便局や商店街、大型店との多大な調整が必要になります。
区としては、販売時の状況を踏まえ、商店街や大型店舗、郵便局等、販売した側の反省点や改善すべき事項の意見聴取も開始しております。
そのうえで、第2回は多くの皆様にご購入いただけるよう様々な検討をしております。
ご提案についても、販売店との協議の中で、販売方法改善のひとつの考え方として参考にさせていただきます。
秋のプレミアム付き商品券第2弾では、多くの区民に喜んでいただける取り組みが実施されることを強く要望いたしまして、次の質問に移ります。
大田区内に約4万4千戸もあると推定される空き家を地域資源として有効活用するため、昨年12月1日から「空き家等地域貢献活用事業」が始まり、空き家に関する紹介、相談、問合せなどが気軽に受けられる「大田区空き家活用相談窓口」が開設されました。
この模様は、ケーブルテレビJ:COMのデイリー大田という番組の特集で、住宅課長もスタジオにゲスト出演され、事業の紹介がされました。
空き家を地域のために提供したい所有者と空き家を活用して地域に貢献したい利用希望者とのマッチングを行い、空き家の有効活用で地域の活性化を目指すというもので、公益団体の事務所や待機児童のグループ保育、高齢者や障害者のグループホームなどの活用が考えられるということで、非常に期待できる取り組みであると思います。
(質問⑨)
事業が開始して間もなく半年が経ちますが、現在までの問合せや相談件数、登録件数はどのような状況でしょうか。
<回答⑨:まちづくり推進部長>
これまでに、不動産関係者や他自治体などを含め、多くの皆様から事業に関するお問い合わせをいただいたところでございます。
具体的に空き家を提供したい、また、利用したいとお考えの方からお間合せとご相談件数は、5月20日現在、延べ180件でございます。
うち空き家提供者が5O件、利用希望者が130件となってございます。
また、問合せ、相談の結果、物件情報や利用者情報をご登録いただいた方は21件で、そのうち、空き家提供者が7件、利用希望者が14件となってございます。
現在、徐々に件数が増えている状況でございます、引き続き広報に努めてまいります。
(質問⑩)
紹介された番組の中では、「まだPRはこれからなので、頑張ってみなさまにご案内していきたい」と話されていましたが、これまでこの事業についてどのような案内が行われてきましたでしょうか。
<回答⑩:まちづくり推進部長>
事業のご案内にいては、ケーブルテレビでの広報のほかに、大田区ホームページとリンクしまして、スマートフォン、携帯電話からもアクセスできる専用ホームページを昨年12月に開設したところでございます。
また、各特別出張所で開催される地域力推進会議、青少年対策委員会会長会議、また民生児童委員協議会会長会議など、各種会合の場でのPRに努めてきたところでございます。
更に、今年3月には、カラー刷のパンフレットを作成いたしまして、特別出張所、文化センター、区民センター、図書館等でご案内をさせていただいているところでございます。
このほか、区報の掲載や区設掲示板の掲示などを適時行ってきました。
今後とも、区報やデジタルサイネージによる周知など、様々な機会をとらえて、より多くの区民の皆様に本制度をご活用いただけるよう取り組んでまいります。
世田谷区でも同じような相談窓口が平成25年7月から開設されており、先日その1年半の活動の模様を発表するフォーラムが開催されました。
そこでは、空き家とそれを活用したい地域団体とのマッチングが思っていた以上に困難であったとの報告がされておりました。
窓口への相談があった物件39のうち、窓口対応が困難とされた物件は13もあったとのことです。
建築確認申請無届、無接道、容積超過、共同住宅の窓先空地の不足などがその要因ですが、活用したいという意思があったけれども、そのうちの3分の1の物件は残念ながら建物の欠格から活用できないという結果でした。
(質問⑪)
このように活用したい意思があっても、実際には活用できないというケースが大田区においてもかなり多く出てくるのではないかと思いますが、大田区の状況はいかがでしょうか。
