Archive for 2015年 5月

5/22(金)から5/29(金)まで、平成27年第1回大田区議会臨時会が開催されました。

5/25(月)より連合審査会が開かれ、5/26(火)審査第2日におきまして、

 ・プレミアム付商品券第2弾の販売方法提案

 ・大田区空き家活用相談窓口の進捗確認

 ・呑川のユスリカ対策の新たな取り組み提案

の3つのテーマについて質疑を行いました。

以下のとおり質疑の内容を掲載いたします。


※写真クリックで、Youtube動画が見れます!(21分15秒)

20150526大田区議会公明党の玉川英俊でございます。

昨日は連合審査会の後、洗足池で開催された「春宵の響」に行ってまいりました。

洗足池 春宵の響01 洗足池 春宵の響02

心配だった天候にも恵まれ、池月橋周辺には多くの人が集まり、大盛況の催しでした。

夕暮れから日が沈んでいく中でその情景も変化していき、水面に響く笛の音色とともに幻想的な世界が繰り広げられました。

今回は実行委員会を再構成して、あらたなスタートを切られたとのことですが、これからも地域住民をはじめ、多くの人たちに愛される洗足池の風物詩として、新たな伝統を奏でられていくことを願っております。

それでは質問に移らせていただきます。

 

4月16日、大田区でプレミアム付商品券が販売されました。

今回は今までの2倍である20%のプレミアム付きということで、多くの区民の方が楽しみにされていたことと思います。

(質問①)

今回、25万冊発行・販売されたとのことですが、郵便局、商店街、大型店の販売比率を教えてください。


<回答①:産業経済部長>

今回、25万冊発行・販売の内訳は、郵便局12万冊、商店街8万冊、大型店5万冊です。

販売比率にすると、郵便局は48%、商店街32%、大型店20%です。

今回は、区内全域で購入場所を確保することが望ましいとの判断で、郵便局での販売を優先し、かつ、共働き世帯や会社務めの方にも土曜日、日曜日や夜間にご購入いただけるよう大型店での販売にも一定量を確保することとしました。


 

(質問②)

その中で、商店街8万冊の内訳、いくつの商店街で販売され、その販売数の最高冊数、最低冊数を教えてください。


<回答②:産業経済部長>

今回は、販売を希望する35ヶ所の商店街でプレミアム付き商品券を販売いたしました。

商店街別の販売冊数の最高は最大1万冊、最小は1千冊でした。


 

今回、販売する側の「ある商店街役員の方」のお話では、商品券の販売冊数を決めるにも、商品券販売の話があってから申し込みまで1週間ほどしかなく、じっくりと検討する時間が無かったとの声をいただきました。

(質問③)

商品券の販売冊数は、商店街からの希望数としてそのまま振り分けたのか、それとも地域のバランスを考えて振り分けたのか、どういう振り分けをしたのでしょうか。


<回答③:産業経済部長>

今回のプレミアム付き商品券販売事業は、大田区商店街振興組合連合会に補助金を助成し、実施しております。

大田区商店街連合会が区内各商店街から販売希望を募ったところ、商店街分8万冊を大幅に超える20万冊以上の販売希望がありました。

そのため、区と大田区商店街連合会で協議し、過去のプレミアム付き商品券の商店街での販売実績等を加味して、商店街分8万冊の範囲内で各商店街の販売冊数を設定いたしました。


 

区商連のホームページツイッターでの情報発信により、取扱店の追加情報や商品券の完売情報などがリアルタイムで届けられたことはとても良い取り組みであったと思いますが

(質問④)

インターネットやツイッターなど見る習慣のない人たち、また、ご高齢の方などへの配慮として、どのような取り組みがされましたでしょうか。


<回答④:産業経済部長>

委員ご指摘のように、大田区商店街連合会が販売状況をリアルタイムでインターネットやツイッターで配信したことは、大きな効果があったものと考えます。

一方、高齢の方々などインターネットやツイックーなどを日常的に見る習慣のない方々、新しいツールでの情報を入手することが難しい方を想定し、大田区商店街連合会において、販売開始後の上目も含めて連日電話による問い合わせに対応できる体制を構築し、最新の販売情報や購入可能な店舗回報をお答えしました。


 

今回、購入上限額のお一人様10万円というのが大きな問題だったのではないかと声が出ておりますが、逆に多子世帯や低所得者への配慮としてか、販売価格を1冊2500円とされましたが、

(質問⑤)

