大田区議会議員  玉川 ひでとし (公明党)

いつも 明るく! たくましく!

予算特別委員会「総務費」質疑③~鹿児島との交流

お知らせ 予算 勝海舟 地域振興 地域行事 観光振興 議会 銭湯 / 2019年3月11日

平成31年予算特別委員会、審査第1日の3/4(月)の款別質疑「総務費」は、20分を超える長い質疑となりしたので3回に分けて掲載いたします。

以下のとおり総務費質疑③の内容を掲載いたします。

洗足池の畔、この夏にオープンとなる勝海舟記念館の建設工事も進み、それまであった工事用の仮囲いが無くなり、全景が見えるようになりました。
DSC_2869 DSC_2870 DSC_2872 DSC_2874
昨年は明治維新150年ということで、NHK大河ドラマ「西郷どん」が放送され、「勝海舟」も登場しました。

この「江戸無血開城150年」に合わせた特別企画として、『「江戸」を救い、「東京」を創った出会い「どんと来い!幕末・明治プロジェクト」事業』が、大田区だけでなく、品川区や鹿児島県の観光かごしま大キャンペーン推進協議会、東急電鉄、大田区商店街連合会によって実施されました。

慶応4年(1868年)の3月、江戸総攻撃に向けて新政府軍を率いた西郷隆盛と、江戸を守ろうとした勝海舟との会談により、日本の歴史が大きく動き、それから150年を経て、期間限定のオリジナル丼やさまざまなイベントを通して二人が再び出会う…とのコンセプトで、勝海舟が愛した洗足池エリアでの「勝丼」、西郷隆盛が本陣を置いた池上本門寺エリアでの「せご丼」という、両エリアの飲食店がオリジナル丼を開発されました。

そして、それらのオリジナル丼を食べて、その写真にハッシュタグを付けてインスタグラムで投稿するというキャンペーンも行われ、わたしも地元のエリアを盛り上げようとキャンペーンに参加いたしました。


#幕末明治スタンプラリー

すべてのオリジナル丼を食べる全制覇はできませんでしたが、投稿者の中から抽選で1名という特別賞が当たりました。

東蒲田1丁目で80年以上の歴史がある銭湯、大正湯さんでは、
DSC_3487 DSC_3489 DSC_3491 DSC_3492
入口から脱衣所にかけて、「どんと来い!幕末・明治プロジェクト」のポスターや鹿児島県観光かごしま大キャンペーン推進協議会による「西郷どんどん!かごんま!」のポスターやうちわなどが並び、
DSC_8743 DSC_8744
浴室のペンキ絵は、男湯に西郷隆盛と桜島、女湯に勝海舟と洗足池と、二人の会談を思わせるような絵に期間限定で塗り替えられました。

 

また、「おおた商い観光展」「OTAふれあいフェスタ」では、勝丼・せご丼の販売をはじめ、パネル展示や、鹿児島県のPRブースが設けられました。

そして、大田区観光情報センターでは11月3日から月末まで、鹿児島県フェアとして、鹿児島県の物産や工芸品などが並びました。このフェアについて鹿児島県が運営する「西郷どん」キャンペーンのSNS公式アカウントにて、

「これは当初、本県との連携事業の予定にはなく、大田区さんのご懇意で実施して頂いたものです。
 本当に感謝です。あいがとさげもす。
 西郷どんのふるさと鹿児島へおじゃッたもんせ~↑↑」との
喜びのコメントがありました。

そこでお伺いいたしますが、

(質問⑥)
昨年、幕末・明治プロジェクトで実施して以降、本年夏の勝海舟記念館開館の気運醸成に向けて、鹿児島との交流については、今後どのように考えていますでしょうか。お聞かせください。

 (回答⑥)
鹿児島との交流についてでございますが、鹿児島市、鹿児島県は、昨年NHK大河ドラマ「西郷どん」の放送もあり、特に観光客誘致に積極的な事業展開をしておりました。

大田区においても「江戸無血開城150年」に合わせた特別企画として、「どんと来い、幕末・明治プロジェクト」事業を実施し、洗足池と池上地域への誘客を図るとともに勝海舟記念館の開館に向けての気運醸成を行いました。

鹿児島県内においては、西郷隆盛の名誉回復に奔走した勝海舟への関心は高く、勝海舟記念館に関するチラシ等の配布にも、ご協力をいただきました。

洗足池公園内には、西郷隆盛ゆかりの関連史跡もございます。一方、鹿児島市内には、維新ふるさと館、西郷南顕彰館などの博物館もあり、今後は勝海舟記念館と鹿児島市の博物館との連携、自治体間連携などが考えられます。

勝海舟記念館開館を契機に、機会を捉え連携しあえる関係づくりに努めてまいります。

 

NHK大河ドラマ「西郷どん」の放送が終了し、年も明けて151年になってしまったことで、幕末・明治プロジェクトの盛り上がりも一気に終息してしまった感じですが、銭湯でのペンキ絵の関連で、鹿児島県の阿久根市から浴場組合城南ブロック長である大正湯のご主人へオファーがあり、大田区の銭湯でボンタン湯が実施されました。

 

ボンタンは別名「文旦」、「ざぼん」、「ジャボン」などの呼び方があり、鹿児島の銘菓「ボンタンアメ」の原料でもある大きな柑橘類の一種です。

ゆず湯、菖蒲湯などのように阿久根市の名産であるボンタンを湯に浮かべるこのボンタン湯は、大阪の銭湯と鹿児島が繋がって昨年2018年に大阪の銭湯7軒で実施され、今年に入って、阿久根市役所、ボンタンアメのセイカ食品、鹿児島県浴場組合、大阪府浴場組合、東京都浴場組合などの協力により、全国の銭湯400軒で実施されるまで、大きく広がったとのことです。
全国の銭湯350軒で、『ボンタン湯♨』を行います!!(2019年1月~3月)ぼんたん湯」より

鹿児島県には、温泉や銭湯が多くあるといった、大田区との共通点があります。
また、羽田空港を有する大田区が「空の玄関口」「世界との玄関口」であるならば、鹿児島県には種子島宇宙センターがあり、「宇宙への扉」と呼ばれております。

この夏の勝海舟記念館オープンに向けてはじまったプロジェクトでの鹿児島との貴重な交流を一過性のものとして終わらせてしまうことなく、地道に交流を続けられ、さらに縁を深めて行っていただくことを要望いたしまして、

大田区議会公明党、玉川英俊の質問を終了させていただきます。ありがとうございました。

予算特別委員会「総務費」質疑②~東松島市との交流

お知らせ 五輪 交流 地域振興 地域行事 大田区議会 被災地支援 / 2019年3月11日

平成31年予算特別委員会、審査第1日の3/4(月)の款別質疑「総務費」は、20分を超える長い質疑となりした。3回に分けて掲載いたします。
以下のとおり総務費質疑②の内容を掲載いたします。

(質問③)
東日本大震災後、大田区からの現地支援のボランティアによる市民交流から大きく発展して築かれた東松島市との友好都市関係ですが、この8年を振り返りまして、どのような交流がありましたでしょうか。

また、絆音楽祭などの市民・区民レベルの活動が現在も続いておりますが、このような動きに区はどのようなことを期待していますでしょうか。お聞かせください。

(回答③)
東松島市とは、被災地支援をきっかけに災害時相互応援協定を締結し、以降、述べ1万2千6百人を超えるボランティアが東松島市で復興支援をいたしました。

平成28年には、復興が一定程度進んできたことからボランティア派遣事業は終了となりましたが、東松島市との絆は、被災地支援から市民交流へと移行し、友好都市となりました。

これまでに、区の災害ボランティア育成を目的に18特別出張所単位で区民が現地へ赴く「防災塾」のほか、「OTAふれあいフェスタ」や蒲田西口駅前広場で実施している「ふれあいひろば」における物産展など毎年盛況に行われ相互の交流が続いております。