<回答⑪:まちづくり推進部長>
安全面の問題で活用が難しいと判断する場合も想定されますが、大田区では、法令違反を除きできるだけ柔軟に対応できるよう努めているところでございます。
これまでのところ、全く活用できないと判断した物件はございません。
いずれにしても、課題があれば、相談やマッチングの段階で適切なアドバイスを行い、コーディネートしてまいりたいと考えてございます。
また、マッチング対応をした26物件のうち、8物件は最終的に不成立になったとのことで、その要因は家賃の折り合いやコスト面・心理面での負担、家族の反対などでした。
お金のないNPOであればなるべく安く借りたいけれども、貸す側も地域貢献のためとはいえ、ある程度の家賃は期待するのではないか、ここがマッチングの難しさではないかと分析されておりました。
さらに「空き家にしていてもオーナーは困っていない。」という現実問題があるとのことです。
まだ大田区は事業が始まって半年でありますが、
(質問⑫)
まずは登録件数を増やしていくこと、さらに活用可能な空き家数と活用したい希望者数をバランスよく増やしていくことが、大きな課題ではないかと思いますが、大田区の認識はいかがでしょうか。
<回答⑫:まちづくり推進部長>
相談件数においても登録件数においても、提供者よりも利用希望者の方が多くなっているのが現状でございます。
これは、空き家の所有者にも様々なご事情があって、空いていれば必ずしも提供できるとは限らないことと、また利用希望者は区外の方も含め広く受け付けているためであると考えているところでございます。
委員ご指摘のとおり、マッチングを行っていくためには、活用可能な空き家と活用したい希望者数をバランスよく増やしていくことが課題と捉えてございます。
特に、活用可能な空き家の登録数を増やすことが必要と考えているところでございます。
そのため、空き家の所有者のご事情・ご希望について、できる限りきめ細かく対応し、登録に結びつけられるよう取り組むとともに、引き続き広報に努めまして、周知を図ってまいりたいと考えてございます。
登録件数は待っていれば増えていくという単純なものではなく、増やしていくという努力が必要です。
特に空き家の所有者への積極的なPRを行い、マッチング事例紹介などでより多くの空き家の有効活用と地域貢献を果たしていかれることを要望いたしまして次の質問に移ります。
呑川のユスリカ対策について、また質問・提案させていただきます。
この議場をはじめ、さまざまな場面で何度もこの問題を取り上げさせていただいておりますが、呑川沿いに5台のユスリカ捕虫器が設置されました。
(質問⑬)
その後も新たな捕虫器を設置して、試験を実施されておりますが、その状況についてお聞かせください。
<回答⑬:都市基盤整備部長>
ユスリカ捕虫器につきましては、既存の5基に加え、本年度、区内の企業のご協力を得て、試作器を設置いたします。
試作器については、今後ある程度の試用期間を経たのちに、既存器との比較をしてまいりたいと考えております。
昨年、呑川周辺にお住まいの方から、興味深いある貴重なお声をいただきました。
それは、「長年住んでいてわかったのですが、桜が咲いている時には、ユスリカは蚊柱を立てないようです。ご存知でしょうか。」といった声であります。
本当かどうか、早速、この言葉を確かめてみようと、今年の春、桜が咲く時期の前後に何度も呑川沿いをパトロールいたしました。
今年は桜の咲く前から、かなりユスリカが発生して、その繁殖活動である蚊柱を立てていましたが、私が確認したところでは、桜が咲きはじめると蚊柱を立てている姿を目にしなくなりました。
もしかしたらユスリカそのものが発生していないのかとも考えましたが、橋の上からは河川の上を飛んでいるユスリカを目にしました。
今年は雨が降って桜が早く散ってしまい、調査するには十分な期間が得られなかったこと、またあくまでも私個人の目視であるので確かなものではありませんが、桜の香りか何かの成分が、ユスリカの繁殖活動である蚊柱を立てるという行動を減退させる効果があるのかもしれません。
