大田区議会議員  玉川 ひでとし (公明党)

いつも 明るく! たくましく!

平成30年 第1回定例会 一般質問②

スポーツ スポーツ振興 五輪 交流 健康 国際都市 地域行事 大田区議会 施設調査 格闘技 現場調査 環境 産業振興 福祉 議会 / 2018年2月23日

2.スポーツについて

スポーツの環境について質問いたします。

平成24年6月30日に、スポーツ健康都市宣言を行ってから5年半が経ちました。

「する」スポーツ、「みる」スポーツ、「支える」スポーツ、と謳われていますが、健康になるには、スポーツを「みる」、「支える」のではなく、スポーツを「する」ことになるのではないでしょうか。

昨年7月に実施された「大田区政に関する世論調査」におきまして、この1年間の運動・スポーツ活動の頻度の回答で「週に1回以上」と答えた方が41.1%とのことでしたが、昨年3月に文部科学省で策定された第2期スポーツ推進計画では、スポーツ実施率65%程度までの引き上げ目標が掲げられています。

新たな競技スポーツをするといったハードルの高いものではなく、身体の機能強化へとつながる、ラジオ体操やウォーキング、ランニング、筋力トレーニング、ダンス、ヨガなどがイメージされますが、

(質問⑥2-1)

このスポーツ実施率を現在の40%代から、1.5倍以上となる65%に引き上げるために、具体的にどのような取り組みをされるのでしょうか。お聞かせください。


 

<回答⑥2-1:スポーツ・文化担当部長>

平成29年の「大田区政に関する世論調査」では、議員お話しのとおり区民のスポーツ実施率は41.1%でした。

年代別の内訳を見ますと、男性は10・20歳代の若い層が16%と最も低く、次に40歳代が37.7%となっております。女性は40歳代が29%と、他の年代と比べて著しく低い結果となっております。

こうした実施率の低い年齢層に対してスポーツ実施の意識醸成、機会の提供、継続実施に向けた環境づくりを行っていくことが実施率向上に向けて有効になると考えております。

若い世代の方々へは、まず興味・関心を持ってもらうため、スポーツと音楽、ファッション、アニメなど他分野との融合による興味の関心、意識啓発を行い、次に、仕事や子育てなどに忙しい40歳代の方々へは短時間で気軽にできる運動を積極的に発信しスポーツに取り組む機会を創出してまいります。

さらに、「総合型地域スポーツクラブ」や「スポーツ推進委員」、「体育協会に加盟する団体」などとのさらなる連携のもと、より多くの区民のみなさまがスポーツに触れ、その楽しさを体感していただける機会の充実と継続してスポーツのできる環境を構築してまいります。

 

体育館、区民センター、文化センターの体育室、学校施設など、新たなスポーツ活動で使用したくても、なかなか会場を借りることができない、午前、午後、夜と分かれていて、朝から夕方までかかる大会などを開きたくても、終日会場を借りることができない、困難であるといった声をいただきます。

また地域的な偏りもあったりもします。

うぐいすネットのスポーツ施設予約システムを見ますと、野球場は38面、少年野球場は15面、庭球場は25面あります。それに対してサッカー場は6面、フットサル1面といった状況です。

うぐいすネット

それぞれ、競技人口や歴史が異なるスポーツではありますが、サッカーの競技人口に対して、非常に少なく、バランスの悪さを感じます。

今後、昭和島二丁目公園や森ケ崎公園の改良工事が行われ、少しづつ整備されていくようですが、

森ケ崎公園イメージ

大田区 平成30年度予算(案) 事業説明資料 より

(質問⑦2-2) 

このスポーツのできる施設の地域的な偏りや稼働状況の効率化について、どのように考え、どのような手を打たれていきますでしょうか。

より多くの区民が、スポーツ健康都市の名にふさわしいスポーツ環境に恵まれるようになることを願っております。


 

<回答⑦2-2:スポーツ・文化担当部長>

スポーツ施設につきましては、区施設だけでなく民間のスポーツジムや区内の企業、大学、私立学校などにも働きかけ、スポーツのできる環境を官民連携のもと活用し、より多くの区民のみなさまが、身近な場所で気軽にスポーツに親しむことができるように工夫してまいります。

また、地域の特性を踏まえ、臨海部では、新スポーツ健康ゾーンを中心にウォーキングやジョギングコースの設置、内陸部でも公園施設のスポーツの場としての活用などを図ってまいります。

加えて、スポーツ施設や学校施設などにつきまして、議員お話しのとおり、現在の利用実態を把握し、利用時間や運営方法などの研究を関係部局とともに進め、区民のみなさまの利用拡大につなげてまいりたいと考えております。

 

次に「する」スポーツに続きまして、「みる」スポーツとして、大田区総合体育館の活用についてお伺いいたします。

昨年3月12日、大田区制70周年記念式典にてボクシング世界王者の田口良一選手大田区民栄誉賞を受賞されました。


田口選手は、昨年大晦日も大田区総合体育館での世界戦で勝利をおさめ、世界ボクシング協会(World Boxing Association = WBA)国際ボクシング連盟(International Boxing Federation = IBF)という、2つの団体の世界ライトフライ級統一王者となり、WBAで歴代8位となる7度目の世界王座防衛にも成功しました。

本年は日本初の統一王者として防衛戦を行う予定とのことですが、今まで田口選手が行ってきた数々の世界戦タイトルマッチの模様や試合結果は、さまざまなメディアで全世界に配信されています。

その際、試合がどの国のどこで行われたのか、ワールドレコードとして会場の名前も必ず伝えられるので、大田区総合体育館Ota-City General Gymnasium」の名前が世界中に伝わっていることとなります。