被災地支援ボランティアからのアイデアで始まった「絆音楽祭」は、まさに区民・市民レベルの交流として定着し、今後も、これまで築いてきた信頼関係をもとに、相互の交流と友好関係が深まるよう様々な分野での交流に取り組んでまいります。 

kizuna
写真アルバム東日本&東松島市 復興支援・交流

被災地支援ボランティアからのアイデアで始まった「絆音楽祭」ですが、2011年11月にボランティアの有志が、宮城県東松島市でいつも手にしていた「スコップ」を「ギター」に持ち替えて現地の人と一緒に歌を歌ったのをきっかけに翌月12月のクリスマス交流会では、ボランティア有志が合唱隊を組んで、現地の民謡である「斉太郎節」やクリスマスソングを合唱しました。
20111224a1 20111224a6
過去のブログ第10次被災地支援ボランティア②東松島市新東名での“クリスマスランチ交流会”

さらにこの「合唱隊」から発展し、東松島市の人たちを大田区に招いて音楽イベントを行なおうと、その思いと行動が多くの人を動かして、大震災の翌年、2012年の5月に第1回目の大田区&東松島市「絆」音楽祭が開催されました。
そして、毎年開催され、今年も第8回目の絆音楽祭が6月1日に開催されるとのことです。

実は、この大田区で開催されている絆音楽祭とは別に、東松島市内で開催されている「とっておきの音楽祭in東まつしま」という音楽祭に大田区のボランティア有志が参加をしています。
絆音楽祭が初めて開催された2012年の7月から毎年参加しており、今年の7月で8回目の参加となります。
totteoki
写真アルバムとっておきの音楽祭 in 東まつしま

この「とっておきの音楽祭」<http://totteokino-ongakusai.jp/>は、障がいのある人もない人も一緒に音楽を楽しみ、音楽の力で「心のバリアフリー」を目指すものとして、2001年に仙台市で始まった音楽祭です。「みんなちがって みんないい」を合言葉に、心のバリアだけではなく建物のバリアも取り払うため、ステージは商店街や公園、ビルの前など、ほとんどが屋外で行われています。

東北の盛岡市、山形市、福島市をはじめ、群馬県、大阪府、兵庫県、熊本県、鹿児島県などに広がり、これまで20ケ所で開催され、全国に広がっています。東松島市での開催では、音楽を通じて心のバリアフリーを図るとともに地域の活性化と福祉の向上を目的としており、絆音楽祭を開催しているボランティアの有志は、この「とっておきの音楽祭」の影響も受けているようです。

これまでも東松島市の市民との交流を通じて、多くの方々に大田区へ足を運んでいただき、被災されて落ち込んでいるときに心のやすらぎを得るために着物の生地で「つるし雛」を作りはじめた高齢者の方や、当時小学生だった方に実際に体験されたことを語っていただいたりと、毎年その活動の幅も広がってきております。
turushi1 turushi2
写真アルバムつるし雛

今後も区民協働、防災の分野だけでなく「心のバリアフリー」といった福祉の分野にも活動の幅が広がっていくことが期待できますので、東松島市との友好関係を深めながら、また新たな分野での交流に積極的に取り組まれていかれることを要望しておきます。

 

 昨年6月、東京2020オリンピックに向け、ブラジル男子ハンドボールチームが大田区で事前合宿を行い、大森スポーツセンターで国際親善試合が行われました。
私もこの国際親善試合を生で観戦させていただきましたが、大変に興奮いたしました。
DSC_2936 DSC_2937DSC_2941 DSC_2953

(質問④)
このブラジルのハンドボールチームの合宿では、大田区内でどのような交流が行われましたでしょうか。

 回答④)
昨年6月にブラジルのハンドボールの男子チームが大森スポーツセンターで合宿を行いました。

まず、区内での取り組みについてですが、期間中にブラジルチームと日本代表との国際親善試合を2試合行い、区民を無料で招待しました。

試合後に、区内の中学・高校のハンドボール部の生徒たちに直接の実技講習を行ってもらいました。

また、区内の4つの小・中学校に選手たちが訪問し、一緒にハンドボールをしたり、ゲームをしたり、クラスの中で給食を食べるなどの交流を行いました。

 

(質問⑤)
また、その後に東松島市を訪問されていますが、これはどのような経緯で行くことになり、どのような交流が行われましたでしょうか。お聞かせください。

 (回答⑤)
東松島市を訪問することになった経緯ですが、ブラジル側からぜひ被災地を訪問したいとの要望を受け、友好都市である東松島市を紹介し訪問が実現しました。

東松島市では、震災復興伝承館を訪れたほか、震災後に建てられた宮野森小学校を訪問し、各クラスに入って給食を一緒に食べ、子どもたちがポルトガル語で挨拶したり、会話にチャレンジしていました。

その後は体育館で遊んだり、ハンドボールの練習やミニゲームなどを行ったほか、子どもたちからも和太鼓の演奏を披露するなど交流を深めました。

大田区でも東松島市でも同じように、子どもたちは、2メートル前後の身長の選手たちに驚きながらも、目を輝かせながら交流を楽しんでいました。このような異文化に触れる体験、世界の一流選手との交流は、オリンピック・ パラリンピックならではの取り組みであり、大田区としても、今後ともそのような機会を提供してまいりたいと思います。

 東京2020オリンピック・パラリンピックの聖火は、2020年3月12日に古代五輪発祥の地、ギリシャ・オリンピア遺跡で採火され、ギリシャ国内で8日間、聖火リレーを実施した後、アテネで日本側に引き継がれ、空輸で日本国内に運ばれてきます。

3月20日、この聖火が到着する場所は、東松島市の航空自衛隊松島基地に決まりました。

松島基地には、1964年東京五輪の開会式で空に五輪マークを描いた曲技飛行チーム「ブルーインパルス」が所属しており、東松島市の渥美市長はこの決定を受け、
「松島基地らしいお迎えのセレモニーをしてほしい。未来を担う市内の子どもたちに聖火が到着する感動のシーンを体験させたい」、「ブルーインパルスでお迎えし、五輪の輪を描くなど、他の地域ではできない素晴らしい歓迎セレモニーにしてほしい」と語られたとの報道がされております。

kahoku

東京2020組織委員会が運営されているので、一自治体で決められるものではないかと思いますが、もしも、友好都市である東松島市から、「大田区も一緒に聖火のお迎えをしませんか」とのお誘いを受けた際には、未来を担う大田区の子どもたちに聖火が到着する感動のシーンを体験させてあげられるよう、お願いいたします。要望しておきます。

-----

「総務費」質疑③ に続く

一般質問③自転車について(平成30年第3回定例会)

交通安全 交通安全対策 国際都市 地域振興 大田区議会 政策 現場調査 議会 / 2018年9月14日

3.自転車について

まずは、洗足池駅周辺自転車駐車場について質問いたします。

現在、東急池上線、洗足池駅周辺では、民間による「東急洗足池駅自転車駐車場」収容台数:165台で一時利用のみで運営されておりますが、区営の自転車駐車場は、「洗足池駅前自転車駐車場」として、

東雪谷1丁目1番、線路沿い中原街道側の第1ゾーン、

東雪谷1丁目27番先、駅舎沿い商店街側の第2ゾーン、そして、

南千束2丁目1番先、洗足池交番横、暫定としての第3ゾーンがあります。

収容台数:100台、年額3,000円、定期利用の登録制自転車等駐車場になります。

そして、「洗足池公園前自転車駐車場」として、南千束2丁目33番先に

収容台数:96台、一時利用のみと、区営では4つの自転車駐車場があります。

定期利用である「洗足池駅前自転車駐車場」の抽選に漏れて登録できなかった方は、通勤や通学時には、一時利用である自転車駐車場を利用されることとなりますが、この一時利用者から、本当に登録制は100%稼働しているのか疑問に感じることがあるとの声をいただきます。