実際にこの2500円での販売による効果は、ありましたでしょうか。

また、1冊だけ購入されたという方は何人ぐらいいましたでしょうか。


<回答⑤:産業経済部長>

現在、大田区商店街連合会で販売情報の集計を行っておりまして、一部の販売所以外は集計を終了しています。

現在のところ、1冊だけを購入された方は、111人という情報を入手しております。

また、購入された方々のうち4割を超える方々が上限の10万円、40冊を入手されたと伺っております。


 

郵便局を含め、ほとんどの販売場所で即日完売してしまい、楽しみにしていたのに購入できなかった、非常に残念だったという声を多くの方からいただきました。

東急プラザ蒲田では開店と同時に全入口から5階の売り場まで競争だったとのことです。幸い怪我人は出なくて良かったですが、平日仕事の人、体力のないご高齢の方・障害をお持ちの方は並ぶことすらできない状況であり、また長い行列で買えるかどうかギリギリの順番の人は殺気立っていて怖かったとの声もいただいております。

すでにそのような声は大田区にもたくさん届いていることと思いますが、秋の第2弾に向けての大きな課題は、より多くの人に商品券が行き渡ることではないでしょうか。

具体的な方法として現場の声を元にいくつか提案させていただきます。

(質問⑥)

インターネットやハガキ、電話、FAXなどで購入希望数をエントリーして抽選後、当選者のみが期間内に販売所に取りに行く、または入金期間にお金を振り込めば郵送で届けてくれるというシステムはいかがでしょうか。これで何時間も並んで買えなかったという不満は解消されるのではないでしょうか。


<回答⑥:産業経済部長>

発売方法については、事前に申し込み、抽選当選者に発売する方式は、機会均等になる一方で、申請者の皆様の応募する手間、郵送料のご負担の他、抽せん結果の発送といった事務経費が生じるため、発行総額が減額となります。

地方消費を喚起する政策目的実現のため、今回は従前の販売場所に加え、大型店などのご協力もいただく手法で実施したところです。

議員ご指摘のとおり、結果的に、多くの区民の皆様から購入できなかったとのご意見をいただいております。

今回いただいたご意見を踏まえ、次回10月の販売では販売日、販売額などの工夫により、多くの方にご利用いただきやすい仕組みの構築を検討してまいります。


 

(質問⑦)

さらに、高齢者の方、障害のある方、多子世帯の方には優先予約ができるといった仕組みも加えてはいかがでしょうか。


<回答⑦:産業経済部長>

4月の販売においては、区内各地での購入場所を確保することや、一冊あたりの単価を購入しやすい額に設定するなどの対応を行いました。

一方、購入いただけなかった方から多くのご意見もいただいているところです。

近隣自治体を中心に販売方法について調査し、販売日、販売額などの工夫を含めて、第2回の販売方法を検討してまいります。


 

また、一気に売り切れてしまうのではなく、しばらくの期間、購入できる仕組みとして、

(質問⑧)

商品券購入パスポートのようなものを作り、1回の購入限度数や次回購入可能日といったものを定め、商品券を購入したらスタンプを押して、ある程度スタンプが溜まるとプレミアム分がアップした商品券が購入できるという仕組みはいかがでしょうか。


<回答⑧:産業経済部長>

商品券パスポートの仕組みについては、販売する側の作業が複雑になるため、今回販売協力いただいた郵便局や商店街、大型店との多大な調整が必要になります。

区としては、販売時の状況を踏まえ、商店街や大型店舗、郵便局等、販売した側の反省点や改善すべき事項の意見聴取も開始しております。

そのうえで、第2回は多くの皆様にご購入いただけるよう様々な検討をしております。

ご提案についても、販売店との協議の中で、販売方法改善のひとつの考え方として参考にさせていただきます。


 

秋のプレミアム付き商品券第2弾では、多くの区民に喜んでいただける取り組みが実施されることを強く要望いたしまして、次の質問に移ります。

 

大田区内に約4万4千戸もあると推定される空き家を地域資源として有効活用するため、昨年12月1日から「空き家等地域貢献活用事業」が始まり、空き家に関する紹介、相談、問合せなどが気軽に受けられる「大田区空き家活用相談窓口」が開設されました。

この模様は、ケーブルテレビJ:COMのデイリー大田という番組の特集で、住宅課長もスタジオにゲスト出演され、事業の紹介がされました。

空き家を地域のために提供したい所有者と空き家を活用して地域に貢献したい利用希望者とのマッチングを行い、空き家の有効活用で地域の活性化を目指すというもので、公益団体の事務所や待機児童のグループ保育、高齢者や障害者のグループホームなどの活用が考えられるということで、非常に期待できる取り組みであると思います。

(質問⑨)