Box Rec
Boxing’s Official Record Keeper Ryoichi Taguchi

Fight Nights
RYOICHI TAGUCHI BOXING RECORD

World Boxing News
http://www.worldboxingnews.net/2017/12/31/news/taguchi-v-melindo-results-from-tokyo-japan

Boxing Scene.com
https://www.boxingscene.com/ryoichi-taguchi-vs-milan-melindo-unification-set-december-31–122531

The Japan Times Sports
https://www.japantimes.co.jp/sports/2017/12/21/more-sports/boxing-2/wba-light-flyweight-champ-ryoichi-taguchi-confident-can-handle-milan-melindo-title-bout/#.Wp97LOjFJPY

これは大変に素晴らしいことではないでしょうか。

また選手ではなく「KNOCK OUT」というキックボクシングのイベント団体になりますが、主要な大きな大会を大田区総合体育館で開催し、スポンサーがテレビ局の枠も持っており、TOKYO MXでは毎週金曜日の23時から、その他、曜日は異なりますが、神奈川や岐阜、三重など全国8局にて毎週テレビで放送され、試合の模様や大会の開催案内などで、「格闘技の聖地」として大田区総合体育館の名前が何度も紹介されています。




つい先日の2月12日も大田区総合体育館において、4千枚の前売券が完売し超満員の興行が開催され、ペリスコープ(Periscope)と呼ばれる、リアルタイムで視聴可能な動画配信サービスも行われ、世界中で約17万人の方が視聴されていたとのことです。
そこでお伺いしますが、

(質問⑧2-3)  

プロスポーツやトップレベルの競技大会の誘致、開催できる仕組みづくりとして、より集客ができ、より大田区の知名度向上に貢献できる選手や団体に対して、積極的な誘致を図るとともに、周辺地域の経済波及効果も狙っていってはいかがでしょうか。本区の考えをお聞かせください。


 

<回答⑧2-3:スポーツ・文化担当部長>

区では、平成24年に「スポーツ健康都市宣言」を行い、スポーツを通じた健康で豊かな暮らしの実現とともに、まちが賑わいと活力を増していくことを目指しております。

プロスポーツやトップレベルの競技大会の誘致は、観戦を通じ区民の皆さまのスポーツへの興味・関心を喚起するだけでなく、大会に出場する選手から観戦者まで非常に多くの方が大田区に集まるため、区の魅力を知っていただく絶好の機会になるものと捉えております。

現在、総合体育館Vリーグ主催のバレーボール大会などにおきまして、体育館の近隣商店街が主催者と連携し、観客への飲食物の販売や試合後に商店街へ誘導する割引チケットの配布など、スポーツの大会をきっかけとした経済波及効果の創出に取り組んでいるところです。

引き続き、大会の戦略的な誘致について検討を進めるとともに、大会開催時の区内商店街や宿泊事業者との連携、観光スポットへの回遊の仕掛けづくりなど、さらなる区内経済の活性化に取り組んでまいります。

 

大田区でのものづくりの工業技術を生かした下町ボブスレー車いすバスケットボール用車いすの製品開発などが伝えられていますが、それらは「する」スポーツに対してのものであると思います。

それに対して、「支える」スポーツに関連した産業振興も考えてみたいと思います。

「みる」スポーツとして、チームや選手の応援で、揃いの服装で、鳴り物やタオルなどのグッズを身に着けて声援を送る姿は容易にイメージできます。

チーム名のロゴや選手名の入ったTシャツやタオル、フラッグ、そしてそれらを印刷する技術をはじめ、応援グッズなどの作成、サポーターを意味する身に着けるアクセサリー、フェイスペイント、そして食べ物など、

(質問⑨2-4)

これらのスポーツ観戦に関連するものを大田区の産業でまかなうことはできないものでしょうか。

「スポーツ健康都市おおた」として、大田区の産業にはまだまだスポーツに関連できる可能性が秘められているのではないかと思います。


 

<回答⑨2-4:産業経済部長>

「みる」スポーツを楽しむ方にとりまして、応援するチームや所属選手のユニフォーム、Tシャツ、鳴り物などのグッズは、チームや選手との一体感を醸成し、応援気分を高揚させる貴重なアイテムであると考えます。こうした物品の製造、販売等において、区内産業の力を活用することは、新たなスポーツサービス業を創出し、引いては区内産業の活性化につながるものと考えております。

区内で開催されているイベントにおいて、区内企業が製作している「缶バッジ」を配布し、イベントを盛り上げている例もございます。また、区内のプロバスケットボールチームでは、既に、グッズの一部を区内企業で製作しております。

さらに、商店会と連携しつつ、試合会場内にて地元商品を販売するなど、来場者を消費者として取り込む動きもございます。

このような取組も参考にしながら、今後、関係部局と連携を図り、スポーツ観戦に来られた人を対象にした物品の製造・販売等を一つのビジネスチャンスと捉え、区内の産業振興に結びつけられるよう検討を重ねてまいります。

平成30年 第1回定例会 一般質問①

交流 勝海舟 国際都市 地域振興 地域行事 大田区議会 政策 教育 施設調査 現場調査 環境 観光振興 議会 / 2018年2月23日

1.洗足池について

本年2018年は、明治維新150年ということで、NHK大河ドラマでは、「西郷隆盛」を描いた「西郷どん」の放送が始まり、すでに第七話まで話が進みました。

わたしも録画予約をして、毎週楽しみに見ております。

この「西郷隆盛」に大きな影響を与えた人物として外せないのが「勝海舟」であり、本区では、全国初となる(仮称)勝海舟記念館の整備に向け、周辺の環境整備が進んでおります。