実際には、登録制利用者は毎日必ず駐車しなければならないわけではないので、100%稼働している方が逆に珍しい状況なのかもしれません。

また、一時利用者が登録制の方よりも早い時間に駐車をしている場合には、登録制には空きがある状況を目にすることになり、それが日常的に続くようであれば、本来、自分は登録制を利用できるはずではないかと思ってしまうのも無理ありません。

そのような心理的な不満を解消するためにも、稼働状況の効率を上げるための工夫は出来ないものでしょうか。

例えば、一定期間の利用状況を見て登録を見直すとか、申込の時点で、利用時間帯や利用する曜日に応じた申込枠に分けるとか、スマートフォンのアプリ活用で、登録制利用者が駐車しない日の情報を反映して、未使用枠を作らせないなど、

(質問⑤3-1)
登録制自転車駐車場の稼働状況を上げるために、今まで以上に有効利用させるような工夫は出来ないものでしょうか。本区の考えをお聞かせください。

 <回答⑤3-1:都市基盤整備部長>
現在、洗足池駅前の自転車駐車場は、区道上に設置している施設に加え、暫定地として、鉄道事業者や地元の方からのご協力を得まして借用している施設がございます。

区が4月から1年間の利用を承認している登録制では、利用形態は様々で、駐輪施設を利用しない日もございますが、稼働状況はほぼ100%となっているところでございます。

区としては、定期的に現地調査を行い、利用状況や契約期間中の途中解約者を把握し、待機者減少に努めております。

 

駅近くの自転車駐車場の不足は、洗足池駅周辺だけの問題ではないかと思いますが、

洗足池駅前駐車場は、東急池上線の線路沿いの法面に位置しており、区民の方から「駐車されている自転車の上の空間をもっと活用することはできないものか」といった声もいただきます。そこでお伺いいたしますが、

(質問⑥3-2)
地上型の機械式駐輪場の設置などで、現在の面積で自転車の駐車可能台数を増やすことはできないものでしょうかお聞かせください。

<回答⑥3-2:都市基盤整備部長>
洗足池駅前の東急池上線ののり面に位置する自転車駐車場は、幅が1メートル未満の極めて狭い鉄道沿いの立地の中で、自転車を斜めに設置するなどの工夫をし、駐輪施設として運営しております。

そのため、2段式ラックを含めた地上型の機械式の設置につきましては難しいと考えております。

区としては、駅周辺の自転車の駐車可能台数を増やすために、今後とも、鉄道事業者などに協力要請をするとともに、用地の確保に努めてまいります。


通勤、通学をはじめ、日常的に気軽に街の移動をするために利用されている自転車でありますが、交通ルールの徹底や取締りの甘さもあり、運転マナーもあまり高いものではないというのが実感であります。

本区では大田区自転車ネットワーク整備実施計画において、歩行者、自転車の安全性、快適性の向上の観点から、交通状況や道路状況が変化する箇所を踏まえて、適切な区間設定を行い、自転車通行空間の整備を行うため、自動車ドライバーや自転車利用者に自転車走行位置を明示し、交通安全の実現を図るために一部の地域で車道の左端にナビマーク・ナビラインのペイントがされるようになりました。

自転車の走行空間が整備されることで、自転車の交通環境も大きく変化していくことになることと思いますが、その分、自転車の運転マナーも大きく向上させていかなければならないものと思います。

交差点での交通安全対策として、道路のカラー化や注意看板の設置、そしてカーブミラーの設置などが行われています。

その効果は、自動車やオートバイといった車両に対しては大いに発揮されていることと思いますが、自転車に対してはいかがなものでしょうか。

運転免許証取得の必要もなく、細かな交通ルールを知らなくても運転ができてしまう自転車では、道路標識はほとんど目に入らない、気にならないのではないでしょうか。

また、自動車やオートバイの運転時にはバックミラーを使用するので、それらのドライバーやライダーはミラーを見るという行為が安全確認のためには重要であることが身についているはずですが、自転車利用者には、カーブミラーの重要性がなかなかわからないのではないでしょうか。

昨年の第2回定例会で、高山議員によるカーブミラー設置基準についての質問に対して、「自転車を除く車両同士、車対車だけでなく、児童が多く利用する通学路や自転車走行空間が整備された路線などについて、交通管理者の意見聴取を行い、より安全が確認できる場合はカーブミラーを設置できるよう諸条件を整備していく」と、当時の都市基盤整備部長が答弁されておりましたが、

(質問⑦3-3)
その後、このカーブミラーの設置基準はどのように整備されましたでしょうか。お聞かせください。

 <回答⑦3-3:都市基盤整備部長>
カーブミラーの設置は、自動車の安全通行を目的として、自転車に対する定義ができていないところでございました。

近年、自転車走行レーンの整備など自転車走行環境の整備に伴いまして、見通しが悪くカーブミラーを設置する必要性が高い場所については、所轄警察への意見聴取を行った上で、設置できるよう改定したところでございます。

 

最近では、交差点での一時停止の道路標識がある箇所に、「自転車も止まれ」といった看板を目にするようになりました。同じように

(質問⑧3-4)
自転車の衝突事故が多発する場所などに「自転車もカーブミラーで確認」といった表示を設置して、自転車利用者にカーブミラーの重要性を訴えていってはいかがでしょうか。

<回答⑧3-4:都市基盤整備部長>
これまでは、所轄警察と連携しながら事故発生箇所や対策の必要性がある交差点について、随時、安全対策を行ってまいりました。

議員お話しの「自転車もとまれ」につきましても、交差点の安全対策の一環として実施しているところでございます。

安全対策の一環として注意表記は重要と認識しておりますが、交差点ごとに設置できる箇所は多くはございません。

また、設置物が多くなり過ぎると認識されにくくなるということもございます。議員ご提案の「自転車もカーブミラーで確認」についても、有効な手段の一つと捉えまして、今後も交差点の実情を踏まえながら交通安全対策を進めてまいります。

運転免許の無い自転車利用者に交通ルールを浸透させるのは、交通安全教室だけではなく、現場での理解をうながすことも必要なのではないかと思います。

カーブミラーの設置が無い場所では、いま申し上げた対策は発揮されないことになってしまいますが、より安全が確認できるカーブミラーの設置基準とその効果発揮を考えていっていただきたいと要望しまして、次の質問に移ります。

一般質問②マイナンバーカードについて(平成30年第3回定例会)

商店街 地域振興 大田区議会 政策 産業振興 議会 / 2018年9月14日

2.マイナンバーカードについて

大田区では、区民へのマイナンバーカードの普及啓発による交付拡大と、増加するマイナンバーカード関連事務への迅速な対応を通じた、区民の利便性向上を目指して、

この7月4日、JR大森駅から徒歩1分の場所に大田区マイナンバーカードセンターが開所されました。

大田区マイナンバーカードセンター

マイナンバーカードの推進拠点は全国初とのことで、平日夜間や土日も窓口を開くことで、より多くの区民の方がマイナンバーカードを利用できる環境の提供に努められていますが、

(質問②2-1)
7月のオープンからまだ2ヶ月ではありますが、センターの開所によって、マイナンバーカードの推進に変化はみられていますでしょうか、その状況についてお聞かせください。

 <回答②2-1:区民部長>
マイナンバーカードセンターは、カードの取得を一層推進するため、全国初のマイナンバーカードに特化した窓口として、本庁舎に続き、新たな拠点として大森駅前に開設をいたしました。

開設から約2ヶ月間でセンターの来庁者は1,000名を超えており、順調にご利用いただいていると考えております。

カードの取得者でございますが、29年度末は9万7,000人でございましたが、現在、約10万6,000人となってございます。

センター利用者のアンケート結果では、子育て世代の利用が多く、20代から30代で約3割となっております。

また、センターの前を通りかかった際に手続きされたという方も約3割と多くおられます。

このように、大森駅前にセンターを開設したことや、平日夜間、土日に対応することで利便性が高まり、区民の皆様がカードを取得する機会が拡大されたものと分析しております。

