大田区議会議員  玉川 ひでとし (公明党)

いつも 明るく! たくましく!

平成26年度 予算特別委員会 審査第4日

地域振興 政策 産業振興 議会 / 2014年3月15日


平成26年度 予算特別委員会 審査第4日の3/14(金)、款別質疑「産業経済費」におきまして、
下町ボブスレーのロゴ使用・商品化の継続、プロジェクトのノウハウの継承、業界や地域を越えた新たな取り組みへの支援について質問・提案を行ないましたので、以下のとおり質疑の内容を掲載いたします。
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※写真クリックで、Youtube動画が見れます!

大田区議会公明党の玉川英俊でございます。3月2日、地域のみなさまに愛されてきた東急プラザ蒲田の屋上遊園地が閉園し、45年の運営に一旦幕をおろしました。
都内唯一の観覧車のある屋上遊園地ということで、メディアで取り上げられ、また昨年クリスマスに「週末アイドル」と呼ばれる女性アイドルグループ初主演のドラマのオープニングで、この観覧車が出てきたということで、一部のファンからもこの閉園を惜しむ声がインターネットで話題となり、閉園最後の一週間は、1万人以上の多くの来場者でにぎわっておりました。
「大田区のシンボル」が失われることは、さびしいものがありますが、秋のリニューアルで、また再開することを願っております。
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それでは、新たな「大田区のシンボル」である「下町ボブスレー」について、昨年に引き続き、質問させていただきます。
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ご存知のとおり、大田区の町工場のみなさんが職人魂で作り上げた下町ボブスレーがソチオリンピックで使用されなかったのは本当に残念でなりませんでしたが、世界へ挑戦するその姿は、さまざまなメディアで取り上げられ、モノづくりのまち大田区が全国に知れ渡ったことと思います。
東京ビッグサイトでの初披露をはじめ、大田区内のイベントでの展示やトークショー、フラワーアーティストとのコラボレーションによる展示会、科学技術館での夏休みの長期展示、渋谷スペイン坂での応援イベントなど、本職と並行しながら町工場のみなさんが地道な広報活動を数々積み重ねられ、このような盛り上がりを見せたのではないかと思います。

この下町ボブスレーの挑戦する姿をモデルに「黒鉄(クロガネ)ボブスレー」というコミックも描かれ、NHKでもテレビドラマ化され、明日第三話の最終回を迎えます。そのあとも深夜0時から「走れ、世界へ 下町ボブスレー」とのドキュメント番組も放送されます。
ぜひご覧になってください!
そのNHKのドラマの中で、ボブスレーをイメージした揚げパンが登場しますが、下町ボブスレーの応援グッズも、いま私がつけているピンバッチやストラップ、スィーツ、日本酒、巻き寿司、チョロQなど、ロゴの使用や形を似せたグッズが大田区内で販売されました。

でもまだまだ商品化できそうなもの、お土産にできそうなものはあると思います。そこでお伺いいたします。

(質問①)
下町ボブスレーのロゴの利用・商品化のガイドラインによりますと、利用期間は平成26年2月末、おそらく、ソチオリンピックの終了までと設定されていたようですが、4年後の平昌(ピョンチャン)オリンピックを次の目標として新たな挑戦を始められております。
そこで、このロゴの利用・商品化の期間を延長して、応援を継続していくべきではないかと思いますがいかがでしょうか。



(回答①)
下町ボブスレーのロゴについては、「ロゴを使って下町ボブスレーを盛り上げよう」と金融機関、商店を始め66団体の方にご利用いただいています。
現在、ロゴ利用に関する要綱を見直し、利用期間を更新するよう手続きを進めています。



2月23日、大田区産業プラザPiOで開催された大地を守る会のオーガニックフェスタに下町ボブスレー2号機の展示がされておりましたが、メインステージにて熊本県の人気のゆるキャラ、”くまモン”が登場し、その想像以上の人気に驚かされました。

(質問②)
この”くまモン”のように、下町ボブスレーのロゴの使用・商品化も区内の企業・団体に限定せず、全国に広げてはいかがでしょうか?