(質問⑭)
ぜひ来年の桜の咲く時期に、この桜の開花とユスリカの繁殖活動である蚊柱発生の関係を調査していただきたいのですがいかがでしょうか。
<回答⑭:都市基盤整備部長>
ユスリカの卵は河床の藻に付着することを確認しておるところでございます。
これを除去するため、呑川の河床清掃を年間43回実施しております。
特にユスリカが多く発生する春から秋にかけ、ほぼ毎週実施しているところでございます。
本河床清掃とユスリカ捕虫器によるユスリカ対策を継続するとともに、委員からご指摘いただいた桜の開花とユスリカの発生についてもこれまでと同様に他の市区町村また研究機関との情報交換など、調査を重ねてまいりたいと存じます。
呑川の下流域になる蒲田の地域では、毎年5月、端午の節句の時期に呑川に鯉のぼりを掲げるイベントが実施されております。
呑川の上流域でもこのような鯉のぼりを掲げるイベントを行ってはどうか、そして、ユスリカ対策と兼ねた企画を立てて、他にもいろいろな取り組みができるのではないかといった区民の方からの声をいただきました。
春は先ほどの「桜」に関するものが考えられます。
5月は「鯉のぼり」、7月は「七夕飾り」、10月は「ハロウィン」、12月は「クリスマス」といろいろアイデアが浮かんできます。
また、石川町の2丁目、石川台中学校の前は大田区内でも数少ない河川の両側に桜が咲く場所でありますが、この桜の木の枝にユスリカが引き寄せられるという青い光、青色LEDを設置して河川の中にユスリカを集めてしまうことはできないものでしょうか。
これが実現すれば、昨年の冬にお隣の目黒川で話題となった「青の洞窟」のようで素敵ではないかと思いますが、
(質問⑮)
このような地域の活性化と絡めたユスリカ対策のイベント、四季折々の季節に応じたアイデアを地域住民や区民から募ってみてはいかがでしょうか。
<回答⑮:都市基盤整備部長>
呑川のユスリカ対策につきましては、河床清掃を実施するとともに捕虫器の改良などに取り組んでいるところでございます。
試作器の試験導入の機会をとらえ、ユスリカ捕虫器の説明を中心とした現地説明会を実施して、様々なご意見やご提案をいただきながら、一般区民の方でも参加ができる対策を他部局と連携をして考えてみたいと思っております。
最近では呑川周辺で「クモ」が出るとの声も聞いております。
こちらも現場の調査をしてまた改善に向けて取り組んでいただきたいと思いますが、地域住民との協働で、多くの自治体でも解決しきれていない「ユスリカ対策」に向けて、一歩一歩前進していくことを願っております。
私もさらに調査研究を進めて、また提案をしていきますので、よろしくお願いいたします。
以上で、玉川ひでとしの質問を終了いたします。ありがとうございました。
プレミアム付き商品券、公明新聞で地元紹介
プレミアム付商品券、発売へ!
大田区内で4月16日から販売開始となる、プレミアム付・大田区内共通商品券の情報が発表されました!
今回は20%のプレミアム付、2500円で500円券×6枚のセットで販売されます。
詳細は以下のとおりです。
【名称】 プレミアム付大田区内共通商品券
【販売単位】 1冊 2,500円(500円券×6枚綴り=3,000円分)
※おひとり最大40冊、10万円まで購入可能
【販売開始】 2015年4月16日(木)より
【販売場所】 区内郵便局、各取扱商店街および、グランデュオ蒲田・東急プラザ蒲田・アトレ大森・カドヤ食品・イオン御嶽山店
【使用期限】 2015年9月30日(水)まで
【取扱店】
店頭での案内等が目印となりますが、大田区商店街情報サイト「おーたふる」で、地域別商店街別に店名で確認が出来ます。
上記大規模店の他に、マルエツ、東急ストア、オオゼキ、セブンイレブンなどでも使用可能です。
ただし、あくまでも大田区内の店舗に限りますのでご注意ください。
ぜひ、プレミアム付商品券ご購入され、お得なお買い物を楽しんでください!
なお、10月頃に第2弾の販売を予定しています。お楽しみに!