引き続き、マイナンバーカードの推進に積極的に取り組んでまいります。

 

昨年の第3回定例会におきまして、我が会派の松本幹事長がマイナンバーカードを使用した自治体ポイントの集約や総務省による実証事業について質問いたしましたが、同じくマイナンバーカードの活用に関してお伺いいたします。

本年6月、総務省がマイナンバーカードで地域キャッシュレス化を進める方針であるとの報道がありました。

商店街での買い物などに使える自治体ポイントをクレジットカード払いや銀行の口座振替でチャージし、事実上の電子マネーとして利用できるようにするといったものであります。

自治体ポイントはマイナンバーカードのICチップの電子証明書を活用し、クラウドで管理しており、自治体ポイントを管理するクラウド型システムはすでに実証事業として構築済みで、現在全国で100以上の自治体が活用しているとのことです。

マイナンバーカードと対応した口座番号にあたるマイキーIDを登録・作成すれば、その1枚で図書館を利用したり買い物をしたりと、日常の様々な場面で使うことができるようになります。

自治体ポイントは各自治体がボランティア活動や健康づくりのイベントなどに参加した実績に応じて、特典としてポイントを発行したり、クレジットカード会社や航空会社などの協力企業が実施しているポイントやマイレージを合算・変換することも可能となっています。

今までは、一度ポイントを使うと、再び一定のポイントまでためるには、改めてイベントに参加したり、マイレージをためて変換したりする必要があり、日常的な買い物などには利用しにくい状況でしたが、銀行口座やクレジットカードを通じてポイントをチャージできるようにすることで、汎用的な電子マネーに近づけていきます。

総務省は既に複数のクレジットカード会社やメガバンクなどと調整を進めており、来年2019年度にも新しいプラットフォームを実現させるとのことです。

(質問③2-2)
このような動きがある中で、本区はマイナンバーカード普及促進とともに、カードを活用した新たな動きにも対応していく準備が必要であると思いますがいかがでしょうか。

 

(質問④2-3)
また、商店街での買い物などに使える自治体ポイントの付与で、プレミアム付き商品券に変わる消費喚起を促す取り組みも可能になるのではないでしょうか。

本区の見解をお聞かせください。

<回答③2-2:企画経営部長>
総務省が主体となりまして、マイナンバーカードで買い物や公共施設への利用などを可能にする「自治体ポイント」に関する実証事業が開始されてございます。

加えて、総務省において、「自治体ポイント」を活用した地域におけるキャッシュレス決済などの検討も始められてございます。区といたしましては、引き続きこれらの情報収集に努め、区のカード交付率や他自治体の事例の分析を行いつつ、地域の実情に応じたマイナンバーカードのさらなる利活用策を検討してまいります。また、マイナンバーカードの普及促進につきましても、本年7月、大森駅前にマイナンバーカードセンターを開設したことをはじめ、引き続き、関係部局と連携し、マイナンバーカードの仕組み、安全性、利活用などの広報活動の充実に努めてまいります。

 

<回答④2-3:産業経済部長>
マイナンバーカード活用による消費喚起のご質問でございますが、マイナンバーカードを活用した自治体ポイントサービスにつきましては、総務省が主体となり、現在、参加自治体による実証実験が行われているところでございます。

近隣自治体では、豊島区や川崎市で実証実験が行われており、その検証結果の報告がなされると伺っておりまして、区としても注視をしているところでございます。

また、今後、より利便性の高い、地域におけるキャッシュレス決済等の検討を始められるとの情報もあるため、動向を見極めながら、適切な時期に関係団体と密に連携を図り、マイナンバーカードの活用方法について議論してまいりたいと考えております。

公明新聞「議会ほっとライン」に掲載されました

お知らせ 勝海舟 国際都市 地域振興 議会 / 2018年2月25日

先日の議会質問にて、洗足池に関する日頃の地域のみなさまからの声を取り上げさせていただきましたが、本日2/25(日)の公明新聞4面「議会ほっとライン」にて、そのことが紹介されました。

公明新聞「議会ほっとライン」

ありがとうございました。

一般質問①洗足池について(平成30年第1回定例会 )

交流 勝海舟 国際都市 地域振興 地域行事 大田区議会 政策 教育 施設調査 現場調査 環境 観光振興 議会 / 2018年2月23日

1.洗足池について

本年2018年は、明治維新150年ということで、NHK大河ドラマでは、「西郷隆盛」を描いた「西郷どん」の放送が始まり、すでに第七話まで話が進みました。

わたしも録画予約をして、毎週楽しみに見ております。

この「西郷隆盛」に大きな影響を与えた人物として外せないのが「勝海舟」であり、本区では、全国初となる(仮称)勝海舟記念館の整備に向け、周辺の環境整備が進んでおります。

洗足池公園内のバリアフリー化やベンチの設置をはじめ、平成29年度は大森第六中学校の擁壁の改修や道路の拡幅が行われ、今後は旧管理事務所を公園利用者の休憩所として整備する計画もあります。

洗足池

ご存知の通り、洗足池は「勝海舟」がその畔に別邸を構えるほど愛したという魅力のある景勝地であり、本年、生誕135年を迎える版画家の「川瀬巴水」もこの「千束池」の風景を描いており、さまざまな整備により、地域の名所としての魅力がさらに増していくことになり、大変感謝しております。 (さらに…)

平成29年 第4回定例会 代表質問①

予算 交通安全 健康 医療 国際都市 地域振興 大田区議会 待機児童 政策 教育 未分類 産業振興 福祉 議会 防災 / 2017年11月30日

大田区議会公明党の玉川英俊でございます。

会派を代表して質問させていただきます。よろしくお願いいたします。

※写真およびタイトルクリックで、Youtube動画が見れます!

1.平成30年度予算編成について

はじめに、平成30年度予算編成についてお伺いいたします。

大田区は、本年3月に区制70周年を迎えて国際都市おおた宣言を行い、地域力国際都市を区政の柱として、大田区の可能性を花開かせ、次代へとつないでいくため、大田区実施計画を新たに策定し進めてきました。

この「大田区実施計画」は、「おおた未来プラン」の成果を確実なものとし、新たな行政需要にも的確に対応するため重点的に取り組む事業を、財政の裏付けとともに具現化、集約されたとのことですが、来年度は、おおた未来プラン10年(後期)の総仕上げとなる大変重要な年となります。

この平成30年度予算編成にあたっては、

①次代を担う子どもたちの育ちを、切れ目なく応援する取り組み
②生涯を通して誰もが健やかに、安心して暮らせるまちづくり
③地域力を活かし、にぎわいと安らぎが調和したまちづくり
④まちの魅力を磨き、世界に輝く国際都市おおたを創造・発信する取り組み

との、四つの重点課題を念頭に置き、あらゆる局面で・財政規律の維持 ・資源配分の効率化 ・公共サービスの効率的な供給 との視点を踏まえて携わるとの基本方針を掲げられましたが、

(質問①1-1)

この重要な年となる予算編成に向けて「力強い一歩を踏み出す」、松原区長のその意気込みをお聞かせください。

さらにその基本方針の中で、「部局間連携の強化」として、

「各部は、多様化・複雑化する行政課題の解決にあたって、区民目線に立ち、所管する部のみの立場に捉われることなく大田区全体を視野に入れた上で、必要な部間連携にこれまで以上に努め、行政資源の有効活用を図ること。その際、総合調整機能を持つ企画経営部と各部が一丸となって、事業の円滑な推進に向けた調整に努めること」

と掲げられています。

区民目線で横の連携が発揮され、そのチームワークでさまざまな課題が解決されていくことを期待するところでありますが、

(質問②1-2)

この「部局間連携の強化」に対して、具体的にどのような形で取り組んでいくのか。
また、この「部局間連携の強化」が象徴されるような事業がありましたらお聞かせください。

