大田区議会議員  玉川 ひでとし (公明党)

いつも 明るく! たくましく!

決算特別委員会 福祉費にて質疑、手話であいさつ

手話 福祉 障がい / 2016年10月4日

9/14(水)から大田区議会平成28年第3回定例会が始まっており、9/30(金)より決算特別委員会が始まりました。

審査第3日の10/4(火)の款別質疑「福祉費」におきまして、タブレットを使用した遠隔手話通訳のサービス、福祉タクシーに使用できる移送サービス利用券について質問しました。

冒頭、手話で簡単な自己紹介の挨拶をして質問に移りました。(練習の様子はコチラ

以下のとおり質疑の内容を掲載いたします。


※写真クリックで、Youtube動画が見れます!(10分00秒)

大田区議会公明党の玉川英俊でございます。
ただいまの手の動作は、簡単なものなのでお分かりかと思いますが、手話による玉川でございます。

先月9月25日ですが、高校生による手話パフォーマンス甲子園の第3回大会が行われました。これは手話言語条例を制定するなど手話の普及に取り組む鳥取県で開かれた手話表現の正確さや演技力を競う大会であります。これは手話が新たな言語として、広まっていっている姿であると思います。
また、10月16日に大田区で開催されます「第36回大田区しょうがいしゃの日の集い」では、大田区イメージソング「笑顔、このまちから」など、3曲に渡ってNPO法人大身連のみなさまによる手話を交えた合唱がご披露されるとのことです。

そのような中、本区では、聴覚障がいや難聴の方への意思疎通支援として、障がい者総合サポートセンター「さぼーとびあ」の窓口で手話通訳者による相談支援が行われるようになりました。これは大変にありがたいことであります。そこでお伺いいたしますが、
(質問①)
手話通訳者による相談支援の実績状況を教えてください。


(回答①:障がい者総合サポートセンター次長)
さぽーとぴあの窓口では、開設以降現在まで、来所、電話通訳、筆談等含め毎月100件前後の相談支援の実績がございます。

直近の平成28年8月の実績でございますが、大田区登録手話通訳のサービスを利用いただいた件数は延べ145件、東京手話通訳等派遣センターのサービスを利用いただいた件数は延べ33件となっています。


タブレットを使用した遠隔手話通訳のサービスが本格実施に向け、現在試行中とのことですが、

(質問②)
このタブレットはどこに設置されていて、どのように使うことができるのでしょうか。


(回答②:障がい者総合サポートセンター次長) 
区では、さぽーとぴあ、障害福祉課及び、各地域福祉課に配置しているタブレットに遠隔手話通訳のソフトをインストールしております。

本タブレットを活用して各課をネットワークで結ぶことにより、さぽーとぴあに常駐する手話通訳者と障害福祉課、または地域福祉課に来庁された方と手話通訳が可能となり、窓口サービスの向上を図ることができると考えております。


実際に地域庁舎において、このタブレットを使用して遠隔手話通訳サービスを受けようとした方からある苦情をいただきました。

それはタブレットがうまく起動せずスムーズにサービスを受けることができなかったということです。 また、使用中に「さぽーとぴあ」の

手話通訳者とのやりとりの映像が途切れてしまうことがあったようです。そこでお伺いいたしますが、
(質問③)
このようなことが起きないよう、今後どのように改善に努められていきますでしょうか。


(回答③:障がい者総合サポートセンター次長) 
今後は、タブレットのアプリケーション更新や充電切れ等で、来庁者の方をお待たせすることがないよう、職員への周知徹底を図ってまいります。

具体的には、退庁時の充電確認、登庁時の動作確認など、タブレットが安定して使用できるようにし、窓口サービスの改善に努めてまいります。


 

情報技術は日々進歩を続けておりますが、その進歩に伴って、
(質問④)
タブレットを使用した手話通訳など、聴覚障がい者の窓口対応について、より良い環境を整えていただきたいと願うところでありますが、いかがでしょうか。


(回答④:障がい者総合サポートセンター次長) 
今後は、各所属に配置されているタブレットの入れ替えが予定されております。

また、通信会社からの技術的支援により、画像や音声などの通信の円滑化が図られる見込みです。

引き続き関係部局と連携を図るとともに、遠隔手話通訳サービスの周知、対応窓口の拡充を進め、聴覚障害の方々の円滑なコミュニケーションの確保に努めてまいります。


このタブレットを使用しての遠隔手話通訳サービスについて、現在のテスト段階を終え、いよいよ本格実施をスタートする際には、チラシなどの文字だけでなく、実際にタブレットを使用している姿の動画など活用して、具体的にどのような感じでサービスが受けられるか、広く知らせていくことも重要ではないかと思いますので、ぜひとも環境整備に努められますことを要望いたします。よろしくお願いいたします。
続きまして、歩行困難な心身障害をお持ちの方などに給付されているタクシーチケット、福祉タクシーに使用できる移送サービス利用券についてお伺いいたします。
(質問⑤)
まずこの移送サービス利用券はどのような方に給付されるのでしょうか。確認させてください。


(回答⑤:障害福祉課長)
移動が困難な心身障がい児(者)の方々に、日常生活の利便性の向上と生活圏の拡大を図るために、福祉タクシー・自動車燃料費として使用できる移送サービス利用券を給付しております。

給付する対象の方につきましては、身体障害者手帳下肢・体幹機能障害1級から3級、身体障害者手帳移動機能障害1級から3級、身体障害者手帳視覚障害1・2級、身体障害者手帳内部障害1・2級、愛の手帳1・2度です。平成27年度の交付者数は、1万827名でございます。給付額については、月額3,600円で、券種の内訳は500円券6枚と100円券6枚で構成しております。


 

実際に使用されている方から、お釣りが出ないために500円券の使用頻度が低く、
できることなら500円券を減らして、その分100円券を増やしてほしいとのお声をいただいております。
(質問⑥)
このような移送サービス利用券のバランスに対して、どのようにお考えでしょうか。


(回答⑥:障害福祉課長)
現在の移送サービス利用券の券種の内訳については、平成8年度からとなっております。それ以前は、200円券14枚と100円券8枚で構成していました。

変更理由としましては、券種が細かくて使いづらい、支払い時の枚数が多く使いづらい等のお声をいただいていたため、利便性向上のため変更をしました。現在も、障害福祉課の窓口等において、利用者の方々からさまざまなご意見をいただいております。

具体的には、500円券を増やしてほしい、100円券を増やしてほしい等、多様な意見がございます。こうした意見が出てくる背景としましては、移送サービス利用券をお使いになる方々の行き先、支払い方法によって、個々に使い勝手が異なるため、さまざまな意見があるのではと受けとめております。

 


タクシーの初乗りの走行距離を短くして、初乗りの運賃を400円台に下げるというような動きがありますが、
(質問⑦)
この運賃変更に対して、どのようにお考えでしょうか。


(回答⑦:障害福祉課長)
報道によれば、本年7月、東京23区、武蔵野市、三鷹市のタクシー初乗り運賃を現行の730円から400円台へ変更する申請を国土交通省に行ったタクシー会社が8割を超えました。

これを受けて国土交通省では、8月5日より都内数カ所で実証実験を始めており、年内にも新しい運賃が認可されるとのことです。

区としては、移送サービス利用券を利用される障害がある方の利便性を十分考慮し、引き続きタクシー初乗り運賃の動向を注視しながら、適切に取り組んでまいります。 


さまざま、ご意見がある中だと思いますけれども、時代の流れに先行して、よりよいサービスが提供されていくことを願いまして、
大田区議会公明党、玉川英俊の質問を終了させていただきます。