洗足池公園内のバリアフリー化やベンチの設置をはじめ、平成29年度は大森第六中学校の擁壁の改修や道路の拡幅が行われ、今後は旧管理事務所を公園利用者の休憩所として整備する計画もあります。

洗足池

ご存知の通り、洗足池は「勝海舟」がその畔に別邸を構えるほど愛したという魅力のある景勝地であり、本年、生誕135年を迎える版画家の「川瀬巴水」もこの「千束池」の風景を描いており、さまざまな整備により、地域の名所としての魅力がさらに増していくことになり、大変感謝しております。 (さらに…)

平成29年 第4回定例会 代表質問⑦

五輪 交流 大田区議会 女性 政策 梅ちゃん先生 産業振興 町工場 若者 観光振興 議会 / 2017年11月30日

7.町工場の力について

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日本の大手自動車メーカーや重工業メーカーによる不正検査、大手鉄鋼メーカーによるデータ改ざんなど、日本を代表する製造業での不祥事が今年の秋から続いております。

その企業のブランドイメージの失墜だけにとどまらず、これまで品質の良さを売りにしてきた日本企業の品質管理全般に不信感を持たれてしまう、衝撃的な出来事であります。

さらにその企業の倒産の危機にとどまらず、日本の「ものづくり」に対する信頼が揺らいでしまう、危機的な状況に陥ってしまうのではないかと考えられますが、

(質問⑯7-1)

今こそ、この信頼を回復させ、日本の「ものづくり」の危機を救うのは、大田区の町工場の力ではないかと思いますが、いかがでしょうか。

松原区長の思いをお聞かせください!

先週の金曜日、11月24日の夜10時からNHK総合 ドラマ10にてマチ工場のオンナが放送開始となりました。

大田区の町工場、ダイヤ精機株式会社の代表取締役である諏訪貴子さんによる著書町工場の娘を実写化したもので、32歳の専業主婦が、父の残した町工場の社長となり、経験ゼロの社長業に主婦目線の現実処理能力と決断力で奮闘する姿を描くドラマであります。

マチ工場のオンナ 町工場の娘

諏訪社長ご本人の活躍の姿は、すでにさまざまなメディアでも紹介されており、経営改革などのテーマで講演活動もされています。

今まで大田区を舞台にしたテレビドラマ梅ちゃん先生花子とアンシン・ゴジラの映画などで大田区が話題となり、注目されることはありましたが、今回はそれまでとは異なり、ドラマの主人公が今現在、実在する人物、諏訪貴子社長がモデルとなっており、大田区の象徴でもある「町工場」の女性社長のリアルな姿がこのドラマを通じて、全国の人たちに伝わることが考えられますが、

(質問⑰7-2)

このように今までとはまた違った形で「大田区」が注目される大きなチャンスを、本区はどう生かしていきますでしょうか。

お聞かせください。

今回のテレビドラマ「マチ工場のオンナ」と、その原作である書籍「町工場の娘」によって、女性の活躍、主婦からの転身、そして若い人が困難を乗り越えていくといった姿が、多くの女性や若手に希望の光を与えるものとなり、働く女性への環境整備やイメージアップなど、今後さらに求められてくるのではないかと思いますが、

(質問⑱7-3)

本区としては、働く女性や若手の活躍の舞台をどのように提供されていますでしょうか。

また、どのような支援をされていますでしょうか。

さらに、これからどのような面に力を入れていきますでしょうか。

お聞かせください。

 


松原区長の答弁

<回答⑯7-1:松原区長>

大田区のものづくり企業は、地域のネットワークによる「仲間まわし」と個々の企業努力により、これまでもリーマンショック等の大きな社会経済状況の変化を乗り越え、大田のブランド力を培ってきました。

地域の力強い取り組みの例としては、下町ボブスレーが挙げられます。

この取り組みは、協力企業が100社以上に及び6年間で10台のボブスレーを開発、製造してきました。

また、区では、東京2020オリンピック・パラリンピックを目指して、区内企業が参画する車椅子バスケットボール用車椅子の開発を始めました。

これらの取り組みは、大田のものづくりのほかには真似のできない技術を世界に発信することはもとより、培った開発力によって、新産業の創出へとつなげるものです。

同時に、2020年に概成予定の羽田空港跡地の取り組みは、日本の産業の命運を握るものであり、そこに集まる先端産業にかかわる企業と大田区企業との関連性を生み出していく仕掛けを考えてまいります。

区といたしましては、今まで大田区企業が培ってきた信頼をベースに、大田区企業の成長と日本のものづくり力の信頼回復に寄与していきます。

 

<回答⑰7-2:松原区長>

ドラマの中での設定は愛知県とのことですが、実際は大田区が舞台で、区内企業の女性社長が原作者であり、ご自身がモデルの自伝的作品であるという話題は大変珍しく、同時に大きな誇りでもあります。

放送を契機に初めて知る区民はもとより、全国的な注目の的になると思います。

今回のドラマでは、ものづくり企業の技術力の高さだけではなく、会社を切り盛りし、取引先との商談をまとめ、新たなビジネスに果敢にチャレンジする力強い経営者の姿がいきいきと描かれております。

これにより、これまで区内企業と取引のない全国の経営者に対しても大田区企業の高い信頼性が発信され、「産業のまち大田」のPRにつながるものと期待しております。

こうしたチャンスを活かし、引き続き区内企業の経営者の皆様の新たなチャレンジを後押しするとともに、大田の底力や魅力のある話題を積極的に発信してまいります。

 