道路の安全管理についてお伺いいたします。 区内には現在、延長約770kmの区道があり、区民生活の重要な都市インフラとなっています。

また防災上も、傷病人の救急搬送や物資輸送など、 区民の生命・財産を守るためにも、日頃から適切な維持管理をすることが重要であります。

しかし、道路はその規模が膨大であり、区や委託業者での限られた人員による日常的なパトロールだけでは限界があり、道路下のライフライン設備の経年劣化などにより、いつ思わぬ事態が起きてもおかしくない状況であります。

昨年11月に福岡市博多駅前で起きた大規模な道路陥没事故は、記憶に新しいところであります。

こうした中、本区では平成24年度から毎年度、路面下の空洞の有無を非破壊にて調査する「路面下空洞調査」を順次実施しておりますが、先日、大森町駅前の商店街にある調査未実施の路面が陥没する事故がありました。

陥没事故(11月16日)

幸い、人的被害はありませんでしたが、我が会派はかねてより、この路面下空洞調査を促進させ、道路の安心・安全策として、さらに進めるべきと主張してまいりましたが、

(質問③1-3)

平成30年度予算編成に向け、路面下空洞調査について、どのような 覚悟をもって進めていかれるのか、お答えください。

 


松原区長の答弁

<回答①1-1:松原区長>

平成30年度予算編成に関するご質問でございますが、

区財政の今後の見通しとしては、歳入は法人住民税の一部国税化により特別区交付金の減少が想定されますが、特別区税の増収などにより、主要な一般財源全体ではほぼ横ばいになるものと考えております。

一方、歳出の面におきましては、老朽化した公共施設の更新時期が集中すること等による維持・更新経費の増や少子高齢社会の進行等による社会保障関係経費の増が続くことから、結果として、財源不足が生じることが想定されます。

こうした厳しい状況の中ではありますが、私は、平成30年度予算編成に当たり、限られた財源を効果的に活用する「選択と集中」の考え方を基本に、「次代を担う子どもたちの育ちを、切れ目なく応援する取り組み」「生涯を通して誰もが健やかに、安心して暮らせるまちづくり」など、区民生活のより一層の向上に直結する四つの重点課題を設定し、特に優先的に取り組むよう指示をいたしました。

平成30年度は「おおた未来プラン10年(後期)」の総仕上げの年に当たることから、目標達成に向け確実に施策を推進するとともに、昨年度策定した「大田区実施計画」を踏まえ、今後の区政の方向性を見定めていく極めて重要な年となります。

私はこうした認識のもと、未曽有の高齢社会への備えと子どもを取り巻く環境整備防犯・防災対策、国際都市おおたにふさわしいまちづくりなど、区政を取り巻く様々な課題の解決につながる成果重視の予算を編成することで、72万区民の期待にしっかりと応えてまいります。

 

<回答②1-2:松原区長>

議員お話しのとおり、平成30年度の予算編成に当たりましては、部局間連携を一層強化し、多様化・複雑化する行政課題の解決に当たるよう、私から直接指示をしているところでございます。

高齢化の進行や、それに伴う人口構成の変化訪日外国人旅行者の増加など、区を取り巻く状況は絶えず変動をしております。

このような状況の中で「おおた未来プラン10年(後期)」に掲げる目標の実現を目指していくためには、健康づくり介護予防子育て支援教育観光振興産業支援など、部局の垣根を超えた緊密な連携が欠かせないものとなっております。

主な部局間連携の取り組み例といたしましては、公共施設の複合化による利便性の向上区立公園の整備による介護予防のための取り組み乳幼児の遊び場を活用した保育施設への支援保育人材の確保に向けた元気高齢者の就労支援などがございます。

また、子どもの生活応援や今後取り組んでいくシティプロモーションなど、多くの分野で部局間連携なくして区政は進まない状況となっております。

今後も引き続き、区民の皆様の目線に立ちながら、限られた行政資源を最大限に活用し、組織一丸となって区政課題の解決に取り組んでまいります。

 

<回答①1-3:松原区長>

区は平成24年度と25年度に道路障害物除去路線バス通り等の重要路線を対象に路面下空洞調査を実施しております。

この調査の対象路線は、発災時に緊急車両や緊急物資輸送車両等が安全に通行できるように空洞探査車を用いて非破壊検査で調査を行っております。

また、平成28年度から5か年計画で、生活道路を含む区道全域を対象に同様の調査を開始したところでございます。

このような中、大森町商店街で道路陥没が発生しました。

当該道路につきましては、未調査区間であったことから、未然に事故を防ぐことができなかったと考えております。

今後、このような事故を減らしていくためにも、区は、今回発生した陥没箇所の周辺道路を緊急調査するとともに、平成32年度までに着実に路面下空洞調査を行っていく予定でございます。

平成30年度においては、さらに道路障害物除去路線及び重要路線について、2回目の調査をあわせて行っていく計画です。

引き続き、議員お話しのとおり、道路陥没事故を未然に防ぎ、区民が安全・安心に生活できる道路整備を推進してまいります。

平成28年 第3回定例会で一般質問②

お知らせ 地域振興 地域行事 大田区議会 政策 産業振興 観光振興 議会 / 2016年9月15日

続きまして、大田区のシティプロモーションについて、お伺いいたします。

今回、映画「シン・ゴジラ」で大田区の呑川をゴジラが上陸してくるということで大変話題になっていますが、
DSC_3594DSC_3595DSC_3596
大田区以外でも新宿歌舞伎町では、ビルの上にゴジラの顔が設置され、その通りには「ゴジラロード」と名前が付けられたり、

DSC_2499DSC_2502DSC_2509
池袋のナンジャタウンでは、天井から突き破った巨大なゴジラの足のフォトスポット、「ゴジラ」フットが設置されたり、
DSC_1856DSC_1860DSC_1862
川崎では、60分の1サイズの巨大フィギュアが商業施設に設置されたりと、
各地で大変な盛り上がりを見せ、インターネットや新聞・雑誌などでも多く取り上げられています。

(質問⑧)
今回、大田区蒲田周辺が映画のロケ地となったことにより、本区ではどのような効果的なことに結びつけることができましたでしょうか。
また、予想もしていなかった展開などもありましたらお聞かせください。


 

(回答⑧:河野 観光・国際都市部長)
昨年、映画制作の協力依頼を受けて以降、映画の宣伝ではなく、ゴジラの人気をきっかけに商店街や銭湯等、区のPRを行い、地域のにぎわい創出に結びつくように取り組みました。商店街のゴジラフラッグ、浴場組合の協力によるゴジラの銭湯絵やポスター掲出などを行い、また、商店街連合組合による「おおたBLACKキャンペーン」では、観光情報センターでのキャンペーン商品の販売やスタンプラリーの拠点として参画いたしました。
このような取り組みは、区への誘客や回遊の向上に貢献できたものと考えております。
また、ゴジラ上陸ルートの呑川や蒲田駅前に登場した巨大不明生物が「蒲田くん」と名づけられて、マニアの間で話題になっており、メディアやインターネットで拡散している状況は想定外の展開です。
また、京急蒲田駅付近は、ロケ地をめぐる遠方からの来訪者が多く、観光情報センターのゴジラ関連の展示や上陸ルートを説明した資料が話題になっている状況もあります。
庁舎でのゴジラのロケ写真展など、メディアの取材で撮影秘話として取り上げていただいたこともあり、ロケ地となった大田区ならではのPRができたのではないかと思っております。


 

DSC_2027DSC_2028
DSC_3694DSC_3695

 

先月8月11日、東京国際フォーラムで開催された「ものづくり・匠の技の祭典2016」に行ってまいりました。
0811DSC_3487
「日本を支えてきた伝統的な匠の技と、最先端のものづくり技術の魅力を発信」とのことで、大田区の下町ボブスレーをはじめ、さまざまなブースが出展されていました。

その中でひときわ注目を集めていたのが、日本の特殊撮影技術、特撮を飛躍的に発展させたウルトラマンシリーズでおなじみの円谷プロダクションによるブースでした。
DSC_3452DSC_3456
街の中でウルトラマンが怪獣と戦っている巨大なジオラマの前で多くの人たちが群がって撮影をしていました。