【販売場所・取扱店のお問合せ先】
大田区商店街振興組合連合会
TEL:03-3731-8500
http://otakushoren.com/news/event/post-1200.html
動画で実績紹介② 防災・家庭内備蓄
大田区議会議員 玉川ひでとしの主な実績を動画で紹介するシリーズ。
第二弾は、家庭内備蓄の推進、102秒の動画でご紹介いたします。
こちらをクリック→玉川ひでとし実績紹介② 防災・家庭内備蓄
どこに行っても何らかの形で防災を意識するような取り組み、商店と連携した家庭内備蓄の普及啓発を議会で提案しました。
1年後、シンボルデザインの公募が行われ、備蓄品を抱えたカンガルーのデザインを使用しての家庭内備蓄の推進がはじまりました。
全編およびテキストは↓こちらをどうぞ
大田区議会 平成25年第2回定例会 一般質問(平成25年6月13日)
大田区議会 平成26年決算特別委員会 産業経済費質疑(平成26年10月1日)
決算特別委員会 審査第2日② 産業経済費
9/11(木)から大田区議会平成26年第3回定例会が始まっており、9/29(月)より決算特別委員会が始まりました。
審査第3日の10/1(水)の午後、款別質疑「産業経済費」におきまして、テレビ(モヤさま2)による宣伝効果、下町ボブスレーから派生したキャラクターの活用、ゆるキャラ・着ぐるみ作成時の大田区の支援、家庭内備蓄PRの新しいシンボルマークの活用など質問・提案いたしました。
※写真クリックで、Youtube動画が見れます!(15分00秒)
今年の3月2日、地域のみなさまに愛されてきた東急プラザ蒲田の屋上遊園地が閉園し、45年の運営に一旦幕をおろしました。
都内唯一の観覧車のある屋上遊園地ということで、さまざま話題になりましたが、いよいよ今月10月9日に屋上遊園地「かまたえん」として、名物であった屋上観覧車も「幸せの観覧車」との名前で復活することとなりました。
以前は、小さいお子様向けの遊園地でしたが、今度はキッチンカーを設置して、飲食の提供を行い、さまざまイベントも開催し、緑化にも取り組むことで幅広い年齢層による「集い・憩い・遊ぶ場所」を目指して、リニューアルオープンするとのことです。
「大田区のシンボル」の復活により、新たなにぎわいが創出されていくことが期待でき、とても楽しみであります。
また多くの人に愛されるスポットとなることを願っております。
さて、先日の日曜日、国際都市おおたフェスティバルin 空の日 羽田に行ってまいりました。
午前中は、地元の中学校、小学校の体育祭、運動会でしたので、午後からの参加となりました。
会場内にきれいに立ち並ぶブースの姿は、昨年、味の素スタジアムで開催されたスポーツ祭東京で立ち並んでいたブースを思い出させられるものでした。
そのブースの中で下町ボブスレー実機の展示とともに、町工場の人や応援サポーターの人たちが広報宣伝活動をされており、私にもボランティアの声がかかり、2時間ほど一緒に展示ブースへの誘導のお手伝いをさせていただきました。
応援の募金をすれば下町ボブスレーに乗れるということで、カップルや家族連れの方々が募金をして記念撮影をする姿が絶え間無く続いておりました。
ひと月前には、テレビ東京の「モヤモヤさま~ず2」という番組で蒲田・大森が特集され、大田区産業プラザPioの1F大展示場内を滑走する下町ボブスレーの姿が町工場の人たちと共に紹介されたこともあり、多くの人が「モヤさまでやってたボブスレーだよ!」、「あ!、モヤさまに出てたひとがいるよ!」とつぶやきながら展示ブースに訪れる人の姿を目の当たりにしました。
やはり、テレビでの宣伝効果は、すごいものがあると実感しましたが、
(質問①)
この8月31日に放送された「モヤモヤさま~ず2」による下町ボブスレーの宣伝効果は、どのようなものでしたでしょうか。たとえば大田区への問合せなどありましたでしょうか。
(回答①:産業振興課長)
放映日以降、下町ボブスレーの広報を担当する公益財団法人大田区産業振興協会宛てに、ボブスレーのイベント貸出、町工場の経営者の講演、取材等の依頼、問い合わせが多数ございました。
また、9月27日土曜日に開催された「国際都市フェスティバルin空の日 羽田」においても、下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会の主要メンバーが有志でボブスレーの展示と物販等のPR活動を行ったところ、「モヤモヤさま~ず2」を観られた一般の方が、ミニチュアモデル、Tシャツを多数購入され、売り上げの一部がボブスレー活動への寄付となったとのことでした。