<回答⑱7-3:松原区長>

ものづくり企業において人材不足の慢性化が叫ばれる中、働く環境のイメージアップを図り、多様な人たちの就業を後押しすることが重要であると考えております。

テレビドラマ「マチ工場のオンナ」においては、ものづくり企業で働くことに対する多様な人たちのイメージアップにつながることを期待しております。

11月25日から始まった「第7回おおたオープンファクトリー」では、ふだん見ることのできないものづくりの現場に多くの方々が触れることができます。

これらのイベントに参加した若者には、ものづくりの現場に魅了され、現在区内のものづくり企業で活躍されている方もいます。

区は、今後も将来を見据えた人材育成の取り組みに対する支援を続けるとともに、ものづくり企業が行う女性や若手など、多様な人たちにとって働きやすい魅力ある環境整備に対する支援について検討してまいります。

平成29年 第4回定例会 代表質問⑥

交流 健康 政策 現場調査 環境 福祉 若者 衛生 議会 銭湯 青年 高齢者 / 2017年11月30日

6.銭湯不便地域の対策について

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「銭湯が存在しない不便な地域」の対策について伺います。

公衆浴場、いわゆる銭湯とは、住民福祉においてどのような役割を果たすものなのか。

10月の決算特別委員会において、産業経済費の質疑でも確認いたしましたが、大田区のホームページには公衆浴場についてこのように書かれております。

『公衆浴場とは、公衆浴場法第1条に定義されている、「温湯(おんとう)、潮湯(しおゆ)又は温泉その他を使用して、公衆を入浴させる施設」をいいます。

大田区公衆浴場の設置場所の配置及び衛生措置等の基準に関する条例において、「普通公衆浴場」と「その他の公衆浴場」に分けられています。

「普通公衆浴場」とは、温湯等を使用し、男女各1浴室に同時に多数人を入浴させる公衆浴場であって、その利用の目的及び形態が地域住民の日常生活において保健衛生上必要な施設として利用されるものです。』

とのことです。

この「地域住民の日常生活において保健衛生上必要な施設」である公衆浴場、東京23区でも大田区に一番多くあるという銭湯が、年々減少している状況にあります。

直近では、ゴジラ湯として有名になった西蒲田6丁目の大田黒湯温泉・第二日の出湯がこの11月18日で閉湯しました。

ゴジラ湯 日の出湯

また10月に田園調布南の花の湯が閉湯。8月末には中央4丁目の日の出湯が閉湯しました。

美奈見の湯 六郷温泉

もう少しさかのぼると、昨年3月に中央1丁目の美奈見の湯、昨年1月末に仲六郷4丁目の六郷温泉、2年前の11月には上池台2丁目の小松湯が閉湯しており、大田区の象徴でもある銭湯の数は40軒を切り、いま現在、大田区の銭湯の数は39軒となってしまいました。

銭湯が閉湯、廃業してしまうと、それまで通っていた地域の人たちは、その後はどこの銭湯に行けばよいのか。

近くにある他の銭湯に足を運ぶようになるのですが、必ずしも歩いて行ける場所にあるわけではなく、高齢者の方など、わざわざバスに乗って、中にはバスを乗り継いで銭湯に通わなければならないといったことが起きています。

中央1丁目の美奈見の湯が閉湯した際には、馬込・山王地域の人たちに影響があり、今年の8月末、中央4丁目の日の出湯が閉湯してからは、かなり不便となり大変困っているとの声を耳にいたします。

(質問⑬6-1)

このような銭湯が存在しない地域の現状を、どのように把握されていますでしょうか。お聞かせください。

 

例えば、この銭湯が存在しない地域にお住まいの高齢者で、入浴をご希望される方に限定したサービスとして、

(質問⑭6-2)

その地域の「ゆうゆうくらぶ」の浴室を使用できるようにすることはできませんでしょうか。

そもそもその地域には銭湯が無いので、公衆浴場組合への影響は無いと考えられます。本区の見解をお聞かせください。

本年2月に開催された、大森地域の平成28年度の日常生活圏域レベル地域ケア会議におきまして、高齢者の入浴における社会資源の活用について議論されていますが、その中で、

・銭湯は、独居高齢者の利用が多く、利用者同士の交流の場になっている。
・今ある入浴設備として活用することが大切である。
・通所介護事業者の送迎と銭湯がうまくリンクすれば、両者にとってもメリットがあるのではないか。

といった意見が交わされたようです。
そして、6月に開催された、第1回大田区高齢者福祉計画・介護保険事業計画推進会議では、そのときの実施状況が報告されているようですが、

(質問⑮6-3) 

この大森地域における、「高齢者の入浴における社会資源の活用について」、現在の進捗状況はいかがなものでしょうか。お聞かせください。

 


 松原区長の答弁

<回答⑬6-1:松原区長>

大田区の銭湯数は、昭和40年において188軒と都内最多でございました。

その後、社会環境の変化に伴い徐々に減少し、現在は39軒となっております。

ここ最近の傾向ですが、区内全体では多くの利用者がいる一方、銭湯は赤字廃業ではなく、後継者不足や家族経営による譲渡の問題等から廃業する状況が見られます。

銭湯は世代を超えた地域コミュニティの醸成の場所として、地域資源、地域福祉の向上、観光資源としての有効性もあり、今後とも、浴場組合との連携を重ねてまいります。

 