ちょうど映画「シン・ゴジラ」を見たばかりでしたので、ブースにいた人たちへ挨拶とともに今回のゴジラで大田区が襲撃されるとの自慢話をしたところ、「今から50年も前に大田区は襲撃されていますよね。」と興味深い答えをもらいました。

詳しく話を聞きますと、円谷プロ制作のウルトラマン第16話、「科特隊宇宙へ」との話において、バルタン星人によって羽田空港が襲撃されているとのことでした。
u1u2
u3u4
今から50年前1966年10月30日に放送されたものです。

ちなみに同年7月に劇場公開された日米合作特撮映画「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」でも
sandagaira1sandagaira2
sandagaira3sandagaira4
円谷英二氏が特技監督をされ、羽田空港が派手に壊されていました。

この円谷プロダクションの名作ウルトラマンと日本で一番有名な宇宙人バルタン星人について、関係者との会話の中で、大田区にさまざまなご縁があることがわかりました。

まずウルトラマンに登場する防衛組織、科学特捜隊の女性隊員フジ・アキコ役の桜井浩子さんは大田区池上の出身、
u7u8
ナレーターの石坂浩二さんは田園調布育ちとゆかりがあります。
 u6u9
そして、このバルタン星人の話の脚本家、生みの親の名前は千束北男さんといいます。
大田区の北千束を思い起こすような名前でありますが、ウルトラマンの監督、飯島敏宏氏のペンネームであり、

u5
新婚当初、大田区北千束に住んでいて、北千束の夫との意味でつけられた名前であることがわかりました。

このようにウルトラマンと大田区バルタン星人と羽田空港、そして北千束には、深いつながりがあったわけであります。

このバルタン星人は、ウルトラマンシリーズで何度も登場してくる人気キャラクターであり、バルタン星人の誕生から40年後、2006年2月18日放送のウルトラマンマックスでは、ウルトラマンの永遠のライバルであったバルタン星人は平和を愛する心を取り戻して、戦いをやめてしまうという終焉を迎えます。

しかし、今年の7月には、特撮ファンの間でバルタン星人の生誕50周年を記念するイベントも行われているほどであります。
半世紀にわたって日本人に愛されてきた特撮ヒーロー・ウルトラマン、そしてその永遠のライバルであり、「日本で一番有名な宇宙人」と言われるバルタン星人と大田区との結びつきにつきまして、

(質問⑨)
本区はこの事実をどうとらえて、どのように生かしていきますでしょうか。

また、

(質問⑩)
このように、大田区が舞台となった名作など、まだまだ多くの人に知られていない資源がたくさん眠っているのではないかと思います。
このような資源の掘り起こしおよび観光への結びつきを本区はどのように考え、どのように取り組まれていきますでしょうか。お聞かせください。


 

(回答⑨:河野観光・国際都市部長)
ウルトラマンとバルタン星人と区の結びつきに関するご質問ですけれども、ウルトラマンとバルタン星人にまつわる大田区内での場面や、関係者と区のかかわりも興味深く、羽田空港がある大田区だからこそのご縁であると思います。
区は、「シン・ゴジラ」同様、このような話題や情報を効果的にロケ地と関連づけて、区への誘客と区内回遊、そして区のPRにつなげていけるかが重要な取り組みであると考えております。
ご質問の件につきましては、プロダクションとの連携と確認が必要だと思われます。
権利関係などの課題もあると思われますので、どのような対応が可能であるか、検討してまいりたいと思います。

(回答⑩:河野 観光・国際都市部長)
映画やドラマの舞台地となったり、ロケ地として活用された場所は、地元地域にとっては「我がまち自慢」となる可能性があり、また、作品のファンにとっては「ロケ地めぐり」が人気となり、にぎわいが生まれるなど、観光面で見ると重要な資源・財産であると考えております。
今後、舞台地に関する情報を極力把握して、これらの情報を活用した企画などにつなげていけるように、地域の皆様からのロケ等の情報を適切に収集する方法を検討してまいりたいと思います。


会派を代表して~しめくくり総括質疑

予算 地域振興 政策 産業振興 被災地支援 議会 防災 高齢者 / 2016年3月22日

平成28年予算特別委員会 審査第8日の3/22(火)、会派を代表して、しめくくり総括質疑を行いました。
今回は議会改革のICT化調査・研究会の取り組みとして、初めてタブレット端末を使って質問を行いました。
以下のとおり質疑の内容を掲載いたします。


 

※写真クリックで、Youtube動画が見れます!(19分27秒)

大田区議会公明党を代表いたしまして、しめくくり総括質疑を行わせていただきます。
 甚大な被害をもたらした東日本大震災3.11から早くも5年が過ぎました。

本区におきましては、大田区被災地支援ボランティア調整センターを震災直後、すぐに立ち上げ、この約5年間で4千人を超える現地ボランティアの派遣を行ってきました。

(質問①)
そのボランティア参加者の有志により、音楽祭や防災教室の開催など、独自の活動が展開されておりますが、区民協働の観点でどのように評価されていますでしょうか。


<回答①:地域力推進部長>
おおた未来プランでは、地域力を活かし、人に優しいまちを区民主体で実現するため、5年後の姿としまして、幅広い年齢層の人が、地域の担い手として活躍できることを目指しております。

おおた未来プランでは、地域力を活かし、人に優しいまちを区民主体で実現するため、5年後の姿としまして、幅広い年齢層の人が、地域の担い手として活躍できることを目指しております。

東松島市でのボランティア活動を通して、高校生から高齢者まで幅広い層の新しいボランティア生まれました。

区では、東松島市での宿泊体験による「防災塾」を実施し、被災地支援ボランティアの力を、地域の活動につなげるよう努めております。

「防災教室を行うNPO」は、被災地支援ボランティアが中心となって立ち上げた区民活動団体で、被災地での経験を活かし、避難所体験宿泊防災教室など、地域防災力の向上に取り組んでおります。

また「絆音楽祭」は、大田区ボランティアの発案で、東松島市との絆を一層深めるため、平成24年5月に日本工学院専門学校大ホールで開催され、今年で5回目を迎えます。

こうした活動は、これまでの区ボランティアの被災地への献身的な活動をとおして生まれてきたもので、区民と市民との絆も一層深まり、交流活動も促進されたと理解しています。

また、区民協働の視点から、被災地ボランティアの区民活動への参加は、地域の担い手の拡大につながり、地域カを活かした取り組みを活性化するものと期待しております。


 

(質問②)
他にもなかなか目に見えていない部分になりますが、避難者の受け入れや職員の派遣など、どのような状況変化が見られていますでしょうか。


<回答②:地域力推進部長>
現在、区内へ避難されている方は、区が把握しているだけで、97世帯196人いらっしゃいますが、約9割は福島県からの避難者でございます。

平成24年2月に訪問聞き取り調査を実施いたしました際は、168世帯300人でございました。

この間、交流会やサロン活動、ケアマネージャーによる避難者宅訪問など、避難者の孤立化防止を図ってまいりました。

被災した3県は、応急仮設住宅の供与期間を1年間延長し、平成29年3月31日までとすることとしております。

職員派遣につきましては、平成24年度から、東松島市に事務職1名と土木職2名の職員を派遣し、復興に向けた支援を継続的に行ってきたところでございます。

震災から5年が経過し、「復興集中期間」から「復興・創生期間」と位置付けられたことも踏まえ、ソフト面を充実するという視点で平成28年4月からは事務職2名、土木職1名の派遣となります。


支援の形は変わっても、大田区が東京都内の自治体として、どこよりも復興のために力を入れてきたとの誇りで、今後も細く長く支援を継続していかれることを願いまして、次の質問に移ります。