(回答②)
ロゴの使用に関しては、下町ボブスレーと共に大田区の様々な魅力を全国にPRしていくというスタンスで取り組んでいます。



書籍に関しましては、下町ボブスレーネットワークプロジェクトの細貝淳一委員長による「下町ボブスレー 東京・大田区、町工場の挑戦」。
大田区の中小製造業の取材、執筆を続けられ、大田区政特別功労者でもある奥山睦先生による「下町ボブスレー僕らのソリが五輪に挑む-大田区の町工場が夢中になった800日の記録」。
そして、ノンフィクションライター伴田薫さんの「下町ボブスレー 世界へ、終わりなき挑戦」といった3冊の本が発刊され、その舞台裏の姿なども、多くの人に知れ渡ることになると思います。
下町ボブスレーは、オリンピック出場・メダル獲得という高い目標と、「我々に作れないものはない」といった町工場の職人魂により、業界や地域をも超えた多くの人達を動かしてきましたが、規模は小さくてもこのような「ネットワーク」を生かした取り組みは、町工場だけではなく、区内の企業や商店をはじめ、地域の活性化など、さまざまな取り組みのモデルとして生かされていくのではないかと思います。
すでに下町ボブスレープロジェクトに関わったメンバーがキックスケーターのような「nbike(エヌバイク)」という新しい移動手段の乗り物を作るプロジェクトを立ち上げ、不特定多数の人がインターネット経由で財源の提供や協力を求めるクラウドファンディング方式で資金集めなど行っています。
この模様は、大田区のケーブルテレビのニュース番組「デイリー大田」やテレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」でも紹介されておりました。

そこでお伺いいたしますが、

(質問③)
下町ボブスレーの取り組みをモデルとしたノウハウの継承や、これから続くであろうネットワークを生かしたプロジェクトへの支援は、どのようなことを考えてますでしょうか。



(回答③)
下町ボブスレーのプロジェクトの最終目的は、大田区中小製造業が持つ高い技術力とネットワークカをPRし、航空・宇宙などの新分野に進出することで国内外のビジネス機会の拡大を図ることです。
忘れてならないのは、このプロジェクトは大田区の中小製造業の皆さんが自らが発案し、自らのネットワークを生かして活動していることです。その自主的な活動にメディアを始めとし、社会的注目が高まり応援の輪が広がったものです。この過程で、プロジェクトを構成する一つ一つの企業のやる気や発展につながっています。
区としても、ボブスレープロジェクト活動のPRなどを通じて、このような企業の自主的で熱意に満ちた取り組みがさらに発展するよう応援してまいります。



(質問④)
先ほど挙げました、下町ボブスレーの本を執筆された著者に中小企業庁から国の施策に反映させる中小企業の販路開拓について、意見を聞きたいとのヒアリング調査依頼が入ったとのことです。この動きに対してどう思いますでしょうか?



(回答④)
下町ボブスレーに対するヒアリングを通し、中小企業の販路開拓などの施策につながることは大いに期待するところです。下町ボブスレープロジェクトのようなネットワーク活動は、ものづくりにとどまらず、全ての業種に参考となるものと考えます。

区としても、機会を捉えて、広くPRしてまいります。



小さな町工場から、世界に挑戦した姿は多くの人に感動と希望を与えてくれました。
冬季オリンピックの終了とともに終わってしまうのではなく、これが大田区、そして日本を元気にさせたスタートであったと、後に語り継がれていくようになることを願いまして、大田区議会公明党、玉川英俊の質疑を終了させていただきます。
ありがとうございました。
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※おまけ
いままでFacebookに下町ボブスレーに関する写真をたくさん投稿してきました。
以下のとおり写真アルバムに整理してありますので、ぜひご覧になってください。
下町ボブスレー 大田区初公開
下町ボブスレー応援メニュー
下町ボブスレーあげぱん&タルティーヌ
下町ボブスレー寿司
下町ボブスレーいろいろ
札幌五輪ボブスレー