<回答⑭6-2:松原区長>

老人いこいの家は、浴室は体操などの汗を流す程度の場所として設置しております。

このため、健康維持や社会参加などの機能とあわせてご利用いただきたいと思います。

日常生活圏域を特別出張所の所管区域である18圏域にすることを予定しております。

これにより、議員お話しのような地域課題については、地域に密着した取り組みを進めてまいります。

 

<回答⑮6-3:松原区長>

本年10月に開催した大森圏域の「地域ケア会議」において、一つのモデルとして取り組むこととし、現在準備を進めているところでございます。

今後も、地域課題の解決に向けては地域の資源も活用しながら、地域の皆様と連携して取り組んでいきます。

平成29年 第4回定例会 代表質問④

交流 人権 差別解消 手話 福祉 障がい / 2017年11月30日

4.差別解消について

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国籍が異なり、使用する言語が異なるためコミュニケーションがうまく取れない、といった不自由さは、その状況を理解することによって、不自由さを少なくしていくことができます。

同様に障がい者に対しても、その障がいの状況や特性、一人ひとりの違いを理解していくことによって、不自由さを少なくしていくことができるのではないでしょうか。

そのような角度から、差別の解消について質問いたします。

平成28年4月、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律障害者差別解消法が施行されました。

障害者差別解消法1 障害者差別解消法2

この法律は、障害による差別を解消し、誰もが分け隔てなく共生する社会を実現することを目的として制定されました。

この制定によって、「不当な差別的取扱いの禁止」「合理的配慮の提供」が行政機関や民間事業者に対して求められるようになりました。

「不当な差別的取扱いの禁止」とは、行政機関や民間事業者が、正当な理由がなく、障がいを理由にしてサービスを拒否したり、場所や時間帯などを制限したり、特別な条件を付けたりして、障がい者の権利利益を侵害してはならない、差別をしてはいけないという法的義務が課せられたものであります。

不当な差別的取扱い1 不当な差別的取扱い2

「合理的配慮の提供」とは、一人ひとりの特徴や場面に応じて発生する障害・困難さを取り除くために必要な配慮のことでありますが、行政機関には法的義務が課せられているのに対し、民間事業者は「実施するように努める」努力義務となっています。

合理的配慮1 合理的配慮2

さらに行政機関や民間事業者だけでなく、障がいのある人も含めた国民一人ひとりが、障がいを理由とする差別の解消の推進に努めなければならないとされています。

そのような差別の解消は、本来は義務であるからではなく、「思いやり」といった心から自然発露として、なされるものでありたいと思いますが、

(質問⑨4-1)

合理的配慮が努力義務とされている民間事業者や一般区民に対して理解を深めていくために、どのような啓発をしていきますでしょうか。お聞かせください。

障害の種類もたくさんあり、合理的配慮といってもどこまで配慮すれば良いのか、配慮が過剰になりすぎて、逆効果になってしまうことも考えられます。

そのためにも配慮を受ける側の理解を深め、お互いを理解して、認め合っていくことが大事なのではないかと思います。

本区におきましては、大田区障がい者差別解消支援地域協議会が設置され、「障がいのある人もない人も、地域で自分らしく安心して暮らせるまち」の実現に向けて、取り組みが進められています。

また、大田区職員に対しては、ユニバーサルデザインの考え方でガイドラインが作成され、誰もが不自由なくサービスが受けられるように、窓口サービスの改善が進められています。このガイドラインでは、障害者差別解消法への対応も含んだものとなっています。

ud_guideline ud_handbook

さらに知ることからはじまるユニバーサルデザインとして、心のバリアフリーハンドブックで区民への理解や啓発、さらに小中学校での教育現場でも、障がい者理解の学習などで活用されています。

そこでお伺いいたしますが、

(質問⑩4-2)

障害者差別解消法、ユニバーサルデザイン、心のバリアフリーは、どのように連携していくものなのでしょうか。

また、差別解消というものは、障がい者だけではなく、高齢者、子ども、外国人、性別なども含んだ大きなくくりとして、ユニバーサルデザインの考え方で、啓発していかれてはいかがでしょうか。

差別解消への合理的配慮のすすめといっても、頭で理解してすぐに行動に移せるものなのかどうか、いざその現場に直面したときに適切な行動がとれるかどうか、そこまで深めていく必要があると思います。

さらに差別解消、バリアフリーといった話題に対して、敬遠しがちな人たちにどう理解の輪を広げていくかが課題であると思います。

本区におきましては、その日に出会った5人の選手と5人のサポーターが1つのチームとなってタスキをつなぎ、駅伝を通じて「違い」を認め合い、支え合う楽しさを体感できる、おおたユニバーサル駅伝大会の開催が今年で10回目を迎えて、定着してきています。

おおたユニバーサル駅伝1 おおたユニバーサル駅伝2

障がい者理解のために「疑似体験」といったものも効果がありますが、障がい者と一緒に目的をもって行動する中で、その場面でどのような対応が必要なのか実感でき、どのように配慮すべきなのかといった理解が深まっていくのではないでしょうか。

より広く、一般の方にも理解を深めていくために、障がい者をはじめ、外国人や高齢者、子どもたちと一緒に、例えば大田区の名所めぐりをしてみたり、坂道の多い馬込文士村や博物館を訪れてみたり、商店街で買い物をしてみたり、銭湯に訪れてみたりと、

(質問⑪4-3)

福祉の面だけでなく、観光や多文化共生といった視点、スポーツなどの視点も含んだ形で、お互いの特性の理解を深めるイベントを部間局連携で行ってみてはいかがでしょうか。

本区の見解をお聞かせください。

 