大田区こどもSOSの家事業につきまして、
(質問③) 
このたび、セブンイレブン・ジャパンが事業協力をするという協定締結式が3月18日に執り行われましたが、その他のコンビニエンスストアや事業所などの協力者獲得に向け、今後はどのように事業を進めていきますでしょうか。


<回答③:地域力推進部長>
今年度、こどもSOSの家事業の推進・拡大に向け、区報でのPRや商店街連合会、自治会連合会、青少年対策地区委員会をはじめ、18地区の地域力推進地区委員会に出向いてのご説明などにより、地域の皆様への働きかけを行ってまいりました。

その結果、商店街の皆様をはじめ、さまざまな事業者の方々、地域の方々のご協力をいただくことができております。

また、ご指摘のセブンイレブン・ジャパンのほか、大手コンビニともさらなる協定を締結する方向で今、協議を進めております。

今後も、日中確実に人がいる区内事業者の方々をはじめ、協力員拡大に向けた地域の皆様へのPRを継続し、事業推進に向け取り組んでいきたいと考えております。


(質問④)
昨年6月の第2回定例会の秋成議員の代表質問にて提案させていただきました、従来からの一時的な避難場所に加え・虐待児の通報・高齢者の見守り・世代間の交流という三つの機能を、どのように付加していきますでしょうか。
お聞かせください。


<回答④:地域力推進部長>
委員がおっしゃる虐待児対応や高齢者の見守り等は、区の喫緊の課題であると認識をしております。

その中で、こどもSOSの家の事業につきましては、協力員募集のPRや地域の皆様へ情報誌を通じて活動事例をお伝えするなど、今年度当該事業推進・拡大に向けた第1歩を踏み出したところでございます。

これらの取り組みを着実に継続することにより、まずは協力員の数を増やし、当該事業の安定的な遂行を目指してまいりたいと考えております。

その上で、児童虐待にかかわる情報提供や高齢者の見守り等につきましては、協力員の方々とよくコミュニケーションを図るとともに、庁内関連部局とも連携し、前向きに検討してまいりたいと考えております。


 

続きまして、高齢者の見守り、認知症総合支援事業について伺います。

(質問⑤) 
認知症初期集中支援チーム、認知症地域支援推進員の配置を前倒しで行うとのことですが、具体的にどのような体制で、どのような活動をされるのでしょうか。


<回答⑤:福祉部長>
認知症初期集中支援チーム及び認知症地域支援推進員につきましては、昨年国が策定しました新オレンジプランにおきましては、平成30年度までに全ての市区町村で配置することとされております。

しかし、大田区では、平成28年度内の配置に向け、鋭意準備を進めております。

まず、認知症初期集中支援チームですが、認知症の早期診断、早期対応を目的とし、チーム員は原則として3名からなります。

1名は、区内医師会にご協力をいただき、国の所定の研修を受講した認知症サポート医に参加をお願いしております。

残りの2名は、さわやかサポートの職員からになります。チームの活動は、認知症の初期段階でのアセスメント等を実施いたします。

次に、認知症地域支援推進員につきましては、こちらも国の所定の研修の受講等、条件を満たしたさわやかサポート職員1名が担当いたします。

推進員の活動といたしましては、認知症の人が円滑に医療や福祉サービスを受けられるよう、関係機関や医師会、認知症疾患医療センター等との連携体制の構築等を推進するほか、認知症が疑われる人、または認知症の人やその家族への支援、今後側面的支援を進める認知症カフェの実施方法などの検討がございます。

いずれも、全てのさわやかサポートに配置してまいりますが、条件が整ったさわやかサポートから逐次配置してまいります。


 

(質問⑥)
高齢者見守りアイロンシールを区内全域に配布されるとのことですが、18色の地域ではそれぞれの特色があります。

例えば、坂道、幹線道路、電車の踏切、商店街、大きな公園といった地理的特色や人の気質の違いなど、各地域の実情に合った見守り体制が必要ではないかと思いますが、どのようにお考えでしょうか。


<回答⑥:福祉部長>
それぞれの地域によって、地理的特色や気質の違いのほか、高齢者を取り巻く社会資源の状況に違いがあり、それらの特色や違いに応じた効果的な見守り体制の構築が必要であると認識しております。

区としましては、特別出張所を基本として、この4月から1か所増設し、21か所となる地域包括支援センター(さわやかサポート)において、高齢者の見守りに特化した大田区独自の「見守りコーディネーター」をそれぞれ1名配置しております。

見守りコーディネーターを中心としながら、さわやかサポートが地域の特色や違いにきめ細かく応じた見守り体制構築のために、社会資源の把握や地域の中での高齢者とかかわりのある人、団体、期間などとのネットワークづくりを積極的に行っております。

今後も、地域特性を踏まえながら、地域力を活用し、重層的に高齢者を見守る体制の構築を推進してまいります。


 

(質問⑦) 
さらにこの見守りアイロンシールの効果を上げる取り組みとして、シールを見た人がどうアクションすべきか。

声かけをせずに、見かけただけでもさわやかサポートへ連絡できる仕組みを作り、積極的な見守り体制をすすめていってはいかがでしょうか。


<回答⑦:福祉部長>
区といたしましては、見守りアイロンシールというツールなどを介して、地域全体で高齢者を見守り、支える体制をつくり上げることが、高齢者が安心して暮らせるまちづくりにつながると認識しております。

お困りの高齢者をお見かけした際は、アイロンシールの有無にかかわらず、一言お声をかけていただくのがよろしいかなと存じますが、中には声をかけるのも苦手といった方もいらっしゃいます。

今後、区報やホームページ、認知症サポーター養成講座等を活用して、認知症の人や認知症が疑われる人を見かけた場合の連絡などの具体的な対応方法について、わかりやすい周知を進めつつ、地域ぐるみで積極的に高齢者を見守る体制づくりを目指してまいりたいと考えております。

 


 

今後は、世代に関係なく、あらゆる人を地域のみんなで見守っていく体制作りが必要であると思います。

着実にその方向へ進まれていくことを願いまして次の質問に移ります。

本区の中小製造業は、日本のものづくりの屋台骨を支えてきましたが、今日ではその数も減少し、集積のメリットであったものづくりネットワークの弱体化とともに地域経済への影響が懸念されるところです。

その上、土地などの固定費は大きな負担となり、住工混在による操業への影響や、建物の老朽化による建替えニーズの増加など、工場立地にかかる課題が大きな問題となっています。

そうした中、27年度の第5次補正で、仲間回しによる中小企業の生産性向上プロジェクトとして、IoTを活用した大田区内外の工場ネットワークの構築を目指すことは、生産性向上や産業集積の維持発展において大いに期待するところであります。

人口構成が変化し、グローバル化する社会経済状況の中で、
(質問⑧)
今こそ、大田区の工業集積を守るために、大田区と大田区産業振興協会は、しっかりと区内ものづくり企業のおかれている状況をリサーチし、要望などを把握した上で、そのニーズに沿った事業の見直しが必要だと考えますが、いかがでしようか。


<回答⑧:産業経済部長>
大田区ものづくり産業等実態調査によりますと、区内の立地メリットは、区内の受発注ネットワークが密であることが挙げられております。

大田区の工業集積を守るためには、集積の強みである「仲間回し」ネットワークの維持・強化が重要となります。

「ものづくり工場立地助成」は、より活用しやすく、効果のある制度とするため、今後も区内企業のニーズを踏まえ、助成限度額とその下限額などの条件やスキームにつきまして、必要な見直しを進めてまいります。

さらに、IoTを視野に、既存の「仲間回し」ネットワークの効率化、生産性向上、他地域とのネットワーク形成等を図り、大田区のものづくり機能の強化、発展を図ってまいります。


 

本区には、工業系の用途地域が広く指定されていますが、 準工業地域や工業地域で住工混在が進み、中小製造業の操業環境に影響が出ているなど、工業系土地利用の住宅転用による ものづくり産業の集積に影響が出ていると思います。