事業が開始して間もなく半年が経ちますが、現在までの問合せや相談件数、登録件数はどのような状況でしょうか。


<回答⑨:まちづくり推進部長>

これまでに、不動産関係者や他自治体などを含め、多くの皆様から事業に関するお問い合わせをいただいたところでございます。

具体的に空き家を提供したい、また、利用したいとお考えの方からお間合せとご相談件数は、5月20日現在、延べ180件でございます。

うち空き家提供者が5O件、利用希望者が130件となってございます。

また、問合せ、相談の結果、物件情報や利用者情報をご登録いただいた方は21件で、そのうち、空き家提供者が7件、利用希望者が14件となってございます。

現在、徐々に件数が増えている状況でございます、引き続き広報に努めてまいります。


 

(質問⑩)

紹介された番組の中では、「まだPRはこれからなので、頑張ってみなさまにご案内していきたい」と話されていましたが、これまでこの事業についてどのような案内が行われてきましたでしょうか。


<回答⑩:まちづくり推進部長>

事業のご案内にいては、ケーブルテレビでの広報のほかに、大田区ホームページとリンクしまして、スマートフォン、携帯電話からもアクセスできる専用ホームページを昨年12月に開設したところでございます。

また、各特別出張所で開催される地域力推進会議、青少年対策委員会会長会議、また民生児童委員協議会会長会議など、各種会合の場でのPRに努めてきたところでございます。

更に、今年3月には、カラー刷のパンフレットを作成いたしまして、特別出張所、文化センター、区民センター、図書館等でご案内をさせていただいているところでございます。

このほか、区報の掲載や区設掲示板の掲示などを適時行ってきました。

今後とも、区報やデジタルサイネージによる周知など、様々な機会をとらえて、より多くの区民の皆様に本制度をご活用いただけるよう取り組んでまいります。


 

世田谷区でも同じような相談窓口が平成25年7月から開設されており、先日その1年半の活動の模様を発表するフォーラムが開催されました。

そこでは、空き家とそれを活用したい地域団体とのマッチングが思っていた以上に困難であったとの報告がされておりました。

窓口への相談があった物件39のうち、窓口対応が困難とされた物件は13もあったとのことです。

建築確認申請無届、無接道、容積超過、共同住宅の窓先空地の不足などがその要因ですが、活用したいという意思があったけれども、そのうちの3分の1の物件は残念ながら建物の欠格から活用できないという結果でした。

(質問⑪)

このように活用したい意思があっても、実際には活用できないというケースが大田区においてもかなり多く出てくるのではないかと思いますが、大田区の状況はいかがでしょうか。


<回答⑪:まちづくり推進部長>

安全面の問題で活用が難しいと判断する場合も想定されますが、大田区では、法令違反を除きできるだけ柔軟に対応できるよう努めているところでございます。

これまでのところ、全く活用できないと判断した物件はございません。

いずれにしても、課題があれば、相談やマッチングの段階で適切なアドバイスを行い、コーディネートしてまいりたいと考えてございます。


 

また、マッチング対応をした26物件のうち、8物件は最終的に不成立になったとのことで、その要因は家賃の折り合いやコスト面・心理面での負担、家族の反対などでした。

お金のないNPOであればなるべく安く借りたいけれども、貸す側も地域貢献のためとはいえ、ある程度の家賃は期待するのではないか、ここがマッチングの難しさではないかと分析されておりました。 

さらに「空き家にしていてもオーナーは困っていない。」という現実問題があるとのことです。

まだ大田区は事業が始まって半年でありますが、

(質問⑫)

まずは登録件数を増やしていくこと、さらに活用可能な空き家数と活用したい希望者数をバランスよく増やしていくことが、大きな課題ではないかと思いますが、大田区の認識はいかがでしょうか。


<回答⑫:まちづくり推進部長>

相談件数においても登録件数においても、提供者よりも利用希望者の方が多くなっているのが現状でございます。

これは、空き家の所有者にも様々なご事情があって、空いていれば必ずしも提供できるとは限らないことと、また利用希望者は区外の方も含め広く受け付けているためであると考えているところでございます。

委員ご指摘のとおり、マッチングを行っていくためには、活用可能な空き家と活用したい希望者数をバランスよく増やしていくことが課題と捉えてございます。

特に、活用可能な空き家の登録数を増やすことが必要と考えているところでございます。

そのため、空き家の所有者のご事情・ご希望について、できる限りきめ細かく対応し、登録に結びつけられるよう取り組むとともに、引き続き広報に努めまして、周知を図ってまいりたいと考えてございます。


 

登録件数は待っていれば増えていくという単純なものではなく、増やしていくという努力が必要です。

特に空き家の所有者への積極的なPRを行い、マッチング事例紹介などでより多くの空き家の有効活用と地域貢献を果たしていかれることを要望いたしまして次の質問に移ります。