 松原区長の答弁

<回答⑨4-1:松原区長>

障がいのある方が社会生活を営む上で周囲の方たちが相手のことを思いやり、適切な対応が行えるようになることは、法の趣旨や目的の実現に大きく寄与すると捉えております。

区は、広く区民へ法の趣旨等を周知するため、昨年度は障害者差別解消法に関するパンフレットを3万部作成し、区民利用施設、各地区地域力推進会議、商店街等へ配布を行いました。

今年度は、次代を担う児童・生徒を対象に、より理解しやすいパンフレットを6万部配布予定であり、家庭内での学びや授業等に活用することで、合理的配慮に関する周知と理解を深めてまいります。

また、「障がい者差別解消支援地域協議会」において、今年度は障がいがある委員の方を増員して、望ましい合理的配慮の方法等を協議し、区民、民間事業者への障害差別解消にかかわる取り組み等を検討してまいります。

 

<回答⑩4-2:松原区長>

いずれの取り組みにおきましても、「区民一人ひとりが、互いの違いや個性等に気づき、理解することが大切である」ということを共通の基本理念としております。

現在、ユニバーサルデザインのまちづくり基本方針に掲げた将来のまちの姿、「やさしさが広がり、だれもが安心して快適にすごせるまち おおた」の実現に向け、関係部局が連携しながら、継続的な改善、スパイラルアップを図っています。

また、差別解消の啓発については障がいのある方だけではなく、高齢者、子ども、外国人など、多様な人々が地域でともに生活していることを理解するためにも、ユニバーサルデザインの考え方が大変重要でございます。

この啓発を継続して行い、区民一人ひとりがこうした視点を持って、互いの違いを理解し合うことは、ともに地域を支え合う「地域共生社会」の実現にも大きく寄与するものであると考えております。

 

<回答⑪4-3:松原区長>

パラリンピック東京大会の開催まで本日が、ちようど1000日前となります。

大会が近づくなか、障がいを一つの個性と捉え、理解を深めていくことが大変重要です。

現在は、議員お話しの「おおたユニバーサル駅伝」をはじめ、「スポーツ健 康フェスタ」や「区民スポーツまつり」など、区民参加型のイベントの際には、部間連携のもと、障がいの有無を超えて参加いただく機会を設け、同じ 種目を共に体験してもらうなど、相互理解を図っております。

引き続き、スポーツをはじめ文化や観光など様々なイベントを通じ、障がいのある方や外国人などとも、お互いの違いや特性を理解し合えるよう、さらに部局間の連携の幅を広げてまいります。

平成29年第4回定例会、代表質問で登壇!

五輪 交流 国際都市 大田区議会 教育 産業振興 福祉 若者 認知症 議会 防災 障がい 高齢者 / 2017年11月29日

11/29(水)から平成29年第4回大田区議会定例会が開催され、第1日目に大田区議会公明党の代表質問を行いました。

※写真クリックで、Youtube動画が見れます!(60分55秒)

20171129

答弁を含む60分間の持ち時間の中、以下のとおり、大きな8つのテーマで、計21問の質問を行いました。

1.平成30年度予算編成について
・予算編成に向けての区長の意気込み
・部局間連携の強化
・路面下空洞調査

2.(仮称)国際都市おおた協会について
・協会の目的、役割
・協会設立の期待、メリット

3.災害時の情報伝達について
・外国人や障がい者に配慮した訓練の評価
・本区での訓練実施、サポート体制構築
・「やさしい日本語」の活用

4.差別解消について
・一般区民への理解・啓発
・ユニバーサルデザインとの連携
・部局間連携によるイベント取り組み

5.認知症高齢者グループホームへの支援について
・負担軽減への施策構築

6.銭湯不便地域の対策について
・銭湯が無い地域の状況把握
・ゆうゆうくらぶの活用
・高齢者の入浴における社会資源の活用

7.町工場の力について
・ものづくりの信頼回復
・マチ工場のオンナ、町工場の娘
・働く女性や若手の支援

8.いじめの相談について
・SNSアプリ活用の考え
・東京都教育委員会アプリの活用状況
・はねぴょんキーホルダー配布後の評価

※各テーマをクリックで、その質問の部分のページを開くことができます。

PETER AERTS SPIRIT!大田区へ

スポーツ スポーツ振興 交流 国際都市 地域行事 格闘技 若者 観光振興 / 2016年9月17日

元K-1ファイターのピーター・アーツ氏が第二の故郷ともいえる日本で恩返しをしたい、子どもたちや若い世代に自分の持っているものを伝えていきたいとの思いで始動した「PETER AERTS SPIRIT」プロジェクト。

昨年11月に東京大会、仙台大会が開催され、公明党のネットワーク力を活かして、陰ながらお手伝いをさせていただきました。

その東京大会の会場でお会いしたピーター・アーツ氏と「いずれ、格闘技の聖地・大田区総合体育館でも大会を開催しましょうよ!」と堅い握手を交わしましたが、

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その約束通り、来年の夏に実現する運びとなりました!

ちょうど、今年の10月上旬にPETER AERTS SPIRIT横浜大会、仙台大会、甲府大会があり、その大会に合わせてピーター・アーツ氏が来日されるとのことで、「もし都合がつくようであれば、大田区長のところへ来年の大会開催の報告をされてみてはいかが」と、PETER AERTS SPIRIT事務局へ提案をしたところ、9月中であれば可能とのことで、9/27(火)に大田区役所にピーター・アーツ氏が来庁される段取りがつきました。

当日の模様はまたこちらでご案内していきたいと思います。お楽しみに!


追記
9月27日のブログ「ピーター・アーツ 格闘技の聖地 大田区へ!」にて、当日の模様を掲載しました!