一方、工業専用地域は、住宅は建設できない地域であるとともに工業系以外の業種の立地も可能となっています。

そうした中では、工業系土地利用のエリアにおいては、企業立地促進計画の考え方を踏まえ、島部工リアを含め産業再編と高付加価値化、あるいは、研究開発型産業の誘致促進を行うベきと考えます。

特に京浜島、城南島、昭和島の3島は工業専用地域です。

それぞれ歴史も古く、昭和40年から50年代にかけて、工業団地として造成されました。

もともと内陸部に立地していた ものづくり企業で、住工混在の進展等で操業が難しくなった企業が共同移転して工業集積地域を形成しましたが、時代の変化とともに工場の撤退が増え、跡地に他の業種の事業所が立地するようになりました。

(質問⑨)
本区はこの3島の将来像を検討するための 「大田区臨海部3島全体連絡協議会」および 「各島連絡協議会」を立ち上げました。

現在、そこでは、どのような議論がされているのでしょうか。お伺いいたします。


<回答⑨:産業経済部長>
平成26年3月に、京浜島、城南島、昭和島によります「大田区臨海部3島全体連絡協議会」を設置しまして、連携を図りながら、地域産業の活性化と魅力あるまちづくりの推進に取り組んでいるところでございます。

今年度は、「京浜島連絡協議会」におきまして、京浜島の将来ビジョン策定の検討を始めました。京浜島全体をブランドとして確立し、集積のメリットである域内企業間ネットワークを構築するとともに、受発注機会の拡大や人材の確保等につながるような方針の策定を目指すものでございます。

今後も、「大田区臨海部3島全体連絡協議会」及び各島連絡協議会におきまして、3島の現状を把握し、議論を深めることが重要と考えます。3島全体の将来ビジョン策定を視野に入れつつ、区内産業の活性化につながるよう取り組んでまいります。

 


 

3島の中で、特にものづくり企業が多数立地している京浜島では、今でも、全体では約240社、6千人の方が働く産業集積地ですが、移転立地後40年経過している企業も多く、機能更新が必要な時期がきていると思います。

また、内陸部においても施設の老朽化が進み、工場経営者のみなさんは、その機能更新をどう行うかとの悩みもあるのかと思います。

工場移転や廃業後、マンションなどの住宅が建設され、操業されている工場にとっては、騒音や振動などについて逆に苦情を受けるということも出てきておりますので、そうした企業の方が、京浜島などの島部の中に移転し、機能更新をして操業を続けることができれば好ましいと考えますが、
(質問⑩)
本区は、京浜島3丁目の都有地を2億8千百万円で取得されましたが、これをどのように活用していくのかお伺いいたします。


<回答⑩:産業経済部長>
区は、大田区企業立地促進基本計画(第二次)におきまして、京浜島を工業専用地域として製造業の重点立地推進エリアに位置づけております。島内企業のほとんどが島の竣工初期に立地しており、今後多くの建て替え需要の発生が想定をされております。

一方、「自社の敷地内ではスペースがなく、建て替えるには一時操業をストップせざるを得ない」等の課題があり、更新が困難な状況でございます。

土地購入後の活用方法は、建て替え時の移転建て替え用地として、賃貸、交換等、さらにはテンポラリー工場としての活用などを検討してまいります。事業を実施するにあたり、島部のまちづくりの推進等を目的に、3島全体連絡協議会、京浜島連絡協議会におきまして、協議を進め、具体的に取り組んでまいります。


 

京浜島を含む3島は、本区にとって、さらには日本のものづくりにとって、大変重要な工業集積地であると認識しています。

島の竣工当初と比ベて、立地企業の業種は変化してきていますが、首都圏におけるものづくり機能としては、24時間操業が可能で騒音・振動においても周辺環境の少ない他にはない地域です。 交通の利便性の問題も指摘されますが、ものづくり地域としては大きなメリット、アドバンテージがあるはずです。

そこで、お伺いいたしますが、
(質問⑪)
島部のメリットを積極的に打ち出し、企業誘致や島内ネットワークの活性化、高付加価値化の施策が必要ではないでしようか。
区の考えを伺います。


<回答⑪:産業経済部長>
3島の地域は、立地企業の規模が大きく、機械金属における高精度の加工をはじめ、内陸部では操業が難しいプレス、板金、メッキ等の表面処理の企業が立地をしております。

都内でも他にはない、素形材と言われます鋳造や鍛造分野もあり、機械金属加工にかかわる工程がフルセットにそろっている地域でございます。

空港臨海部に位置し、人、もの、情報の結節点である羽田空港に近接していること、空港跡地に予定している産業交流施設との連携など、ビジネス展開のポテンシャルが高いと考えます。

立地企業の敷地が広いことから、区内製造業への波及効果の高い、研究開発型企業や航空機などの成長分野産業の誘致はものづくり産業の活性化につながるものと考えます。

3島の高い加工技術集積、立地エリアの地政学的なポテンシャルを生かす施策を展開し、この地域の活性化とともに、大田区の工業集積の維持・発展につなげてまいりたいと考えます。


 

以上で、大田区議会公明党の締めくくり総括質疑を終了させていただきます。

ありがとうございました。

Japan Day 多文化交流会!

お知らせ 交流 国際都市 地域振興 地域行事 政策 現場調査 防災 / 2016年2月8日

2/7(日)、外国人など日本語を母語としない人たち向けのイベント「Japan Day ジャパンデイ」が入新井第一小学校で開催されました。


これは防災訓練をはじめ、餅つきや書き初めなどの日本の正月文化を体験していただく多文化交流会で、今年で3回目の開催となります。

大田区のホームページや案内チラシ、区内の公共施設や鉄道の各駅に設置されている広報スタンドに置いてある外国人のための情報誌「OtaCityNavigation」でも日本語、英語、中国語、ハングル語、タガログ語による多言語で案内が出ていました。
Ota City Navigation 

わたしも数少ない外国人の友人にSNSを通じてイベント招待で参加を呼びかけたところ、区外から東欧ハンガリー出身の友人、ユハス・サンディさんが参加してくれました!
 

サンディさんは、昨年12月に開催された、国際都市おおたシンポジウムのときにも大田区に足を運んでくれました。

松原大田区長の開会挨拶、来賓紹介の後、3グループにわかれてまずは防災訓練を行いました。

防災訓練の定番、起震車による地震の揺れ体験。火災発生時にどれだけ視界が悪くなるかの煙体験。
赤いハッピを着ている方は、イベントスタッフの外国語通訳さんになります。
0jd080 DSC_3964

消火器の操作説明の後、順番に「火事だ~!」と大声を出して消火器により放水する訓練。
DSC_3964  DSC_3963

実際に電話をかけて、火災か救急か、現場の状況や住所を伝える119番通報訓練。
DSC_3964  DSC_3967

AED操作訓練説明では、消防署の指導員の方が英語で説明をされました。

AED操作訓練にトライするサンディさん。
講習経験があるようで、指導員も驚くほど良くできていました。
0jd150

久しぶりにわたしもAED操作訓練を行いました。 動画で訓練の模様をご紹介いたします。

 

 

後半は、(一番のお楽しみ?の) 餅つき
 
はじめてお餅をつくサンディさん、

「自分でついた、つきたてのお餅はとっても美味しい!」と大喜びでした。
0jd165 

そして、体育館に移動して、日本文化・三味線演奏沖縄民謡琉球唐手によるコラボなど鑑賞。
 

書き初め体験では、自分の好きな言葉を書きます。
 
なんと、けん玉は初めてというサンディさん、お見事です!(わたしよりも上手です)

以前から外国人向けの防災訓練の実施を要望していましたが、このような日本文化体験と合わせての開催が定着しつつあります。
さまざまな国の人が国境を越えて交流をしていくこと、顔を知っていくことが大事であり、今後も各地域で展開していくよう進めてまいります。
そして、「国際都市おおた」として、もっともっと日常的に外国人と国際交流していける多文化共生のまちづくりに努めてまいります。