大田区のモノづくりの技術の高さと冬季オリンピック挑戦についての広報効果は大きかったものと思われます。
やはり、大田区の町工場の人たちがオリンピックでのメダル獲得を目指して頑張る姿は夢があり、世界に挑戦するこの下町ボブスレーは国際都市おおたのシンボルとして定着していくのではないかと思います。
先ほどの羽田の国際都市おおたフェスティバルでは、いくつかのゆるキャラの着ぐるみが会場にいましたが、子どもたちは、はじめて目にする知らないゆるキャラであっても 近寄っていってタッチをしたり、抱きついたり、大人であっても記念撮影をしたりと、ゆるキャラの着ぐるみは喜ばれる存在でありました。
先日の一般質問でも海老澤議員が大田区のゆるキャラについていくつか提案をされていましたが、ゆるキャラの着ぐるみについてお伺いいたします。
(質問②)
大田区において、ゆるキャラ、着ぐるみを作ろうとする場合、どのような支援が受けられますでしょうか。
(回答②:産業振興課長)
商店街が、ゆるキャラや、着ぐるみを作る場合に、大田区はいくつかの支援制度のメニューがあります。
新・元気を出せ!商店街事業の活性化事業の場合、対象経費の3分の2、東京都と区の制度を合わせると最高で1億円の補助を受けることができます。
また、商業活性化支援として、専門家のアドバイザー派遣を受けたうえで、商店街活性化計画を策定し、その中の一つとしてゆるキャラや着ぐるみなどを作る場合には、最高で100万円の支援が可能となっています。
その他、複数の商店街が合同で行う商店会合同活性化事業や、今年度から開始した女性・若手支援事業、商店街PR事業を利用した場合にも支援を受けることができます。。
私は着ぐるみに入った経験は無く、実際に中に入っている人の苦労はわからないのですが、大田区のオーちゃんや観音通り商店街のカノンちゃんなどの着ぐるみの運用は、どのように行われているのか、
このような質問は、夢が無くなるかもしれませんが、
(質問③)
ゆるキャラの着ぐるみを作って運用するには、どれだけ負担がかかるものなのか、地域で作る場合の参考になるような情報がありましたら教えてください。
(回答③:産業振興課長)
平成23年度に観音通り商店会において、商店街活性化計画策定事業を利用して、カノンちゃんという着ぐるみを作成しました。
調査・勉強会に加え、キャラクターを地域の方々を中心に公募によりデザイン募集した経費が必要となりました。その支出に対し大田区から100万円の支援を行いました。
また、運営に関する費用ですが、着ぐるみに入ってパフォーマンスをお願いする方に対して、商店街で謝金を準備しているとのことです。
なお、保管経費は現状ではかかっていないとのことです。。
下町ボブスレーの広報の中で、赤と白のヘルメットをかぶったおおたちゃんとボブちゃん、おまけに解説をするコスギさんといったイラストのキャラクターが登場してきます。
下町ボブスレーネットワークプロジェクトの公式サイトや広報の冊子、チラシなどに、このおおたちゃんとボブちゃんが描かれ、最近では、2人のキャラクターを使ってのLINEのスタンプが応援グッズとして販売が始まりました。
また、応援グッズとして作成されたクリアファイルでは、下町ボブスレーがロボットの姿に変形したキャラクターが描かれております。
以前はロゴを使用しての応援グッズ、商品開発などの提案をしましたが、
(質問④)
すでに知名度、人気がある下町ボブスレーから派生したこのようなキャラクターを使って大田区の町工場の広報とともに楽しく盛り上げていくことができるのではないかと思いますがいかがでしょうか。
(回答④:産業振興課長)
ご指摘の各種キャラクターは、下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会のメンバーである区内中小企業のみなさんが、印刷会社やデザイナーの協力を得て制作しています。
これらのキャラクターは、ボブスレーの実機貸出イベントやグッズ販売、公式ホームページなどを通じた情報発信で活用されています。
キャラクターを有効活用して、大田区中小企業の活力やモノづくりの力を全国に発信していただきたいと考えています。
あわせて、大田区としても、産業振興協会を通じてプロジェクトメンバーによる自主的な活動を支援してまいります。