 

いまこそ知りたい私たちに必要なソナエ

お知らせ 交流 地域行事 教育 防災 / 2016年2月14日

2/14(日)、バレンタインデーですが、午前中は池雪小学校でお餅つきのお手伝いをしました。

 
 

 

そして午後から、大田区産業プラザPioで行われた防災・体験イベント
いまこそ知りたい私たちに必要なソナエ」に駆け付けました。

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普段の防災訓練とは異なり、楽しみながら防災に関する体験や学びができるイベントです。

ステージでは女性の視点によるトークショーが盛りだくさんで、特に小さなお子様連れの親子の参加者の姿が目立ちました。

地震ザブトンでは、実際に起きた過去の地震など14種類から選んで、起震車とは違った画面の映像とイスの移動による揺れの体験ができます。

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また関心のあった災害時のトイレについても開発者からお話を聞くことができました。

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以前から「防災はもっと身近なものとして関心をもっていただくために楽しみながら学べるものにしてほしい」

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家庭内備蓄のシンボルマークや防災運動会など提案してきましたが、
今回のイベントは、今後も区内各所で実施して、多くの人に参加していただきたいと強く感じるものでした。

※その他の写真は、コチラのFacebookに投稿した写真アルバムをご覧ください。

Japan Day 多文化交流会!

お知らせ 交流 国際都市 地域振興 地域行事 政策 現場調査 防災 / 2016年2月8日

2/7(日)、外国人など日本語を母語としない人たち向けのイベント「Japan Day ジャパンデイ」が入新井第一小学校で開催されました。


これは防災訓練をはじめ、餅つきや書き初めなどの日本の正月文化を体験していただく多文化交流会で、今年で3回目の開催となります。

大田区のホームページや案内チラシ、区内の公共施設や鉄道の各駅に設置されている広報スタンドに置いてある外国人のための情報誌「OtaCityNavigation」でも日本語、英語、中国語、ハングル語、タガログ語による多言語で案内が出ていました。
Ota City Navigation 

わたしも数少ない外国人の友人にSNSを通じてイベント招待で参加を呼びかけたところ、区外から東欧ハンガリー出身の友人、ユハス・サンディさんが参加してくれました!
 

サンディさんは、昨年12月に開催された、国際都市おおたシンポジウムのときにも大田区に足を運んでくれました。

松原大田区長の開会挨拶、来賓紹介の後、3グループにわかれてまずは防災訓練を行いました。

防災訓練の定番、起震車による地震の揺れ体験。火災発生時にどれだけ視界が悪くなるかの煙体験。
赤いハッピを着ている方は、イベントスタッフの外国語通訳さんになります。
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消火器の操作説明の後、順番に「火事だ~!」と大声を出して消火器により放水する訓練。
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実際に電話をかけて、火災か救急か、現場の状況や住所を伝える119番通報訓練。
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AED操作訓練説明では、消防署の指導員の方が英語で説明をされました。

AED操作訓練にトライするサンディさん。
講習経験があるようで、指導員も驚くほど良くできていました。
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久しぶりにわたしもAED操作訓練を行いました。 動画で訓練の模様をご紹介いたします。

 

 

後半は、(一番のお楽しみ?の) 餅つき
 
はじめてお餅をつくサンディさん、

「自分でついた、つきたてのお餅はとっても美味しい!」と大喜びでした。
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そして、体育館に移動して、日本文化・三味線演奏沖縄民謡琉球唐手によるコラボなど鑑賞。
 

書き初め体験では、自分の好きな言葉を書きます。
 
なんと、けん玉は初めてというサンディさん、お見事です!(わたしよりも上手です)

以前から外国人向けの防災訓練の実施を要望していましたが、このような日本文化体験と合わせての開催が定着しつつあります。
さまざまな国の人が国境を越えて交流をしていくこと、顔を知っていくことが大事であり、今後も各地域で展開していくよう進めてまいります。
そして、「国際都市おおた」として、もっともっと日常的に外国人と国際交流していける多文化共生のまちづくりに努めてまいります。

下町ボブスレー、ジャマイカ代表が採用!世界に挑戦!

お知らせ スポーツ スポーツ振興 五輪 交流 国際都市 / 2016年1月19日

大田区の町工場のグループが技術力を結集して開発を進めている下町ボブスレーですが、

昨年11月18日、ボブスレー日本連盟が2018年平昌冬季五輪で使用をしないことになったとの残念な記者発表がありました。

あれからちょうど2か月後となる 1月18日、前回の数倍の広さの会場にて、下町ボブスレーがジャマイカのボブスレー連盟に採用され、平昌冬季五輪を目指すとの記者会見が行われました!

この歴史的な記者会見に、玉川ひでとしも最前列で参加いたしました。

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日本連盟からの不採用通告を受けた翌月から海外チームへの働きかけを正式に行い、大使館に訪問して説明をしてきたジャマイカと話が進み、代表チームが来日して長野コースでの下町ボブスレー滑走テストが実現しました。

その結果、ジャマイカ代表チームによる平昌冬季五輪での下町ボブスレー採用が決定しました!

