平成26年度 予算特別委員会 審査第7日②
平成26年度 予算特別委員会 審査第7日の3/19(水)、款別質疑「教育費」におきまして、
大田区総合体育館で続いている格闘技イベントの盛り上がりについて質問を行ないましたので、以下のとおり質疑の内容を掲載いたします。
(会派の持ち時間の余りがありましたので、急きょ質問するテーマとなりました。)
※写真クリックで、字幕付きのYoutube動画が見れます!
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残り時間がかなりありますので、スポーツ推進議員・格闘技担当として、大田区総合体育館の格闘技イベントについて触れてみたいと思います。
かつての旧大田区体育館は、プロレスの聖地、メッカと呼ばれ、多くのプロレスファンが足を運ばれた会場でもあります。
当委員会の資料一覧表<事務事業実績関係>の資料番号11の④、69ページの「大田区総合体育館の利用実績」の中の「主なイベントの来館者数」が載っておりますが、この中で目立ったところで、5月、8月、12月にボクシングのダブル世界タイトルマッチが3回行われております。
すべてが4000名を超える来館者数を記録しております。
この資料は、12月までの実績しか記録されていませんが、先月2月の11日には大田区総合体育館で初のキックボクシングの興行が行なわれました。
この興行では(ご存知の方も多いと思いますが)、私もレフェリーとしてお手伝いさせていただきリングに上がらせていただきました。
来場者数3700人という大盛況の興行でした。
この試合の模様は今週末22日の土曜日夜10時からTOKYO MXでテレビ放映されますので、ぜひご覧になってください。
また、3月6日木曜日には、新日本プロレスの興行が行なわれました。
今から42年前、昭和47年3月6日に大田区体育館でアントニオ猪木が新日本プロレスの旗揚げ戦を行ったことを記念する
「旗揚げ記念興行」ということで、毎年この記念興行は行われていたのですが、今回は大田区で平日にもかかわらず、当日券も完売する大盛況。
観衆4200人、超満員札止めとの公式発表の興行でございました。
さらに今週末22日、土曜日には、「長与千種プロデュース That’s女子プロレス」という興行が行なわれます。
かつてクラッシュ・ギャルズとして大活躍し、空前の女子プロレスブームを巻き起こした長与千種選手が一夜限りの復帰戦を行うということで、大変話題になっております。
この興行の中では、下町ボブスレーの実機展示と応援グッズの販売も行なわれるとのことです。
ボクシングのダブル世界タイトルマッチでは、内山高志選手と河野公平選手の2人の世界王者が「大田区総合体育館で防衛戦をやります」と、松原区長を表敬訪問されました。
2月のキックボクシングでも、タイの国技ムエタイで現地の王者になった石井宏樹選手と大田区出身・在住の日本王者緑川創選手が松原区長を表敬訪問されており、新日本プロレスでは大田区在住のKUSHIDA選手が、女子プロレスでも長与千種選手と、多くの格闘技の選手が松原区長を表敬訪問されております。
本日(区長が)いないので感想が聞けないのが残念ではございますが…
これは、イベントの宣伝、イベント前の盛り上げにつながるものと思いますが、大田区総合体育館そのものの宣伝にもつながっていることと思います。
(質問⑧)
このように、バスケットボール、バレーボールだけでなく、大田区総合体育館での格闘技イベントが盛り上がり、話題になってきていることを大田区として、どのように受け止めておりますでしょうか。
(回答⑧:社会教育課長)
大田区総合体育館は、区民がスポーツに親しむことにより健康で豊かな人生を楽しむことに寄与することを設置目的としています。
区民のみなさまにご利用いただく、「するスポーツ」とともにトップレベルのスポーツを観戦していただく「見るスポーツ」も充実させているという状況でございます。
ご指摘の通り、格闘技のイベントも多々開催されておりますが、これらのイベントはメディアの報道を通して、大田区総合体育館の認知後のアップにつながっている、ということや、多くの方々にご来館いただいて地域の活性化につながっている、といった効果もあるという風に考えております。
今後はこういったイベント開催については、区民のご使用や他のスポーツとのバランスを取りながら一層の施設の有効活用を図ってまいりたいと考えております。
ありがとうございます。
格闘技は、ショー的要素もありますが、「勇気を与える」という強いコンセプトがあると思いますので、ぜひともそのバランスの中でしっかりと格闘技というものも捉えていっていただきたいと思います。
格闘技関係者からは、羽田空港から近く海外の強豪選手を呼びやすいという、そういった声を聞きます。
まだまだ、さまざまな可能性を秘めている大田区総合体育館であると思います。
大田区民だけでなく、多くの人に愛される体育館になっていくことを願いまして、玉川英俊の質問を終了させていただきます。
ありがとうございました。