海外のストリートパフォーマーで、映画の「トランスフォーマー」をマネして、自動車の形から人間の形に変形可能な着ぐるみで、道行く子どもたちを喜ばせている動画がYOUTUBEで公開されております。 再生回数は、なんと400万回を超えており、先ほど確認したところでは、再生回数は414万8990回となっておりました。
下町ボブスレーからロボットに変形できる着ぐるみが実際に完成して、大田区のイベント会場を賑わせる姿を想像しただけでも夢が広がってきます。
次回のピョンチャンでの冬季オリンピックまでにそのようなキャラクターが出現することを願っております。
それでは、テーマを少し変えさせていただきます。
8月末に大田区に新しいシンボルデザインが選定されました。防災課が公募しました、家庭内備蓄促進PR事業のシンボルデザインです。
9月9日には、その表彰式が行なわれ、ケーブルテレビなどを通じて広く区民の方々に披露されました。
これは、8月21日のおおた区報の1面にも掲載されたローリングストック法と呼ばれる家庭内備蓄を促進するためのシンボルマークで、カンガルーが防災備蓄品をお腹の袋の中に備えている姿のデザインとなっております。
防災備蓄を考えるカンガルーというこのシンボルマークを使って、年内には区内の商店街と連携して、防災備蓄品の販売促進活動をされていくとのことですが、
(質問⑤)
このシンボルマークは、どのような形で使われていきますでしょうか。
(回答⑤:災害対策担当課長)
区では、家庭内備蓄を促進するためのシンボルマークを公募したところ、568作品の応募があり、玉川委員のご提示いただいたマークが選定されました。
このシンボルマークの活用ですが、先ず家庭内備蓄のポスターやチラシを作成し、各特別出張所で既に行っている備蓄品の展示などと併せて掲示し、地域に家庭内備蓄の啓発をいたします。
また、産業経済部と連携し、シンボルマークを活用し、商店街の秋の売り出しの販売促進活動につなげていくことも検討しております。
さらに、ある商店街からは、のぼり旗の掲出やシールを作成し、商品に貼るアイデアも出ております。
また、区商運では、OTAふれあいフェスタや歳末商戦等で、シンボルマークを使い、備蓄品の詰め合わせを作って販売する考えを持っております。
このシンボルマークの活用に制約は設けていないため、商店街等の独自の工夫により、自主的な利用を推奨しております。
今後、商店街等と連携方法について、具体的な協議を進める中で、商店街のニーズや地域の特性に即した、利用方法や広報活動を進めてまいります。
シンボルマークの活用に制約は設けてないとのことですので、各商店街などの独自の工夫で、さらに広がりを見せていくことを期待いたします。
ちなみに、このカンガルーのキャラクターに名前はありますでしょうか。
(質問⑥)
おそらく名前はまだついてないと思いますので、今度はこのキャラクターの名前を募集してみてはいかがでしょうか。
(回答⑥:災害対策担当課長)
玉川委員ご提案のシンボルマークのキャラクターであるカンガルーの名前につきましては、作者の意向もある旨と考え、名称の付与を含め、現在、作者と協議をしております。
名称付与の検討と共に
(質問⑦)
この、カンガルーの着ぐるみを作って一緒に広報活動をされてはいかがでしょうか。
(回答⑦:災害対策担当課長)
着ぐるみを作成しての広報活動につきましては、今後、このシンボルマークを使い、3日分の家庭内備蓄が定着するよう区商連や産業経済部と連携していく中で、地域の商店街などにおいて、広報活動を段階的に展開していくことになると思います。
様々なアイデアやキャラクターを活かした活動が進んできたり、地域から着ぐるみを作る動きも考えられます。
地域や商店街等の盛り上がりの動向を踏まえて、今後検討していくことになると思われます。
先ずは、家庭内備蓄の推進に、しっかりと取り組んでまいります。
先ほども商店街で着ぐるみを作る場合の大田区に支援についていくつかのメニューがあると産業経済部から答弁をいただいておりますので、ぜひそういった情報もあわせて現場にお伝えしていただければと思います。
そして、家庭内備蓄だけではなく、防災のさまざまな案内の場面で、このカンガルーが登場して紹介をするなど、生きたキャラクターとなるよう、息を吹き込んでいただき、新しいスタイルのキャラクターとして育っていかれることを願っております。
以上で、大田区議会公明党、玉川英俊の質問を終了させていただきます。
ありがとうございました。