記者会見でのそれぞれのコメント(要旨)をご紹介いたします。

ジャマイカチーム パイロット ジャズミン・フェンレイター選手 Ms.Jazmine Fenlator

ジャマイカチーム パイロット
ジャズミン・フェンレイター選手 Ms.Jazmine Fenlator

ジャマイカチーム パイロット ジャズミン・フェンレイター選手 Ms.Jazmine Fenlator

こんにちは。
私たちはジャマイカのすごく暑い国から来ました。
1987年から冬のオリンピックを目指すことをはじめました。
私たちと一緒に前向きに進んでいくような下町ボブスレープロジェクトに出会えたことを嬉しく思います。
私たちの国は陸上競技ですごい強い国です。
1988年のカルガリーオリンピックに1年という短さで出場したときは残念ながらクラッシュしてしまったという事実があります。
でもそのときの人たちが前を見てこれまで続けてきました。
2016年の今、たくさんのパフォーマンスが冬季五輪に向けてあります。
ジャマイカも下町ボブスレーも勝利しか期待していない。
これからのすべては金メダルを目指すためのものです。
下町ボブスレープロジェクトが世界一のボブスレーを開発してくれているので、私たちも毎日アスリートのトレーニングを行ってスキルを向上させていきます。
一緒に働ければ、誰にも止められないような力強い存在になれそうです。

ジャマイカチーム 技術担当 ウェイン・トーマス氏 Mr.Wayne Thomas

ジャマイカチーム 技術担当
ウェイン・トーマス氏 Mr.Wayne Thomas

ジャマイカチーム 技術担当 ウェイン・トーマス氏 Mr.Wayne Thomas
プロレスラーのような大きな体格、ぶっとい腕、そのガタイに魅了され、コメントをメモするのを忘れてしまいました。

ジャマイカチーム 技術担当 ウェイン・トーマス氏 Mr.Wayne Thomas

ジャマイカチーム 技術担当
ウェイン・トーマス氏 Mr.Wayne Thomas

また、今回の記者会見には、駐日ジャマイカ大使のリカルド・アリコック氏松原忠義大田区長も参加されました。

駐日ジャマイカ大使のリカルド・アリコック氏と松原忠義大田区長が固い握手

駐日ジャマイカ大使のリカルド・アリコック氏と松原忠義大田区長が固い握手

 

駐日ジャマイカ大使 リカルド・アリコック氏

駐日ジャマイカ大使 リカルド・アリコック氏

この特別な日にここにいられることは大変に光栄です。
ジャマイカと日本の間の交友関係がこの記者会見により大変にわかることができます。
2015年の9月には、みなさんご存知のとおり、安倍首相がジャマイカを表敬訪問されました。
歴史的な日本の首相として、初めての表敬訪問の間に、両首相が同意した点がいくつかありました。
その中でもっとも大切な同意した点は、ジャマイカと日本が音楽やスポーツの分野でもっとこれからは連携していこうということでした。
今回の件は、その一つの結果です。
下町ボブスレーチームの大変高いイノベーション力と私たちジャマイカ選手たちの強い力を合わせた2018年の冬季五輪に期待を持っています。
私たち両国の力を汲んで世界最速のアスレチックイベントに参加していくことは代表的な事例であります。
下町ボブスレーチームにお礼を言いたい。これからも素晴らしい関係を築いていきたい。

松原忠義大田区長

松原忠義大田区長

松原忠義大田区長

あきらめずに世界で下町ボブスレーを採用してくれるところを何とか探そうと、みなさんが思いを込めてやっていただいた結果、ジャマイカが採用してくれることになりました。
ジャマイカは暖かい国で、中には雪も見たことないという方もいらっしゃるようですが、それがボブスレーに出るということで映画にもなりました。
大変に人間性も豊かで、スポーツに対する情熱、そしてそれを何としてもやっていこうというジャマイカの方々の精神が映画を魅了したのではないか。
大田区の下町ボブスレーのメンバーもその精神に負けないでこの5年間取り組んできたことと思います。
負けないで夢に向かって一歩づつ挑戦していく、これは共通していることだと思っています。
大田区のものづくりがオリンピックを通じて世界に認めていただいたら、こんな嬉しいことはないです。
今日は大変歴史的な一瞬を見させていただいている。
大田区としても、できるかぎりの応援をこれからもさせていただきたい。
ジャマイカのみなさん方には、よろしくお願いを申し上げたい。
大田区は国際都市を目指している、ジャマイカとは特に仲良くさせていただきたい。
両国の発展のために、そして平昌で見事いい成績をあげていただくことを大変楽しみにしています。
今日は忙しいところ出席いただきありがとうございます。
今日まで努力してこられた大田区の下町ボブスレーのみなさま方には、これからも頑張っていってほしいと期待を申し上げます。
みなさまこれからもよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

ジャマイカチームの下町ボブスレーへの評価として、

・ソリの滑走時の安定感や操作性が優れている
・ジャマイカ選手の要望に対するその場での対応力
・何かお願いした時に必ずYESから入ってくれる

といった点があげられました。

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下町ボブスレーの関係者達とジャマイカのメンバーが打ちとけ合う姿を見て、お互いの力を引き出し合う強い信頼関係を感じました。

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世界一の身体能力と世界で一番のものづくりが力を合わせて世界の舞台に挑戦します。

下町ボブスレーをみんなで応援していきましょう!

ジャズミン選手と記念撮影

ジャマイカメンバーとの話の中で、いままでボブスレー応援の揚げパン巻寿司が作られたことを話すと大変に喜んでいました。

いままで大田区議会でも下町ボブスレーを活用した地域活性化の取り組みや支援を提案してきましたが、今回のジャマイカ採用を機に、再び下町ボブスレーのロゴ使用・商品化などで盛り上げていっていただきたいです!

また、記者会見会場に来ていた、ジャマイカフェスティバル実行委員長のグレゴリー・アーノルド氏と友だちになりました。
大田区とジャマイカとの友好交流を深めていこうとのことで、近いうちにまた会う約束をしています。

国際都市おおた として、またさらなる展開を進めてまいります。