大田区議会議員  玉川 ひでとし (公明党)

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平成27年 第3回定例会で代表質問④防災の意識向上について

お知らせ 地域行事 現場調査 被災地支援 議会 防災 / 2015年9月24日

9/11(金)、平成27年第3回定例会第1日目にて、代表質問をさせていただきました。

長文になるので、数回に分けて質問内容を掲載いたします。


※写真クリックで、Youtube動画が見れます!
(質問 3分16秒、答弁 3分33秒)

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防災についてお伺いいたします。
3・11東日本大震災発災から本日でちょうど4年半の月日がたちました。
この4年半、本区におかれましても総合防災力の強化に力を入れ、災害に立ち向かう学校防災活動拠点整備事業が進み、地域と学校と連携した学校避難所の開設訓練や、まちなか点検など多くの地域で実施されるようになり、区民の防災意識も変化してきているものと思われます。
最近では宿泊体験を通じて災害時をよりリアルに実感する中で、防災・減災を学ぶ機会も増えてきております。
昨年10月の東調布中学校、本年8月の松仙小学校で開催された避難所体験を見学させていただきました。
参加された子どもたちから、電気がないことがこんなに不便だとは思わなかった、災害時は思いやりが一番大切だと思ったといった、実体験の中から感じたハード・ソフトそれぞれの感想を聞くことができました。
(質問④-1)
よりリアルに災害時の状況を体験し、防災・減災への意識向上を図るために、より多くの近隣住民が参加できる避難所生活体験、宿泊体験の区内各地での実施を展開していってはいかがかと思いますが、本区の考えをお聞かせください。

さらに、宮城県東松島市で防災を学ぶ新たな形式の防災塾が開講されております。
災害時に自分ができることを知り、自分の地域の方と一緒に、日ごろからの防災・減災への取り組み、災害時に自分や家族の身を守る対策を考えるといった目的でありますが、私の身近なところでも、この夏に千束地区・雪谷地区合同と久が原地区での2か所で防災塾が開催されました。
宿泊しての現地研修には参加できませんでしたが、事前学習会、事後学習会のそれぞれ2回、計4回の学習会に参加して、ここでも参加者の生の声を聞かせていただきました。
今まで行われてきた防災塾から一歩踏み込み、東松島市に足を運び、実際に肌で感じて、このような非日常的な貴重な体験をされた皆様の今後の役割について、より明確にするべきではないかと思いますが、
(質問④-2)
防災塾受講者が受講後に地域にどのように貢献していくか、防災塾への期待、将来像について本区の考えをお聞かせください。

区では、区民の皆様に、災害に対する危機意識を高め、災害時に迅速かつ適切な行動をとれるよう、二つの大田区防災地図と「わが家の防災チェックBOOK」を、命を守る3点セットとして、この夏に全戸配布されました。
09命を守る3点セットさらに、ご要望に応じて、この3点セットを有効活用する出前型の防災教室も開催されるとのことです。
また、この9月からは東京都において「東京防災」という防災ブックが大田区の取り組みと同様に全戸配布されています。
09tokyoこちらも各消防署において、この「東京防災」を使用しての防災セミナーが開催されるとのことです。
そこでお伺いいたしますが、
(質問④-3)
命を守る3点セットでの出前講座と「東京防災」を使用しての防災セミナー、これらの連携は本区としてどのように考えていますでしょうか、お聞かせください。


~区長の答弁~

<回答④-1:松原区長>
区民の避難所生活体験に関するご質問でございますが、災害時に在宅避難ができずに、やむを得ず学校で避難生活を送ることとなった場合のために、避難生活の送り方を事前に地域の方々に理解していただくことは重要であると認識をしております。
区では、地域の方々みずからの力で避難所の開設や運営を行う訓練を推進しております。
本訓練を通じて、備蓄倉庫に配備している毛布、断熱シート、簡易トイレ等の物品を使用しなが
ら、日常生活とは全く異なってしまうことを地域の方々にイメージしていただくよう努めております。

また、家具の転倒防止対策や、多めに買い置きした食料品等を順次使い回すローリングストック方式での家庭内の備蓄などが重要であることも啓発をしております。
今後とも、地域の皆様の協力を得ながら、幅広い世代を対象とし
て、より多くの方が避難所での非日常的な生活を体験できる取り組みを進めてまいりたいと思います。

<回答④-2:松原区長>
防災塾についてのご質問ですが、防災塾は、区民の皆様の防災や減災への意識向上と地域の災害ボランティアの育成を目的としております。
本事業は、昨年度から被災地ボランティア参加未経験者を対象に、特別出
張所の地域を単位として参加者を募集し、東松島市での宿泊型の体験講座等を実施しております。
受講者の皆様
には、災害への備えなど防災意識の向上について地域で考えるきっかけづくりとなればと考えております。

た、地域によっては、地域防災協議会において防災塾受講者からの報告を受けるなど、災害に対する地域での取り組みにも生かしております。
防災塾の受講者や被災地支援ボランティア経験者がその体験を生かし、災害ボラ
ンティアなど地域防災の担い手として地域で活躍していただけることを期待しております。

こうしたことを通して、今後も防災塾の事業が地域力のさらなる向上につながればと考えております。

<回答④-3:松原区長>
出前講座と防災セミナーの連携に関するご質問ですが、区の命を守る3点セットは、区民の皆様に災害によって起こり得る被害やお住まい周辺の危険度を認識し、事前の備えと災害時の適切な行動を実践していただくことを目的に作成し、配布をいたしました。
一方、都の「東京防災」については、防災の基礎知識を広く知る
ことができる内容となっており、相互に補完し合えるものと考えております。
このため、区と消防署では、出前
講座や防災セミナーの機会を利用して、お互いの配布物の内容や活用方法について参加者に周知をしたり、質疑応答や意見交換などを通して啓発活動を進めております。

今後は、より一層関係機関と連携しながら出前講座等を推進し、地域の防災力の向上を図ってまいります。