 

呑川のユスリカ対策について、また質問・提案させていただきます。

この議場をはじめ、さまざまな場面で何度もこの問題を取り上げさせていただいておりますが、呑川沿いに5台のユスリカ捕虫器が設置されました。

(質問⑬)

その後も新たな捕虫器を設置して、試験を実施されておりますが、その状況についてお聞かせください。


<回答⑬:都市基盤整備部長>

ユスリカ捕虫器につきましては、既存の5基に加え、本年度、区内の企業のご協力を得て、試作器を設置いたします。

試作器については、今後ある程度の試用期間を経たのちに、既存器との比較をしてまいりたいと考えております。


 

昨年、呑川周辺にお住まいの方から、興味深いある貴重なお声をいただきました。

それは、「長年住んでいてわかったのですが、桜が咲いている時には、ユスリカは蚊柱を立てないようです。ご存知でしょうか。」といった声であります。

本当かどうか、早速、この言葉を確かめてみようと、今年の春、桜が咲く時期の前後に何度も呑川沿いをパトロールいたしました。

今年は桜の咲く前から、かなりユスリカが発生して、その繁殖活動である蚊柱を立てていましたが、私が確認したところでは、桜が咲きはじめると蚊柱を立てている姿を目にしなくなりました。

もしかしたらユスリカそのものが発生していないのかとも考えましたが、橋の上からは河川の上を飛んでいるユスリカを目にしました。

今年は雨が降って桜が早く散ってしまい、調査するには十分な期間が得られなかったこと、またあくまでも私個人の目視であるので確かなものではありませんが、桜の香りか何かの成分が、ユスリカの繁殖活動である蚊柱を立てるという行動を減退させる効果があるのかもしれません。

(質問⑭)

ぜひ来年の桜の咲く時期に、この桜の開花とユスリカの繁殖活動である蚊柱発生の関係を調査していただきたいのですがいかがでしょうか。


<回答⑭:都市基盤整備部長>

ユスリカの卵は河床の藻に付着することを確認しておるところでございます。

これを除去するため、呑川の河床清掃を年間43回実施しております。

特にユスリカが多く発生する春から秋にかけ、ほぼ毎週実施しているところでございます。

本河床清掃とユスリカ捕虫器によるユスリカ対策を継続するとともに、委員からご指摘いただいた桜の開花とユスリカの発生についてもこれまでと同様に他の市区町村また研究機関との情報交換など、調査を重ねてまいりたいと存じます。


 

呑川の下流域になる蒲田の地域では、毎年5月、端午の節句の時期に呑川に鯉のぼりを掲げるイベントが実施されております。

呑川の上流域でもこのような鯉のぼりを掲げるイベントを行ってはどうか、そして、ユスリカ対策と兼ねた企画を立てて、他にもいろいろな取り組みができるのではないかといった区民の方からの声をいただきました。

春は先ほどの「桜」に関するものが考えられます。

5月は「鯉のぼり」、7月は「七夕飾り」、10月は「ハロウィン」、12月は「クリスマス」といろいろアイデアが浮かんできます。

また、石川町の2丁目、石川台中学校の前は大田区内でも数少ない河川の両側に桜が咲く場所でありますが、この桜の木の枝にユスリカが引き寄せられるという青い光、青色LEDを設置して河川の中にユスリカを集めてしまうことはできないものでしょうか。

これが実現すれば、昨年の冬にお隣の目黒川で話題となった「青の洞窟」のようで素敵ではないかと思いますが、

(質問⑮)

このような地域の活性化と絡めたユスリカ対策のイベント、四季折々の季節に応じたアイデアを地域住民や区民から募ってみてはいかがでしょうか。


<回答⑮:都市基盤整備部長>

呑川のユスリカ対策につきましては、河床清掃を実施するとともに捕虫器の改良などに取り組んでいるところでございます。

試作器の試験導入の機会をとらえ、ユスリカ捕虫器の説明を中心とした現地説明会を実施して、様々なご意見やご提案をいただきながら、一般区民の方でも参加ができる対策を他部局と連携をして考えてみたいと思っております。


 

最近では呑川周辺で「クモ」が出るとの声も聞いております。

こちらも現場の調査をしてまた改善に向けて取り組んでいただきたいと思いますが、地域住民との協働で、多くの自治体でも解決しきれていない「ユスリカ対策」に向けて、一歩一歩前進していくことを願っております。

私もさらに調査研究を進めて、また提案をしていきますので、よろしくお願いいたします。

ユスリカについて、専門書で調査研究を続けてまいります。

 

以上で、玉川ひでとしの質問を終了いたします。ありがとうございました。

玉川 英俊 @tamachan_ota
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